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カナタン(笑)
- 1 :詠み人知らず:2010/09/22(水) 23:42:12
- 恋愛遍歴wと波乱万丈の人生を歌い上げる朝青龍似の歌人、カナタンについて語りましょう!
- 771 :2009-11-25:2010/12/05(日) 15:19:50
- 2009-11-25 06:22:30
ワタクシがソープ嬢に「転落」した理由(愛の遍歴編)
(略)
起きては子を虐め、働かない夫を殴り、殴り返され、憎みあう日々。
もう、疲れた・・・。
そんなワタクシの前に、颯爽と現れたのが、Oでした。
Oは歌人で、当時超一流のマスメディアに勤めていました。
そして・・・、Oは結婚していました。
最初にアプローチを仕掛けたのは、ワタクシでした。
歌会の際、Oにもらった名刺にメルアドが記してあったので、簡単なメールを送ったのです。
数回のやりとりの後、
「Oさんのお話、もっと聞きたいな(^O^)」
と送信したら、
「オジサンを、からかわないように(^_^;)」
と、返事が返ってきました。
「からかってないよ。本気だよ」
それが、壮絶な不倫の幕開け、でした―――。
- 772 :2009-11-26:2010/12/05(日) 15:20:53
- 2009-11-26 12:40:32
ワタクシがソープ嬢に「転落」した理由(壮絶不倫編)
テーマ:ブログ
こんにちはー、中川華奈です
最近、忙しくってコメ返信&メッセ返信遅れ気味でごめんなさいっm(u_u)m
お休みの日に、まとめてお返事しますので、待っていてくださいね★
「からかってないよ、本気だよ」。
そんなメールから始まったOとの恋に、次第にワタクシはのめり込んでいきました。
きっと、家庭がつまらなかったんでしょうね。
心の拠り所が欲しかったんです、きっと。
でも、それはOも同じで、心のどこかで寂しさを感じていたからこそ、私との関係を始めたのだと思います。
Oとは、毎日メールで他愛ない話や、真剣な文学談義や、きわどい話をしていました。
ワタクシは、Oの才能にすっかりしびれてしまって、Oの虜になりました。
自分でも、どうしてあんなに、Oに惹かれたのかわかりません。
これぞ「運命の恋!」といった感じ。
端正な横顔も、ちょっと天然が入った会話も、煙草を吸う仕草も、声も、指も、才能も、全部好き。
好きすぎて、Oに奥様がいることなど、頭からすっぽり抜け落ちていました。
「不倫」という自覚なんて、なかった。
だって、まだ、やましい事はしていないもの。
- 773 :2009-11-26:2010/12/05(日) 15:21:39
- そのうち、私は歌人ですから、Oへの恋心を短歌に詠むようになりました。
・姫と呼ぶ声の優しさ護られた記憶は永遠(とわ)にうすべにの雲
・庇護という安易ねたまし炎天にからからと咲く向日葵われは
・君の掌(て)のなかでほころぶ雛罌粟(ヒナゲシ)にあらねど我は我として咲く
これらの歌が結社誌に掲載された時、Oは、
「姫、ありがとう。感動した!」
と褒めてくれまして、この頃から彼に、「姫」もしくは「華奈」と呼び捨てにされるようになりました。
それと前後して、Oに食事に誘われました。
場所は、中野のCという喫茶店。
中野駅で待ち合わせをしていたのですが、現れたOを見て、すぐに気付きました。
結婚指輪、してない・・・。どうして・・・?
それは、今思えば、Oのせいいっぱいの「誠意」だったのかも知れません。
結婚してるかどうかなんて、今は関係なく、君と一緒にいたいという。
ワタクシは思いました。
「いつも、これからもずっと永遠に、結婚指輪、外してくれたらいいのに・・・」
これが、彼の奥様を意識した、初めての瞬間でした。
- 774 :2009-11-26:2010/12/05(日) 15:22:57
- 「今日は、華奈が好きな草間彌生の画集を持ってきたんだ」
そう、草間彌生をワタクシに教えてくれたのは、彼でした。
「これ、見て」
彼が、本の一ページを指差して、言いました。
「・・・なぁに、これ?」
銀色の、おびただしい突起物が、画集いっぱいに広がっています。
「男性性器、だよ」
「えっ!」
思わず、赤面しちゃいました。
どうして、そんなもの、見せるの・・・。
彼は、何を考えてる?
「今、シャルロット・ゲンスブールの、『レモン・インセスト』を聴いているの」
「ああ、あれは、本気で父娘で愛しあってるよねぇ」
「ええー違うでしょ。演出だよ、演出!」
「いや、あれは本気だよ」
「ウソー、違うと思うけどなぁ(^_^;)」
「姫、本気だよ、あれは」
- 775 :2009-11-26:2010/12/05(日) 15:24:12
- 本気だよ、本気だよ、本気だよ、本気。
・・・本気だよ、僕は。
そう、彼に言わせてみたい。
彼に、身体まるごと愛して欲しい。
わざわざ、男性性器を見せたのは、何かの暗喩?
