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ニューガンダムにプルツーが乗ってるんだけど 17

1 :通常の名無しさんの3倍:2010/10/23(土) 14:07:22 ID:???

まとめサイト(月光蝶氏編集)
ttp://axis2000.hp.infoseek.co.jp/log/new_pull/new_pull.html

前スレ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/x3/1233181285/

詳細は>>2-7あたり。

55 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/19(水) 04:28:52 ID:???
「あっ」「あぶないっ!」
壁際でシャアと並んでいたクエスが声を上げるのと、最前列でスクリーンを凝視していたプルが叫んだのは
同時だった。
まさにその数瞬後、ビーッという耳障りな警報と共に管制室のいくつかのスクリーンが赤く点滅し、管制室全体を染める。
「キュベレイmkU、撃墜判定です!」
トーレスが報告する。その声にかぶせるように怒気をはらんだようなアムロの声がスピーカーから響く。
「ファンネルに意識を集中しすぎだぞ!いつまでも同じ場所にいるな!」
ファンネルの猛攻の中から放たれたビームライフルの一発はキュベレイの胴体部分を直撃していた。
キュベレイのコックピットを映すモニターを見れば、プルツーが呆然としているのはヘルメットの
バイザー越しにも明らかだった。
「聞いてるのか、プルツー?!損害状況をリセットして訓練を続行しろ!」
「は、はい!」
赤く点滅していたスクリーンがリスタートを表示して通常状態に復帰すると、訓練にもかかわらず管制室に
安堵の空気が流れた。
そしてキュベレイが再びオールレンジ攻撃を始めた数秒後、ふたたび警報が鳴り響き、管制室は赤く明滅する。
「キュベレイmkU、撃墜判定です・・・。」
トーレスが先ほどとまったく同じ報告を、申し訳なさそうに告げた。


56 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/19(水) 04:31:38 ID:???
「一直線に動いてはどんなに速くても回避にはならないぞ!もう一度!」
「はい!」
再びシステムがリセットされる。メインスクリーンではキュベレイのバーニア炎が弧を描き、
ファンネルたちも蜘蛛の巣をもう一度織り始めた。
・・・
「右肩に被弾、小破です。・・・胴体に被弾、撃墜です。」
「メインバーニアに被弾、大破です。・・・胴体に被弾、撃墜です。」
「胴体に被弾、撃墜です。」
静まり返った管制室にトーレスの声だけが通り抜ける。コウですら一言もしゃべらない。
キュベレイが何回撃墜されたのか、もう数える者もいなかった。
スクリーンの中のキュベレイは直進し、急旋回し、停止して、急発進する。
見ている人間にはプルツーの必死さが痛いほどわかった。
それでもνガンダムのビームライフルからは逃れられなかった。


57 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/19(水) 04:42:26 ID:???
それどころか、逃げることに必死になりすぎて、ファンネルの攻撃が散発的になる。
「ファンネルはどうした!相手を自由にしすぎだぞ!」
回避の負担が減ったアムロは攻撃の手を強めていく。キュベレイは前にも増して、
スクリーンの中を気が狂ったように逃げ回る。それでも逃げられない。逃げる先、逃げる先で被弾する。
見ている者の目には、まるでキュベレイが自分からビームライフルの光に当たりに行っているように見え始めた。
スピーカーからはアムロの怒声が響き続ける。その全てにプルツーは訓練生らしく返事を返す。
「はい・・・、はい・・・、はい・・・。」
だがその声には力も生気も無かった。気弱な返事がこわれたレコーダーのように繰り返される。
あのプルツーがこんな声を出すのかと、誰もが思うような声だった。
いまにも、泣き出しそうな声だった。


58 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/21(金) 18:02:28 ID:???
支援になるか分からないけど、保守

59 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/23(日) 05:54:55 ID:???
おお、SS投下来てた
読み応えたっぷりの力作で嬉しい、乙であります

