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あの作品のキャラがルイズに召喚されました part295

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/30(月) 06:37:53.07 ID:KafqLMlI
もしゼロの使い魔のルイズが召喚したのがサイトではなかったら?そんなifを語るスレ。

(前スレ)
あの作品のキャラがルイズに召喚されました part294
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1305812400/

まとめwiki
http://www35.atwiki.jp/anozero/
避難所
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/9616/


     _             ■ 注意事項よ! ちゃんと聞きなさいよね! ■
    〃 ` ヽ  .   ・ここはあの作品の人物がゼロ魔の世界にやってくるifを語るスレッドよ!
    l lf小从} l /    ・雑談、SS、共に書き込む前のリロードは忘れないでよ!ただでさえ勢いが速いんだから!
   ノハ{*゚ヮ゚ノハ/,.   ・投下をする前には、必ず投下予告をしなさいよ!投下終了の宣言も忘れちゃだめなんだからね!
  ((/} )犬({つ'     ちゃんと空気を読まないと、ひどいんだからね!
   / '"/_jl〉` j,    ・ 投下してるの? し、支援してあげてもいいんだからね!
   ヽ_/ィヘ_)〜′    ・興味のないSS? そんなもの、「スルー」の魔法を使えばいいじゃない!
             ・まとめの更新は気づいた人がやらなきゃダメなんだからね!


     _
     〃  ^ヽ      ・議論や、荒らしへの反応は、避難所でやるの。約束よ?
    J{  ハ从{_,    ・クロス元が18禁作品でも、SSの内容が非18禁なら本スレでいいわよ、でも
    ノルノー゚ノjし     内容が18禁ならエロパロ板ゼロ魔スレで投下してね?
   /く{ {丈} }つ    ・クロス元がTYPE-MOON作品のSSは、本スレでも避難所でもルイズの『錬金』のように危険よ。やめておいてね。
   l く/_jlム! |     ・作品を初投下する時は元ネタの記載も忘れずにね。wikiに登録されづらいわ。
   レ-ヘじフ〜l      ・作者も読者も閲覧には専用ブラウザの使用を推奨するわ。負荷軽減に協力してね。



.   ,ィ =个=、      ・お互いを尊重して下さいね。クロスで一方的なのはダメです。
   〈_/´ ̄ `ヽ      ・1レスの限界最大文字数は、全角文字なら2048文字分(4096Bytes)。これ以上は投下出来ません。
    { {_jイ」/j」j〉     ・行数は最大60行で、一行につき全角で128文字までですって。
    ヽl| ゚ヮ゚ノj|      ・不要な荒れを防ぐために、sage進行でお願いしますね。
   ⊂j{不}lつ      ・次スレは>>950か480KBからお願いします。テンプレはwikiの左メニューを参照して下さい。
   く7 {_}ハ>      ・重複防止のため、次スレを立てる時は現行スレにその旨を宣言して下さいね。
    ‘ーrtァー’     ・クロス先に姉妹スレがある作品については、そちらへ投下して盛り上げてあげると喜ばれますよ。
               姉妹スレについては、まとめwikiのリンクを見て下さいね。
              ・一行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えます。
              SS文面の区切りが良いからと、最初に改行いれるとマズイです。
              レイアウト上一行目に改行入れる時はスペースを入れて改行しましょう。

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/30(月) 06:48:34.63 ID:YNHLyZ/Q
スレたて乙

3 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/05/30(月) 08:37:48.49 ID:CWn6Ldmj
>>1

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/30(月) 12:37:01.10 ID:zWzipxK9
スレ立て乙

5 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/05/30(月) 18:21:16.17 ID:Y2S2cUXO
スレ立て乙
ついでに日替わりの人、クラースの人、マルモの人、社長の人、カービィの人、氷竜の人、楽しみに待ってますよ

6 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/05/30(月) 18:47:54.55 ID:wSn+Jnpu
Mr.0の人マダー?

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/30(月) 19:40:12.54 ID:10PMTe+s
P2で忍者修行しておこう。規制された時に投下出来る様に。

8 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/05/30(月) 20:19:57.35 ID:cIJPBEnw
>>5
日替わりの人です。楽しみに待ってますと言ってくださって、ありがとうございます。
実は家を新築するだの何だのとリアルで色々ありまして、SSに意識を向けられない日々が続いてたのですが、
そろそろモチベーションも回復したので執筆を再開しているところです。
現状、最新話の進捗状況は40%ほど。一週間以内に上げられれば御の字といったところでしょうか。
……といっても、忍法帖のリセットでLvが上記の通り残念なことに……出来上がったとしても、難所投下になりそうですorz

9 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/05/30(月) 20:20:59.76 ID:wSn+Jnpu
代行投下が必要になるかなぁ

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/30(月) 21:37:38.59 ID:FJWZwNdK
そうは言っても、ほぼ全員リセットされちゃってるわけで。
代行できる人がいないんじゃね?
BEでログインしてる人ぐらいかな。

11 :!nanji:2011/05/30(月) 23:50:29.75 ID:vOAqRa8b
書き上げても投下を延期しなきゃならんかもしれんとは
レベルが完全に回復するためには2週間はかかるぞ

12 : 【Danichara1306766282685364】 :2011/05/30(月) 23:54:03.81 ID:vOAqRa8b
あ、字を間違えた
日替わりの人、いまでも読み返す作品の中では指折りです。期待してますよ

13 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/05/30(月) 23:56:56.63 ID:vOAqRa8b
あ、またまた間違えた

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 00:06:35.32 ID:bU0i3Ebl
>>12
スレチを承知で聞くけどスマン
その名前欄って何?

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 00:15:40.74 ID:l9SynaJX
>>14
名前欄に特定の文字を記入することで、自分のレベルと忍者IDを出す機能がある
詳しくは忍法帖のwikiを参照
http://info.2ch.net/wiki/index.php?%C7%A6%CB%A1%C4%A1%B4%AC%CA%AA#r947189b

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 01:59:28.24 ID:Nh549qE8
忍法帳もう少しどうにかなんねーのか。

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 02:09:55.98 ID:/hRRlKaR
荒らし対策打ってくれるのはいいが、ここみたいなスレには迷惑でしかない
ウォーズマンの人の帰還を祈る

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 02:27:27.32 ID:awLHaPnY
まぁイレギュラーな使い方してるんだから迷惑だとか喚くのはちょっとお門違いだわな
こっちが工夫で対処するのみだろう

19 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/05/31(火) 10:18:39.68 ID:7UJyJqmK
>>1
レベルあげないと代理もできない

20 :!nanja:2011/05/31(火) 10:23:08.74 ID:mcK/Zqkr
ガンパレをいつまでも待ってます

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 12:16:22.08 ID:AaMBCBaC
こうなったら雑談でもして地道にレベル上げてくしかないな
バカテスから姫路さん召喚、厨房を手伝いますと言って阿鼻叫喚

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 12:35:43.18 ID:qrxrYTO2
ペルソナ4の女性陣(一名除く)を召喚しても同じだなw
紫色の湯気(?)を放つカレーとか…

23 : 忍法帖【Lv=2,xxxPT】 :2011/05/31(火) 13:19:52.12 ID:bU0i3Ebl
書きたいけど時間が無い…

24 : 【Dsmartphone1306711987772968】 :2011/05/31(火) 13:24:02.31 ID:bU0i3Ebl
>>15
連レスで申し訳ないがありがとう
でもLv2でスレ建て可能ってどういう事なの…

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 13:58:28.59 ID:yRdNcf6d
デバッグでまたリセットが来たときのために

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 15:43:43.05 ID:d9Zf2+bi
そーいや、こんなんなってるらしいぞ?

【速報】 忍法帖廃止
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1306785360/


27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 17:43:59.87 ID:yRdNcf6d
廃止はデマだよ

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 17:56:38.73 ID:uka0FIZL
SS投下するんだったら、最低レベル4はほしいところだな

29 : 忍法帖【Lv=2,xxxPT】 :2011/05/31(火) 20:08:18.20 ID:pZ/Eyr2f
まだるっこしいねぇ

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 20:37:31.16 ID:IoyRg77J
前スレでも出てたが、避難所に投下して投下したことをここに書くしかないんじゃない?

31 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/05/31(火) 20:55:30.30 ID:hQZG2Ujj
>>28のとおり、レベル4くらいあれば、普段の倍かかりますがこちらで投下できると思います
でも、もしもリセットが続くようならば>>30の方の言うようにするしかないかもしれませんね
レベル1では投下可能量は通常のわずか20パーセント
一本投下するのに40レス以上かかるようになっては、さすがに無理だとわかりました

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 21:09:42.81 ID:27744TfU
いっその事、避難所で進行した方が良いんじゃないか?

33 :ルイズと無重力巫女さん:2011/05/31(火) 21:14:06.97 ID:ESktVBLw
皆さん今晩は、無重力の人です。
つい最近まで春だったと思えば…もう夏が近づいてきてますね。
いやはや、季節の移ろいはあっという間ですね。ホント

まぁそんなワケで、何もなければ21時20分から作品を投下しますね。
よろしければ支援の方、御願いします。


34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 21:15:03.70 ID:jWKqU/r+
支援

35 :ルイズと無重力巫女さん:2011/05/31(火) 21:20:07.97 ID:ESktVBLw
アルビオン空軍工廠の街ロサイスは、首都ロンディニウムの郊外に位置している。
つい最近まで存在していた王家がこの国を治めていた頃から、王立空軍の工廠であった。
その為街全体が一つの工場となっており、街のアチコチで見える何本もの長い煙突が黒煙を空へと吐き出している。
アルビオンにある建物の中ではかなり大きい部類に入る製鉄所の隣には、木材が山と積まれた空き地が見えた。
製鉄所ほどではないが、赤レンガの大きな建物は空軍の発令所であり、その屋根には誇らしげに『レコン・キスタ』の三色の旗が翻っている。
だが、今のところここロサイスで一番目立っているのは発令所でも製鉄所でも無く、天を仰ぐばかりの大きな巨艦であった。
雨よけのための布が、旅のサーカス団が使うような巨大なテントのように、停泊した艦を覆っている。

アルビオン空軍本国艦隊旗艦『ロイヤル・ソヴリン(王権)号』――だがそれはもう旧名である。
『レキシントン号』――それがこの艦に付けられた新しい名前だ。


赤レンガが眩しい発令所の執務室に、二人の男女がデスク越しに向き合っていた。
「ふぅん…。私が留守にしている間、良くここまでの事が出来たわね。助かったわ」
デスクに負けず劣らず高級そうな回転椅子に腰掛けたシェフィールドが、ポツリと呟く。
彼女の冷たい視線の先にあるのは数枚の書類であり、一見する限り報告書のようである。
主な内容は先の戦の戦後処理などであり、具体的な戦死者数や雇った傭兵達に支払う料金の金額も記されていた。
そしてシェフィールドは、報告書が予想以上にうまく出来上がっている事を、若干嬉しく思った。

「いえいえ!貴方様のお手を煩わせぬようにと、一生懸命書き上げました!」
そんなシェフィールドと顔を合わせてデスクの前に立っている男、クロムウェルは思いっきり頭を下げて叫んだ。
このクロムウェルという男、一見すればただの司教に見えるが、実際は違う。
彼は此度の件で反乱を起こし、王党派を破滅に追いやった貴族派の指導者、オリバー・クロムウェルその人であった。
そして王とその一族が途絶えたこの国の新たな王として君臨する男でもあった。
今彼が座るべき椅子にふんぞり返って座っているシェフィールドは、彼の秘書である。

だが、いまこの光景を外で働いている将兵が見れば驚くに違いない。
この国を新たに治める皇帝が自分の秘書に頭を下げ、その秘書がタメ口で話しているのだから。
しかし、クロムウェルにとって目の前にいる秘書は、所謂『恩人』とも呼べる存在だ。



話せば長くなるが、クロムウェルという一人の司教が何故ここまで大きくたのにはちゃんとした理由がある。
始まりは二年前、届け物があってアルビオンから遙々ガリアの首都リュティスに赴いた時であった。
彼はちょっとした気まぐれで、酒場にいた物乞いに老人に一杯の酒を奢った。
安酒だが、物乞いには買えそうもないアルコール飲料を嬉しそうにチビチビと飲む老人はこう言った。
「司教、酒のお礼になにか一つ、願い事を叶えて差し上げよう。言ってごらんなさい」
もはや老い先長くもない老いぼれの口から出た予想外の言葉に、クロムウェルは笑みを浮かべて呟いた。

「そうだなぁ…――あぁ、王だ。アルビオン王家を滅ぼしてオレが新しい王になってみたい!」
「ほぅ…これまた珍しい。このようなご時世に王家を滅ぼして自ら王になりたいと?」
クロムウェルの言葉に、老人は興味津々と言いたげな笑顔を浮かべた。
その時のクロムウェルは酔っていた。酔っていたからこそとんでもない言葉が口から飛び出してしまう。
だが飛び出した言葉はそのまま冗談として空高く舞い上がることなく、老人の耳へと降り立った。
自分に酒を奢ってくれたこの司教の願い事を叶える為の、゛真実゛という名の竜となって…。

翌日――リュテイスの観光にでも行こうと部屋を出て一階のロビーに降りたとき、一人の女が声を掛けてきた。
「もし、そこの司教様?」
声から察するになかなかの美人だと感じたクロムウェルはそちらの方を振り向く。
そこにいたのは案の定美声に負けない程の美貌を持った黒髪の美女がいた。
ローブの上からでも分かる体のラインはちゃんとバランスが取れている。
しかし、体から発せられる雰囲気は冷たく、まるで大蛇に睨まれているようであった。

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 21:20:51.57 ID:u/Srt0RE
>>30
萌えゼロさんが普通通りに投下していたことからも、プロバイダによるんだろうけどね。
それはそうと支援。

37 :ルイズと無重力巫女さん:2011/05/31(火) 21:23:33.16 ID:ESktVBLw
「…?私に何か御用でも?」
「えぇ御座いますよ。それもかなりお急ぎの御用でしてね…」
そんな美女に声を掛けられる覚えの無いその時のクロムウェルは、キョトンとした表情を浮かべていた。
だがクロムウェルの様子など気にも留めないのか、黒髪美女は喋りながらも彼に右手を差し出し、言った。

「ついてらっしゃいオリバー・クロムウェル。お前にアルビオン王家を滅ぼし、王になれる力を授けてやるわ」
これが、シェフィールドとの出会いであり、今の彼に至る人生の転機でもあった。

あれからもう早二年、念願適ってクロムウェルは自らが願った王になれる事が出来た。
無論その過程には色々と困難があったものの、シェフィールドの手助けで何とかやってこれた。
それらを思えばこの秘書に頭を下げる王の姿というのも、何処か納得できるモノがある。



一通り報告書を読み終えたシェフィールドは、手に持っていたそれをデスクの上に置いた。
「とりあえず今後の事だけれども…ちゃんと準備は出来ているのかしら?」
シェフィールドの言葉に、クロムウェルは水飲み鳥の如くへこへことお辞儀をする。
「えぇそれはもう!貴方様の持ってきてくれた計画書の通りに。…部隊の編成もじき終わります!」
アルビオン初代皇帝のコミカルな動きにシェフィールドは鼻で笑いながらも、口を開く。
「へぇ…でもそう簡単にうまくいくのかしらねぇ…。中には怪しんだ奴もいたんじゃない?」
その言葉を聞いた瞬間、クロムウェルは上下に動かしていた頭をピタリと止めた。
前に突進すればシェフィールドの腹に頭突きをぶち込ませる位置で止まった頭が、ゆっくりと上がる。
そして、上がった先にあったクロムウェルの顔には、意味深な笑みがうっすらと浮かんでいた。

「えぇ…確かに若手の将校共が一部異論を唱えましたが―――『コレ』で黙らせてやりましたよ」
そう言ってクロムウェルは、左手の中指にはめている指輪を右手の人差し指で軽く小突いた。
指輪の台座に嵌っている石は、まるで深い深い海の底と同じような色をしている。
それは見続けているだけで心を奪われてしまうような、美しくも危険な雰囲気を纏っていた。

クロムウェルの言っている意味を理解したシェフィールドは、その顔にハッキリとした笑みを浮かべた。
「上出来よクロムウェル。一国の主になったと理解したのかしら」
そう言った瞬間。コンコンという乾いたノックの音が部屋の中に響き渡った。
二人がそこで会話を止め、ノック音の発生源であるドアの方へ顔を向けた時、ドア越しに士官と思われる若い男の声が聞こえてくる。
「閣下!今日の会議に出席する者達が全員発令所に参られました!閣下もどうかご出席を!」
士官の言葉に、クロムウェルは二、三回軽く咳払いをした後、答えた。

「そうかそうか!では参ろうとするかな、我が国が今後行い政策を決める為に!」
低い、威厳に満ちた声は先程の強者に媚びへつらう痩せた司教のものではない。
そう…それはまるで、゛皇帝゛。数万の民と文武百官をその背に連れた皇帝のソレであった。

この国の今後を決める会議が行われようとしている発令所の向かい側には、二階建ての大きな倉庫がある。
倉庫の側面には旧アルビオン王国の紋章が描かれており、ここはかつて国が管理していた倉庫だと一目で分かる。
しかし周りにある建物と比べてみるとその倉庫だけ古びており、今も尚使われているという雰囲気はない。
倉庫の入り口である大きなゲートと各出入り口のドアには赤い鉄製のプレートが貼り付けられている。
雨風に当たってすっかり錆びてしまってはいるが、何とかプレートの書かれた文字は読むことが出来た。

゛立ち入り禁止!倒壊の恐れあり!゛


38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 21:23:47.84 ID:YmujmJBj
支援でござるよ

39 :ルイズと無重力巫女さん:2011/05/31(火) 21:25:53.06 ID:ESktVBLw

何年も前にあった爆発事故で閉鎖された倉庫に目を向ける者はこの一帯にはいない。
まだこの国が゛王国゛だった頃は取り壊しの案などが出ていたが、その王国もつい最近滅びた。
今やこの倉庫はそこにあるものの、誰から見向きされる事無くじっと佇んでいる。
もしこのまま何もされなければ、永遠とも言える時間の流れに身を任せてただの廃墟になるだろう。

しかし今日に限ってこの倉庫には久しい客がひとり、訪れていた。



その客は倉庫の二階にいた。
二階は事務室として使われていたのだろうか、一階と比べればかなり狭い部屋である。
机や椅子などは撤去されており、床も所々グズクズに腐っていて抜け落ちている箇所もある。
空気もジメジメとしており、既に役目を果たしていない亀裂だらけの天井から見える晴天と対照的な雰囲気を放っていた。
しかし女は、それを気にすることなくその部屋の窓から顔だけを出して何かを見つめていた。
彼女の視線の先には丁度発令所の執務室が丸見えであり、外いる者達はその事に誰も気づいていない。
当然発令所にいたシェフィートルドとクロムウェルも、その事に気づきはしなかった。

「あれがこの国の新しい指導者か。とんだ役者だな…――いや、人形か」
事の一部始終を見ていた女は、クロムウェルとシェフィールドのやり取りに対し、一言だけ呟いた。
亀裂だらけの天井から入ってくる陽の光に当てられた美しい金髪がキラキラと輝いている。
服装は長袖の白いブラウスに黒い長ズボンと、どうにも男にモテなさそうな服装だが、それで良かった。
彼女は所謂゛逆ナン゛の為にここまで来たのではなく、それどころか゛そこいらの人間゛にも興味は無かった。

「あんなのが皇帝では、この国は一年も経たずに終わりそうだ」
冷たい声でまたも呟き、彼女は自分の足下に置いてある大きなリュックの中へと手を伸ばす。
リュックは長旅などに用いられる軍用の物で、その中には幾つかの荷物や食料が入っていた。
何回か漁ってようやく目当ての物を見つけたのか、リュックの中から一冊のメモ帳を取り出した。
年季の入った牛革のメモ帳のページをペラペラとと捲り、真ん中辺りの所で止める。
そこには色々な事が書かれているが、その文字はハルケギニアで使われている物とは違う。
ここ『ハルケギニア大陸の存在する』世界とは『別の場所にある世界』では俗に「日本語」や「漢字」と呼ばれるものであった。
日本語と漢字で構成されたその内容はハルケギニア大陸各国の状況が事細かく記されている。
習慣、風習、宗教、政治、治安、軍備、経済、物価、伝統、食事、技術、人物…。
ありとあらゆる事が記されたそのメモ帳は、正に情報の宝庫とも言っていい。
そして驚くべき事に、この記録は彼女自身が直接見聞きして、記してきたのである。

「あんな人間が一人ここまで上り詰めたとは到底思えない。…今のところ、あの秘書が臭うな」
女はブツブツと呟きながらもいつの間にか手に持っていたペンで、すらすらとメモ帳に何かを書き始める。
その動きは速く、口が動くのと同時にペンがシュッシュッと音を立てて動き、記録を残していく。
やがて書き始めてから数秒もしない内にペンがメモ帳から離れ、新しい記録がそこに記された。

゛アルビオンの新しい指導者となったオリバー・クロムウェルはただの小心者。
  恐らく秘書を自称するシェフィールドが裏で暗躍したのだろうが、彼女単独の事とはとても思えない゛

自分の書いた内容を今一度確認した後、女はメモ帳を閉じて鞄の中へと入れた。
その時であった、窓越しに何人もの男達の声が聞こえたのは。

――…あ…に…女が!……発…所の方を…覗…てるぞ!
―――何…スパイ……知れん!引…捕らえるんだ!
――…いで鐘を鳴らせ!…周りの…に知らせ…いと!