ああ、彼に流されてく・・・。
二人の「関係」は、すぐに狭い歌壇の格好の「話題」になりました。
「君は、恐ろしい女だねぇ・・・」
ニヤニヤと笑いながら、大御所のS先生にからかわれたこともあります。
おそろしい?
いいえ、違うわ。
私たち、ただピュアな心で、愛しあっているだけなの。
ワタクシは、この恋に「自信」がありました。
誰が何と噂しようと、二人の関係は、永遠!
彼も、歌壇の噂に怯むことはありませんでした。
- 776 :2009-11-26:2010/12/05(日) 15:27:07
- こんなに、堂々としていた二人でしたから、彼の奥様に「異変」を察知されるのも、時間の問題でした。
「妻は、姫のこと知ってるよ」
「ええー、どうして?」
「当たり前だろ、バカ!(笑)」
「じゃあ、姫がおうちに行ったら、どうなるかなぁ?」
「おそらく妻は、出て行くだろうね」
「ふぅん・・・」
そっかぁ、もう、奥様にバレバレ、なんだ。
なのに、何も言ってこない奥様は、いったい何を考えているの?
「仕事で疲れて家に帰ってきても、妻は起こしてくれない」
そう、彼がこぼしていたけれど、本当かな?
もしかして、専業主婦だから、冷え切った家庭に必死ですがっているの?
…バッカ、みたい。
ワタクシは、彼の奥様に手紙を書くことを思いつきました。
用意したのは、ピンク色の便せん。
そこに、ひとこと、
「彼のこと、もっと大事にしてあげてくださいね」
と、最高に嫌味な文章を書きました。
- 777 :2009-11-26:2010/12/05(日) 15:28:23
- 「専業主婦のくせに、彼を大事にしないのなら、姫がもらうからね!」
そんな「宣言」も、暗に込めてみたつもりです。
…はぁ、ワタクシって、つくづく嫌な女ですねえ。
夫婦の絆や、彼の立場なんて、まったく考えもしない子どもでした。
手紙を投函した途端、彼の態度が急変しました。
明らかに、ワタクシを避けるようになったのです。
呼び方も、いきなり「中川さん」に変わりました。
そして、メールの返事も来なくなりました。
冷え切った家庭だったんでしょう?
さんざん、ワタクシや周囲に、こぼしていたじゃないの。
なのに、奥様に手紙を書いた途端、なにこの態度?
彼はただ、「恋愛ごっこ」がしたかっただけなの?
姫のこと、「遊び」だったの・・・?
ふざけんじゃねぇよ。
今さら、家庭になんて戻してあげない。
徹底的に、壊れるがいいわ!
怒りの権化と化したワタクシは、彼が忘れていった目薬や、数々の本や、タクシー乗車券を、彼の家に送り返しました。
宛名には、「親展」と書いて・・・。
- 778 :2009-11-26:2010/12/05(日) 15:30:22
- すぐに、彼から電話がかかってきました。
「何だよ! 『親展』って!」
「言葉の通りよ。あなたに開けて欲しかったから、そう書いたの」
「・・・君とはもう、つきあいきれないよ」
「・・・何よ、今さら」
「・・・別れ、よう」
「・・・・・」
それが、2001年5月の出来事です。
自分が惨めで、悔しくて、いたたまれなくなり、歌舞伎町のピンサロで発作的に働き始めたのは、8月でした。
それから数年後、彼の離婚と、依願退職が決まりました。
仕事を辞めて、離婚した彼とは、一時期また親密になりました。
でも、「やり直せる」と思っていたのはワタクシだけで、
「もう二度と、誰とも結婚しない」
と、彼に「最終通告」されてしまいました。
なのに・・・。
2008年のことです、あろうことか、ワタクシが散々恋愛相談していた、冴えない女友達と彼が、「出来ちゃった結婚」したのです!
- 779 :2009-11-26:2010/12/05(日) 15:34:04
- ねぇ、なんで「彼女」なの?
散々、あなたとワタクシの「関係」を知っていた人よ。
もしもあなたが、ワタクシにはとても叶わないほどの、素晴らしい女性と再婚したのなら、諦めるわ。
でも、彼女だなんて・・・。
しかも、子どもまでつくって・・・。
あり得ない、でしょ。
失意のワタクシに、さらに追い打ちをかけたのは、『歌壇』という雑誌に掲載された、彼の子を抱いた彼女の写真でした。
満面の笑みで彼の娘を抱いて、「勝利宣言」する彼女。
はっきり言って、汚いと思いましたね。
親友が、命懸けで恋していた男性と結婚するか? フツー。
・七年前の我と彼女が入れ替わる人形劇のごとき結末
何もかも忘れた顔をして、二人を祝福する友人たち。
陳腐すぎて、笑っちゃうわ。
・「歩」の字与えられたる彼の子を抱いて落として泣かせて去らん
ワタクシは歌人ですから、彼との「破局」も、短歌にして昇華するでしょう。
短歌が、ワタクシに残されていて、本当に良かった・・・。
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