60 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/23(日) 08:53:59 ID:???
キッカには見慣れた光景だった。
ホワイトベースで地球から宇宙に戻ったあとは、アムロが出撃すればいつもこんな感じだった。
宇宙空間に次々と爆炎の花が咲く。それを背丈の何倍もあるブリッジのガラス越しに見ていた自分。
「ガンダム、リックドム撃破です!」
オスカーとマーカーの報告にあわせてカツとレツと3人で声を合わせて叫んでいた。
ひとーつ!ふたーつ!みっつぅー!
戦場の数え歌だった。
じゅうななー!じゅうはちぃー!
楽しかった。ジオンのモビルスーツが全滅したり、撤退を始めたりするとつまらなかった。
“どうしてジオンはもっとたくさん来ないの?わたしもう百まで数えられるんだから!”
ホワイトベースがやられるとは考えもしなった。アムロが全部倒してくれると思っていた。
アムロはまさにホワイトベースのヒーローだった。本当に、憧れだった。
そんな記憶に微笑みながら、子供だった、残酷だったとも思う。
あの光のひとつひとつが人の命だということには思い至らなかった。
でも今は、相手のことを考えてしまう。
いま、プルツーはどんな気持ちでいるのだろう?


61 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/23(日) 08:56:11 ID:???
「プルツーさん、かわいそう・・・。」
アナ姫が顔を曇らせて声に出した。キッカも同意見だった。ほかの少女たちも表情は暗い。
「アムロ、やりすぎだよ!もうやめさせてよ、大佐!」
クェスが隣のシャアにかみつく。シャアは黙ってスクリーンを見続けて、それを無視した。
管制室の軍人たちにはまた違った感想があった。
アムロのやっていることは新兵訓練としてはごく普通のことだ。とくに厳しいとは思えない。
軍隊の訓練では大の男が泣いても珍しくもない。声を上げて泣くようなことは無かったにしても、
涙を流しながら訓練を続行した思い出は軍人なら当たり前のものだ。
ただその相手が年端も行かない少女だということが複雑ではあった。
アムロの行為が正当か不当か、結論を出せずに居心地の悪い思いをしていた。
「プルツーはかわいそうじゃないよ!」
そう叫んだのは、プルだった。


62 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/23(日) 09:00:59 ID:???
メインスクリーンに一番近いところにいたプルは、振り返って言った。
「だってアムロ、本気だもん!いつもみたいに子供扱いじゃないもん!
 それは・・、それはプルツーは泣いてるけど、あれは自分が上手に出来ないからで、
 情けなくって、アムロに申し訳なくって泣いてるけど・・・。」
特別な二人の間には感応するものがあるのか、それとも人間としての自然な共感か、
プルは両目の涙を手のひらでぬぐって続けた。
「だけどアムロが真剣だから・・・、アムロが本気だから・・・、
 プルツーもっとアムロのこと好きになってる!」
プルがそう言うならその通りなのだろうな、とその場にいた全員が思った。
何せ二人の絆は他人には想像に余る。プルは独り言のように続けた。
「プルツーはいいなぁ・・・。大人扱い、いいなぁ。ずるい!アムロずるい!プルツーずるい!」
何か怒りがこみ上げてきたプルは、視界の中に壁際のシャアを見つけた。
「いいもん!私はシャアにやってもらうもん。」
そう叫ぶとプルは管制室の人波を真っ直ぐにかきわけて、シャアの胸に飛びついた。
「シャア!私を大人にして!」
 


63 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/23(日) 22:54:17 ID:???
既に完結させたものを少しずつ投下しているのか
それともリアルタイムで書きながら投下しているの?

64 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/24(月) 01:38:04 ID:???
>>59
ありがとうございます。
長すぎて読みづらくないですか?

>>63
まだ完結はしていません。
Wordである程度書いて、その都度投稿しています。

小説など書くのは初めてです。
超過疎スレだと思ったので(失礼)、
試しに書いてみようかなと思って始めました。
こんなに早くバレるとは思ってませんでした。

前スレなどを見ると通し番号などを入れて
完結をわかりやすくしているようですね。
何かルール違反やご迷惑をおかけしているようでしたら指摘してください。

65 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/24(月) 02:18:36 ID:???
どうなんだろ
個人的にはもうちょっとまとめた方が良い様な気もするけど
過疎気味だし
ある程度書いて、その都度投稿 ってのはよくあるスタイルだと思うし
題名か作者名やトリップがあると色々問題が起きづらいと思う