声が途絶えた瞬間、辺りにカーンカーンと甲高い鐘の音が響き渡った。
これは見回りの兵士や歩哨などが持つ緊急事態用の小さな鐘で、周囲にやかましいくらいの音を響かせる。
それと同時に、それが鳴ったという事はそれ相応の緊急事態が起こったと他の兵士や将校に伝える事が出来るのだ。
事実鐘の音を耳にした何十人もの兵士達が、鐘の方へと走ってきていた。


40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 21:25:58.09 ID:LbilhhEU
支援

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 21:26:19.85 ID:jWKqU/r+
支援

42 :ルイズと無重力巫女さん:2011/05/31(火) 21:28:06.42 ID:ESktVBLw
「気づかれたか。まぁ別に良いのだがな」
一方の女はというと、すぐ傍にまで兵士が来ているというのに焦ることも恐れることもなかった。
ただリュックの口を紐で締めるとそれをゆっくりと担ぐと、その場でグルリ!と体を一回転させる。
一流ダンサーを思わせるような華麗な回転の後、何枚もの布が擦れる音が辺りに響いた。





「ここで間違いないな?」
上品ではあるもの、戦闘に適した服を着たメイジの士官が、後ろに入る下級士官に再度尋ねる。
「はい、先程二階から発令所を見ていた女がいるのをハッキリとこの目で見ました」
帽子を被り、その手に槍を持った伍長は上官の言葉に頷いた。
二人の周りには武器を持った数人の兵士と杖を持ったメイジがおり、誰もが緊張した表情を浮かべていた。

数分前、この倉庫の近くで緊急事態用の鐘が鳴り響いたのである。
発令所の方から駆けつけた将軍達が何事かと問いただしてみたところ、鐘を鳴らした伍長はこう応えた。
「大変です!あそこの倉庫の二階に発令所を見つめてメモをしていた女がいます!スパイかも知れません!」
ややけ興奮気味に喋る伍長の言葉に、将軍達はすぐさま気持ちを切り替えた。
先程までいざ会議という気持ちが嘘のように変わり、その場にいる兵士達にすぐさま指示を飛ばした。
そして今この倉庫に来ている者達はその指示を受け、まだ二階にいるかもしれない者が居るのか確認しに来ていた。

「良いか?訓練通りだぞ伍長、お前がドアを開ける…その後で私たちメイジ隊が中に突入する」
少し優しげな雰囲気を放つ上官の言葉に伍長は無言で頷き、次いでドアノブをゆっくりと捻った。
とっくの昔に鍵が壊れたドアのノブはすんなりと開き、瞬間伍長は勢いよくドアを開けた。
バタン!と勢いよくドアが壁に叩き付けられる音と共に数人の武装メイジ達が杖を構えて部屋の中に入った。
だがその瞬間、軽装のメイジ達は突然発生した空気の塊によって部屋の外に吹き飛ばされてしまった。
突然のことに、部屋の外で待機していた伍長含め平民出の兵士達は驚いた。
「なっ何だ…!?敵はメイジなのか…!それも風の…」
その場にいた一人の兵士がメイジ達の傍へと駆け寄るが、不幸なことにメイジ達は皆気絶していた。
まさかの事態に兵士達は狼狽え、誰も部屋の中を見ようとはしなかった。
「クソッ!お…おい、誰か銃を持ってないか!?メイジ相手の接近戦には銃が一番だ!」
彼らが思わぬ事態に慌てている中、部屋の中から女の声が聞こえた、


「いや、私はメイジじゃないぞ」
鋭く、ドスの利いた声を耳にした兵士達はすぐさま振り返る。
そこにいたのは――――「人」に限りなく近い姿をした「狐の亜人」であった。
白い導師服の上に青い前掛けを付けており、その前掛けには良くわからない記号の刺繍が施されている。
金髪が眩い頭には狐の耳を隠す為か白い頭巾を被り、その頭巾にこれまた謎の記号が書かれた紙を何枚も貼り付けていた。
顔は美しく均整が取れており、正に美人という言葉を体現したかのような美しさを持っていたが、浮かばせている表情は冷たい。
一見すれば異国の衣装を纏った狐の亜人であるが、兵士達が注目したのは亜人の「尻尾」であった。
太く、柔らかい毛並みを安易に想像できるその尻尾は天井の隙間から漏れる太陽光で、黄金に光っている。
もしあの尻尾だけを切り落としてその系統の好事家に見せれば、泣いて喜ぶに違いない。
しかし、兵士達が注目しているのは尻尾そのものではなく―――尻尾の数であった。

彼女の背後から見える大きな尻尾の数は九本―――そう九本であった。

一本だけでもかなり大きい狐の尻尾が九本、どれも立派な毛並みをしている。
そしてこれは兵士達の気のせいなのかも知れないが、その尻尾一本一本から禍々しい何かが漂っている気がした。
この大陸に様々な亜人はいるが尻尾を生やしている亜人は少ないし、生えていたとしても一本だけだ。
「それに…銃で殺される程、私は若くないんだが…?」
聞かれたわけではないが、狐の亜人は「誰か銃を持ってないか!?」と叫んでいた兵士に顔を向けて言った。
その瞬間、銃を求めていた兵士は「ヒゥッ…!」とか細い悲鳴を上げてバタリと倒れ、そのまま気を失ってしまった。
「む…、情けない奴め…。まぁ仕方ない、チンピラ程度の人間ならこれくらいで倒れて当然か」
狐の亜人は倒れてしまった兵士を見て目を細めたが、すぐに先程の冷たい表情に戻った。

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 21:29:08.43 ID:jWKqU/r+
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44 :ルイズと無重力巫女さん:2011/05/31(火) 21:30:28.94 ID:ESktVBLw
他の兵士達はその亜人に攻撃を加えることも逃げる事も、それどころか喋ることも出来ずその場に立ちすくんでいる。
仮にも彼らは雇われた傭兵達とは違い、正規の士官学校で学び、死よりも辛い訓練を経た兵士である。
チンピラや盗賊はおろか、並みの傭兵にも引けを取らない彼らをチンピラ扱いしたのである、この亜人は。

「まぁ私とてここでは手荒にしたくないから、今日はこの辺りで帰らせて貰うよ」
狐の亜人は何処か見下した感じで言いながらゆっくりと兵士達に向かって歩き始める。
ギシュ…ギシュ…と湿り、半ば腐りかけている床が軋む音に兵士達は体をビクリと震わせた。
皆が皆その顔を蒼白にしており、恐怖を通り越した何かを感じていた。
「なぁに、怖れることはないさ。大抵の人間は私を見たら怖がるしな」
亜人は大袈裟に両手を横に広げ、兵士達との距離をドンドン詰めていく。
「もしそんなに怖れるのなら…笑い飛ばしてここにいない他人に言ってやればいいのさ」

もう兵士達と一メイルほどの距離に来たとき、狐の亜人―――八雲 藍は足を止めてこう言った。
「我ら一同、見事狐に化かされました。―――…ってね」




トリステイン魔法学院―――ルイズ・フランソワーズ・ド・ラ・ヴァリエールの部屋。

この学院内では、かなりの家名を持つ名家のお嬢様が寝泊まりしている部屋。
その部屋に置かれている、それなりに大きい本棚を一人の巫女が漁っていた。
どうやら本を探しているようなのだがお目当ての本が無かったのか、軽く一息つくと首を横に振った。
「ふぅ…無いわね。魔理沙が持ってきた本も探したんだけどね…」
巫女――霊夢は残念そうに言うとクルリと踵を返し、部屋の中を見回した。
本来は彼女を召喚したルイズの物であるこの部屋は、今や空き巣に入られたかのような悲惨な空間となっていた。
クローゼット箪笥、戸棚等々…開けられる場所は全て開放され、ルイズが大切に隠していた秘蔵の茶菓子が入った箱も幾つか発見していた。
つい数分前までは小綺麗だったこの部屋は、博麗霊夢というたった一人の人間が原因で、乱雑した雰囲気を放つ部屋と化してしまった。
最も、これが霊夢ではなく今この部屋のベッドで気を失っている魔理沙だったらもっと悲惨な空間となっていただろう。

「はぁ…これだけ探して無いとすれば。やっぱり気絶してる魔理沙が隠してるのか、もしくは紫が持ってったのかしらね…」
すでに探せる場所を探し終えた霊夢はそう呟き、今日何度目かになる溜め息をついた。
「…まぁ別に必要の無いモノだったけど…どうしてこうそういう時に限って見つからないのよ」
『そりゃお前さんが溜め息ばっかりついてるからじゃないか?』
霊夢のうんざりとした感じの独り言に、テーブルに置かれたデルフが応えた。
それに対して霊夢はキッと鋭い視線をデルフに向ける。
「溜め息をつくと幸せが逃げる…ってやつ?馬鹿馬鹿しいわね、だったら私は今頃不幸のどん底じゃないの」
霊夢の言葉がおかしかったのか、デルフはプルプルと刀身を震わせた。

『なーに言ってんだよレイム、オメーの服装センス自体が不幸さ。生まれついての不幸ってヤツさ』
デルフの遠慮のない一言は、絶賛不機嫌中の霊夢を怒らせるのに十分な起爆剤となった。
「へ〜…成る程。じゃあアンタは、ちょっと衝撃を与えただけで壊れるような錆びた刀身になった事が不幸よね?」
霊夢はその顔に笑みを浮かべながらもえげつない事を呟くと懐を漁り始め、お札を手に取ろうとする。
それが何を意味するのか、ここ数日霊夢との会話で理解していたデルフはガタンガタンと刀身揺らしながら叫んだ。
『ワッ!やめろってオイ!…お前剣を殺す気か!?殺人ならぬ殺剣を犯すことになるぞ!えぇオイ!?』
哀れデルフリンガー、このまま霊夢お手製のお札で壊れてしまうのか…と思った瞬間。

「ん…むむむ…うぅん…うぅぅ…ん」
ふとベッドの方から呻き声と共に、今まで気絶していた魔理沙がようやく目を醒ました。
ゴシゴシと目を擦りながら眠たそうな顔で部屋を見回し、次いで大きな欠伸を一発かました。
「ふぁあぁ〜…あれ?霊夢とデルフじゃないか…というかここってルイズの部屋だよな?」
半目がやけに可愛い顔でそう言いながらベッドから出ると、箪笥の上にあった帽子を手に取り、被った。
「おはよう魔理沙、アンタルイズに何かちょっかいでも掛けて殴られたんでしょう?」
「ん?…あぁそういえば突然ルイズに殴られたんだっけな…イテテ」
勘の良い霊夢に指摘された魔理沙はルイズに殴られた事を思い出し、その時の痛みが残っている額を撫でた。

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 21:32:05.03 ID:jWKqU/r+
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46 :ルイズと無重力巫女さん:2011/05/31(火) 21:32:17.62 ID:ESktVBLw
「全く、アンタって余計な事さえ言わなきゃ割とマシなんだけどね」
目の前の白黒に呆れた霊夢の言葉に、魔理沙はムッとしつつも言い返す。
「失礼なヤツだぜ。私はタダ自分の好奇心に従ってただけさ!…ま、その結果がコレだけどな」
『格好良さそうな言葉を吐いてるつもりなんだが、イマイチ決まってねぇぞマリサ』
デルフはそう言いながら、プルプルとその刀身を震わせた。



それから数十分後…
とりあえず朝の掃除も終え、することが無かった霊夢はお茶を飲むことにした。
ついでいつもなら部屋にいない魔理沙も、折角だと言うことで霊夢のお茶を頂くことになった。
デルフはというとベッドの上に置かれているが霊夢の手によってロープでグルグルに巻かれて喋ることが出来なくなったうえ、クローゼットの中に入れられた。
霊夢曰く、「四六時中喋られたら。休めるにも休めないのよ」…ということらしい。



「ふ〜ん。そういやコルベールのヤツ、自分の掘っ立て小屋に色々変な物を置いてたわね」
霊夢は魔理沙の口から出る話を何となく聞きつつ、持参した自分の湯飲みに入れた緑茶を啜る。
先程まで開きっぱなし出会った部屋中の゛戸゛は全て閉じられ、元の綺麗でサッパリとした部屋に戻っている。
デルフが置かれていたテーブルにはこれまた霊夢が持参してきた急須に茶葉の入った袋が置かれていた。
ついでに、先程戸棚を開けた時に見つけたルイズ秘蔵の茶菓子も、ちゃっかりとテーブルの上に置かれていたりしている。
「それでよ、何となく気になった私は動かしてみたいと思ったんだが…ルイズに掴まれて結局何も出来ずじまいさ」
魔理沙は心底残念そうな表情を浮かべつつも霊夢の淹れてくれた緑茶を一口啜り、ルイズが隠していた茶菓子の一つであるクッキーを一枚手に取った。



このクッキー、見た目は普通のチョコサンドクッキーではあるが、トリステイン王家の家紋である白百合のプリントがされている。
実はコレ、この学院に入ってきた入学生や無事に進級した生徒、そして卒業生しか貰えない学院からのプレゼントであった。
入学生達には歓迎の挨拶として、進級生達には新しい友達を迎える為に、卒業生達はここを巣立ってもあの時の気持ちを忘れないようにと…
実質的には単なる粗品だが、生徒達にとってこのクッキーはある種の特別な存在であった。
大抵の生徒達はクッキーをすぐに食べようとはせず特別嬉しい事があったり、友達を自分の部屋に迎え入れた時に食べるのである。
クッキーの入った箱には長期保冷用のマジックアイテムがついており、カビる心配もない。

味の方も、学院のコック長であるマルトーが腕によりを掛けて作ったこともあって非常に良い。
サクッとした食感に柔らかいバターの風味と、苦みよりも若干甘みの多いチョコクリームは正に一級の品である。
入学式の後にそれを一度食べたルイズも、受け取ったらすぐに食べる類の物ではないと気づき、戸棚に入れて大事に保管していた。
戸棚から取り出して箱の蓋を開ける時――それは彼女にとってとても…とても大事な日を意味する。



いつか来る青春の一ページを飾るであろうクッキーの一枚が…魔理沙の口の中へと入っていく。

サクサク…サクサク…
気持ちの良い音と共に粗食されるクッキーは、魔理沙の表情を緩ませた。
「ん〜、なかなかイケるなこのクッキー。緑茶とはあまり相性が良くないが」
何処か多いような一言に、霊夢は表情を変えずに、クッキーを一つポイッと口の中に入れて粗食する。
サク…サク…
口に入れた瞬間、紅魔館や時折人里から妖怪退治のお礼にと貰う祝い物のそれとは違う代物だと霊夢は瞬時に理解する。
それと同時に、確かにこれは緑茶に合わないわね。と心の中で毒づいた。
「むぅ…確かに。これなら紅茶を…いや緑茶だから煎餅でも用意した方が良かったかしら。持ってきてないけど」
しかしあくまで緑茶の好きな霊夢は、紅茶を選ぶよりも緑茶を選んだ。
そんな巫女に、魔理沙は苦笑しつつも二枚目のクッキーは半分に割りつつその片方を口の中に入れる。
「ムグムグ…ゴク。…お前ってホント緑茶好きだよな、偶には紅茶の勉強でもしたらどうなんだ」
「アンタ神社の縁側でするアフタヌーンティーってそんなにステキだと思ってるの」
霊夢の言葉に、魔理沙は自らの脳内で想像してみた。

47 :ルイズと無重力巫女さん:2011/05/31(火) 21:34:55.32 ID:ESktVBLw

ある晴れた日の昼下がり、博麗神社の縁側。
白いティーカップの中には程よい熱さの紅茶、そのすぐ横にはサンドイッチやスコーンなどの軽食とお菓子。
そしてティーセットの傍には…神社の巫女である霊夢。

そこまで考えたとき、魔理沙は思わず吹き出してしまった。
「プッ…駄目だな。お前さんの神社にはやっぱりティーカップじゃなくて湯飲みが似合うよ」
急に吹き出した魔理沙に、霊夢は呆れた表情とジト目のダブルコンボを浴びせかけた。
「全く、どんな想像をしてたんだか―――――…あ、そういえば」
喋っている途中、ふと思い出した事があった霊夢は、真剣な表情になると魔理沙の方へ顔を向けた。
「魔理沙、ちよっと聞きたいことがあるんだけど?」
「ん?何だ霊夢。気が変わって紅茶の勉強でもしたくなったのか?」
魔理沙の勘違いに霊夢は何言ってのんよと突っ込みつつ、話を続ける。
「アンタがこの世界…というよりルイズの部屋に来てからここで日本語の本を見たことないかしら」
「本?」
「…本というより日記かしらねぇ。なんかこうボロボロで…汚れてた感じはするけど…見てない?」
霊夢の口からそんな言葉が出てくるとは全く思っていなかった魔理沙は、目を丸くしつつも首を横に振る。
「いや、そんな本なんて見たこと無いが…何だ霊夢、お前ここに来てから読書も趣味のひとつになったのか?」
魔理沙の茶化すような最後の言葉に、霊夢は素直に否定の意を述べる。
「違うわよ。ただちょっと遠出した際に気になったからちょっと部屋に持って帰ってきたんだけど、いつの間にか無くなってて―――」
そこまで言ったとき、ふと背後から聞こえてきたドアの開く音に、霊夢は口を止めて頭だけをそちらへ向けた。

ドアを開けて出てきたのは、この部屋の主であるルイズであった。
彼女は手に先程の授業で使用した教科書を出入り口の側に置いてある小さな台に置き、二人の方へ近づいていく。
「あらマリサ、あんたレイムと一緒にお茶を飲んで……た…」
ルイズの口から出た言葉、魔理沙と霊夢の間にあるテーブルの上に置かれたクッキーを見て、言葉が止まる。
既に何枚かが開かれた箱の中から取り出され、うち一枚の片割れが魔理沙の手の中にあったのも、見逃さなかった。
勘が鋭い霊夢はルイズの様子が豹変したことに怪訝な表情を浮かべたが、魔理沙はそれに気づかないでいる。
「おぉルイズ!もう次の授業か?次は耳を引っ張ったり殴ったりしないでくれよな」
ペチャクチャと喋りながら体が止まったルイズの側へと近づき、新たに箱から取り出したクッキーを一枚差し出す。
ルイズはというと、差し出されたクッキーに視線を向きながら抑揚のない声で、魔理沙に質問してみた。

「ねぇ魔理沙…このクッキー入りの箱は…何処で―――誰が―――見つけて――勝手に開けたのかしら?」
ルイズの質問に、魔理沙はすぐに応えた
「ん?あぁさっきそこの戸棚を開けた霊夢が見つけたんだよ。それで丁度いいお茶菓子だって…」
「私、ちょっと外でも飛んでくるわ」
良くも悪くも口の軽すぎる魔理沙の喋っている最中、霊夢は席を立った。
ここにいては危険だ―――長年の戦闘経験から、ここにいては面倒くさいことになると感じ取ったのである。
席を立った彼女はそのまま早足で歩いて窓から飛び立とうとしたが、ルイズの方が速かった。

霊夢が逃げようとしたのを感知したルイズは、すぐさま近くにあった箪笥の中から、乗馬用の『特殊な』縄を取りだした。
小さく、可憐なルイズには全く似合わないその縄を、彼女は勢いよく振り回し始めた。
数秒も経たずに縄はフュンフュンと空気を切り裂くような音を部屋中に響かせる。
一方の霊夢は窓の方にたどり着いたが鍵が掛かっており。その時点でもう霊夢の敗北は確定していた。


48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 21:35:08.54 ID:jWKqU/r+
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49 :ルイズと無重力巫女さん:2011/05/31(火) 21:36:59.82 ID:ESktVBLw

一秒―

「とりゃ!」
勢いのあるルイズの声と共に、振り回していた投げ縄を霊夢の方に向けて飛ばした。

二秒――

窓の鍵を開けて逃げようとした霊夢の背中に―に、縄の先端が当たった。

三秒―――

瞬間、縄がボゥッ…黄色く光り輝くと、まるで大蛇の如く縄が霊夢の体に巻き付いた。

四秒――――

「クッ…!」
魔力の篭もった縄に体を拘束された霊夢は、自分の霊力を使って縄を解こうとしたが、時既に遅かった。

五秒―――――

霊夢の体が縄に巻かれたのを瞬時に確認したルイズは懐に手を忍ばせ、ある物を取り出した。
「あぁ…っ!?それ私の…!」
ルイズが何を取り出しのか見ていた魔理沙が目を見開いた瞬間、ルイズはそれを投げた。

六秒――――――

「でッ…!!?」
投げられた゛物゛は、一寸も狂うことなく、隙を見せていた、霊夢の――額に命中した。

七秒―――――――

ゴ チ ン ! !

金属から造られたそれは、霊夢の気を失わせるのには丁度良かった。
コン!カラカラ…と投げた物が床に落ちてコロコロと何処かへ転がっていく中、ドサッと倒れる音も聞こえてきた。
流石の博麗の巫女もあれにはたまらなかったのか、情けない表情を浮かべて気絶していた。

ここまで、七秒。僅か七秒である。


「うぉっ…あの霊夢がいともカンタンに…っていうかルイズ、いつ私のミニ八卦路を盗んだんだよ?」
倒すべき存在を倒し、一息つこうとしたルイズの耳に魔理沙の質問が飛び込んできた。
そちらの方へ顔を向けると、いつも笑顔を浮かべているような彼女が驚きの表情を浮かべている。
だが無理もない、何せあの博麗霊夢がたった一瞬の隙だけで、この様な目にあってしまったのだから。
「盗んだですって…?人聞きの悪い。私はアンタが殴られた時に手から落としたコレを、拾っただけよ」
いつの間にか自分の足下に転がってきたミニ八卦路を手に取りながら、冷静に言った。
ルイズの言葉に、魔理沙はその時の事を思い出した。
(そういや確か…気を失う直前に八卦路が手からポロリと滑り落ちたような気が…)
心の中で魔理沙が思い出した時、ルイズは一息ついてこう言った。


「それに…゛盗んだ゛のは貴女と霊夢の方じゃないかしら、マリサ?」

「は?どういう事だよルイズ。私は盗みなんかしないぜ」
ただ借りてるだけさ。と最後に一言付け加えるが、ルイズはそれを気にせず話を続ける。
「私ね、部屋のあちこちに特別な日に食べたいお菓子を幾つも部屋に置いてるのよ」
ニコニコと爽やかではあるが、何処か不気味な雰囲気漂う笑顔を浮かべつつ、ルイズは喋る。

50 :ルイズと無重力巫女さん:2011/05/31(火) 21:38:52.66 ID:ESktVBLw
「しかもそのクッキーはね…私が一番特別だと思う日に食べたいと…と、取っておいたやつなの」
段々とルイズの笑顔が邪悪な雰囲気を帯びていくのを感じた魔理沙は思わず後退ってしまう。
その邪悪さは、以前紅魔館で見たレミリアの笑顔と比べれば可愛いモノだが、それでも十分に怖いものであった。
「あ、あ〜…な、なんだ?私はその…食べただけだぜ」
魔理沙は言い訳でも言おうとしたのだろうが、それが火に油を注ぐ事となった。
「へ、へ、へ〜…あ、あ、アンタは食べたたただけなのねね…わ、私のたたた大切なおおか菓子を、を…!」
先程よりも邪悪さが増していくルイズの雰囲気に、魔理沙は悟った。

(あ〜、駄目だコリャ。背中を見せたら確実に酷い目に遭うな…)
丁度自分の背後に愛用の箒があるのに気が付いている魔理沙ではあったが、逃げる気は失せていた。
いま箒を手にとっても跨る前に捕まってしまう。そして今窓の傍で気絶している霊夢の二の舞になる。
ましてやミニ八卦路も奪われている手前、退路は完全に断たれたも同然である。もう自分に逃げ場は無い。

たった一つの道は、目の前にいるこの少女を倒してドアから逃げるしかない。
(そうと決まれば…善は急げだぜ!)
覚悟を決めた魔理沙は、キッと鋭い笑みを浮かべ―――ルイズに突撃した。
勝率などわからない、わからないから魔理沙は突撃の道を選んだ。
霊夢もそうしていたであろうし、魔理沙の知っている幻想郷の好戦的な奴等も同じ答えを出していたに違いない。
自分が勝つと信じてやまない者達は、どんな危機的状況に陥っても僅かな希望があればそれに縋り、必勝の策を編み出す。
勝つか負けるかわからない――だからこそ戦うのだ、自分の勝利を信じて。


ピ チ ュ ー ン ! 

