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梓「唯先輩依存症」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 18:06:40.37 ID:bOjiEOwD0
代理

58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:34:48.49 ID:QdP6H3U40
唯先輩が指差した先は、いつか一緒にギターの練習をした河原だった。
いつのまにこんな場所に来てたんだろう。
気が付かなかった。

「でも、ここで何するんですか?何もすることないじゃないですか」
「うん、そうなんだけどね。もう一回、あずにゃんと二人でここに来てみたかったんだ」

唯先輩はそう言うと、私の手を引いて、以前の場所に私を座らせ、唯先輩も
私の隣に腰を下ろした。
それっきり、無言のまま、ただ時間だけが過ぎていった。

何か言わなくちゃ、と思いながら唯先輩の横顔をちらりと盗み見ると、唯先輩の表情は
どきんとするほど大人びていた。

あれ?唯先輩ってこんな顔、したことあったっけ?

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 21:39:02.71 ID:vUgXCxQGO
官能小説みたいなSSは嫌だよな、

こうなんていうか読むのは>>1だけで後は見ないんだよ。

60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:05:09.63 ID:QdP6H3U40
「ねえ、あずにゃん」

ふいに、唯先輩が口を開いて私を見る。
目が合った。
無意識のうちに、私は唯先輩から目を逸らしてしまった。

「あずにゃんは、私のこと、嫌いなんだよね?」

「……え?」

突然、それは本当に突然のことで。
私は驚いてしまい、何も答えることが出来なかった。
唯先輩は、前に向き直ると、言葉を続けた。

「私、知ってたよ。あずにゃんが私に抱き着かれるの嫌がってたの」

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:08:26.25 ID:cDM4ULP9P
○○した。○○だった。の連続が多すぎると、日記か読書感想文みたいになるから
文章の繋ぎ方を考えた方がいい

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:11:40.33 ID:QdP6H3U40
そんなことないです!
そう言いたいのに、声が出ない。
唯先輩の顔が、あまりにも真剣だったから。

「けど私はあずにゃんのこと、大好きだったし、あずにゃんに抱き着くことだって。
あ、今でも大好きだけどね」

だけど、あずにゃんは嫌だったよね?

唯先輩はそう言って、「ごめんね」と悲しそうに微笑んだ。
胸が締め付けられるような思いがした。

「でも良かったね、あずにゃん!私、もうすぐ卒業するんだから」

63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:22:53.96 ID:QdP6H3U40
唯先輩、違います!

「あずにゃん、やっと私から離れられるよ」

私は……!

「今までごめんね、それから沢山、色々してくれてありがとう」

待って下さい、唯先輩!

手を伸ばした。
届かなかった。
唯先輩は、振り向かずに行ってしまった。

私はその場所に一人、取り残された。

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:31:40.47 ID:QdP6H3U40
――――― ――

私は、唯先輩に依存しているのかも知れない。

抱き着かれることだって、唯先輩と一緒にいることだって、
本当は私は大好きで。

唯先輩が、あまりにも優しいから、私はその優しさに甘えていただけだった。
唯先輩を引っ張っているつもりが、本当は引っ張られてた。支えられていた。

私は、唯先輩に依存している。
だけど、唯先輩は卒業してしまう。

私は、一人じゃ、唯先輩がいなきゃ立っていられないのに。

65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:44:19.85 ID:QdP6H3U40

「平沢唯」

唯先輩の名前が呼ばれる。
「はいっ」と元気な声で返事をして、唯先輩は壇上に上っていった。

卒業証書を受取った唯先輩の表情は、晴れ晴れしていた。

本当に、卒業しちゃうんだ。
本当に、いなくなっちゃうんだ。

卒業式は、終わりに近付いていた。
教頭先生の号令がかかり、卒業生は退場していく。

私は必死に唯先輩の姿を探したけど、目の前が霞んで見つけられなかった。

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:49:07.17 ID:QdP6H3U40
臆病な私は、最後まで唯先輩を追いかけることが出来なかった。
部室に顔を出すことさえ怖くて、私は教室で一人、卒業生が帰っていくまで時間を
潰した。

下校時間のチャイムが鳴る。
そろそろ帰らなきゃ……。

私はいつかの唯先輩みたいに、緩慢な仕草でカバンを肩に掛ける。
教室の扉を開けようとしたとき、計ったかのように突然、ドアが開いた。

「帰ろっか、あずにゃん」

67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:55:02.61 ID:QdP6H3U40
「ゆい、せんぱい……?」