というかシャアがヤバいw

66 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/25(火) 09:45:14 ID:???
過疎ってるから投下があるだけでもありがたいです、騙り防止にトリップ付けてくれれば言う事なし

67 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/27(木) 00:35:45 ID:???
プルの発言と行動に管制室は静まり返ったが、人々の反応は2つに分かれた。
凍りついた者たちと、戦闘体制に入った者たちと。
“破廉恥な真似をするようなら、この場で殺す!”
ハマーン・カーンは自身から溢れ出すプレッシャーをかろうじて抑えた、つもりだった。
だがギュネイは突然の息苦しさを感じていた。
・・・
シャアの胸に抱きついたプルだったが、シャアの胸は腕を回すには広すぎた。
ずり落ちそうになったプルは、シャアの首に両腕をからめなおした。
そして自らの体を引き上げるとシャアの眼前で
「ね?」
とかわいらしいおねだりの表情を見せた。


68 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/27(木) 00:40:46 ID:???
誰もがシャアの暴発を予想していた。だがシャアは少し微笑むとプルの両腕を首から外し、
「私はアムロ大尉のようには教えられないよ。アムロ大尉が戻ってきたらお願いするといい。
 きっと、君とだって真剣に向き合ってくれる。」
そう言いながら、プルをゆっくりと床に下ろした。
その声は優しく、紳士的で、大人の男性を感じさせる余裕と深みがあった。つまり、セクシーな男の声だった。
プルはシャアにあの“キュンキュン”を感じた。そのことに驚きながら、黙ってシャアの顔を見上げていた。
室内の少女たちも、少し頬が熱くなるのを感じた。
ハマーンはプレッシャーを抑える努力を放棄した。と、いうよりも我を忘れた。
全身の毛を逆立てて、シャアをにらみつける。
“その声を、その目を、私以外のものに向けるなどと!”
ギュネイは全身にいやな汗をかき、めまいと吐き気を感じた。
それは立っていられない程になり、床に両手両膝をついてしまった。


69 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/27(木) 00:43:52 ID:???
「いいじゃないか、クワトロ大尉。カミーユだって貴方にああやって鍛えられた。」
管制室を取り巻くプレッシャーにまるで気付かずに、ブライトが能天気に言った。
「艦長・・・。よしてくれ、私は何もしていないよ。」
シャアはそう否定すると、ギュネイがコウらに介抱されるのを横目に見ながら
「それより、発進デッキにサザビーを用意させてくれ。
 あの子は推進剤を使いすぎだ。あの調子ではもうじき無くなる。
自力では帰って来れんだろう。回収に出る。」
と告げた。その落ち着いた声は、ハマーンのプレッシャーなど存在しないかのようだった。
「そんなことアラート任務の連中にやらせれば・・・。ああ、そうだな、頼む。サエグサ!」「了解!」
気圧されるようにブライトが指示を出すと、サエグサはデッキクルーと連絡を取り始める。
シャアはブライトに礼を言うと、管制室を出て行った。
シャアが去ると誰ともなくため息が漏れて、魔法が解けたように管制室は弛緩した。


70 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/27(木) 00:45:36 ID:???
「あいかわらずだのう、シャアは。」
大きく息を吐くと、ミネバはそう言った。
「普通にしておれば眉目秀麗な貴公子じゃ。あれに優しくされるのは十代の少女には劇薬じゃな。」
プルはまだドアを見ながらキョトンとしている。それを見てミネバはかたわらのハマーンに続けた。
「ハマーンも十代のときにあれをやられたのだろう。無理もない。」
「はぁ・・・。」
何がだ!と突っ込む気力もなく、肩を落としたハマーンは疲れ果てた表情で応えた。
先ほどまでの凛とした態度も周囲を圧するプレッシャーも消えうせていた。
「だが心配するな、ハマーン。余は臣下の物を横取りするような暗君ではないぞ。
 シャアは貴様にやろう。そのかわり、余はアムロを貰うぞ。」
自らの寛大さに満足したようなミネバに、ハマーンはやはり疲れた返事しか出来なかった。