――しかし、だからといってやる気満々の敵に突っ込んで勝てるとは限らない。
『自分のパンチより、ルイズのアッパーの方が速かった』という事が読めなかった魔理沙は、呆気なく撃沈した。




その頃、トリスタニアのチクトンネ街は――――

いつもは夜型の人々で賑わうここは、朝方と昼は大分落ち着いている。
それでも人の入りはあり、ブルドンネ街と同じく露天商達が道ばたで商売を始めていた。
仕事帰りの人々を誘惑する夜中のお店は朝方にはその看板を下げ、グッスリと眠っている。
彼ら、彼女らは朝に寝て午後から仕込みと掃除を始めて夕方頃の開店に備えての準備に入るのだ。
そんな店はここチクトンネ街に星の数ほどあるが、その中でもかなり異色な店が存在していた。
ウエイターは女の子達ばかりなうえ、とても魅力的な服を着ており、貴族からも賞賛の声を度々聞く。
「女の子達がステキだった」とか「チップを出すのに夢中で財布の中身が無くなった」等々…色々と評価してくれている。

『魅惑の妖精亭』。それがこの店の名前であった。



シャコシャコシャコ…
「あしゃ〜はやっぴゃり〜ねみゅい〜もよ〜…♪」
店長スカロンの娘であるジェシカは、店の裏口で歯を磨きながら何処か現実味のある歌を口ずさんでいた。
裏口のある通りは閑散としており、目立つモノといえばご近所の店が裏口に出しているゴミを漁る野犬と野良猫、それにカラスだけだ。
主に人間の食べ残しを狙う彼らはこの時に限って争うことなどせず、お互いのルールを守っている。
この場面だけを見れば、人間と比べて大分秩序を保てているのは間違いない。
ハルケギニアの各所にある第三諸国などでは、畑の作物や家畜の奪い合いが原因で戦争になっているところもある。
それを考えれば、動物の方が第三諸国を治める王達よりかは大分利口だ。

だが、ジェシカはそんな光景に目もくれず、歯ブラシを口に入れたままボーッと空を見上げていた。
隣接する建物と建物の間から見える空はかなり太い一本の線として見えている。
陽が当たらない薄暗い通りとは対照的に白い雲が右から左へと流れ、サラサラと緩やかな初夏の風が肌を撫でる。

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 21:40:04.37 ID:jWKqU/r+
支援

52 :ルイズと無重力巫女さん:2011/05/31(火) 21:41:03.95 ID:ESktVBLw
この時間帯、朝食を食べ終えた人々が仕事の為に各々の勤務場所へと足を運ぶ。
飲食店や雑貨屋、ブティックに本屋、石切場に魚の養殖場(食用、観賞用の淡水魚だけだが)等、様々である。
しかしジェシカやスカロン、そして店の女の子達を含めた夜中のお店で働く人々は、ゆっくりとベッドで疲れを癒す。
ジェシカ自身も、今は寝る前の歯磨きをしており、決して仕事へ行く前の慌ただしい歯磨きではない。
故にこうして途中で手を止め、雲の流れる爽やかな朝の青空を眺めているのであった。


しかし、その時間は表の通りからやってきた女性の声で台無しとなった。
「やぁジェシカ。寝る前の歯磨きをしてるのか?」
「…うっ!…ムグ…ムグ……ぷはっ!」
いきなり声を掛けられたジェシカ聞き覚えのある声を耳にし、思わず口にくわえた歯ブラシを吐き出しそうになった。
しかしそれをなんとか堪えて数秒間無呼吸に悶えた後、口から歯ブラシを取り出すという選択を選ぶ。
歯ブラシを持っていた右手で持ち手を掴み、そのまま一気に口から出したところで、止まり掛けた呼吸を再開する事が出来た。
「はぁ…はぁ…アンタねぇ、前もそうやってアタシを驚かそうとしたわよね?」
もう少しであの世の花畑と河岸が見えるところだったジェシカは、目の前で穏やかな笑みを浮かべる女性に苦々しく呟く。
「そうかな?あの時は私に気づいているものだと思って声を掛けたんだがな…ちゃんと料理の載ったトレイも受け止めただろ?」
しかし女性はそんな苦言など何処吹く風で、まるで旧友と若い頃の思い出を語っているかのような感じで言った。

女性の服装は足首まで隠した長い黒のズボンに白いブラウスと変わっており、その上に若草色のローブを羽織っている。
一昔前の女性ならわかるものの、この時代では女性のような服装は時代遅れもいいところだ。
しかし女性の肌は珠のように白く顔もジェシカや店の女の子達に負けず劣らず…いや勝っていると言って良い。
陽の光に当たって輝いている麦の如き金髪をボブカットにしており、遠くから見ればただの好青年として見えてしまう。
だが一歩近づいてそれが女だとわかれば、何処か不思議な魅力を感じてしまう。
それは男性だけではなく、女性もまたその魅力に惹かれるのである。

「はぁ…それで、今回は五日もあの子だけ置いて何処に行ってたっての?」
あまり悪いようには見えない笑みを見せられたジェシカは、呆れた様子でそう言った。
「まぁそう言うなよ。あの子だってちゃんと客室の掃除をしてくれてるだろ。…それに土産も買ってきたし」
それに対し女性は冷静に返しつつ、背負ったバッグを地面に下ろし、中を漁り始める。
ジェシカはその言葉にムッとなってしまうが、まぁいつもの彼女だと思って軽い溜め息をついた。

二人の言う『あの子』とは金髪の女性と共にいた、まだ十代にもなっていない栗色の髪が眩しい女の子のことである。



数週間前、ここの店長でありジェシカの父であるスカロンが二人を連れてきた。
聞くところによると女性はかの東方の生まれで、今はハルケギニアの各地を旅しているらしい。
様々な大国や小国、山々や平原を歩き渡り、しばらくはこのトリステインに身を置くことにしたのだという。
まぁ治安が比較的良く、戦争や領地をめぐっての小競り合いも滅多に無いこの国は、体を休めるのには丁度良いところだ。
しかし、いざ宿を探してみると間が悪かったのか、何処も空き部屋が無いという時にスカロンと知り合ったそうだ。
ちょっとばかしその場で話し合い、店の仕事を手伝って貰う代わりにお店の上の階にある部屋に泊まらせる事となった。

「初めまして、―――と申します。以後迷惑にならないようこのお店の仕事を手伝って行きたいと思います」
東方の国の生まれ故かハルケギニアでは聞かない奇妙な名前と律儀な物腰に、ジェシカを含めた店の者達は彼女に拍手を送った。
その拍手に女性は嬉しそうな笑みを浮かべると、後ろにいた少女を自身の前に出し、自己紹介を促した。

53 :ルイズと無重力巫女さん:2011/05/31(火) 21:42:35.75 ID:ESktVBLw
「は、はじめまして…――と申します。よろしくおねがいします…」
女性と同じく、東方の生まれと思われる奇妙な名前とその暗い雰囲気が漂う自己紹介の後、ジェシカがその子に質問した。
「よろしくね――ちゃん。ところで、ここは店の中だけど…帽子は外さないの?」
何処か空気の読めてないジェシカの発言に、素早く金髪の女性がフォローを入れた。

「すいません。この子はちょっと皮膚が弱くて室内でも帽子を被っているよう、祖国の医者から言われているもので…」
どこか胡散臭いものが漂ってはいるが、ジェシカやスカロン達は彼女の言葉をとりあえずは信じることにした。
この様な場所で店を開けば、自分の過去を酷く忌み嫌う者達がふらりと寄ってくるものだ。
ある者は過去を一時の間忘れるために飲んだくれ、またある者は新しい人生を探しに足を運ぶ…。
きっと彼女らは後者なのだろうと思い、とりあえずは『魅惑の妖精亭』に新しく入ってきた二人を手厚く歓迎した。



「それじゃあ、私は部屋に戻るとするよ」
「はいはーい!今日も早いんだからさっさと寝なさいよね〜…ふぁ〜」
一階の酒場でジェシカと別れた後、金髪の女性は二階へと昇り、一番奥にある客室へと足を運んだ。
ここ『魅惑の妖精亭』は一階部分がお店で、二階の方は家のない従業員達の部屋と幾つかの客室がある。
客室の方は、酔いすぎて家に帰れなくなった客を入れるところで、店の人気もあって使用頻度は高い。
そして当然の如く賃貸料があるので、店的には儲かっているらしい。

想像して欲しい。気持ちよく飲んでベロンベロンになって意識を失い、気づいたら見知らぬ部屋のベッドで寝ていた。
慌てて外に出てみるとその顔に笑顔を貼り付けた店の女の子が、一枚の紙をもって口を開く。
「おはようございます。お部屋の賃貸料をいただきに来ました」

自業自得であろうが、冷たい夜の路上に放り出されるより大分マシだろう。
そんな事を思っていると、気づけばもう二階の一番奥にまでたどり着いていた。
すぐ横には客室に繋がるドアがあり、それを開ける前に女性はポツリと呟く。

「五日か…まぁちゃんとお金も置いておいたし払ってくれてるだろう」
あの娘はネコだが、ネコババするような娘ではない。と心の中で付け加え、ドアを開けた。
すんなりと開いたドアの先にいたのは、彼女を主と慕う可愛い少女が待ってくれていた。


「お帰りなさい!藍さま!」
年相応の元気な声に、彼女は柔らかい微笑みを浮かべた。


54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 21:45:38.87 ID:jWKqU/r+
支援

55 :ルイズと無重力巫女さん:2011/05/31(火) 21:52:23.19 ID:ESktVBLw
はい、これにて今回の投下は終わりです。
今回は多数の支援をしてくれて、ありがとございます。

43話は久々に文章が長くなってしまったものの、書きたい事を書けました。
これからもですがゼロ魔原作を元にして、うまくオリジナル展開に持っていきたいです。
でも自分の好きな作品の雰囲気も入るから、ちよっと雲行きが不安ですが…まぁなんとかなるでしょう。

それでは皆さん、また来月にでもお会いしましょうノシ


藍しゃま可愛いよ藍しゃま。まぁ霊夢の方が可愛いんだけどね。


56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 21:56:58.11 ID:LbilhhEU

ハブラシを咥えたジェシカの図はシュールだ

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 21:57:36.21 ID:jWKqU/r+
乙ー

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 22:18:28.05 ID:E2HRjj9m
乙です。

藍しゃまのハルケ衣装、こんな感じかしら。
http://iup.2ch-library.com/i/i0326083-1306847820.jpg

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/31(火) 23:06:02.07 ID:uBrR3ZLG
どっかのギャルソンかとおもったぜw

60 : 忍法帖【Lv=2,xxxPT】 :2011/06/01(水) 10:57:25.48 ID:pogm0CMA
ここ最近で投下があった作品て
ウルトラと戦闘妖精とペルソナと直上の無重力以外にあったっけ?

なんかまだあった気が済んだが

61 : 忍法帖【Lv=3,xxxPT】 :2011/06/01(水) 11:18:18.91 ID:53kzM8Xs
萌え萌えがありますよ
ペルソナの投下が途切れたところをみると恐らくリセット受けた口だな

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/01(水) 11:18:30.90 ID:D7wLj1De
「ここ最近」をどの程度の範囲にするのかにもよる
この手のは1カ月に1度とかはざらにあるからな

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/01(水) 11:50:05.69 ID:tJBwOJHB
だんじょん商店会も

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/01(水) 12:55:30.60 ID:Pw0bU7t1
ここ一カ月くらいなら結構あったろ、前スレとかまとめくらい見ろよ

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/01(水) 12:58:09.22 ID:IxmvV9sV
最近と言うなら3月に投下してたジェイソンの人が楽しみだ
次は殺戮シーンがあるから避難所らしいが

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/01(水) 14:53:50.35 ID:/3S8wPXA
ジェイソンときたら次はフレディか
しかしフレディと聞くと、どうしてもクロマティ高校のほうを思い浮かべてしまう

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/01(水) 14:58:20.40 ID:tSeYDw0h
あの漫画のせいでQUEENのフレディも昔からあんな感じかと思ってた俺w

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/01(水) 16:14:16.52 ID:vXi7gKq5
キリイもあったじゃない

69 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/01(水) 19:06:08.51 ID:2izo4o25
クロ高なら竹之内豊くんを召喚したらゼロ戦やタイガー戦車はどうすんだろ?
もとのクロ高にはマスクド竹之内くんがいるからいいとして

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/01(水) 19:10:44.09 ID:eLFg1F2u
>>69
>ゼロ戦とか
特に変える必要ないんじゃね?

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/01(水) 19:12:41.31 ID:2izo4o25
>>70
いや、乗らなきゃならなくなったらどうするのかなって
周りから「乗れ乗れ」言われて仕方なく乗ったけど、戦闘中に失神するとかありえる

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/01(水) 19:50:13.16 ID:YHMFChdI
アルビオン行きも駄目そうだな竹之内。
むしろ溜まりに溜まった鬱憤を裏切り者のワルドにぶつけそうだ…ビール瓶とかで

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/01(水) 20:28:28.74 ID:5TcMzbWo
そもそもクロ高の連中は女子にどう対応するんだろう?

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/01(水) 20:38:34.12 ID:XBxaUYN+
とりあえず、羽ペン食う

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/01(水) 20:50:47.15 ID:3jFVfUoR
神山ならシエスタがからまれてたら助けにいきそう
メカ沢バイクで

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/01(水) 21:34:39.37 ID:/nTf7vq/
>>75
そういやギーシュと中の人一緒だったな神山

77 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/01(水) 22:55:01.35 ID:UCzcpvyF
神山「あ、メカコルベール先生。このノートパソコン使えるようになりませんか?」
メカコルベール「いや、私は機械だけはダメなんだよ」

78 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/01(水) 23:01:26.65 ID:OWJ723jQ
メカコルベール先生ってなんだ!
てか機械がダメなコルベールになんの価値があるんだ

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 00:16:23.50 ID:OhrfMyIu
戦闘機に変形します

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 00:40:59.55 ID:nPTaoQbx
まさか時代遅れの人型巨大ロボットなんぞにするんじゃないだろね?

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 00:57:51.50 ID:Nh5qdFJu
若本ボイスの男気あふれるナイスガイに決まってるだろ。
そりゃ、キュルケが惚れたってしょうがないだろ。

82 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/02(木) 01:18:06.31 ID:pRVgvm9y
可愛すぎるでしょう橙!
乙です

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 08:42:41.42 ID:V8dXqehR
寝ぼけて才賀エレオノールという単語を見たときなぜか、へぇサイトとルイズの姉がくっつくのか…などと思ってしまった

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 12:43:14.12 ID:KXFrqBdl
エレオノールたちを見てると、本当にアカデミーってどうしようもない組織だよな

>>68
最初見た時は霧亥(キリイ)って、桐井が膨大な歳月のうちになまったものだっと思ってたんだぜ

あれってまだ元素のが雇われに落ちぶれる前だから、花壇騎士として任務に就いてたんだよな?
てことはタバサあたりにも死亡フラグが見えてくるんじゃなかろうか

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 13:01:26.39 ID:47dkHM9o
ちょっと方角が変わった途端にマッドネスな研究組織になりそうでもあるんだよな>アカデミー
SSで全体的にアカデミーの出番が少ないのは扱いづらさ故か


86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 14:22:25.30 ID:kb2dAC8X
逆に考えて、アカデミーでバイオハザード

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 15:36:31.64 ID:EZJQ7mqO
今からこの学校を我らの新たな侵略拠点にするでゲソ!

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 16:10:38.58 ID:WxB3SSoz
「エレオノール主任科学者、本日付でアカデミー配属になりました」
「元素の兄弟…?」
「そのようなものです。正確には第四形態クローニング」
「ちょうどいいところにきたわ、たったいま接続実験が始まるところよ」「間に合ってよかった…これが合成した虚無の実験体ですか…ずいぶん大がかりなんですね」
「この施設全体が実験体の脳みたいなものよ、それでもオリジナルにはとうてい及ばない」
「あれは何です?」
「堆積層で発掘したの…耐圧板からはずしたとたんに何らかの変化を起こして…今はどうにか爆発だけは防いでる」
「爆発ってまさか…ゲートを開けるのはあきらめたんじゃなかったんですか?」
「財務卿に停止命令を出されただけよ」
「良いんですか、私にそんなことを言って」
「議長ならとっくに知っているわ、止めようと思えば彼奴にはいつでも止められる」
「………」
「始まるわ…」

…この日、巨大複合企業トリステインの科学者集団アカデミーは一時的には接続実験に成功するが

ネットに不正に接触する者に対するカウンター・プログラムが発動

厳しい罰が与えられる

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 16:35:57.64 ID:KXFrqBdl
実験体にされたルイズが南斗聖拳で葬られる姿が見える

>>87
人の解剖くらいすると皮肉られてたようななかったような

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 16:53:20.30 ID:rv+qQ26s
一般でもミノタウロスに自分の脳を移植するメイジが居たのだから、アカデミーにも異端認定されるくらいのマッドが居たってなんら不自然ではないはず。
やはり魔法を扱う以上、死者の復活とかやろうとして大失敗した過去くらいあると思うんですがね。

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 17:34:30.45 ID:8N3Jcgt8
>>88
エレオノールさんが、胸の大きい義体をみつけて喜ぶんですね

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 18:09:37.41 ID:Yh5ZhzMI
その前に一度蒸発して、保存データから復活したけれど投獄されて、乾燥死体になる運命に・・・
アカデミーの倉庫やトリステインの王族を銃弾一発で粉砕して、貴族による支配体制崩壊させるようなとんでもないやつが運よく通りかかって、運よく協力できればいいのだけれど
仮にそれに成功しても白髪になったり鼻血出したりするだけで(ry


>>84
フラグが立ったのはガリアです

93 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/02(木) 19:44:25.52 ID:d10xKVht
>>86 >>90
キメラドラゴンってとんでもない前例がある
ヴァレリーもデンジャラスなドーピング薬作ってたし

ラウ・ル・クルーゼやレイ・ザ・バレルみたいなキャラ呼んだらアカデミーで薬作ってもらう展開になるかねえ

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 20:12:13.72 ID:ikckKPOd
つか、タバサの冒険だけ見ると火竜はクソ強いわ、土人形を全く人間と同じように数十年自律させるとかやたらと壮大

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 20:31:26.90 ID:VWji2MM9
>94 人間同等の土人形を作る土石もすごいけど、瀕死(心停止だっけ?)だったサイトを水石らしき指輪で回復させたんだから、本編も探せばパネェ所があるんじゃね?

96 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/02(木) 20:57:33.75 ID:vFs8Vhfu
ファファファ

97 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/02(木) 23:05:00.32 ID:oO3L/OUL
コルベールやメンヌヴィルが所属してたアカデミーの実験小隊は、
盗賊とか野党とか田舎貴族の反乱の時には真っ先に投入されて、
攻撃魔法が人体に与える影響だの、範囲魔法をぶっ放した時の被害の程度を調べるだのばっかりやらされてたって、原作で言ってたしね。

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/02(木) 23:15:27.47 ID:x98MGWaQ
>>97
6000年の歴史があって今頃そんなことやってんのか、って気もするが、そこを梃子に“歴史の急流”感を演出することもできるな。


99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 05:27:06.24 ID:tJH8o6BK
野盗を野党って書く奴多いよね。あとトリステインをトリスティンとか。

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 06:19:48.07 ID:FqniPdm8
どっちかっていうと 与党こそが野盗だよな
民主党

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 06:52:27.80 ID:kKCvj9E4
>>100
つ座布団

やるから巣に帰れ

102 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/03(金) 08:15:46.98 ID:7M9h559c
6000年もあったら急流感ぽいのはなんべんもあったんじゃねぇかなぁとか思ってしまう

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 08:24:39.02 ID:GWKqkHzu
だから本当に6000年の歴史があったのか、
という展開は燃える。
固定化あるし、どうとでもなる。

一緒にしたくないけど皇暦みたいなものかもしれん。
今は皇暦2271年だっけ。

104 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/03(金) 09:36:40.05 ID:7M9h559c
歴史の捏造とか現実でもいっぱいあるしな

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 11:41:28.46 ID:ieqxvKM8
確か今年は皇紀2671年だったはず。

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 12:22:13.08 ID:MoJup8Xe
「わたしは学会……じゃなくてアカデミーに復讐してやるんだぁ!」

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 12:26:18.86 ID:KMhL2CoS
成原博士が科学の力でハルケギニアに恐怖をもたらす・・・のは無理だよなあ

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 12:57:16.85 ID:6HjFwVAq
が、明らかに無理だろうって物を開発してもおかしくない気がするのも成原博士の科学力。

げに恐ろしきはギャグ補正

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 13:12:05.47 ID:MoJup8Xe
>>103
わたしはむしろ皇歴よりはお隣の「半万年の歴史」を思い出してしまった

成原博士とエレオノールがタッグを組めば不可能は……自滅するだけのような気がする

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 16:40:49.04 ID:y9H6JqeF
誰か佐藤賢一のベルトラン・デュ・ゲクランを召喚しないものだろうか

111 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/03(金) 16:45:10.12 ID:Z3ex8FLt
 _____
 |     |        .|     ○     ̄ ̄ ̄ ̄|
 |     |   ̄ ̄   .|   /\        |_/
     /        /   /   \      |
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    (.`ヽ(`> 、                     :: /''''''    '''''':::::\ ::
     `'<`ゝr'フ\                     ::.|(○),   、(○)、.:| ::
  ⊂コ二Lフ^´  ノ, /⌒)                :: |  ,,,ノ(、_, )ヽ、,, .:::::| ::
  ⊂l二L7_ / -ゝ-')´                 :: |    ,rエエェ、 ' .:::::::| ::
       \_  、__,.イ\                 :: \  ヽr-rヲ  .:::/ ::
        (T__ノ   Tヽ        , -r'⌒! ̄ `":::7ヽ.`- 、   ./| ::
         ヽ¬.   / ノ`ー-、ヘ<ー1´|  ヽ | :::::::::::::ト、 \ (  ./ヽ ::
          \l__,./       i l.ヽ! |   .| ::::::::::::::l ヽ   `7ー.、‐'´ |\-、
  _____________________________
 │一│九│一│九│一│九│  │  │  │  │  │  │  |  |
 │萬│萬│筒│筒│索│索│東│南│西│北│  │發│中│中|



112 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/03(金) 16:46:00.23 ID:Z3ex8FLt
すまん、誤爆した

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 17:11:21.21 ID:kKCvj9E4
うむ

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 19:27:16.15 ID:F1gKS9BP
真田さんとキテレツとばいきんまんとパタリロを召喚して
スーパー発明大戦INハルケギニアを・・・・・

115 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/03(金) 19:40:12.54 ID:7M9h559c
ある程度以上の科学力がある状況下での偉大な発明家だと厳しいんじゃねぇかなぁ?
魔法のせいで蒸気機関すらねぇんだし

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 19:50:26.26 ID:o5H1xC5N
真田さんはともかく
他の面々はハルケギニアでも余裕で大発明できるだろw

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 19:54:18.46 ID:e9B1Jbo3
原作からしてコルッパゲもたいがいスゴイけどな。
蒸気機関すらない時代にいきなり飛行機作るとか天才過ぎるだろ

118 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/03(金) 20:16:55.58 ID:1YlNH9ud
パタリロは手帳と万年筆から通信機を作る男だぞ
タイムワープしてあちこちの時代から物を持ってくるとか裏技も使えるしなw

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 20:20:19.71 ID:Lx+tPMup
成原先生も呼んで場を引っ掻き回そう

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 20:29:58.89 ID:/NyOn2LJ
真田さんはやっぱりヤマトごとじゃないとね
召喚というよりヤマト3の新惑星探査の星の一つがハルケギニアだったというのがいい
植民地にしようと迫るボラー連邦軍を迎え撃つヤマト。ルイズたちは空間騎兵隊になって降下兵と戦う
しかしヤマトに手を焼くボラー連邦は惑星破壊ミサイルをハルケギニアに発射、
そのときルイズはテレポートを使って真田さんとともにミサイル内部へ解体に向かった!