「やっぱだめだよ、あずにゃん」

唯先輩はそう言って笑い、何の前触れもなく私を抱き締めた。
久しぶりに感じる唯先輩の温もり。
ずっとずっと、欲しかった唯先輩の体温。

「唯先輩、私……」

伝えなきゃ。
私は唯先輩のことが大好きなんだって。
嫌いなんかじゃないって。

「ごめんね」

だけど唯先輩は、私の言葉を遮るように謝った。

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 22:59:15.98 ID:QdP6H3U40
どうして唯先輩が謝るんですか。
謝らなきゃいけないのは、私なのに。

「あずにゃんに迷惑掛けちゃいけないって思ってたのに……。何でだろうね、
あずにゃんに抱きつかなきゃ落ち着かなくって……。あずにゃんと話したくて、
あずにゃんに触れたくて……」

唯先輩が、私の背中に回した腕の力を強くしながら、掠れた声で、言葉を紡いでいく。

「私、あずにゃんに依存してるのかも」

そして、唯先輩はそう呟くと、自嘲じみた笑顔を浮かべてまた、「ごめん」と謝って
私の肩に顔を埋めた。

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:02:56.95 ID:AeJQlnG80
ほうほう

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:05:50.23 ID:QdP6H3U40
「私だって……」

私は、初めて唯先輩の背中に自分の腕を回して、呟いた。
唯先輩が、「ん?」とくぐもった声を出す。

「私だって、唯先輩に依存、してるかもです」

「……へ?」

「唯先輩と話さなくなったあの日から、ずっとずっとずっと、唯先輩のことしか
考えられませんでした。唯先輩の温もりが、恋しかった。確かに私は抱き着かれること
とか苦手です、けど唯先輩に抱き着かれるのは好きなんです!」

「あずにゃん……」

「唯先輩のことが、大好きなんですっ……!」

ちゃんと自分の想いは伝えられたのに。
涙が溢れ出てきた。
唯先輩は、暫く黙り込むと、「ありがとう」と囁いた。

「お互い、依存症になっちゃったね」

止め処なく溢れてくる涙を拭ってくれながら、唯先輩はそう言って笑った。
「これじゃあ卒業できないよ」と。

71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:07:14.59 ID:xhASDseR0
>>1の作文を厳しくチェックする先生たち

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:09:07.56 ID:JNh0ey/7O
編集者の方々はいなくなったようだ

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:09:57.20 ID:lcxl70Ya0
そーいうのは、amazonのレビューででもやってくれよ。

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:39:02.13 ID:Rm6D6Q690
普通におもしろい
そんなに添削するほどじゃないと思うけど

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:49:06.51 ID:5o24KBsh0
「卒業、しないでください……っ」

私は言った。
心の底から、本気でそう思った。

卒業しないで欲しいって。
無理だってわかってるのに。

「ごめんね、あずにゃん……」

唯先輩は私の頭を宥めるように撫でてくれた後、
「大丈夫だよ」と言った。

「私たち、これだけ想い合ってるんだから……。離れてたって、大丈夫」

私は大丈夫なんかじゃない。
なのに。
唯先輩の笑顔を見ると、本当にそうかもと思えてくる。

「ねえあずにゃん。あずにゃんが私たちの大学に来るまでは、あずにゃんを抱き締める
のはお預け。だからあずにゃん、絶対私たちの大学来て、また一緒にバンドやろう」

待ってる。

唯先輩はそう言い残して、私から離れていった。
私はもう、唯先輩に手を伸ばさない。

「待っててください」

唯先輩の背中に、私は叫んだ。

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:53:36.86 ID:5o24KBsh0
――――― ――

私は、唯先輩に依存している。
だけど、離れてたって大丈夫。

だって。
私たちは、心が繋がってるから。


終わる。

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:55:58.29 ID:5o24KBsh0
地の文についてアドバイスくださった方、ありがとうございました。
こんなぐだぐだなSSに最後まで付き合ってくださった方も、ありがとうございます。
それでは。


78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:57:00.98 ID:lcxl70Ya0
綺麗で良かったよ、乙!