71 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/27(木) 00:47:55 ID:???
管制室での一騒動をよそにキュベレイとνガンダムの訓練は続いていた。
しかし、キュベレイmkUの動きに異変が起きた。予想されていた異変ではあったが。
「キュベレイmkU、メインバーニアの推進剤、切れました!」
トーレスがテレメトリーを読み上げる。スクリーンのキュベレイはサブバーニアを全開にして制動をかけている。
しかし、最大戦速まで加速していた機体は、サブバーニアでは止まりきれなかった。
そのうち、サブバーニアの推進剤も切れた。そのあとは、あらぬ方向に一直線に飛び続けるだけだ。
νガンダムからの射撃はもう無い。νガンダムはキュベレイmkUに向かって加速していた。
「サザビー、出るぞ。」
静かな宣言と共にスクリーンに一条の光芒が走る。カタパルトの力にサザビーの推進力を加えて、
ゆるやかな弧を描きながらキュベレイの行く手を目指す。その光はスクリーン上のどの光よりも速かった。
「赤い・・・、彗星・・・。」
誰かがつぶやいた。


72 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/27(木) 22:46:02 ID:???
ギュネイがとんだとばっちりw

73 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/28(金) 21:32:10 ID:???
SS支援w

74 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/30(日) 00:54:27 ID:???
前スレ982で無くなった

プルにおねだりされてスルーできる男がいるのかと(ry

75 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/30(日) 19:54:53 ID:???
>>74
残念、埋めないうちに消えたか・・・

このシャアなんかカコイイぞ。
SSの人がんがってくだちい。

76 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/31(月) 01:08:05 ID:???
「姿勢制御も出来んとはな。」
シャアはキュベレイmkUを視認すると、そうつぶやいた。
目の前のキュベレイは時折スラスターを噴出しては、進行方向とは無関係にくるくると回転している。
操縦席ではプルツーがサイコミュシステムと格闘していた。
サブバーニアの燃料切れのわずかなタイミングのずれがキュベレイに回転を与えてしまった。
いつもなら考えるだけで自在に操れるキュベレイが、各部のスラスターを噴出するたびに
どこかのスラスターが推進剤切れのエラーメッセージを表示して、意図した挙動を行わない。
エラーメッセージと推進剤を浪費しながら、結局プルツーは回転を止められずにいた。


77 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/31(月) 01:09:19 ID:???
「サイコミュ頼りの操縦しか知らなければ、こんなものか。」
シャアはジェスチャーでスラスターの噴射をやめるように伝える。
キュベレイが噴射を止めたのを確認すると、シャアはサザビーをキュベレイの回転にあわせて接近させる。
相対角速度をほとんどゼロにしたサザビーは、キュベレイの腰に腕を回して機体を密着させた。
2機のモビルスーツは密着して廻り続ける。
星空のワルツ。
キュベレイのコックピットでプルツーはほとんど衝撃を感じることはなかった。
サザビーのスラスターで2機の回転をゆっくりと止めながら、シャアはプルツーに話しかけた。
機体の接触による“お肌のふれあい通信”だ。
「プルツー、よくがんばった。サザビーにリンクしてスラスター燃料の残存状況を教えてくれ。」
プルツーはその声の優しさに緊張した。
「はい、すいません、総帥。」
プルツーの謝罪は無視してシャアは送られてきたデータを読む。
“右肩と両足にこれだけ残っていれば十分だな。”


78 :通常の名無しさんの3倍:2011/01/31(月) 01:10:16 ID:???
キュベレイの機体状況を確認すると、シャアはメインバーニアを使ってアクシズとの相対速度をゼロにした。
そうしてからキュベレイの正面をアクシズに向けると、
「よし。キュベレイをアクシズ方向に押し出すぞ。着艦デッキから少々ずれるかもしれないが、
 スラスターで軌道修正してみなさい。アムロ大尉が君に教えたかったのはそういうことだ。」
「はい・・・。」
シャアは通信を切り替える。
「ブリッジ、サザビーだ。キュベレイを帰還させる。2分ほどで到着すると思う。
 万一にそなえてモビルスーツを待機させておいてくれ。」
「ブリッジ了解。」
通信を終えるとシャアは、キュベレイの背中を押しながらサザビーをゆっくりと加速させた。
2機の赤いモビルスーツはアクシズに向かって加速していく。
「さあ、もうひとがんばりだ。気をつけてな。君なら出来る。」
「はい、すいません。」
返答はしたものの、サザビーの手は既にキュベレイから離れ、通信も切れていた。
全方位モニターの中で、νガンダムがサザビーへ近づくのが見えた。