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 20:34:07.96 ID:DupV7E27
早乙女博士(真ゲ版)と敷島博士(鉄人の方に非ず)も呼べば 雰囲気が殺伐として楽しいゾ!

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 20:36:09.73 ID:GA1/TyEl
木ィィ原くぅぅぅぅぅぅぅン!

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 20:43:08.36 ID:gAI51sSL
根腐軸盆博士と助手連を是非

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 20:52:12.43 ID:kg5etx45
鷹の爪団の博士を呼べば・・・・・・

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 20:53:49.68 ID:ss5h5U7f
マトモなのは真田さんだけって皆酷すぎ、ハルケギニア逃げてー

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 20:55:12.62 ID:jl1q0Vjp
>>115
写楽保介を喚ぼう
ヤツならハルケギニアでも得体の知れない機械をこさえてくれるはずだ
破壊の槍はもちろん例のヤツ
タルブには何を置こうか……

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 20:56:57.79 ID:qnWE1JEQ
「ウリたちの歴史は6000年ニダ! 証拠は無いけど始祖が現れる前にも歴史があったニダ! お前は魔法も使えない平民の犬イヌダ!!」

>>95
ただまあ、科学の一つどころか、まともに体系化もされていない小手先の手品の域を出ないんだよな
まともな文明圏の人々の手に触れて、原理解明から応用のコンボが怖い。発明家とか学者さんだよとか

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 21:08:08.14 ID:t8xtuPVH
急にどうしたの?

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 21:09:49.04 ID:ros0sGlJ
ボールが来たんだろ

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 21:35:28.91 ID:Wm0hAsgx
>>122
チャージなどさせるものか

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 21:45:52.01 ID:e0znPPLv
ちゃーじーーーーん
ごーーーーーーー

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 21:57:17.72 ID:kg5etx45
>>130
お父さん

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 22:14:05.38 ID:e9B1Jbo3
オレはきさまの父などではない

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 22:22:32.39 ID:0t+8zeOk
なにっ
するとお母さんなのか?

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 22:32:18.01 ID:DupV7E27
「四の『虚無』、四の『使い魔』は、全て このオレ、ブリミルの血より生まれたもの。いわば 分身よ。
そして 合い争って勝ち残った者が ハルケギニアの『冥王』となるのだ!」

という電波を受信しました。
 

136 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/03(金) 23:05:44.91 ID:Wm0hAsgx
てす

137 :日替わりの人 ◆thBfSEZCPw :2011/06/03(金) 23:08:34.58 ID:Wm0hAsgx
また忍法帖リセットされてるー!?(;゚Д゚)Σ
ようやっと最新話完成したけど、やっぱりこっちには投下できそうにないので、避難所に投下してきますorz
できればLv足りてる人に代理お願いしたいですが、出来る人はそれほど多くないと思いますので、無理なら無理で構いません。

138 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/03(金) 23:14:07.36 ID:7M9h559c
>>126
グリーブ

139 :日替わりの人 ◆thBfSEZCPw :2011/06/03(金) 23:32:00.39 ID:Wm0hAsgx
避難所の代理スレに投下してきました。最初の3レスは失敗したので、無視の方向でお願いします(泣
ところで、今回の投下に合わせてちょっとしたコラ画像を作ってみたのですが、

・すぐに流れない。なるべく長く見ていられる。
・アップロード画面を経由しないでも表示される(専ブラのポップアップで表示できる)

といった条件を満たしたアプロダってありますか?
こういうのは利用したことがないので、どのアプロダが良いのかわからないです……

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 23:38:19.85 ID:kKCvj9E4
日替わりの人乙
健闘したな悪ド

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 23:46:00.70 ID:FqniPdm8
わーい、まってました
乙です

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 23:49:55.41 ID:UtEIrnep
自作絵ならともかくコラはどうかと

143 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/03(金) 23:53:00.35 ID:yXAL0Gt7
おお、何か最近になって復活する人がチラホラ出て来たな。

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 01:32:55.86 ID:tid1jYeP
そういえば日替わりの人は前にもゲーム絵を作ってきたことがあったな
それにしてもリセットはうざい

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 01:36:11.64 ID:AUtSy/6B
>>127
そういやブリミルが現れる前ってどんな世界だったんだろう

146 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/04(土) 01:59:04.98 ID:w6MP8bXA
問題は代理できるほどレベルのある人がいるのかどうかだ
最近の2ちゃんの使いづらさはこういうスレには痛い

147 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/04(土) 02:00:52.23 ID:EhrxUfgY
リセットされてもた
魔法の力がリセットされる忍法帳を召喚


148 :萌え萌えゼロ大戦(略) ◆E4H.3ljCaE :2011/06/04(土) 02:04:42.21 ID:/Ky1FNck
それでは地震で目が覚めてしまったので、日替わりさんの代理を02:07ごろより投下しますね。
たぶんいけるはず。

149 :日替わり使い魔16話@代理:2011/06/04(土) 02:06:03.18 ID:/Ky1FNck
 
 グランバニア前大臣という人物の人柄について、リュカはほとんど知らない。
 だがその手腕については、前国王にして現大臣であるオジロンから、よく聞いていた。
 なにせ、先々代国王デュムパポスの出奔より20年近くの長い期間、オジロン前国王の補佐としてグランバニアを支え続けていたのだ。
 多少強引な傾向はあったものの、その手腕は見事の一言に尽きた。オジロンからの又聞きであったにしても、その手腕についてはリュカ自身学ぶことが多かったほどだ。
 決断力に乏しいオジロンに代わり、実質的に国のトップとして扱われていたのにも納得である。

 しかし――彼は裏切った。

 いつの頃からかはわからないが、彼は魔王の軍勢と通じていた。そしてリュカの妻フローラがレックスとタバサを出産したその夜、彼の手引きで城内に侵入した魔物により、フローラが誘拐されてしまったのだ。
 デュムパポスの遺児であるリュカの帰還により、地位が脅かされるのを恐れたのかもしれない。あるいは、帝王学を一切学んでいなかったリュカが王位に就くことに、国の未来を憂えたのかもしれない。
 しかし彼の真意がどうであれ、今ではそれを知る術などどこにもない。
 だが、リュカは彼の根が悪人ではないことには、確信を持っていた。結局彼は、魔物に騙されていただけなのだと。
 攫われたフローラを助けるために乗り込んだデモンズタワー。魔物たちに用済みと見做された彼は、その中で息絶えようとしていた。その時、彼が今わの際でリュカに向けた謝罪の言葉は、今でも耳に残っている。

 そして、そんな彼と同じ眼差しを――今のワルドが持っている。

「……ウェールズ皇太子、こちらへ」

 そのワルドを――正確にはその瞳を注視しながら、リュカはウェールズをルイズの方へと押しやる。そして自身も彼を守る形で、ルイズの元へと駆け寄った。

「リュ、リュカ……」
「ルイズ、無事で良かった。ワルド子爵はどうして……?」
「彼はレコン・キスタだったのよ。私と、私の持つ手紙と、あと……」

 声を震わせながらたどたどしく説明しようとするルイズの口を、それ以上喋らないでいいと、リュカは手で制した。
 実際、そこまで聞ければ十分だった。リュカが右目で見た光景とルイズの言葉、そしてウェールズが狙われたこの現状を見れば、ワルドの目的はおおむね察しがつく。
 リュカの視線は、いまだにレックスと対峙するワルドに向けられていた。
 タバサとホイミンは、自分と一緒にルイズとウェールズの護衛。シーザーは先程までステンドグラスの嵌っていた大きな窓の前に仁王立ちしたまま。プックルも心得たもので、こちらが何も言わずとも礼拝堂の入り口に陣取っていた。
 出入り口は全て塞いだ。これでワルドは逃げられない。あとは捕まえるだけだ。

 が――リュカはそれよりもまず最初に、どうしても聞いておきたいことがあった。

 リュカは右手のドラゴンの杖を少しだけ持ち上げ、勢いをつけて石突部分で足元を叩く。
 カーン、と杖が床を叩く甲高い音が、礼拝堂に思いのほか良く響き、全員の注目を集めた。

「ワルド子爵」

 静かな声音で告げた声は、しかし全員の耳によく通った。
 自分の名を呼ばれたワルドは、ほんのわずかにたじろいだようで、ピクリとした動きを見せた。

「一つだけ、聞きたいことがある。虚偽は許さん」

 常になく平坦な声音で告げられた『命令』には、有無を言わさぬ王者の風格が、確かに篭っていた。

「貴公の誇りの在り処はいずこか」





「貴公の誇りの在り処はいずこか」

 投げかけられたその問いに、ワルドは心臓を鷲掴みにされたような錯覚を覚えた。


150 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/04(土) 02:06:32.30 ID:w6MP8bXA
では支援します。萌え萌えさんのような人がいてくれて助かりますよ本当に

151 :日替わり使い魔16話@代理:2011/06/04(土) 02:07:30.90 ID:/Ky1FNck
 
 この状況に至り、ワルドの思考は無茶苦茶にかき乱されていた。
 脱出船に押し込んだはずの彼らがやってきたのも予想外なら、そもそも事が済む直前に間に合われてしまったのも予想外。
 明らかに自分一人の手に余る彼らが来ては、任務失敗以外の未来が見えない。しかも脱出路は全て封じられてしまい、ここからの離脱すら困難を極める状況だ。
 加えて、ルイズの使い魔――リュカが唐突に放った、有無を言わせぬ強大な圧力。昨晩会話した時には微塵も感じさせられなかった、格上の風格。
 気を抜けば、膝を折ってかしずいてしまいそうな……そう、言うなれば王者の風格。彼には服従するしかない、そんな気持ちが嫌が応にも湧き上がって来る。

(だめだ――膝を折るな!)

 ワルドは胸中で自身を叱咤する。
 そうだ。膝を折るわけにはいかない。自分はここで終わるわけにはいかない。
 だが今自分を囲う運命は、逃げ道が見当たらぬほどに高く厚い壁。
 『どうしてこうなった』『子供だけを相手にすれば良いだけの簡単な任務だったはず』『なぜこいつらは、ことごとく俺の邪魔ばかりする』――自身に降りかかる不条理に、ワルドの胸の内からふつふつと怒りが湧き起こる。

 ――貴公の誇りの在り処はいずこか――

 黙れ。貴様に何がわかる。この胸に誇りなど、もはやありはしない。
 『聖地』に行く――その目標を絶対のものとして胸に宿したあの日から、忠義も恩義も愛国心も婚約者も、そしてあれほど大事にしていた貴族の誇りさえも、何もかもが取るに足りぬものと化した。
 目的を達するためならば、何であろうと踏みにじろう。利用できるものは全て利用しよう。情など不要。愛などゴミ以下。自分以外の全ては、自分をその目的へと近付けるための駒でしかない。

「は……ッ!」

 息を一つ、吐いた。
 吐いた息と共に、体の強張りが少しだけ外に逃げた気がした。リュカの圧力を前に硬直していた体が、少しだけ動きやすくなる。
 ワルドはリュカの視線を真正面から受け止め、それどころかその瞳に怒りの炎を灯らせて、相手を睨み付ける――その胸に下げたペンダントを、まるで縋るかのように強く握り締めて。

「誇りなど……持っていたところで、何の特にもならん!」
「ワ、ワルド……あなた……!」

 嘲笑をその顔に貼り付け、リュカの圧力を撥ね退けんとばかりに杖を振り、語気荒く言い放った。その言葉に、リュカの隣にいたルイズが、驚愕と失望の入り混じった声を上げる。
 そして、その言葉を受けたリュカ当人といえば――怒るでもなく悲しむでもなく、ただ無言で目を閉じた。

「お父さん……こいつは、ボクがやる。いいよね?」

 怒りを押し殺したような声で、レックスが父に問う。その問いかけに、リュカは目を開け、無言で頷いた。
 ……この『閃光』のワルドを、子供一人に任せるつもりか。嘗めおって……!
 そう思うが、口に出すのをなんとか堪える。新たに現れたリュカたち親子と彼らに引き連れられた使い魔たち――これまで見てきたレックスの実力を見るに、おそらくは誰一人をとっても、ワルドにとって決して油断をしていい相手ではあるまい。
 嘗められても仕方のない戦力差。それを自覚し、ギリ、と奥歯を噛み締める。

 と――

「……あなたではレックスには勝てない」

 その心情を見て取ったのか、リュカが抑揚のない声で告げてきた。
 その言葉は、ワルドにとって忌々しいことではあるが、想定内のものであったと言える。

「おとなしく捕まることです。悪いようにはしません」
「だとしても、俺にはやらねばならんことがある……! 俺の半分も生きていない小僧ごときに、遅れを取るわけにはいかん!」


152 :日替わり使い魔16話@代理:2011/06/04(土) 02:09:02.08 ID:/Ky1FNck
 
 そう言って、ワルドは再び眼前のレックスに視線を戻した。『エア・ニードル』を纏わせたレイピア型の杖を構え、戦いの姿勢を取る。
 自身の放った言葉が、くだらない意地でしかないことはわかっている。目の前の子供に嘗められっぱなしなのが悔しいという思いはあるが、それに固執して引き際を見誤るわけにはいかない。
 熱くなりそうな心を鎮め、冷静に周囲の状況を見やる……対峙するレックス以外は、観戦の構えだった。
 よほどレックスの腕を信じているのだろう。とはいえ、各個撃破で敵戦力に穴を空ける以外に脱出の術を持たないワルドにとっては、一斉にかかってこられないのはむしろ好都合である。

「ゆくぞ小僧……今度は以前のようにはいかんぞ」

 改めて眼前のレックスに注視し、宣言する。その言葉に、レックスは応えない。裏切ったことがよほど腹に据えかねたのか、怒りの篭った瞳でワルドを睨みつけ、ただ無言で剣を構えるのみだ。
 そして――唐突に、レックスの足元が爆発した。
 何のことはない。彼が地面を蹴っただけである。だが足元が爆発したと錯覚するほどにその踏み込みは常軌を逸し、気が付けば彼は目の前で剣を振りかぶっていた。

「くっ……!」

 振り下ろされたその剣を、自身の杖で受け止めようとし――瞬間、全身に怖気が走り、杖の角度を斜めにすると同時に半身をずらす。
 ズゴン! と音を立て、レックスの振り下ろした剣が床を“破壊”した。ワルドの構えた杖は剣を受けることなく、その軌道をわずかに逸らしたのみであった。
 が――直後に聞こえた音は、断じて『剣』という武器が立てて良い音ではない。
 ただの一撃で石造りの床が無残に破壊されている様を見れば、まともに受ければ防御ごと叩き切られるのは容易に想像できた。防御よりも回避を選んだ咄嗟の判断は、まさしく正しかったと言える。
 そして同時、理解する。『女神の杵』亭での決闘――あれは、敗北のショックで決闘中の記憶がなくなったのではない。一瞬で勝負がついてしまった結果だったのだ――と。

(な、なんだこれは……! これが本当に、子供の力だというのか!)

 ここまでくると、もはや本当に人間であるのかどうかすら怪しく思えてくる。
 しかしそうやって戦慄している間にも、レックスは攻撃の手を休めてくれるわけではない。二回、三回と剣を振り、ワルドを追い詰めて行く。
 ワルドにとって幸いだったのは、その一振り一振りが大振りで避けやすいということだろう。まるで人間よりも遥かに大きいものを相手にするような、そんな大味な剣の振り方がワルドの寿命を延ばしてくれる。
 といっても、決して余裕を持って避けていられるわけではない。大振りとはいえ、スピード自体が尋常ではないのだ。避けるたびに生じる風圧がワルドの体力を削り、かすっただけでも大ダメージを予感させる威力は精神を削る。

(今はどうにか凌げているが、長期戦は不利……!)

 ならば、早々に仕掛けるしかない。ワルドはそう判断し、魔法行使のために精神を集中させる。

(こいつらは確か、系統魔法の知識にはそれほど明るくなかったはず……ならば知るまい! 使い手そのものが希少な、『風』の奥義を!)

 『閃光』とまで呼ばれるほどの自分の詠唱速度ならばいける。
 ほんの一瞬の判断ミスが命取りなレックスの猛攻の中、ワルドは慎重に、確実に、しかし誰よりも速く、そのルーンを唱える。
 詠唱が終わるか終わらないかといったタイミングで、繰り出されたレックスの剣を避ける。上段から振り下ろされた剣は再び床を叩き、その衝撃で一瞬の硬直が生じた。
 その一瞬の硬直で、ワルドは一歩踏み込む。剣の間合いよりさらに内側へと。
 密着するほどの間合いでは、お互い剣も振れないが――元より、ワルドは『エア・ニードル』を纏わせた杖を振るつもりではない。膝蹴りをレックスの腹に向けて放ち、その軽い体を少しだけ上方に打ち上げる。

「くっ……!」
(もらった……!)

 しまったとばかりにレックスが声を漏らす。
 生み出した一瞬の好機――その瞬間、ワルドは詠唱の完了していた魔法を解き放つ。

「ユビキタス・デル・ウィンデ!」


153 :日替わり使い魔16話@代理:2011/06/04(土) 02:10:31.26 ID:/Ky1FNck
 
 レックスの背後で風が三つ渦巻いた――かと思えば、次の瞬間には『三人のワルド』がそこにいた。
 これぞ『風』の奥義、スクウェアスペル・『風の遍在』。
 風はどこにでも遍在する。ゆえに風の最高位の使い手は、こうして風によって自身と寸分違わぬ分身を作り出せるのだ。

「え……!?」

 さすがにこれは、レックスにも、観戦していたリュカやタバサにも、予想外の事態であった。当然の帰結として、レックスの顔が驚愕に彩られる――その驚愕によって、更にもう一瞬だけ、隙が増えた。
 だがまだ足りない。ほんの少しだけ足りない。今のままでは、そして相手がレックスならば、このまま攻撃に転じても防御が間に合ってしまうだろう。
 しかし、ワルドが作り出した『遍在』はこの三体だけではない。もう一体、『別の場所』に作り出した。
 その最後の『遍在』が、今――!

「ぐあっ……!?」
「ウェールズ様!?」
「え!?」

 レックスにとって、それは予想外の連続だったのだろう。聞こえたルイズの悲鳴に、レックスの意識がそちらを向く。
 そこでは、リュカとタバサが守っていたはずのウェールズ皇太子が、その死角に作り出されたワルドの『遍在』によって――



 ――背中から『エア・ニードル』で貫かれていたところであった。



「ウェール……がぁっ!?」

 咄嗟に、ウェールズの名を呼ぼうとしたレックス。だがその言葉は、直後に襲い掛かった衝撃によって遮られた。
 『エア・ニードル』を杖に纏わせた三人のワルド。それが、それぞれ杖を前に突き出したポーズを取っている。その杖が向けられた先には、吹き飛ばされて礼拝堂の椅子に背を打ち付けているレックスがいた。
 ウェールズが胸を貫かれた光景を目にしたレックスが動きを完全に止めた、その隙を見逃さず……ワルドは三体の『遍在』によって、攻撃を加えたのだ。

 ――『風の遍在』を唱え終えてから、ここまでおよそ2秒に満たず。

 しかしワルドにとって、この一瞬の何と長かったことか。その全ての時間を思い描いた通りに我が物とできたことに、自賛の念を禁じ得ない。
 とはいえ、だからといってまだ気を抜くわけにもいかない。それを証明するかのように、眼前のレックスの纏う鎧は、『エア・ニードル』を受けても傷一つついていなかった。
 まったく、あの白銀の鎧は一体どれほどのマジック・アイテムだというのか。『遍在』三体の同時攻撃ですら、ただ吹き飛ばすだけに終わってしまうとは。
 だが元より、ワルドはこの程度で終わるとは思っていない。三体の『遍在』が攻撃を加えたその時、本体は既に新たなルーンを唱えていた。

「ライトニング・クラウド!」

 杖から放たれた雷が、容赦なくレックスに降り注ぐ。
 ただの人間ならその一撃で即死しかねない強大無比な雷撃――しかし眼前の子供がこれ一撃で終わるような生易しい存在ではないことは、既に証明されていた。
 ゆえに、本体がライトニング・クラウドを放ったその時には、四体の『遍在』――いや、ウェールズの胸を貫いた『遍在』は、合流することもできずにリュカによって即座に打ち倒されていたから、結局残り三体か。それが、新たにルーンを唱えていた。

「「「ライトニング・クラウド!」」」

 更に三つの雷撃が、折り重なってレックスに襲い掛かった。

「が……あ……っ!」


154 :日替わり使い魔16話@代理:2011/06/04(土) 02:12:01.44 ID:/Ky1FNck
 
 搾り出すような苦悶の呻き。悲鳴さえ満足に上げることもできず、超高電圧によって肌を焼かれていくレックス。
 いくらなんでも、これで死なないはずがない。背後にいるルイズもそう思ったのだろう。その光景に、「いやぁーっ!」と身も世もない悲鳴を上げていた。
 だが、これで安心するわけにはいかない。どさくさに紛れ、目的の一つであるウェールズの暗殺は成し遂げた。この状況で一つだけでも目的を達成できたのは僥倖であると思いながら、脱出のためにきびすを返す。

 が――



「……待て、よ……」



 踏み出そうとしたその時、背後から『聞こえてくるはずのない声』が聞こえてきた。
 今度は、ワルドの方が硬直する番となった。バカな。なぜだ。あれで生きているわけがない――と。
 ゆっくりと振り返る。しかし果たして視界に入ってきたその光景は、ワルドの予測も希望も全てを覆し、しっかりと二本の足で床を踏み締め立ち上がる、レックスの姿があった。

「バ、バカ、な……」

 肌も焼け爛れ、全身が赤黒い火傷に覆われている。たとえ生きていたとしても動けるはずのない重傷なのは一目瞭然。
 だからこそ、それが立ち上がってこちらをしっかりと睨みつけている様が、完全に理解不能で――それゆえに、恐怖であった。
 思わず「ば、化け物……!」と口からこぼれてしまうほどに――

「……あと一撃でも……同じのを、入れられていたら……さすがのボクも……耐えられなかったかもしれない……だけど、ボクは……こうして……生きている。心臓は……止まってなんか……いない……!」

 息も絶え絶えにそう言って、レックスは自身の胸に手を当て、「ベホマ」と小さく唱えた。
 すると彼の全身が淡い光に覆われ、次の瞬間にはまるで時間を巻き戻したかのように、無傷の肌に生まれ変わっていた。
 バカな。これは一体何の悪夢だ――ワルドの脳は、もはやパニック寸前だ。殺したと思った相手が生きていて、死んでいるとしか思えない重傷でルーンを唱え、その傷が全てなくなるという奇跡としか思えない光景を披露した。

