同容疑者は2006年5月には、華僑団体「中国科学家工程師専業人士協会」(Association of Chinese Scientist and Engineers,ACSE、本部・シカゴ)の会長として、 北京市で中国政府が主催する、華僑団体のリーダー養成プログラムを受けた。 翌年の6月21日、中国国務院が主催する世界華僑団体の総会「第4回世界華僑華人社団聯誼大会」で、 同容疑者は「国への奉仕」とのテーマで講演し、 「国に奉仕する上で、必ずしも帰国の必要はない」「所在国の主流社会に浸透する」「所在国の政治活動に 積極的に加わる」などと発言していた。