79 :通常の名無しさんの3倍:2011/02/01(火) 03:41:12 ID:???
キュベレイを押し出すと、サザビーは減速してνガンダムを待った。
しばらくして到着したνガンダムはシールドでサザビーに触れる。“お肌のふれあい通信”だ。
「どうしたんだクワトロ大尉?キュベレイの回収は俺がやるつもりだったのに・・・。」
「おとなげないな、アムロ大尉。白い悪魔が子猫を追い立てるなど・・・。」
「・・・本気でやらなければ、意味が無い。」
返答は無く、しばしの沈黙があった。アムロにはシャアが何を考えているかはわかっていた。
サザビーの右手にはビーム・ショット・ライフルが握られている。キュベレイの回収に必要なものではない。
「・・・さらにやるようになった、“ガンダムのパイロット”!!」
「シャアめ!!」
赤と白。
2機のモビルスーツは弾かれあうように距離をとった。


80 :通常の名無しさんの3倍:2011/02/01(火) 03:41:56 ID:???
“始めたか。”
管制室のハマーンに驚きは無かった。模擬戦とはいえガンダムの戦いを見て、あの男は我慢出来なくなったのだ。
ガンダムと戦うことしか考えられなくなって、先ほどは素のままの自分をさらけ出していた。
普段なら考えられない失態だ。
“地球圏全てを手にできた男が、あんな男一人にこだわって!”
ハマーンの怒りは失望か、嫉妬か。
ミネバはその形相を横目に見て、
“ガンダムを見る目は恋敵を見る目じゃな。”
などと考えたがさすがに口には出さなかった。


81 :通常の名無しさんの3倍:2011/02/01(火) 03:44:37 ID:???
距離をとったνガンダムとサザビーは、お互いに不規則な軌道を取っている。
しかし一方が止まれば一方が急加速をしたり、共に小さな弧を連続して描いたり、
2つの光点の動きは不規則な中に調和のようなものが感じられて、見るものを魅了した。
νガンダムのコックピット画像は先ほどの模擬戦から継続して管制室のスクリーンの1つに映し出されている。
その中でサザビーの光点がライフルの照準から逃げ回る。
目で追うことすら困難なサザビーの動きを、ビームライフルの照星は追い回し、先回りする。
それでもロックオンできるのは一瞬で、射撃にまでは至らない。
「す、すげぇ・・・。」
キースが声を漏らす。サザビーの動きも圧巻だが、それに照星を追随させるアムロの技量。
それが常軌を逸しているのは“νガンダムも同様の回避運動を行っている”からだ。
自分が動けば当然、照準もずれる。
アムロがやっていることは、体操競技をしながら指先だけは会場を飛び回るハエを指し続けるがごとき芸当だった。
「でも・・・、きっとクワトロ大尉も同じことをしている。
 そうでなければアムロ大尉が動き回る意味が無い。」
コウは目の前の戦いのレベルに震えていた。


82 :通常の名無しさんの3倍:2011/02/08(火) 02:00:31 ID:???
保守

83 :通常の名無しさんの3倍:2011/02/09(水) 22:32:31 ID:???
    r〜〜'、
   (ハ^^^サ,)
   (・д・;ツ   僕がチャーミング過ぎるから話題にならないんだね…
    し, と ヽ 
   (,_(,_,、_)

84 :月光蝶:2011/03/15(火) 00:07:02.29 ID:???
皆、息災であられますか?

85 :通常の名無しさんの3倍:2011/03/26(土) 19:09:18.29 ID:+qU0cSrM
スパロボA!?