「……ミルドラースの炎の方が、よっぽど熱かった」

 言って、レックスが一歩近付く。ワルドの足が一歩後退する。

「エスタークの剣の方が、よっぽど重かった」

 もう一歩、レックスが近付く。ワルドの足も、また一歩後退する。

「だから、お前なんかに……」

 レックスは足を止め、チャキッと音を立てて剣を構える。ワルドと『遍在』も、反射的に杖を構える。
 数秒、睨み合い――だがすぐに、その均衡は崩れ去る。

「こ、この……!」
「お前程度の奴に……!」

 恐怖に駆られ、ワルドが『遍在』を突撃させる。
 それを正面から見据え、レックスが強靭な意志の力を感じさせる声を吐き出す。

「この、化け物がぁぁぁーっ!」
「お前程度の奴に、殺されてやるわけにはいかないんだああぁぁーっ!」

 吠え、レックスはその剣を高くかざした。
 すると、剣から凍りつくかのような青白い波動が放たれた。
 その波動は礼拝堂を埋め尽くし、そしてそれが収まった時――



 ――ワルドの周りにいた『遍在』は、全て消失していた。


155 :日替わり使い魔16話@代理:2011/06/04(土) 02:13:32.81 ID:/Ky1FNck
 
「勝負あったね」

 隣に立つリュカの言葉を聞くまでもなく、ルイズもまた、同じことを思っていた。
 数の優位をもたらす『遍在』を無効化されてしまっては、明らかに自力で劣るワルドに勝機はない。戦闘に関しては完全に素人であるルイズですら、それははっきりとわかってしまった。
 が――ルイズはそれを、素直に喜ぶことができなかった。連続して起こる事態は、彼女の理解できる範囲を完全に逸脱していた。

 ――ワルドの裏切り。
 幼い頃に憧れ、結婚の約束まで交わした誇り高い子爵様と、今目の前にいる誇りなき国賊が、どうしても結び付かない。なぜ? どうして? などと自問するだけでは絶対に答えの得られない疑問が、ルイズの中で渦巻く。

 ――そのワルドを圧倒したレックス。
 強いということは知っていたが、ここまで常識外れの戦闘能力を持っているとは思ってもみなかった。あれが本当に人間の到達できる領域なのか、ルイズにはそれ自体が疑わしくさえ思えた。

 ――そして、ワルドの生み出した『遍在』によって、対応する間もなく殺されてしまったウェールズ。
 その『遍在』は即座にリュカが打ち倒し、そんなリュカを見てルイズは「彼なら生き返らせられる」と思ったが、果たして今生き返らせて良いものかとも思う。彼の今日の決戦における決意を思えば、尚更に。

 ――死んだとしか思えない傷でなお生きていたレックス。
 全身を醜い火傷の跡が覆い尽くしてなお立ち上がるその姿は、まるで死体が動いているように見えた。直前の人外じみた強さを見たのも相俟って、ルイズは一瞬、彼がとても恐ろしい怪物に見えてしまった。

 ――そして、そんな重傷を一瞬で完全に癒した魔法。
 ハルケギニアの常識では考えられないその高速治療は、神の起こす奇跡か、はたまた悪魔の業(わざ)かと見まごうばかりだ。あんなものが実在していいのかと、そんな疑問さえ思い浮かぶほどだ。

 ――極めつけは、『風』の系統魔法にとって奥義と呼ぶべき『風の遍在』を、一瞬で無効化してしまったあの剣。
 あんなもの、メイジにとって鬼門もいいところだ。その特殊効果と真正面から向き合うことになったワルドは、たまったものではないだろう。

 それら事象の全てが、ルイズの理解を超えていた。彼女の内心は、あらゆる感情が混沌と渦巻き、自らが表すべき感情すらわからず――ありていに言って、混乱の極みにあった。
 と――そんなルイズの頭に、ポンとリュカの手が乗せられる。

「ごめんね」
「え……?」
「きっと、聞きたいことがいっぱいあるんだと思う。僕たちは、ルイズたちからすれば、たぶん『異質』なんだろうから。ルイズの気持ちが落ち着いた頃に、改めて説明するよ。
 だから、今はまだ何もわからなくていい……ただ、『もうすぐ終わる』ってことだけわかっていればいい」

 ――もうすぐ終わる。

 ああそうか……と、ルイズの心にストンと落ちるものがあった。
 子供の頃に憧れたワルドが誇りなき国賊と化したこと。リュカたち親子の異様な強さ。ウェールズ皇太子の命の行方。
 わからないことは、確かに沢山ある。聞きたいことなど、山ほどある。
 だが今は、それを悠長に聞いている場合ではない。貴族派の総攻撃の時間は、刻一刻と迫っている。
 そして――そう。目の前の戦いは、既に終わりに向かっている。
 ワルドさえ倒せば、一区切りが付く。シーザーの力を借りれば脱出はそれほど難しくないだろうし、ウェールズを生き返らせることもリュカたちの手にかかれば容易だろう。

(……死んでも手遅れじゃないなんて考えるあたり、私もリュカたちに毒されてきたかしら)


156 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/04(土) 02:14:00.10 ID:w6MP8bXA
支援のベギラマ

157 :日替わり使い魔16話@代理:2011/06/04(土) 02:15:01.48 ID:/Ky1FNck
 
 内心でつぶやき、自嘲する程度には余裕を取り戻せている……と、思いたい。その思考が自らの混乱ゆえかもしれないとは思わないでもないゆえ、余計に。
 どうであれ、先程までよりは多少は落ち着いている事は確かだ。それを自覚し、自分を落ち着かせてくれたリュカに感謝する。
 もっとも、頭に手を乗せられている状況はなんか気恥ずかしかったので、「子供扱いしないでよ」とその手を跳ね除けたが。
 そして、改めて眼前の戦いを注視する。レックスが剣を構え、対するワルドはもはや完全に引け腰だ。それも仕方ないことだろう――ワルドはもはや完全に打つ手無し、手詰まりなのだから。

 と――そう思っていた、その時。

「……あれ?」

 ルイズは、自分の視線の先にいるワルドの、その背後――そこに、何やら妙なものが浮かんでいるのが見えた。
 まるで朝日の中に夜の闇が取り残されているかのような、小さな黒い点。それが、ワルドの背後にある。
 あれは一体なんだろうか。ルイズはそれを尋ねようと、リュカの方に視線を向け――そこで、息を呑んだ。

 余裕のあった表情から一転、見上げた先のリュカの顔は、目に見えて青褪めていた。

「……あ、あれ……は……! まさか、そんな……!」
「リュカ……?」

 その視線の先は、ルイズが気付いた『黒い点』。
 彼がこれほど狼狽するなど、尋常ではない。それほどまでに、あれは不吉なものなのか――そう思った瞬間、その『黒い点』は、ゆっくりと大きくなり始めた。
 リュカの目が、クワッと大きく見開かれ、そして――

「ワルド子爵! 逃げろぉぉぉーっ!」

 唐突に、大声で警告を発した、まさにその時。



 ――ぞぶり。



 なにか、とても嫌な音が、ルイズの耳に届いた。

「がはっ……!?」

 ワルドが、血を吐いた。
 そして、ルイズは見た。その『黒い点』……いや、あのサイズでは既に『穴』だ。そこから、骨と皮だけのような節くれ立った青白く細い手が現れ、ワルドの胸を背中から貫いているのを。
 突如として背後から貫かれたワルドは、何が起こったのか理解していない様子だ。だが、そんなワルドの静止した思考とは裏腹に、貫かれた胸からはとめどなく血が湧き出ている。
 あの出血は……既に、致命傷だ。

「く……! 遅かった……!」
「お、お父さん……! あれ、まさか……!」

 口惜しげにうめくリュカに、タバサが青褪めた表情で縋り付く。どうやら、彼女もあれに心当たりがあるようだ。

「リュカ、あれって一体――」
「――ほっほっほっ……」
「……!」

 リュカに尋ねようとしたその言葉を遮るように、『黒い穴』から身の毛もよだつような低い声が聞こえてきた。
 リュカに向けようとした視線を、慌てて元に戻す。すると、『穴』は更に拡大し、人一人が余裕で入れそうなほどにまでそのサイズを広げていた。
 そして、その中から現れたのは、紫の法衣に身を包んだ異形の姿――

「いやはや……あなたには期待していたのですが、わたくしの見込み違いでしたかねぇ……? 引き際を間違えるとは、何とも無様なことだと思いませんか? ……ねぇ、ワルド子爵?」


158 :日替わり使い魔16話@代理:2011/06/04(土) 02:16:31.20 ID:/Ky1FNck
 
 フードを目深に被り、その顔は口元しか見えない。しかしその口元は嫌らしく笑い、自らが貫いたワルドに嘲笑を向けている。
 しかしその言葉を向けられたワルドは、何も答えない。それどころか、何の動きも見せなかった。気を失っているのか、それとも――既に死んでいるか。
 そんな紫の法衣の異形を、隣のリュカが顔に険を浮かべて睨み付ける。

「なぜだ……! なぜお前が生きている……なぜお前がここにいる……!」

 ルイズには一瞬、それがリュカの口から出た言葉だとは思えなかった。
 それほどまでに、その声音は普段の彼からはかけ離れていた。

「お前は死んだはずだ! 一年前のあの時、エビルマウンテンで、僕たちの目の前で……! お前が、生きているはずは、ないんだ……!」

 そう――その声は、ルイズが今まで一度も聞いたことがないほど、怒りと憎悪に満ちた低い声であった。



「答えろ! ゲマぁぁぁぁぁーッ!」



 叫ぶその先にいた紫の法衣の異形――ゲマは、ニタァッ、と口を三日月の形に歪めた。


159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 02:18:23.18 ID:urqDvKq9
しえん

160 :日替わり使い魔16話@代理:2011/06/04(土) 02:18:52.20 ID:/Ky1FNck
以上で投下終了です。今回はワルド頑張りました……けど、やっぱり届きませんでした。あと一歩だったんですが。
アルビオン編は、おそらく次回で終わりになると思います。
---- ここまで ----
日替わりさん乙でした。

私の方も次話はぼちぼち……まどかマギカのBDどっちもまだ見られないくらい
忙しかったりもしてますけどorz
とりあえず、夜が明けてから時間があれば前回の私のを含めてwikiへの
登録をしようと思ってます。

161 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/04(土) 02:19:36.96 ID:EhrxUfgY
乙ー

そういや、天空の剣は凍てつく波動の効果が有ったなぁ
空気も良い所だけど

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 02:23:15.64 ID:w6MP8bXA
日替わりの人、萌え萌えの人、ともに乙でした。
いやあとうとう出ましたか、ドラクエ史上最悪の外道が。
スーファミ版では三人で戦わなければいけないから、こいつには毎度全滅させられました。
特にやけつく息は下手すればザラキ以上に怖いですからね。
次回も期待してます。

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 02:35:13.72 ID:5Z2mQGE0
王者のマントが無かったら負けていた

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 04:03:22.90 ID:1WmnQMSv
乙ですー

ライトニングクラウド三発か…
ライデインx3くらいのダメージかな?

165 :日替わりの人 ◆thBfSEZCPw :2011/06/04(土) 07:06:42.07 ID:+Vzo4B+H
>>144
ええ、はい。ぶっちゃけ、今回作ったコラ画像は、それの完成度を高めたやつです。
元ネタのゲームから色々サンプル取って組み合わせて、細部を調整して作りました。
……ロダについての回答がないので、もう少し自分での捜索を続けてみます。

166 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/04(土) 07:46:28.77 ID:uUDU6iVf
リセットされてねぇかなぁ?

167 :日替わりの人 ◆thBfSEZCPw :2011/06/04(土) 08:10:07.61 ID:+Vzo4B+H
>>160
萌え萌えさん、代理ありがとうございました。そちらの続きも楽しみにお待ちしてます。

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 16:16:21.17 ID:1WmnQMSv
リュカが偏在を一体始末していなければ、ワルドが勝っていた…かも?

まあレックスに勝っても直後に父親と妹にボコられるだけだからどーにもならないけど
勇者にタイマンで勝てれば誇ってもいいかな

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 17:57:21.43 ID:5Z2mQGE0
ドラクエ5は幼少期のイベントのほぼ全てが青年期の伏線になってるよな
あれを考えたシナリオライターはすごいな

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 20:29:01.33 ID:GnE+uhli
現在、忍法帳でWriters in Disguiseな感じになっちゃってるねえ。
まあ、あと1,2週間もすれば大丈夫かしら?

171 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/04(土) 20:30:10.34 ID:oRdJIYUA
どうかなあ…

172 :日替わりの人 ◆thBfSEZCPw :2011/06/04(土) 20:31:14.49 ID:+Vzo4B+H
ロダはここで良かったかな……?とか思いつつ、某ロマサガ風のレックスvsワルド画像の完全版をうp
画像内の数字は元ネタになってるロマサガ準拠。DQ準拠にするなら、ワルドのHPは半分以下になりますw

ttp://apple.mokuren.ne.jp/loader_1/src/apple1386.jpg
ttp://apple.mokuren.ne.jp/loader_1/src/apple1387.jpg

真フォルネウスを改造してレックスにしたら、フォルネウスの面影がマントとポーズしか残らなかったよ!
ワルドの立ち絵はトーマス、蹴り絵はミカエル+ロビン、帽子はウォードから取って配色その他をちょこちょこと調整。
コマンドウィンドウも全部サンプル取って組み合わせました。

この画像のBGMは、以下のものからお好きにお選びくださいw

・ゼロ魔なんだから、やっぱりアニメ一期からそれなりに緊迫感のあるBGMをチョイス
・DQ5としてはボス戦BGM『不死身の敵に挑む』が外せない
・画像の元ネタを考えれば、四魔貴族バトル1or2を推したいね
・無理ゲー的に、クリアまでは眠らない!orエアーマンが倒せないだろjk

173 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/04(土) 21:01:46.83 ID:uUDU6iVf
一、二週間程度でどうにかなるんか?

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 21:10:32.52 ID:4UmHMqJe
少年、これが絶望だ

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 21:16:11.86 ID:Wltafqb2
職人でワロタw

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 21:19:52.40 ID:INgVQTln
フォルネウスっていわれると、メガテンの方が思い浮かぶなあ。
真だと序盤の殺人事件はフォルネウス召喚の儀式だし(失敗したが)
3だと最初の所で泳ぎ回って存在感を出してたボスだし。

3Dモデル見たら、ちゃんと鰓の数が本物のエイと同じで笑ったな。

177 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/04(土) 21:22:44.84 ID:hf1UGfci
>>174
「絶望したっ! リセットばかりを繰り返す『忍法帖』に絶望した!」
というのは後ろ向きなので、ここは

「これが『逆境』だぁ!」
と お答えします。

178 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/04(土) 22:12:32.50 ID:6gNJk94D
>>174
お前は絶望などしない。希望を持っているからな

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 22:25:41.36 ID:/Ky1FNck
>>173
OCNのBフレッツみたいに忍法帖が作成されないというのもあるけど…
スレ立てたことはないからできるかまでは分からないけどね。

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 22:35:13.39 ID:KZpMZvIL
>>172
青髪に違和感を覚えた俺はビアンカ信者

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 23:04:56.20 ID:sUhqc8JM
つい最近OCNやめちまったよ

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 23:07:22.13 ID:kJVZu9j3
黒髪一択だな

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 23:10:46.07 ID:xyhb/xSg
自らの『ターミネーター』と名乗る戦士のような男が、ルイズの使い魔となってもう大分経つ。
 未だに彼が一体何者なのか、召喚者であるルイズ自身にも分からないらしい。
 皮膚の下に人間とは違う金属の骨格を持つ男。
 ルイズはゴーレムの一種だと納得しているようだが、私には彼がそんなモノを遥かに超越した存在のように感じる。
 得体の知れない鋼の戦士。
 だが、彼に関して確実に分かっている事は僅かながらもある。
 それは、彼がルイズにとってまさしく理想的な使い魔であるという事だ。

 私の視線の先で、ターミネーターとルイズの二人は楽しげに話している。
 表情を変える事のない彼の代わりに、彼の分までルイズが笑っているような、満面の笑顔。あんな笑顔を、果たして私は見た事があっただろうか。
 ルイズはどうやら、彼に指を使った子供用の遊びを教えているようだった。私も子供の頃あんな遊びをした事がある。
 あまりにも他愛ないやりとり。
 そんな些細な会話の中で、ルイズはこれまで見た事もないほど健やかに笑い、声を上げている。
 この学院に来て以来、少し前まで『ゼロのルイズ』という蔑称に傷ついていた少女の姿など何処にもなく、彼女に笑顔を取り戻したのは間違いなく、いつ如何なる時も彼女の傍に寄り添い続ける男だった。

 彼は人間ではない。彼は自らを戦闘に特化した存在であると断言する。
 しかし、今ルイズにとって父親とも言える立ち居地にいるのは間違いなく彼なのだ。
 ターミネーターは、どんな理不尽な命令を受けてもルイズに従い、その傍で見守ってくれている。
 躾けの為に怒鳴り、教育の為に殴る事もなければ、酒を飲んで暴れる事もない。そして、彼女に危機が迫れば身を挺して彼女を全力で守るのだ……。

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 23:10:57.11 ID:QNCMcCkJ
実際ライトニングクラウドってどの程度の威力なんだろーね


185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 23:23:00.76 ID:z1ClN7qI
>>183
本格的に一本書いてくれ

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/04(土) 23:28:47.79 ID:xyhb/xSg
>>185
            /j^i
           ./  ;!
          /  /__,,..
         /  `    〕
         /        〕
        /        〕
       /    ノ    _〉
     /      _,..-'"
   /      /
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これWikiにのってたやつなんだ、すまない

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 00:06:13.79 ID:kTpjUbrl
            /j^i
           ./  ;!
          /  /__,,..
         /  `    〕
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        /        〕
       /    ノ    _〉
     /      _,..-'"
   /      /
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この親指で貧乳の乳首をこう…

188 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/05(日) 00:26:24.85 ID:XjCId87t
AA禁止だっつんだよゴルァw

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 00:26:27.59 ID:3rmqxdn9
>>184
人間だったら即死レベルらしいけど神エネルの攻撃でも死なないワンピース世界の住民には致命傷にならないレベルだろうな

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 00:27:39.70 ID:wfazOYpk
ワンピ世界は肉食えばなんでも治るじゃん

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 00:28:26.35 ID:GVJeRC36
常時リジェネ状態だしな

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 00:40:28.66 ID:vfLtAzOh
>>190
胃袋に穴開いても死なないもんな。

193 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/05(日) 00:47:29.98 ID:qMo6+bAc
>>192
胃潰瘍か……ある意味キツいな。

194 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/05(日) 00:52:08.44 ID:XjCId87t
まぁ現実世界でも生き残った例が結構ある落雷ぐらいの感覚でいいんじゃねぇのかな?

電気の致死量だと心停止で体ほぼ無傷とかってパターンもあるからはったりきかんしw

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 00:53:32.13 ID:vfLtAzOh
>>193
胃潰瘍なんてもんじゃなかったがな。
腹刺されて、飲んだ水がそこからピューって外に吹き出してたろ、あの主人公。

196 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/05(日) 01:04:52.73 ID:asH7dww6
ピカチュウの10万ボルトを毎週浴びてるロケット団も似たようなもんかな

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 01:52:03.68 ID:+1MrKPmd
日替わり来てたのかー
でも、ゲマ出て来るなら嫁はフローラよりビアンカの方が良かったかも知れんね

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 02:00:58.00 ID:x4Siatwl
嫁がフローラでないとタバサの髪が青くならんからなあ
2人の青髪タバサというネタをを御膳立てたのだからそのうちなにかシャルロット関連の話があるものと期待してる

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 02:07:44.10 ID:WO3kKHTT
>>115
ふしぎの海のナディアからジャンやハンソンならどうだろうか?
島編ではほぼなーんもないところからメカキングを作ったりしたやつらだ
グラタンといっしょに召喚したらたいがいのことはできるだろう

個人的には秘石の継承者からソフィアとラズに来てもらいたい
モット伯に召喚されて、そのままラズがモット伯をぶっとばしてソフィアがモット家を乗っ取っちゃうとか
というか、モット伯が女性キャラを召喚とかおもしろそうなのに、その手の見たことないな

200 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/05(日) 04:00:02.70 ID:qMo6+bAc
>>199
・基本的に人間の使い魔は虚無メイジにしか召喚できない。
・召喚したとしても、ルイズを見れば分かるようにハズレ扱い。
・アニメを見る限りモット伯の年は少なくとも30代半ばくらいは過ぎており、
 伯爵の位を貰っているくらいなのだからトリステイン魔法学院ないしそれに準ずる教育機関(あるのかどうか知らんが)は出ていていなければおかしく、在学中に進級のために使い魔召喚をしているはずである。
 つまり使い魔を召喚してからも十数年は経過しているはず。赤ん坊でも召喚しない限りはオバサンになってるのでは。
・魔法学院に通わず、自宅で家庭教師などを付けていたとしても、あそこまで年を取るまで使い魔を召喚していない理由がない。もっとも、使い魔が明らかになっていないゼロ魔のキャラはかなり多いが。

パッと思いつく理由としてはこんな感じか。

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 04:08:10.24 ID:Rdor17ox
>>200
>・基本的に人間の使い魔は虚無メイジにしか召喚できない。
その辺気にしてたらゼロ魔二次創作なんて書けんだろ。
タバサやイザベラとかが異世界から人間召喚するSSなんぞも結構あるし。

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 05:15:58.99 ID:87A7D+7f
>>200
「学生時代に召喚済みのはず」
これも、初代の使い魔が何らかの理由で死亡した事にすれば 解決する。
中年男性が美女を召喚して 「ハズレだ」とは思わないだろうし。

203 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/05(日) 07:31:21.00 ID:tI7/FI6Q
そもそも即死レベルと明言されているのはライトニングクラウドくらいだった気が。
殺傷能力が高い魔法は数あれど、ハルケの人間が秘薬と水魔法で耐久力が実質底上げされてることを考えれば
(大型ゴーレムや錬金した武器は別にするとしても)魔法としては結構威力があるほうじゃないかな。

204 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/05(日) 07:41:18.35 ID:NSoLaYNv
ハルケギニアの魔法は創作の中じゃ、あんまり強力な部類に入らんよな

205 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/05(日) 07:59:05.45 ID:XjCId87t
儀式魔法とかじゃなく世界が滅びかねないってのだとスレイヤーズかなぁ
あとは神様を憑依させるロードスとか

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 08:38:22.03 ID:x4Siatwl
一瞬で鉄の武器を溶解させてしまうような炎魔法とかもあったはずだ
当然即死ってレベルじゃない

人間以上の耐久力を持つオークの頭部を一発で吹っ飛ばしたキュルケのフレイムボールとか、
攻撃力には自信がないタバサがキメラドラゴンをジャベリンで一発殺害したのとかみる限り、
ライトニングクラウドなんぞ大した威力の魔法とは思えん
むしろ電撃だから飛行速度が速いとか、その辺の特性を生かす魔法じゃないか?