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/04(木) 23:57:26.10 ID:+6Sp6exG0
いや普通に良かったよ
またなんか書いてね


80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:03:18.68 ID:V1m0rkcLO
良かった!乙

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:03:52.31 ID:oypU51NP0
面白かったよ、乙

82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:08:11.12 ID:QyALCJio0
良作!乙

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:16:35.38 ID:yxq19Y8A0
>>77
あーだこーだ言っている連中は、おまえさんの10分の1もうまく書けやしないんだから
気にしないのが吉

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:17:34.18 ID:LpaPeMqr0
SSそのものよりも馴れ合い厨がきめぇんだよ

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:18:13.41 ID:GX6ZsBa10
今回は運が悪かったと思うしか無いね
スレの雰囲気で流れが割と決まっちゃうからな

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:18:54.65 ID:1rixbwnZ0
それはそうだね

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:22:04.34 ID:kZ/DKeNGP
下手なのは事実でそれに触れられるかスルーされるかが運次第って話なわけで
まあ頑張れ

88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:23:01.22 ID:wRNjfxbi0
乙!
面白かった
また期待です

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 00:33:59.12 ID:X4uu/CM50
応援したくなるssだった。唯梓またリベンジしてくれ!

いちおつ!

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:20:15.35 ID:OvFMlPn30
投げ出さないでよくがんばった乙
こういう奴は伸びる

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 01:59:59.05 ID:vCUdnnVGO
ゴキにゃん氏ねよ

92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:15:25.81 ID:VAJ9By6V0
過剰な叩きに負けず良く頑張った!乙

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:32:39.14 ID:qhydn2Xs0
俺なら途中で投げちゃってるわ、乙。
やっぱり唯梓はいいのぅ。

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 03:41:07.29 ID:Vse12VA9O


95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 04:55:44.24 ID:IKpv0UuwO



96 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 07:53:21.41 ID:vAc/zsKP0
乙‼

97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 09:24:54.37 ID:dHN0lEx8O
これからよむほ

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 10:03:22.29 ID:EaaG4GoQO
お疲れ

99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 11:51:31.62 ID:5aqHYKg60
評論家気取りうぜぇ
そこまで文章力気にしてss読まねえよ

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 11:54:07.64 ID:UgE8c0nb0
とかいって終わったスレを上げ続けるクソSS厨のほうが数倍うぜぇけどな

101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 12:24:42.47 ID:ChkRDVk10
評論家って・・・評論家じゃなくても気にするのはありえるだろ

102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 12:38:33.30 ID:1rixbwnZ0
存分にありえるだろうけど、大半がそんなこと気にしないで読んでるだろ。
そういう連中にとっては目障りな書き込みなんでそ。

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 15:34:46.21 ID:yeO22de10

                      ,..  -―- .,,
                 ,.,r'´::::::::::`ヽ:::::::::::`ヽ、 ;'i!;、
              ,.:;r' !::::::::::::::::;:: `-―- .,;ノソノi!
                ,::::i ;'i!;、::::;r'´          ';彡;:ヽ
                ;::::::! ,'゙ミミミ;    ,.    'ー- ;彡;'::::|  あずにゃんスレ落してごめんにゃあ
            ゙!:::::ソ::::゙'ミミ;  / 、  ,; ,'⌒ヽィ‐v
               /゙、::::::::::r 、ミ; '_,r'⌒ヾ_ '"ノ、_(・ソ! ,ノ
              '、::rー、j:::ヽ ヽ`ヽ、(・ン、_,; 、_,..  レ' ヽ
                 ゙、'ー、::゙、 ゙、 ,;'"(゙tt::t:')゙':;、/`ゝ ゙!
              ノ /  ,ノi`ー、' 、`='´ , '゙, '´ ,ノ
                  i (. '⌒ 'ー-'、 ̄`ー-‐'",.ノ /
               ゙; 「`''ー;-- 、 ヽニニr', r'´、
             /  ヽ、_ ー i:、)ノノ;.。`゚,;'7 ,ノ;`ソ
               `ー'ヽ、_,シ  !:. i!:::.ー---―‐' ;'
                     i::. l!:::       i
                    `ー'、:;;,.___,,. -'



104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 17:05:56.22 ID:9vPSCAjzO
オツリーナ

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 17:07:39.78 ID:kuLXiNGA0
唯梓無双なんですね?読みますよ?

106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 17:08:43.51 ID:UgE8c0nb0
いつまで上げ続けてんだよ
>>7が続き書くって言うならまだしもとっくに終わってるスレ保守し続ける意味ねーだろ

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/11/05(金) 17:11:43.67 ID:5xkCLZnM0
乗っ取り死ねよゴミ

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