86 :通常の名無しさんの3倍:2011/03/29(火) 09:38:44.30 ID:???
何人かは死んだ。日本の人口の0.05%は死んだんだ

87 :通常の名無しさんの3倍:2011/05/26(木) 21:34:15.30 ID:???
ほしゅする?

88 :通常の名無しさんの3倍:2011/06/07(火) 00:00:28.13 ID:4Fra/5c9
アナ姫「ほしゅだと言ってよ…、バーニィ…」

89 :通常の名無しさんの3倍:2011/06/12(日) 20:29:44.56 ID:???
「ハマーン、なんでそんなにカリカリしているんだ」
先程部屋に戻ってからのハマーンは明らかに様子がおかしい、プルツーは気になって声をかけた
「カリカリなどしていない!」
そうは言ったが明らかにカリカリしている
「あいつ等が関係しているのか」
プルツーの言うあいつらとは休戦協定を結びに来たエゥーゴの事である、今はゲストルームに集められているはずである
その交渉事はハマーンが少し席を外した事で中断された
「くっ、違う、奴らなど関係ない」
そう落ち着いたふりをしてもプルツーには容易に何かに怒っているのがわかった
いったい何がいけなかったのかはわからなかったが、中にいるニュータイプの誰かがいけなかった
そういうのは想像できた
ハマーンの古い知り合いの感じがするクワトロとかいうサングラスのやつか
カミーユとかいう、妙な感覚のする奴か
はたまた、そのサングラスの横で親しげに意見交換していたアムロとかいう奴か
「くぅ、シャアもシャアだ…」
先程からずっとだ、何度もシャアがシャアが、と呟いている
だいたいシャアって誰だよ?と、プルツーは頬杖をついた
「なぁ、ハマーン」
「なんだ?」
なんだか怒られるような気がしたがプルツーはこのままでは永遠に話は進まないと感じ思い切って切りだした
「あいつらの中に気になる奴でもいるのか、私が捕まえて来てやる」
そう、捕まえて、ハマーンと1対1で対話させ、問題を解決さえすれば話は進めることが出来る、ような気がした
しかし、それを聞いたハマーンはふっと息を吐くと近くにあった椅子に座り背もたれにもてかかる

90 :通常の名無しさんの3倍:2011/06/12(日) 20:39:29.33 ID:???
「プルツー、お前は私が何に怒っているかわかるか」
わかるはずもない、即答しようとも思ったが、そうあっさり答えるのもどうかと感じられた
少し考えたふりをして
「奴等の感覚が気にいらなかったのか」
こんな風に言えば大抵のニュータイプはそうだ、と答えるとプルに教えてもらった気がする
「いや、シャアの態度が気にいらん」
シャア?またシャア?シャアって誰だ、そんな奴いたか?プルツーはひっそりと混乱した、しかし、それを悟られるのはなんだか癪な気がした
「あのサングラスの男だよ」
何も答えないプルツーにハマーンが言葉を進める
「おのれ…シャア、目の前に私がいるというのに、あんな男と話しをして…なんで」
プルツーにはよくわからなかった、というより、もうハマーンは私に話をしているのか、自分に言い聞かせているような感じもした
「くそっ、私は地球から離れすぎたのか、だからシャアは私では無くあんな男と」
男女の情事の話か、それならこの前グレミーの部屋で男とおんなのABC、という本を読んで少しはわかる、ような気がする、いや、やっばりよくわからなかった