人間を即死させる程度の魔法ではフーケのゴーレムとかにはカスリキズすら与えられんだろうしな

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 08:48:06.42 ID:BEHPKxXq
魔法の威力でいったらダイ大やビィトのほうが高いかなあ

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 09:02:52.20 ID:bkGFw8UR
最近の創作だと「魔法を増幅するガジェット」盛り沢山だよなあ
よく「発達しすぎた科学は魔法と区別できない」というけど、
むしろ「工業化された魔法は科学と区別できない」状態

209 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/05(日) 09:18:26.09 ID:XjCId87t
>>206
戦争なら殺すよりも怪我をさせる方が行軍に影響が出やすいからなぁ
貫通性能があるならライトニングクラウドも使いでがあるだろうが
基本は対人戦闘用って考えるのが無難ぽい
フレイムボールとかジャベリンとかよりも防ぎにくいだろうしな

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 09:45:07.82 ID:+VH0/8h5
アレクラストの魔法・マジックアイテムは洒落にならん物がw
メテオが無限に撃てるアイテムだの、凸レンズで街を焼き払うだの……
穏便な所でも、支配の王錫とか……

これが最近の物ではない所がね?

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 09:47:32.54 ID:x4Siatwl
別に今更…TRPGの元祖であるD&Dなら、極めた魔法使いは神にだってなれるけど?
実際神様を何人か捕獲して自分も神になった魔道師とかいるしさ

最近のものでなくたって魔法は元からスゴイんだよ

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 09:53:01.61 ID:NV9cDrdp
ゼロ魔の魔法威力がイマイチ理解できない。
鉄を溶かす熱量、それも継続して浴びせ続けるのでは無く一瞬で発揮出来るにも拘わらず、M72に火力負けするとかどう言うことなの。
M72は第3世代MBTを撃破するのは困難になっている旧式の対戦車ロケット、弾頭はHAETだから榴弾としての能力が低くゴーレム破壊には最適とは言えない物なのに。

213 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/05(日) 09:55:19.18 ID:87A7D+7f
『サンダー』とか『ライトニング』の魔法と呼ばずに わざわざ『ライトニング・クラウド』って名前なのは
最初に魔法で雷雲をつくるってことなのかな?
航行中のフネの甲板上でとか 飛行中の竜騎士とかは 使えなくね?い

214 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/05(日) 10:00:47.88 ID:XjCId87t
継続して落雷を発生させられるんなら多人数相手に最適だよな
でも描写的には明らかに指向性があるから単に名前がかぶらないようにってことじゃね?

215 :忍法帖【Lv=4,xxxP】:2011/06/05(日) 10:09:30.11 ID:v7FPddx4
真実はノボルがそこまで考えて無かったって事なんだけどな

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 10:40:18.42 ID:SMpCB2Is
まーそれ言っちゃ話が終わっちゃうし

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 12:11:50.54 ID:RzPIx7G3
日替わりの人乙です。
それにしてもベホマはマジチート、敵側の立場に立ってみれば一番厄介だよなぁ
しかもMPやHPが豊富で近接戦闘が強い、リュカやレックスは一番やっかい。
自分の最強の攻撃を二回行動でくりだし、多大なダメージを与えたにもかかわらず
次のターンにベホマズンとか使われてる魔王連中に同情するww

218 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/05(日) 12:13:49.81 ID:qMo6+bAc
ただの「ライトニング」だとどこに飛んで行くか分かんなくて自分に当たるかも知れないから、
「ライトニング・クラウド」で雲を作って遠隔的に発射するって後付けされてたな。

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 12:31:03.93 ID:6gePG8Hr
>>217
シドー「つまり、ワシは最高ってこと?」

220 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/05(日) 13:36:55.37 ID:59l3N2gX
投下前レベル確認

221 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/05(日) 13:37:39.10 ID:qMo6+bAc
4だと少々厳しいね。

222 :ウルトラ5番目の使い魔  ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 13:38:52.41 ID:59l3N2gX
皆さんこんにちは、先週は突然の忍法帳リセットでご迷惑をおかけしました。
ウルトラ5番目の使い魔、47話投稿開始します。ただ、一週間では回復しきれないのでいつもの倍くらいはまだかかると思います。
さるさん回避もいつもどおりに、10分後にはじめますのでよろしくお願いいたします。

223 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (1/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 13:46:51.57 ID:59l3N2gX
 第四十七話
 進化の道筋
 
 深海怪獣 ピーター
 菌糸怪獣 フォーガス 登場!
 
 
「消え去れ、愚か者たちがしがみつく虚栄の城よ。そして、この私の新たな進化の苗床となるがいい」
 激震に見舞われ、幼児の手の中でもてあそばれる積み木の城のように揺さぶられるアーハンブラ城。古来より
この城の歴史を見守ってきた、美しい装飾の施された壁石が崩れ去り、絢爛なステンドグラスが粉々の破片に
変わって舞い散る。
 瓦礫と化していく城に代わって台頭してくるのは、敷石を突き破って伸びていく巨大な柱のような物体だ。一本が
直径五メートルはあるそれは、城のありとあらゆる場所から、さらに城の立つ丘やふもとの町からも空を目指して伸びていく。
 未知の物体に侵食され、別のものへと変貌しようとしているアーハンブラ城。かろうじて原型を保ち続けているのは
城の中庭だけだ。そこで、才人たち一行と、ビダーシャルとルクシャナを不気味な怪人が見下ろして笑っていた。その顔は
人間とも、この星に住むあらゆる亜人とも違い、目や口は昆虫的だが、頭部全体はオレンジ色のこぶで形成されており、
まるでキノコが寄り集まってできたような不気味な形状をしている。
 使用人として送り込まれ、顔を隠してずっと自分を監視してきたこの怪人はなんなのか。ビダーシャルは本性を現した
黒衣の怪人に向かって叫んだ。
「お前は、いったい何者だ!」
「ファハハハ……フォーガス、別の世界では私はそう呼ばれていた」
「フォーガス……?」
 その名が、地球では英語で『毒キノコ』を意味する単語であることを彼らは当然知らない。しかし、エレオノールや
ロングビルにとっては名などはどうでもよかった。ともかくこいつは自分たちを排除しようとしている上に、ビダーシャルと
違って話が通じる雰囲気は微塵もない。ならば、先制攻撃あるのみだ。

224 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (2/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 13:49:43.11 ID:59l3N2gX
「くらえ化け物!」
 話をさえぎって、ロングビルの投げナイフとエレオノールの『土弾(ブレッド)』の魔法が怪人を襲う。よけるまもなく頭部を
ナイフで打ち抜かれ、硬化した土の弾丸を無数に浴びせられた怪人は全身をボロボロにされてひとたまりもなく倒れこむ。
しかし、ルクシャナがまだ聞きたいことがあったのにと抗議しようとした瞬間、信じられないことが起こった。なんと地面から
キノコが生えるように、まったく同じ怪人の姿のフォーガスが出現したのだ。
「やれやれ、まだ自己紹介もすんでないというのに、低脳な生き物はこれだから困る」
「そんなっ!? どういうことなの」
 倒したはずの相手が何事もなかったかのように復活するさまを見て、攻撃をかけた二人は愕然とした。フォーガスはそんな
二人をあざ笑うかのように笑い、城全体を覆った謎の柱を、いまや数百本に相当するまで増えて、数百メートルの高さで
ひとつに絡み合おうとしてる謎の物体を指差した。
「この姿は、お前たちと会話するために作り出した私の分身にすぎん。お前たちでいうなら髪の毛の一本というところになろう。
私の本体は、それ、君たちが見ている光景そのものだよ」
「光景って……まさか!」
 ありえない答えに、一行は例外なく空を見上げた。巨大な柱状の物体がからみあったものは、アーハンブラ城の上空で
木が枝を広げるように四方へと拡大していき、やがて城がすっぽりと影に覆いつくされるほど巨大な傘に変わる。そして、
その傘の裏側にあたる部分のひだのような放射状の独特の模様が、彼らにある生物の名前を連想させた。
「こいつはもしかして、とんでもなくでかいキノコの化け物かよ」
 才人のつぶやいた、普通なら正気を疑われるような言葉を否定する者はいなかった。彼らは傘の半径が数百メートルにも
及ぶ超巨大キノコの真下にいる。一同は常識を超えた光景を目の当たりにして絶句したが、特に頭の回転の速い
エレオノールやルクシャナは、キノコならばといち早く我に返った。
「わかったわ。信じられないけど、あんたは知性を持ったキノコの怪物ってわけなのね」
「本体は地面の底に潜って、分身だけを地上に上げて叔父さまを監視してたのね。道理で、叔父さまでも正体がつかめなかったはずだわ」
「ほう、お前たちはほかの連中と違って多少は知恵がありそうだ。そのとおり、私はいまやこの城を完全に支配した
巨大な知性だ。お前たちの見ているものすべてが私の脳だ。たかだか数キログラムしかないお前たちの脳など比較にも
ならぬ、全宇宙最高の頭脳を持つのがこの私だ!」

225 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (3/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 13:50:46.80 ID:59l3N2gX
 高らかにフォーガスは宣言し、アーハンブラ城は中庭を残して完全に巨大キノコに取り込まれた。一行は、自らの視界を
埋め尽くすものを見て、これがすべて脳なのかとさらに戦慄した。こんな、山ほどもある脳など聞いたこともない。
 ただ、進化の可能性としてはありえなくもない。ルクシャナは、専門からは離れるが、かつて学んだ生物学の知識から、
そのことを生命の危機から意識をそらそうとするように分析した。
「キノコは植物に似てるけど、実は菌糸という細い糸のようなものが寄り集まってできてる。確かに、動物の脳の構造と
似ているといえばそうかもしれないわね。でも、どんな進化を遂げてもあなたみたいな生物が突然生まれるはずがない。
あなた、いったいどこから来たの?」
「ほお、おもしろい。未開の惑星だと聞いていたが、そこまでの知性を持つものもいたのだな。よかろう、理解できるかは
知らぬが、教えてやろう。私がいた、こことは違う別の世界のことを」
 別の世界という聞き捨てならない単語に動揺する一行に、フォーガスはさらに語った。
「かつて私は、ここよりもはるかに進んだ文明を持つ世界に存在していた。そこにもお前たちのような人間がいて、
独自の文明を築いていたが、その文明の進化は行き詰っていた。そんな人間たちを見た私は、無用な人間を滅ぼして、
この頭脳をさらに進化させる苗床にしようと考えたのだ。菌糸を伸ばし、無限に巨大化することのできる私はいわば
無限の進化を可能とする究極の頭脳だからな。街をひとつ飲み込み、私は全世界に影響力を発揮できるまで進化した。
しかし、残念なことにあと一歩のところで私の進化は阻まれ、私は滅ぼされてしまった」
「ふん、でかくなるしか能のないキノコが無限の進化とは笑わせるわ。身の程を超えた野望は失敗して当然よ」
 見下すようなエレオノールの言葉に、フォーガスは怒るかと思われたが、むしろせせら笑うように返した。
「ファハハハ! 貴様らこそ進化を語るには身の程を知らん。文明の発祥から六千年のときを経過しながら、なんの
進化もなく停滞し続ける貴様らなど、最初から知的生命としての価値などありはしないのだ!」
「なん……ですって! だけどあんただって、無謀な進化を試みたあげくに滅ぼされたって言ったじゃない」

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 13:51:36.40 ID:0wjNYpE3
支援

227 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (4/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 13:52:05.67 ID:59l3N2gX
「フッ、あれは私も油断した。もっと巨大に成長してから行動を起こせばよかったのが、焦ったのが失敗だった。しかし、
運命は私に味方した! 完全に焼き尽くされたかと思われた私の本体から、菌糸一つが奇跡的に生き残って
回収されたのだ。この世界に連れてこられた私は地下で増殖し、今日ついに完全な復活を遂げた。今度はこの世界を
覆いつくし、進化の究極を達成してみせるぞ!」
「なんですって!? あなた、ジョゼフに従ってるんじゃないの?」
「人間なぞに私は従わん。私の再生が完了するまで利用させてもらっただけだ。奴は私をくだらぬ見張り役などに
使うつもりだったようだが、まずはガリアを呑みつくしてその思い上がりを正してやる。次はハルケギニア全体、そして
貴様らエルフどもの土地、最後にはこの惑星全体が私と一体化するのだ!」
 恐るべき計画をあらわにしたフォーガスを、一同は憎憎しげににらみつけた。しかし、攻撃をかけようにもいまや
アーハンブラ城すべてがフォーガスと化してしまったようなものなのでどうにもならない。そうしているうちにもフォーガスの
菌糸は中庭にも侵食してきて、通路はひとつ残らず塞がれてしまった。
 寄ってくる菌糸を才人が切り裂き、ほかの面々は魔法で食い止めるが、文字通りきりがない。強力な先住魔法を使える
ビダーシャルやルクシャナも、かろうじて自分の周りを守るだけで精一杯だ。
「叔父さま! 叔父さまはこの城全体の精霊と契約してるんでしょ。なんとかできないの?」
「無理だ! 石も風の精霊も、完全に奴に呑み込まれてしまった。もうこの地で、我に従う精霊はない」
 自然の精霊の力を借りるという先住魔法の弱点が現れていた。借りるべき精霊を封じられたら文字通りなにもできない。
 フォーガスは円陣を組んで、必死に防戦している一同を見て愉快そうに笑った。
「ファハハハ、貴様らの力など所詮その程度よ。今日から貴様らに代わって、私がこの星の支配者になってくれる。
手始めに、貴様らはこのガラクタの城とともに消え去るがいい!」
 その瞬間、フォーガスの菌糸の侵食についに耐えられなくなったアーハンブラ城が轟音を立てて崩壊し始めた。
城砦も、尖塔も、すべてバラバラの岩石に分解されて崩れていく。逃げ場はない、このままでは全員数千トンもある
城の成れの果てに生き埋めにされてしまうだろう。
 だがそのとき、ビダーシャルが意を決したように叫んだ。

228 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (5/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 13:53:01.45 ID:59l3N2gX
「全員! 私に掴まれ!」
「えっ!? どうい」
「説明している時間はない! 死にたくなければ言うとおりにしろ」
 ルクシャナも見たことないほど鬼気迫ったビダーシャルの表情に、一同は反射的にその言葉に従った。わけも
わからないまま、とにかくビダーシャルにしがみつき、間に合わなかった者はしがみついている者に掴まる。
「ようし、全員掴まったな。いくぞ!」
 ビダーシャルは左手で右手を握り締めた。それを合図に、彼の指にはめられている指輪に仕込まれていた風石が力を
解き放った。一気に重力が逆になったような感覚が全員を襲い、次の瞬間彼らは空へと飛び上がった。
 
「うわぁぁぁぁーっ!」
 
 降り注いでくる瓦礫を潜り抜け、巨大キノコの傘スレスレのところを彼らは固まって飛んだ。
 天地が逆転し、自分がどこにいるのかすらわからない。ただ、手を離せば終わりという恐怖だけが、必死にしがみつく手に
力を込めさせて、失神することを許さなかった。
 そんな感覚が数十秒ほど続いただろうか。気がついたときは、彼らは砂漠の中に砂まみれになって放り出されていた。
「げほっ、げほっ、こ、ここは……?」
 吸い込んでしまった砂を咳き込んで吐き出しながら、ルイズは周りを見渡した。自分たちのいるのは砂丘の中腹で、
みんななかば埋もれるようにして散らばっている。むろんその中には才人もおり、ルイズはまず安心するとともにさらに
遠くまでを見渡した。アーハンブラ城を飲み込んだフォーガスの巨大キノコは、自分たちのいる場所から、ほんの数リーグ
しかない場所に聳え立っており、あまり遠くまで来たわけではないようだ。
 やがて、皆が砂の中から這い出してきて集まってきた。
「あいてて、下が砂でも腰を打っちゃったわ。あなた、いったいなにをしたのよ?」
 緑髪を砂まみれにしたロングビルが尋ねると、同じように砂まみれになっていたビダーシャルが頭を払いながら答えた。
「万一のための脱出用の風石の指輪を使ったのだ。一度限りだが、効力はみてのとおりだ」

229 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (6/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 13:55:20.06 ID:59l3N2gX
「はぁ、たしかに指輪が台座だけになってるわね。そういえば、テファもお母様から治癒の効力を持った指輪を持ってたっけ。
あれと同じようなものか、エルフの技術ってのはほんとすごいわね」
 ロングビルや才人たちは、以前タルブ村で聞かされた昔話を思い出した。三十年前にタルブ村を襲った吸血怪獣ギマイラとの
戦いで命尽きた佐々木隊員を蘇生させたのも、ティファニアの母が持参していた水の力を秘めた魔法の指輪だったという。
 エレオノールたちはあらためて、エルフの持つ高度な魔法技術に恐れ入った。先住魔法の威力だけでなく、こうした
魔法道具の利便性に関しても、エルフは人間を大きく上回っている。しかし、そのおかげで命拾いしたのはまぎれもない事実だった。
「感謝するわ。まさか、エルフに命を救われるなんて夢にも思わなかった」
「勘違いするな。置き去りにしてもよかったが、選んでいる時間がなかっただけだ。それよりも、本来は数十リーグを
飛べるのだが、さすがにこの人数を抱えては城の外まで飛ぶのが精一杯だったようだ」
 エルフ、人間合わせて総勢七人は定員オーバーもいいところだったようだ。まともに飛ぶこともできず、途中で失速して
しまった結果がこれだったらしい。下が砂丘でなかったら命も危なかった。
 いや、実のところの原因は別にあるようだ。一同は、ティファニアが大事そうに抱えている生き物に目をやり、ロングビルが
呆れたように言った。
「テファ、あなたそいつまで連れてきてたの。道理で重過ぎるわけだわ」
「だって、あのままあんなところに置いておくわけにはいかないじゃない」
 なんと、ティファニアはピーターまで連れてきてしまっていた。こいつは巨大化するに従って体重も増加するので、砂漠の
外気にさらされればそれは重くなる。実際、ティファニアが暑さよけに外套をかぶせてやっているものの、もう体格は
三メートルを超えていた。最大時には一万五千トンにもなるので、もう三トンくらいにはなっているかもしれない。むしろ
アーハンブラの街中に墜落しなかったのが奇跡的だ。
 ロングビルはティファニアの優しさを否定するわけにもいかず、ピーターは助けられたことがわかるのかティファニアに鼻を
摺り寄せている。連れて帰ってもどうしようかと思ったが、まあ変な虫がつかないためのボディガードにはいいかもしれない。
 
 しかし、命が助かったことにほっとしていられたのもそこまでだった。
「見ろ! フォーガスの野郎、まだ巨大化するつもりかよ」
 才人の指差した先で、フォーガスの巨大キノコは目に見えて成長を続けていた。すでにアーハンブラ城は完全に
飲み込まれて跡形もなく、ふもとの町もキノコの幹に取り込まれかけている。さらに菌糸は砂漠にも侵食を始めているではないか。

230 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (7/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 13:56:34.25 ID:59l3N2gX
「なんてことなの! このまま奴が砂漠を越えたら本当にガリアどころか、ハルケギニア全体がフォーガスに飲み込まれるわよ!」
 エレオノールがフォーガスの成長スピードの速さに悲鳴のように叫んだ。奴の言ったことは誇張でもなんでもなく、
本気で全世界を取り込んでしまうつもりなのだ。最終的には星そのものと同化した、超巨大な生命体と化す。
それこそが奴のいう究極の知性、惑星大の脳というわけだ。
 着実に自分たちにも近づいてくるフォーガスに、危険を覚えたロングビルはティファニアをかばいながらエレオノールに叫んだ。
「ど、どうすんのよ! このままじゃ私たちもあの化け物キノコに飲み込まれるわよ。あなた学者でしょ、なんとかならないの!」
「む、無茶言うんじゃないわよ。ルクシャナ、あなたたちの先住魔法でどうにかできないの?」
「無理よ! だって大きすぎるんだもの。こりゃもう……やることはひとつしかないんじゃないの」
 ルクシャナがさすがに引きつった表情でいう方法を、エレオノールもロングビルも聞かなくても理解した。これはもう、
人間でもエルフでも、個人の力でどうにかできる範囲を超えている。軍隊でも連れてこなくては太刀打ちできない。だが、
ビダーシャルの風石の指輪はもうなく、できることはエルフでも人間でもひとつしか残っていない。
 
「走れっ!」
 
 大貴族も元盗賊もエルフも完全に意見が一致した。プライドや種族の差など、本当に追い詰められたときは何の価値も持たない。
 死ねばすべてが終わってしまう。たとえ多少の無様をさらしても、生き延びたい。生きなくてはなにも成し遂げることはできない。
 まだまだやりたい研究がある。ティファニアを子供たちのところに帰したい。手のかかる姪が嫁に行くまでは見守ってやりたい。
 思いは人それぞれなれど、このときは誰もが巨大キノコに押しつぶされて死ぬより、無様でも逃げて生き延びたいと願った。
 
 だが、逃げようとする一同に、頭の上からかぶさってくるようにフォーガスの声が響いてきた。
「逃げられると思ったか! 私の菌糸はすでに四方数十キロに広がっているのだ。もはや、この一帯の砂漠は私と一体となった。見よ!」

231 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (8/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 13:57:59.42 ID:59l3N2gX
 その瞬間、彼らの目の前の砂丘が爆発したかと思うと、地底からキノコの塊がいびつに人型をとったような怪獣が現れて行く手を阻んできた。
 怪獣は全長五十六メートル、口の中に赤く光る単眼を持ち、両腕の鞭状になった菌糸を振りかざして襲ってくる。
「なんなのよこれは!?」
「ファハハ、驚いたか。ここまで巨大に成長した私なら、体の一部を変形させて分身を作るなどたやすい。つぶれて死ね、無力な生命よ」
 フォーガス・怪獣体は、両腕の触手を彼らに向かって容赦なく叩きつけてきた。
 ティファニアの頭上に迫った触手から、ロングビルが間一髪で彼女を助け出し、あおりを受けてエレオノールが吹き飛ばされる。
 先住の防御魔法『カウンター』でルクシャナと自分の身を守ろうとするビダーシャルも、重量だけで数千トンはある触手は防ぎきれない。
 その光景は、まるで蟻をつぶそうと追い回す幼児にも似て、無慈悲でかつ圧倒的であった。
 
 だが、いかに優れた頭脳を持った生命であろうと、暴力をもっての侵略は決して許されない。
 
「サイト、やるわよ」
「ああ、あいつは許さねえ」
 フォーガスの攻撃で、砂漠の砂が巻き上げられて周囲に立ち込め、視界を急速に奪っていく。
 どこからか、「ルイズ、どこなの!」というエレオノールの叫びが聞こえてくるけれど、今は見えないことこそ望ましい。
 才人とルイズは右手のリングをかざし、互いの意思がひとつであることを認め合った。

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 14:00:08.53 ID:SFSI50XT
支援ジュワ

233 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (9/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 14:00:30.21 ID:59l3N2gX
 そうだ、ハルケギニアもサハラも、あんな奴に渡してはいけない。この星は、この星に住むすべての生命のものなのだ。
 二つのリングがまばゆく輝き、二人はその光を手のひらとともにひとつに重ねた。
 
「ウルトラ・ターッチ!」
 
 乾いた砂塵を吹き飛ばし、銀の巨人がここに立つ。
 エレオノールたちにとどめを刺そうとしていたフォーガスは大きく弾き飛ばされ、彼女たちは醜い怪物に代わって、雄雄しく
砂漠に立つ光の戦士の背中を見た。
「ウルトラマン……エース!」
 風に消えていく砂埃のように、絶望が希望に変わりゆく。これまで幾たびとなく、ハルケギニアの危機を救ってくれた光の巨人。
 エレオノールとロングビルは自然と手を取り合い、ティファニアはスノーゴンとの戦いのときを思い出して、ピーターの腹に
ぐっと体をよせて息を呑む。
 そしてルクシャナとビダーシャルは、噂に聞き、はじめて目の当たりにする世界の救世主の勇姿に、生まれて目にしてきた
あらゆるものと違う圧倒的な存在感を感じていた。
「あれが……ウルトラマン。すごい! それに、叔父さま、この感覚は」
「ああ、あれが現れたとたんに、怒りに狂っていた周辺の精霊たちが静まった……いったい、これは」
 人間には感知できない自然の"声"とでも言うべきものを感じ取ったエルフの二人は、その自然の意思の化身『精霊』が
ウルトラマンを祝福しているのを感じた。
 それは、ウルトラマンが純粋な光の化身であるからだ。かつて、人間と同じ姿をしていた光の国の住人は、自らの星の
太陽が消滅したことにより、人工太陽プラズマスパークを作って、その光に含まれるディファレーター因子により超人と
しての力を得た。しかし彼らはその圧倒的な力におぼれることなく、全宇宙を破壊と暴力による支配から守るために命をかけてきた。
 その気高い魂によって救われてきた数多くの星の命の息吹がエースに宿り、時空を超えてもエースを守り続けている。

234 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (10/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 14:02:17.43 ID:59l3N2gX
 だからこそ、かけがえのない命の息吹を、自らの欲のために犠牲にしようとしているものは許さない!
 
「シュワッ!」
 
 こぶしを握り、エースは吹き飛ばしたフォーガス・怪獣体を見据えた。奴はキノコの菌糸の変異体なので、動きは鈍重で
すぐに反撃してくる様子はない。そして、怪獣体から怒りに震えたフォーガスの声が漏れてきた。
「おのれぇ。貴様がウルトラマンAか、余計なまねをしてくれて。貴様も、私の進化の邪魔をするつもりか」
「フォーガス、お前がいかに優れた生命であったとて、命を踏みにじる権利などは誰にもない! この星から出て行け」
「こざかしい。ならば貴様から倒すまでのことだ!」
 フォーガスは両腕の触手を伸ばしてエースを攻撃してきた。しかしエースはたじろぐことなく、体を大きく左にひねり、
返す勢いを加えてフォーガスに向かって腕をL字に組んだ!
 
『メタリウム光線!』
 
 エース必殺の光線は、迫りきていた触手を爆砕し、そのまま威力を衰えさせずにフォーガスに直撃する。
 一瞬の硬直の後、フォーガスは木っ端微塵に吹き飛んで砂漠に破片を散らせた。
「やった!」
「あの巨体を一撃で。なんという力なんだ」
 エースの勝利に、エレオノールたちからは歓声が、ビダーシャルたちからは驚嘆の声が漏れる。
 しかし、あまりにもあっけなさすぎはしないか? 無限の進化を語っていたにしては、こうも簡単に倒されるとは……?
 勝利の美酒は、その当たり前の疑問を彼らの思考からわずかなあいだだけ消去させた。
「っ!? エース、後ろよ!」
 ロングビルの叫びがエースの耳に届き、振り向こうとしたときにはフォーガスの攻撃は成功していた。太い触手が首に
からみつき、強力な力で締め上げてくる。

235 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (11/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 14:04:15.37 ID:59l3N2gX
「ヌッ! ウォォッ!?」
 苦しみながら体ごと振り向いたとき、そこには倒したはずのフォーガスがいた。
 バカな! と思うまでもなく、その疑問の答えは示される。砂漠から、まるで枯れ木にキノコが増殖するようにフォーガスが
二体目、三体目と出現してくるではないか。
「馬鹿め、私は数十キロ四方に広がる巨大な知性体だと言っただろう。お前は私の体の、ほんの一部分を破壊したにすぎんのだ」
 勝ち誇ったフォーガスの声が響き、触手に加わる力が強くなってくる。
 しまった。怪獣の派手な姿に幻惑されて、あれが奴の本体ではないということを忘れていた。あの怪獣体は、いわば
タケノコのようなものだ。一本一本は独立しているように見えても、実際は地面の下の地下茎というものでつながっていて、
地上のタケノコをいくら掘り返しても後から後から生えてくる。
 フォーガスは自らの力の強大さを誇示するかのように、さらに三体の怪獣体を増やしてエースを包囲してくる。これで
敵の数は六体にまで増えた。そのあまりの展開力に、エレオノールは愕然として叫ぶ。
「なんてことよ! これじゃ、あいつは無尽蔵に怪獣を生み出せるってことじゃない」
「違うわよ。私たち全員が、もうあいつの体内に呑まれた獲物みたいなもの。これじゃ、いくらウルトラマンでも勝てっこないわ!」
 無限の敵を相手に勝つ手段などはない。生物の体内に入り込んだ異物が抗体に袋叩きにされるのにも似て、怪獣体は
鈍重な動きを苦にせずに、腐肉に群がっていくハイエナのようにエースに向かっていく。
 このまま六体もの怪獣体に集中攻撃を受けたらエースとてひとたまりもない。脱出するなら今しかない、才人は叫んだ。
「エース、上だ! 地上で戦っても勝ち目はねえ!」
「ああ!」
 才人の声を受けて、エースは唯一フォーガスに侵食されていない空を見上げた。そして、首を拘束している触手を外すため、
瞬間的に全身から高熱を放射した。
 
『ボディスパーク!』
 
 エースの全身が発光し、熱放射と同時に触手を引きちぎる。自由になったエースは砂漠の砂を蹴って飛び立った。

236 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (12/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 14:05:59.08 ID:59l3N2gX
「ショワッチ!」
 飛翔したエースに向かって、怪獣体は触手を伸ばして追いかけてくる。しかし、兄弟最速の飛行能力を持つエースは
触手の追撃を悠々とふりきると、安全な高度に達して空中に静止した。
 目の前にはアーハンブラの丘を完全に呑み込み、さらに巨大化を続けている巨大キノコが威容を誇っている。すでに、
傘の半径はキロ単位に及び、エレオノールのいるあたりにも夜のような影が近づきつつある。
 少しも収まる気配のないフォーガスの成長速度は、この調子で奴の拡大を許せば一ヶ月も経たずに惑星すべてが
呑まれてしまうだろうと予測するのは容易であった。奴を、今止めなければもうどんなことをしても止めることはできなくなる。
 エースだけでなく、才人とルイズも、この地上最大の怪獣……超巨大キノコへ向けて、全力の一撃を心をひとつにしてはなった。
『メタリウム光線!』
 並の怪獣なら跡形も残さず粉砕できるほどの破壊光線の奔流が、巨大キノコの幹の部分に突き刺さっていく。しかし、
光線は表面をやや削り取ることはできたが、内部まで貫くことはできなかった。しかも傷つけた部分もすぐに新しい表皮に
埋められてしまい、むだにエネルギーを消費させられたことに才人は歯噛みした。
「なんていう頑丈さなんだよ!」
「いや、攻撃の破壊速度よりも奴の成長速度が上回っているんだ。これでは、文字通り焼け石に水だ!」
 エースも打つ手が見つからず、点滅をはじめたカラータイマーに焦燥を覚え始めていた。不死身に近い生命力を持つ
怪獣ならば、ウルトラ兄弟が戦ってきた相手の中にも数多くいたし、このハルケギニアに来てからも、前回戦ったマグニアの
ような相手もいた。しかしこいつはこれまでの敵にはいなかったタイプだ。巨大化という、もっともシンプルだがそれゆえに
強力な方法で攻めてくる。
 そのとき、またもフォーガスの声が今度は砂漠全体に広がるほどに響いた。
「さすがの貴様も策に窮したようだな。ウルトラマンA、ここがもっと文明の発達した惑星であったならば、じっくりと菌糸を
伸ばしてネットワークから乗っ取っていくところだが、そんなものはないこの星であれば、自己増殖のみに集中することができた。
私はすでにこの惑星上において最大の生命体となった。いまや、貴様は象に挑む蟻にも劣る。まだ抵抗するつもりか?」

237 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (13/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 14:07:35.77 ID:59l3N2gX
「ぬぅ……」
「ふははは。だが、私はこの宇宙で比類なき進化を遂げた君たち種族に大いに興味がある。どうだ? 進化の可能性の
尽きたこんな星の生命など見限って、私につかないか?」
「なんだと!」
「この星の生命に、もはや進化の見込みなどないことは彼らの歴史が証明している。六千年もの時間を要しながら、
なんらの文明の進歩もなく、宇宙へ出て行くすべすら持たない連中なぞ、存在する価値などない。さあ、お前は"奴"よりは
利口だと思うが、返答はどうする?」
 自らを上位者だと信じて疑わない傲慢な要求だった。エレオノールたち人間も、ビダーシャルたち人間も、身分や種族、
または成績や才能の差で差別されることはあっても、生命としてここまで見下されたことはない。しかも、フォーガスの言って
いることは一面では真実だと認めざるを得ない。
 六千年間、なんらの進歩のない世界。いくたびとなく襲来する、想像を絶した技術を誇る侵略者たちの残したものを見れば、
おのずと自分たちが取り残されているということを痛感させられる。エレオノールやルクシャナは、かつてトリスタニアを襲撃し、
回収されたロボット怪獣メカギラスやナースの残骸を検分するたびに、次元を超えた超テクノロジーの存在に震えを感じ、
自らのいかなる技術を持ってしても作り出すことのかなわないそれに、劣等感を覚えさせられるのだ。
 そんな自分たちを、なぜウルトラマンは守ってくれるのだ。彼女たちは息を呑んで、エースの言葉を待った。
「断る」
「愚かな。貴様たちは、この宇宙でも比類なき進化を遂げた種族であるのに、なぜその力を無益なことに使おうとする? 
さらなる進化を追及し続けるのが生命の本能。その本能すらも忘れた生命になんの守る価値があるというのだ?」
「フォーガス、ただひたすら進歩を目指すだけが進化ではない。お前のやろうとしていることは宇宙の調和を乱し、
最後には自らをも食い尽くして自滅へと突き進む、歪んだ進化だ。そんな過ちに、手を貸すわけにはいかない」
 それはエースが、地球人北斗星司として生きてきたときに学んだことであった。
 エースが地球に滞在していた西暦一九七〇年代は、日本は高度経済成長の中でひたすらに進歩を求めてきた。

238 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (14/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 14:09:30.42 ID:59l3N2gX
 山を切り開き、海を埋め立て、高度な技術で作り上げた製品は人々の生活は格段に豊かにした。
 しかし、その代償に人間たちは心の豊かさを失い、自然を破壊し、公害で自らをも蝕んだ。
 ザンボラー、テロチルス、ムルチ、サウンドギラー、カイテイガガン、グロブスク。自然破壊が呼び、公害が育んだ怪獣は数多い。
 後年、ようやく見境のない発展が地球を破滅へ追いやることを知った人類は、自然保護に努めたが、それまでに奪われた命は数知れない。
「宇宙は、この星は、お前だけのためにあるわけではない。まして、人間でもエルフだけのものでもない。この星の生命
すべてに平等に生きる権利があるんだ。もう一度言う。どんな理由があろうと、お前にこの星を自由にする権利などはない!」
「ならば、なぜ人間やエルフなどに味方する? この星にいるだけで、知的生命としてはなんらの存在価値もないではないか!」
 フォーガスの問いに、エースはすぐに答えようとはせずに、一度地上にいる人間とエルフ、ふたつの種族を見つめた。
 
「彼らは決して進化を放棄しているわけではない。確かにお前の言うとおり、彼らの文明は未成熟かもしれない。しかし、
彼らはそんな世界においても、毎日を悩み、苦しみながら、それでも明日を生きようと懸命に努力している。誰かを
守るために戦い、自らを投げ打っても愛するものを救おうとする美しい心を育てている。そして今、憎むべき敵であったはずの
ふたつの種族は同じ大地に立っている。彼らは、エルフと人間は決して相容れないものではないことを証明した……
憎しみや恐れを捨てて、異種族との共存の可能性を見せてくれた。それもまた進化だ。進化とは、心の成長、精神を
美しくしていくことでもあるんだ!」
 
 ウルトラマンAは、フォーガスの求める進化とはまったく別の形での進化の姿を提示した。
 それは、形のある進化ではなく内面の変化。そう、生命はそれ単独で存在しているわけではないのだ。
 生きるために戦うことはある。しかし、生きるために助け合うこともある。他者を傷つけ、排除するのではなく、ともに生きること。
 人と動物はなにが違うのか。それは自らと異なるものを仲間として受け入れられること。心とは、そのためにある。
 宇宙には、高度な文明を発達させたが、超兵器開発のやりすぎで自らの星を滅ぼしてしまったメシエ星雲人や、怠惰な
生活を続けたせいで使役していたロボットに反乱を起こされて滅ぼされたファンタス星人など、心の進化を置き去りにして
自滅した星がいくつもある。

239 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (15/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 14:10:56.42 ID:59l3N2gX
「進化とは、ただやみくもに文明を高度にしていくことではない。文明とはしょせん道具にすぎず、しかも諸刃の剣でもある。
扱うものに心がなければ、たやすく持ち主に牙をむく。この星の人々には、お前にはない他者を慈しむ優しい心がある。それが
なによりも大事なんだ!」
 エースのその言葉に、才人とルイズ、ロングビル、ティファニア、エレオノール、そしてビダーシャルとルクシャナは、
ウルトラマンが見せかけだけの進化を人々にもとめていないことをおぼろげに悟った。
 いくら文明を発達させようと、花を美しいと思えなかったり、道端で泣いている子供の前を通り過ぎられるような人間は人間といえるのか。
 しかし、あくまで物質的な進化を求めるフォーガスはエースの願いを一蹴する。
「くだらん! 生命は常に弱肉強食。より進化したものが遅れたものを滅ぼし繁栄する。それが宇宙の真理だ」
「それは違う! 心を持つものが持たないものと異なることは、互いを理解し共存するためだ。私は信じる。この星に
生きるものたちの心に宿る光を、明日を切り開いていく無限の可能性を!」
「なにを言ったところで、虫けらのように這い回って空を見上げるだけのそいつらには何もできん。死ね!」
 巨大キノコから触手が伸び、エースを串刺しにしようと襲ってくる。だが、そんなものにやられはしないと、エースは高速で回避する。
「シュワッ!」
 砂漠から、または巨大キノコから次々に触手が槍のように襲ってくる。エースは、かつて神戸で戦った究極超獣
Uキラーザウルス・ネオとの戦いを思い出した。あのときも、無数の触手を伸ばして襲ってくるUキラーザウルスに対して、
兄弟は壮絶な空中戦を演じて、エースもウルトラギロチンで数本の触手を切断している。
〔変幻自在のUキラーザウルスの攻撃に比べれば、このぐらいはなんということはない〕
〔でもエース、避けてばかりいても、なんとかしないとすぐにやられちゃうわよ〕
 ルイズの危惧ももっともだった。エースのエネルギー残量はメタリウム光線を二発撃ったためにかなり減少している。
なにか、フォーガス攻略の決定的な糸口を早期に見つけなければ、エースの力はあっというまになくなる。
 だがエースは悲観してはいなかった。彼は一人で戦っているわけではないからだ。
 
 そのころ、地上ではエレオノールやルクシャナが必死に状況を打開する手段を模索していた。

240 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (16/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 14:12:18.45 ID:59l3N2gX
「あいつめ、私たちをとことんバカにしてくれちゃって。見てなさいよ、人間の知恵がキノコに負けてなるものですか」
 フォーガスの意識がウルトラマンAへと向かっているため、幸運にもエレオノールたちは攻撃を受けることもなく安全で
いられていた。しかしそれも一時だ。エースがやられれば、自分たちも一瞬で始末される。そうならないためには、
なんとかしてフォーガスの弱点をエースに伝えなければならない。
 が、しかし。もはや数十キロの巨大さにも拡大した化け物に弱点などあるのだろうか? いや、この世に完璧などはない。
奴にだってなにか弱みがあるはずだ。キノコの弱点……そうはいっても、キノコのことなんていくら優れた学者である
エレオノールやルクシャナでも専門外だ。
 ところが、ヒントは意外なところからやってきた。それまでずっと無言で戦いを見守ってきたティファニアが、おずおずとながら
話しかけてきたのだ。
「あの、ちょっとよろしいですか? 変に思うことがあるんです」
「なに? もうこの際なんでもいいわ、言ってみなさい」
「えぅ、じ、実はわたしずっと森の中で過ごしてきて、よく森でキノコを採ったりするんですけど、それで」
「なに!? 時間がないんだから手短に言いなさい!」
 いらだったエレオノールに、ティファニアは「ひぅっ」とおびえながらも勇気を振り絞った。
「だ、だからおかしいんです。キノコは暗くて湿気の多いじめじめしたところに生えるのに、こんな明るくて乾いたところに生えるなんて」
 言い切ったティファニアは、怒鳴りつけられると思って、とっさに頭を抱えて目をつぶった。ところが、彼女の頭上に
かかってきたのは、それとはまったく真逆の言葉だった。

241 :ウルトラ5番目の使い魔 47話 (17/19) ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 14:14:31.91 ID:59l3N2gX
「そうか! それよ。ルクシャナ、あなたも気づいたわね?」
「当然。だからあいつは無制限に巨大化できたのね。テファちゃんだっけ、お手柄よあなた」
「えっ? へっ、へぅぅ」
 二人は、手放しにほめられて唖然としているティファニアの頭をやや乱暴になでると、彼女の後ろにいるピーターを見た。
「キノコだけじゃなくて、植物が生育するには大量の水が必要。まして、あのサイズになるためには何百万トンという水量が必要となるはず」
「それを、この砂漠の真ん中で補給する方法はひとつしかないわ」
 正確にはキノコは植物ではなく菌類だが基本は同じだ。そう、もともと海洋生物であったピーターがここまで来られる
くらいに長大かつ広大に伸びた地下の水脈、アーハンブラ城はそこと直結していた。奴はその無尽蔵の水源まで菌糸を
伸ばして水分を得ているのだ。でなければ、この砂漠の乾燥と高温にはとても耐えられず、あっというまに干からびてしまうだろう。
 奴の成長を止めるには、水分の補給を絶つ以外に方法はない。二人はそう結論づけた。むろん、ビダーシャルは、
どうやってそんなことができるのだと、机上の空論をとがめてくる。だが二人ともそんなことは百も承知だ。たとえ、
人間やエルフにできなくとも、あるいは彼ならば。
 
「ウルトラマンA! そいつは地下の水脈まで根を張ってるのよ! 地上の部分をいくら攻撃しても無駄だわ。地底の
水源から断ち切れば、そいつは自分を支えきれなくなって枯れてしまうわ!」
 
 ルクシャナの風魔法で増幅されたエレオノールの声が、上空のエースの耳に届く。
「そうか!」
 エースもすぐに合点した。かつてタロウが戦ったきのこ怪獣マシュラも、成長のために大量の水を欲したという。多湿の
日本でさえそれなのだから、奴はただ立っているだけでも膨大な水分を蒸発により失っていくはずだ。
 狙うは地底。地上の巨大キノコはあくまで奴の一部に過ぎない。
 エースは地上のエレオノールたちに向かってうなずき、了解したことを伝えると、空中に静止した。

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 14:15:43.98 ID:RzA3lPo2
「ウルトラー!」「しえーん!」

243 :ウルトラ5番目の使い魔 携帯 ◆213pT8BiCc :2011/06/05(日) 14:18:58.68 ID:ltWqiYET
すみませんがやはりレベル4では少し足りませんでした
残りは避難所に投下しますので代理をお願いします

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 14:23:46.24 ID:0wjNYpE3
ウルトラの代理行きます

245 :ウルトラの代理:2011/06/05(日) 14:24:57.21 ID:0wjNYpE3
「ヘヤッ!」
 直立姿勢で止まり、腕を胸の前で交差させたエースはそのまま体をコマのように急速に回転させ始めた。そこへ、
フォーガスはかっこうの標的とばかりに触手を突き出してくる。しかし高速回転に入ったエースはそれを弾き飛ばし、
急速に落下すると、砂漠に突き刺さって砂中へと潜っていくではないか!
『エースドリル!』
 自らを巨大な掘削用ドリルに変えたエースは、地上に大量の砂塵を残すとさらに沈降していく。
 あっというまに柔らかい砂の層を突破し、礫層、岩盤層へと突入する。硬く侵入を拒むそこを貫通すると、突然抵抗が
なくなって温度が急激に低下した。
 
「これは……地底湖か」
 
 見渡す限り、とてつもない広さの地底の湖がそこに広がっていた。
 高さは推定二百メートル以上、はては見えずに、どこまでも澄んだ水のみが広がっている。砂漠に染み込んだ水を、
気の遠くなるような時間をかけて溜め込んできたであろうその水量は、何兆トンに達するのか想像もできない。天井からは
フォーガスの根が無数に垂れ下がって、とめどなく水分を吸収しているけれど、これから見れば涙の一滴に過ぎないだろう。
「自然ってのは、とんでもないものを作り出すもんだな」

246 :ウルトラの代理:2011/06/05(日) 14:25:20.87 ID:0wjNYpE3
「ええ……」
 才人とルイズも、地底湖のあまりの雄大さには恐れ入るしかない。そうだ、人間の知っている自然の姿などは氷山の一角に
過ぎないのだ。幼稚な人知を超越した大自然の驚異。フォーガスも、しょせんその恩恵にすがり付いているに過ぎない。
この地底湖と奴を切り離せば地上のフォーガスは勝手に自滅する。だが、無数に伸びている根を切っていったところで、奴は
すぐに再生させるだけだ。
 
 ならば、この地底湖の水を、奴が吸収できないものに変えてやる!
 