91 :通常の名無しさんの3倍:2011/06/12(日) 20:57:03.16 ID:???
「わかった、私に任せろ!」
プルツーは窓際の席から勢いよく立ち上がる
「なに、どうするつもりだ!!」
普段は絶対に頼ろうとしないはずのハマーン、しかしこの時だけはなぜかプルツーに期待の眼差しを送っていた
「あのアムロとかいうのが邪魔なんだろ?私があいつを引き寄せてやる」
スッとハマーンは立ち上がった、その顔はいつもの自信に満ち溢れたものに戻っていた
「よかろう!私はシャアと、お前は奴を相手に…いや」
ここで、ハマーンは僅かに熱くなった心を冷静にさせた
今、仮にアムロの相手をしろ、そう伝えればプルツーはキュべレイで本気で襲い掛かっていくのではないか
もしそうなれば当然シャアとその他大勢はアーガマに帰る、さらにアクシズとの関係が悪化し
シャアは二度とこのアクシズには近付かないのではないか、最悪のシナリオが一気にハマーンの頭をよぎる
「いや、待て!」
ここは言葉を選ばねば、とにかく、誤解を招かぬ言い方があるはず
奴をひきとめろ、奴を楽しませろ、奴を近づけさせるな、etcetc
ハマーンは頭を抱えた、駄目だ、どれを言ってもプルツーはアムロ・レイを襲うのではないか、とそう感じた
そうなれば最悪のシナリオに本格的に突入してしまう
だがその時ハマーンは究極の言葉を閃いたのであった!

「よし!プルツー!!あのアムロ・レイとしばしデートしていろ」


「安心しろ、いくら使ってもいい、経費はアクシズ持ちだ!」
「一番いいレストランを用意しておかせよう!」

ハマーン・カーンとは思えぬまさかの発言であった…
愛は人を盲目にする、ハマーン・カーンとて例外では無かったようである

92 :通常の名無しさんの3倍:2011/06/13(月) 16:45:40.65 ID:???
なぁ>>1のまとめサービス終了で見れないわけだけどどこか他でまとめてる所ある?

93 :通常の名無しさんの3倍:2011/06/14(火) 15:04:36.37 ID:???
>>92
>>30

94 :通常の名無しさんの3倍:2011/06/15(水) 09:38:26.07 ID:???
>>93
ありがとう!

こんな過疎スレでこんな早くレス貰えるとは…

95 :通常の名無しさんの3倍:2011/06/19(日) 08:53:54.72 ID:???
>>89-91
乙、さんざん規制とかで過疎ってるんでじゃんじゃん書いてください

96 :通常の名無しさんの3倍:2011/06/25(土) 13:25:48.46 ID:???
そういえばシャリアブル出てきたことあったっけ?

97 :通常の名無しさんの3倍:2011/08/16(火) 18:59:01.11 ID:???
>>96
このスレに?

前に過去スレ読んだときには出てこなかったと思うが。

98 :通常の名無しさんの3倍:2011/08/18(木) 17:29:49.09 ID:???
亡霊は出てきたことあったような

99 :通常の名無しさんの3倍:2011/08/21(日) 02:46:31.29 ID:o6hPLw5z
コワモテさんとダンディーさんとインド少女はあの世から遊びに来たね

100 :通常の名無しさんの3倍:2011/10/10(月) 15:50:18.57 ID:???
100ゲトして保守

101 :通常の名無しさんの3倍:2011/10/15(土) 11:06:20.15 ID:???
>>89-91
ハマーン様必死だなw

102 :通常の名無しさんの3倍:2011/10/30(日) 00:31:44.71 ID:???
すごい久々にシャア板来たけど、
かつて繁栄していたなりきり系スレが全滅してるところに妙な溜め息が出た。
あの頃は楽しかったなぁ…
男女問わずセクハラ質問も多かったけどそれはそれで

103 :通常の名無しさんの3倍:2011/10/30(日) 12:08:31.46 ID:???
|⌒⌒'、
|"メ""ミ)
|д▼ノ  誰も構ってくれない…
| ⊂)

104 :通常の名無しさんの3倍:2011/11/20(日) 12:13:21.88 ID:yTnCFLZZ
ZZに数十年粘着私怨している
数十年物ZZアンチ(アムロ厨・カミーユ厨・ウッソ厨・ユニコーン厨らしい)が荒らしております
下記への避難もお勧めします

★★★★★★★★★★★★★★★★★
したらば掲示板に、ΖΖの避難所を設置しましたので、こちらもご利用いただければ幸いです。

旧シャア板『機動戦士ガンダムΖΖ』避難所
http://jbbs.livedoor.jp/anime/9382/

★★ ゼロから語る 機動戦士ガンダムZZ Part33.5
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/9382/1321097857/l50

ΖΖ関連資料スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/anime/9382/1321099147/l50
★★★★★★★★★★★★★★★★★


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