「いくぞフォーガス、お前と私、どちらが我慢強いか勝負だ!」
 
 その瞬間、エースは全身のエネルギーをすべて熱に変換し、地底湖の水に向けて放射した。
『ボディスパーク・最大出力!!』
 一瞬にしてエースの周辺の水が沸騰し、周りの水も熱湯へと変わっていく。
 そのあまりの熱量に、フォーガスの根もしおれ始めた。
「どうだ! 摂氏百度以上の高温水。吸えるものなら吸ってみろ!」
「おのれぇっ! やめろ、やめろぉ!」
 フォーガスの悲鳴が響き、エースは地底湖を焼き尽くさんばかりにエネルギーを放射する。
 果たして、エースのエネルギーが尽きるのが先か、それともフォーガスが耐え切れなくなるのが先か。
 今、互いの命と惑星の存亡をかけて、史上最大の持久レースがスタートした。
 
 
 続く

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 14:26:37.06 ID:0wjNYpE3
319 名前:ウルトラ5番目の使い魔 あとがき ◆213pT8BiCc[sage] 投稿日:2011/06/05(日) 14:23:01 ID:8xBTDz1s [3/3]
今週はここまでです。
ちょっと理屈っぽくなっちゃったかな。
対フォーガスの戦法については、エースにはダイナ・ミラクルタイプのようなサイキック能力はないのでこうしました。
それに、原作と同じ倒し方をしてもつまらないですからね。ま、植物系(菌類だけど)の怪獣を倒すときの基本ということで。
 
では、次回ティファニア奪還編の最終回です。



代理終了

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 14:30:59.49 ID:Zhnvw9Rt
ウルトラ乙

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 15:54:07.90 ID:UtRg+XAh
原作版ゲッターロボのメカザウルス・ゲラ戦を思い出すな……
ウルトラさん乙でした。

250 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/05(日) 15:54:32.32 ID:NSoLaYNv
レベル4でも結構投下できるものなのね

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 17:02:51.84 ID:uki2yDdR
時間をかければレベル低くても多少はどうにかなるぞ

>>212
熱量だけは凄くてもゴーレムみたいなのには意味ねぇだろw
対人ならそれでもいいけど

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 17:15:08.45 ID:5QL+EjwW
鉄を溶かす程度の温度でいいなら、LAW使うまでもなく手榴弾以下でいいしな

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 17:20:56.50 ID:HbPVlUH/
ゴーレムの質量を何とか出来なければゴーレムの戦闘能力を奪えないしねえ。

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 17:27:21.10 ID:x4Siatwl
まあ、ギーシュのワルキューレは単に切れば倒せるし

フーケのゴーレムも完全に壊さなくても胴体をロケランでぶち抜けば倒せた
手足の切断程度では倒しきれず再生されたが、木っ端微塵にするほど完璧に破壊しなけりゃならんわけでもない

255 :ゼロと魔王:2011/06/05(日) 17:27:50.72 ID:q/msduoQ
みなさんお久いぶりです。
第5話が完成したので誰もいないようでしたら
5分後ぐらいに投下したいと思います

256 :ゼロと魔王:2011/06/05(日) 17:32:51.70 ID:q/msduoQ
ゼロと魔王 第5話 決闘! 後編



「諸君!決闘だ!!」

ヴェストリの広場でギーシュが観客に高々と宣言する。

「前置きはいい!とっとと掛かってこい!!」

ラハールは心底気に入らないという風にギーシュに言い放つ。
なぜこのような事になったのか・・・事の発端はこうである。



ラハールは食堂で飯を食った後、あてもなく学院内を適当に散策していた。
だが、どうやら男子寮の方へ来てしまったようだ。

「・・・ここに用はないな」

そう言い歩き出そうとしたところである。
金髪のいかにも軽そうな男がラハールを呼びかけてきた。

「そこの君!待ちたまえ」
「・・・」

無言で相手を見た後、こんな奴に関わらん方が身のためと思い、無視して歩き出した。

「待てと言っているのがわからないのかね?」
「・・・オレ様になんの用だ?」

一応反応はしたがとても面倒くさそうに対応している。

「何、ここは神聖な貴族の子供が学ぶ学び舎だ。君のような子供が来る場所ではないと注意しようとしただけさ」
(こいつ、ぶち殺してやろうか?)

そう思ったが、さすがにこんな所で騒ぎを起こすほどラハールも馬鹿ではない。
昨日こういう時にこう言えと言われている言葉を思い出し、相手に言った。

「オレ様は東の方のメイジだ」
「ああ、なるほど・・・君が噂の東の方のメイジか。さすがルイズ!東の方のメイジを召喚したと聞いたから一体どんなのを召喚したと思ったら、ただの子供ではないか!!」
(こいつ・・・ぶち殺す!!)

ラハールは無言で相手の近くに行き、右手を差し出す。

「ん?握手かい?本来なら君のような子供とはしないのだがね。今日は本当に機嫌がいいんだ、してやろう」

そう言い、ラハールが差し出した右手に握手しようとした時、

「一回死んでろ!!」

ラハールは手を引込め、拳を作り、思いっきり相手の腹に突きだした。

「ぐふぅ!」

正拳突きが相手の腹に深々とメリこみ、さっと手を引き抜く。
ギーシュはあまりの痛さに悶絶する。


257 :ゼロと魔王:2011/06/05(日) 17:33:14.05 ID:q/msduoQ
殴った当の本人は・・・

「昨日棺桶を運んだ時にも思ったが、身体能力まで落ちてるのか・・・」

忌々しそうに刻まれたルーンをにらみつけていた。

「き、貴様・・・貴族相手に・・・手をだして・・・ぶ・・・じで・・・すむと思って・・・いるのか・・・」
「貴族だ〜?そんなものオレ様には関係ない!」
「決闘だ・・・!」
「ハァ?」
「決闘だと言ったのだ!!貴族が舐められるわけにはいかない!ゆえに、君に決闘を申し込む!!」
「なぜオレ様がそんなものをしなければならない。それに、オレ様と戦いたいのなら今ここでやればよかろう?」
「貴族というのは、昔から決闘で物事を決めるのでね。それとも何かい?あれだけ大見得をきっておいて自信がないのか?」
「ほ〜う、いい度胸だ、いいだろう。その決闘、受けてやろう」
「それでは、四半刻後に「ヴェストリの広場」に来るように」

いう事は言ったと歩き出そうとしたギーシュであったが、ラハールはそこに待ったをかける。

「まあ待て」
「どうした?怖気づいたから許してほしいのか?」
「いいや、この決闘に負けたものは相手の言う事をなんでもきくという事にしようではないか、その方が面白い」

ギーシュは少し考えると、こう答える。

「・・・いいだろう。その提案を受け入れよう」
「言ったな?」
「貴族に二言はない」
「よし、それではまたな」

そして両者は別れた。



「さて、ああは言ったが・・・どうするか・・・」

別に勝てないと思ってはいない、ただ力を制限された状態では少し心許ないというだけである。

「魔王剣は出んし、かと言ってあんなガキ相手にエクスカリバーを持ち出すのもな・・・」

ラハールが使っているからかもしれないが、エクスカリバーと対等に渡り合える魔王剣を持ち出すのも相当ではある。

「どっかからか、適当に剣でも盗ってくるか?それとも魔法だけで相手するか・・・」

しばらく考えたが、相手がどういった魔法を使ってくるかわからないため保険として剣を使おうと決めた。

「決めたまではいいが、肝心の剣がなければ話にならんな。あのじじいあたりに武器庫がどこか聞くか」

オールド・オスマンに武器庫の場所を聞きに行くラハールであった。





258 :ゼロと魔王:2011/06/05(日) 17:34:04.00 ID:q/msduoQ
「やれやれ、朝から書類整理とは・・・やりきれんな」
「そんな事を言ってないではやく書類を片付けてください、オールド・オスマン」
「しかしのうミス・ロングビルよ、わしも年じゃし・・・」
「よくそんな事が言えますね」

ロングビルと呼ばれた女性は呆れた風に応答する。
いや、実際に呆れているのだろう。

「本当の事じゃ」
「はいはい、そういう事は毎日のセクハラをなくしてから言いましょうね。おじいさん」

笑顔で言ってはいるが目が笑っていない、さすがにこれは旗色が悪いとみて仕事に戻ろうとするが、そこで突然扉が開かれた。

「じじいはいるか?」

入ってきて早々、ロングビルを見て嫌そうな顔をしたが、すぐにオスマンに向き直る。

「なんですかな?」
「武器庫はどこにある?」
「武器庫?あるにはありますが・・・一体どうして?」
「少しな・・・」

なぜいるのか分からなかったが、別にいいかと思う事にした。
伝説のガンダールヴとやらがどういった物か知りたいのも少しはあるが・・・

「ふむ、それではミス・ロングビル、案内してあげなさい」
「はぁ、それは別に構いませんが」
「い、いや、それなら場所を教えろ、自分で行く」
「そうは言っても、鍵の問題があるからな」
「なら鍵を貸せ!」
「たいしたものが無いとはいえ、そうホイホイ鍵を貸し出すことは出来ませんしな」
「ぐっ!・・・わかった」
「それでは案内してきますがオールド・オスマン、ちゃんと仕事をしてくださいね」
「わ、わかっておるわい」

そう言い残して、ラハールを案内していくロングビルであったが、しかし、ラハールは少し離れて歩いている。

「なぜじゃろうか・・・まあいい、してモートソグニル!ロングビルの下着は見れたのであろうな!!」

このじじいは・・・



ラハールが案内された場所武器庫には、剣・槍・弓・斧やらがかなり置いてあったが、どれもあまりいいものではなさそうな物ばかりであった。
貴族ばかりいる所に好き好んで攻め入るやつがいないし、なによりたとえいたとしても魔法でどうにかできるのだから当然と言えば当然ではあるが。

「・・・ロクなものが無いな」
「まあ、武器なんてなくても魔法がありますしね。必要が無いんですよ」

もっとも、ラハールの魔王城にもロクなものがないのだから文句は言えないのだが。
そうして、適当に物色しているととある物品を見つけ出した。

「ん?この剣、魔力が通っているな」

取り出した剣を抜いてみると、錆び付いていて一見使えそうにないがどうやら芯の部分は生きているようだ。


259 :ゼロと魔王:2011/06/05(日) 17:34:38.24 ID:q/msduoQ
「しかし変な形だな、サクラが使っていた日本刀とやらに似ておるが、少し違うな・・・まあいい、どうせここにはロクなものが無さそうだしな。これで我慢するか」
「本当にいいんですか?」
「魔力が通っている分他の剣なんかよりずっとましだ、別に構わん」
「そうですか・・・(魔力が通っている?あのクソボロイ剣が?まあ金にはなりそうにないね)」
(さっき剣を抜いた時にこれが光ったような気がしたが・・・気のせいか)

目的の物は手に入ったので武器庫から出る。
それ以外にもこれ以上ここに居たくないのでとっとと退散することにした。

「しかし、それで何をするつもりなんですか?」
「気にするな、たいしたことではない。それではな」
「あ。・・・落ち着きがない子だね」

とラハールに対して評価をするロングビルであった。



そして最初に繋がる。

「言っておくが、僕は魔法を使わせてもらうよ。君もそのどこから持ってきたか知らないが剣で存分に戦ってくれ」
「もとよりそのつもりだ」

両者が構えて決闘が始まるかと思った時に、観客を押しのけてやってきた少女がいた。

「その決闘待った!!」
「ん?なんだお前か」
「なんだじゃないわよ!なんで決闘なんて受けちゃうわけ!?」
「勝手もなにも、オレ様は初めに言っただろう?オレ様は誰の指図も受けん!」

周りからどっと笑いが出た。
さすがゼロのルイズだの色々な中傷が聞こえるが今は気にしていられない。
ラハールが悪魔だという事を知られると自分の命が危ないのだから、いつも言われている事を気にしていられない。

「ギーシュ!貴族の決闘は禁止でしょ!?」

ラハールに何を言っても無駄だと思い、目標をギーシュに変更する。

「禁止されているのは貴族同士の決闘さ、今回は適応されない」

こちらも何を言っても無駄なようだ。
力で分からせるにしても、そんな事が出来るはずもない。

「あんたどうなっても知らないわよ・・・」
「何か言ったかい?」
「別に」

こうなってしまった以上仕方ない、後はバレない事を祈るだけである。

(あとギーシュはボコボコにされろ)
「〜〜〜!なんだ今の悪寒は・・・まあいい、さっさと始めよう」

そう言うと自分が持っていた造花のバラを振る。
振った時に花びらが舞、花びらがいきなり人の形に変形した。
それも7体もである。



260 :ゼロと魔王:2011/06/05(日) 17:35:15.04 ID:q/msduoQ
「悪いが、最初から本気でいかせてもらうよ」
「お前が戦わんのか?」
「これは僕の魔法さ、それなら僕が戦っているようなものだろう?」
「そうだろうが・・・お前はそれでいいのか?」
「なんとでも言うがいい!さあ行けワルキューレ!!」

ワルキューレと呼ばれた人型のゴーレムは各々の武器が武器を持っている。
それに対して、ラハールは剣が一本だけ・・・何も知らない物が見たらそれこそラハールが勝つとは思わないだろう。
ワルキューレの一体がラハールに槍を振り下ろす。
周りの人間は目を覆うものやあわれそうに見るものなど様々な反応だ。
だが・・・次の光景はワルキューレが吹っ飛んでいくものだった。

「な!?僕のワルキューレが・・・」

やった事は簡単だ、振り下ろされた槍を体を左にスライドさせて避けた後に、ワルキューレを蹴り飛ばしたのだ。

「なんだこの程度か」

さすが力は制限されても魔王である。
本気の殺し合いをしたことのないギーシュとは決定的に経験値が違う。

「くっ!まだだ!!まだ僕にはワルキューレが残っている!!!」

どうやら自分のワルキューレが見た目が子供のラハールに、自分のワルキューレが蹴り飛ばされたのが効いたのか、威勢はいいが完全に冷静さは無い。
ワルキューレ達をラハールに突撃させるだけである。

「ほれほれどうした!威勢はいいがその程度ではオレ様は倒せんぞ?」

そもそも操作するものがそこまで上手くないのだ、冷静さを失ってはロクな結果を残さないのは明白である。
そうこうしている内にラハールが放った魔法の直撃を受けて一体倒される。

(残り5体か・・・さすがに魔法と格闘だけでは辛いな・・・)

そうである、かなり余裕そうに戦っているラハールだが、結構本気を出している。
何より金属の中でも比較的に柔らかい青銅を蹴っただけで結構痛いのである。
魔法だって後撃てて3、4発程度だろう。
ギーシュを狙おうにも、一か所に固まっていて突破は難しい。
もっとも、それだと負けた気がするのでやるつもりはない、ワルキューレを全部倒した後に一発殴る予定である。

(仕方ない・・・こいつを使うか・・・)

武器庫から持ってきた剣の柄に手を伸ばし掴む。
すると、左手のルーンが光り出す。

「なんだ?」

光り出したらなぜか体が軽くなった。
力が戻ったのかと思ったが、あきらかに自分の力ではない何かがラハールの力や魔力が強化されているという事がわかる。

「よく分からんがまあいい、さて覚悟してもらおうか?」
「何を言っているんだ、僕のゴーレムは後5体も残っているぞ?」

さすがにギーシュもこれ以上やると自分が負けるのは分かる。
だがここで降参をすればただの負け犬になってしまうので精一杯強がって見せる。


261 :ゼロと魔王:2011/06/05(日) 17:35:47.22 ID:q/msduoQ
「そうかそうか、自分から降参しなかったことは褒めてやろう。・・・だが、容赦はせんぞ!」

そこからのラハールの行動は素早かった。
ワルキューレの一体の体を両断する。

「そんなにまとまって居たら格好の的だぞ?『一文字スラッシュ』!」

ほぼ一列に並んでいた残り4体のワルキューレを一文字スラッシュで薙ぎ払う。
あと残ったのは、ギーシュ1人である。
ラハールはギーシュに近づき、拳を握る。

「ま、待て!もう降参だ!!」

もうギーシュには戦う力が残っていないのだから降参しかない。

「安心しろ・・・」

その言葉を安心した次の瞬間である。

「一発殴るだけだ!」

ギーシュの顔面に拳が入り、吹っ飛ぶ。
手加減して殴ったから死んではいないだろう。

「オレ様の勝ちだな」

ラハールがそう宣言する。
周りからは色々言っている奴がいるが、誰もが驚いた感じではあった。
東の方のメイジと言われてはいるが、明らかに見た目が13,4ぐらいなのだから当然だろう。
そんな喧騒のなかで2人の少女がギーシュに駆け寄る。

「「ギーシュ(様)大丈夫!(ですか!)」」
「・・・あんた誰よ」
「・・・あなたこそ」

一瞬でその場の誰もが黙り込む。
その中でかなり焦っている人物が1人いた。
さっき殴り飛ばされたギーシュである。
当然だ、二股がバレるのだから焦りもするだろう。

「ギーシュ・・・」
「ギーシュ様・・・」
「これは一体、どういう事かしら?」
「きちんと説明してくださいね」
「こ、これは何かの間違いだ!」

ギーシュはそう言うが、今この場の誰もが分かっている・・・間違ったのはお前だろう?
2人の少女はその言葉にブチギレて両サイドから強烈なビンタを同じタイミングで放つ。

「がっ!」

ビンタをした後、2人はその場を何事もなかったように去っていく。

「待ってくれ!モンモランシ―!ケティ!」

聞く気が無いとばかりに両者共に無反応である。
がっくりとしていると、ラハールがとどめをさす。

「お前忘れておらんだろうな?貴様は負けたから今日からお前はオレ様の家来だぞ」


262 :ゼロと魔王:2011/06/05(日) 17:36:27.32 ID:q/msduoQ
「な!?家来だって!?」
「当然だ、なんでもいう事をきくのだろう?だからお前はオレ様の家来だ」

この日ギーシュは、生涯これほど泣くことはないだろうというぐらいに泣いた・・・



「ふむ、あれがガンダールヴの力か・・・」

学院長室でオールド・オスマンが深く唸る。
コルベールが知らせに来た時から遠見の鏡ですべて見ていたのだ。

「剣を握ったあたりからあきらかにスピードが上がりましたな」
「スピードだけではなかろうな・・・とにかく今回の事であの者がヴァリエール嬢の言う事を聞かんと言う事がわかったな」
「複雑ですな・・・もし暴走した時にヴァリエール嬢がストッパーにならないのですからな」
「かと言って、ただいう事を聞くのならヴァリエール嬢が野心を持った時には彼がストッパーにならん」
「ではどうすれば・・・」
「彼を敵に回すのは得策ではない、それに使い魔を取り上げるわけにもいかん・・・信じるしかあるまい」
「それしか・・・ないですかな・・・」
「ほれ、この話はお終いじゃ、さっさと授業の準備でもするがいい」
「・・・それでは失礼します」

コルベールは、理解は出来るが納得できないといった感じで学院長室から出て行った。

「しかし、本当に生徒を信じるしかないとは・・・情けない話じゃな」

そう思っても仕方ないのにそう思いたくなるのは、腐っても教師であるからであろう。
そして、自分の仕事に戻るのであった。


263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 17:36:41.67 ID:0wjNYpE3
支援

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 17:37:06.31 ID:4O/DOLlW
しえん

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 17:37:08.27 ID:uki2yDdR
支援

>>252
どう考えてもエネルギー量的にはM72が鉄を溶かす魔法にそう負けてるわけでもないよな
M72の弾頭重量的に、熱量メインのものにすればその程度の温度と範囲は余裕で達成できる

266 :ゼロと魔王:2011/06/05(日) 17:37:50.66 ID:q/msduoQ
今回は以上です。
なんというかものすごく展開が遅いですね・・・
もう少しはやくなるようにしたいと思います。
それでは次まで楽しみに待っていただけたら幸いです

267 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/05(日) 17:41:13.96 ID:dkemrgME
魔王の人乙


アカギのスピンオフ作品からワシズ様召喚
他の生徒がフライで飛んでいくのを見て、ルイズを抱えてワシズコプターで着いていくワシズ様

しかし、博打の描写が皆無になるのが問題か

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 17:45:46.39 ID:H8J18zAx
>>192-193
あれは俗に言うギャグキャラ補正というとてつもない力なんだよ!!


269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 17:53:44.28 ID:x4Siatwl
ギャグキャラにはどんなじょうしきもつうじません
にげるのがいちばんです

270 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/05(日) 17:54:27.27 ID:J+0BWSF5
これで自分の状態がわかるのか

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 18:31:31.55 ID:4dbEaawA
ギャグキャラ補正の最大の欠点は、シリアスになると補正が働かなくなることかと。
ゼロ魔って中々人が死にませんが……つまり、補正が働いている?

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 19:05:00.62 ID:zew2b0mY
>>269
「バリヤーに勝てるのはバリヤーだけだ」を転じて「ギャグキャラに勝てるのはギャグキャラだけだ」というわけですね

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 19:10:11.87 ID:Ef+rRCVd
場合によってはシリアスな流れも急にギャグにもっていかれる

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 19:14:24.01 ID:QFo8e9kn
キタキタ親父を極端にしたような感じだろうか

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 19:23:33.14 ID:l6G5bLCF
電気の使いすぎでブレーカーを落とし、結果としてラスボスを倒した王様

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 20:16:49.12 ID:FH9B0Vrx
 映画のロジャー・ラ○ットは、ギャグキャラ(というかアメリカン・トゥーン)を
溶解液で殺してたな。

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 20:18:36.98 ID:zew2b0mY
聖なるバリア-ミラーフォース-で全滅するトゥーン軍団

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 20:25:43.37 ID:4O/DOLlW
ウルトラの人と魔王の人乙

閃いた!
オスマンかコッパゲが「転校生」召喚すれば
かなりの部分飛ばせるはず
召喚するとすれば戦争始まって学徒動員掛けられてからになるだろうからな

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 20:36:30.09 ID:zsM+crjX
>オスマンかコッパゲが「転校生」召喚すれば

オスマンとコッパゲが一緒に階段転げ落ちて
人格が入れ替わってしまった図が頭に浮かんだw

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 20:41:28.51 ID:HynajOcJ
あの二人が入れ代わってもあまり面白みが…
入れ代わりネタは定番だけどキュルケとタバサくらい両極端なのじゃないと

281 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/05(日) 20:55:31.86 ID:87A7D+7f
「転校生」と聞いて、「炎の転校生」を真っ先に思い浮かべたオレは 、充分過ぎるほどにオッサンだった。
しかも その次に浮かんだのが、チャンピオンで連載してた 「魔界都市ハンター」みたいな学園モノだってのが…

282 : 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/05(日) 20:56:44.21 ID:XjCId87t
炎の転校生だとそのまま日本の他の学校に転校していきそうだなw

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 21:32:50.34 ID:J+0BWSF5
タルブにいたのは迷子になった伊吹一家 

でよろしいか?

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 21:36:24.38 ID:elDbBJPa
インパクトのある転校生といったら、球磨川禊だろ


もしくは、もはや知っている人が皆無であろう「転校生マオ」・・・

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 21:43:18.62 ID:z09bMmUX
>>284
あのドラマって病院が悪魔の巣だったっけ?
いやマオが二重人格で云々だったか

286 : 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/06/05(日) 21:55:33.03 ID:KgcmeC2U
転校生…
よし! 鈴科百合子さんをルイズのクラスに転校させよう!

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 22:20:27.88 ID:zsM+crjX
その転校生は実は次元ジプシーだった。


『なぞの転校生』知っている奴はほとんどいないだろうな。

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 22:30:20.33 ID:FH9B0Vrx
>>285
 病院は悪夢の王ですぞ。天テレドラマは、あれと妖怪すくらんぶるが好きだった。
そういや、天テレ系で呼ばれてるのは恐竜惑星のラプターくらいだっけか?

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 22:35:10.72 ID:MPEvX2zz
謎の彼女Xでなら考えたことあるが百合百合になるので諦めた

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 22:51:36.37 ID:gsq3HCyL
>>289
いいじゃん百合百合
なにがだめなの?

291 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/05(日) 23:06:22.62 ID:PdxQn4V7
薔薇薔薇よりよっぽどいいと思うがな
ん? バラバラ……あの赤っ鼻を呼んだらさぞうるさいだろうな

292 : 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/05(日) 23:11:49.05 ID:XjCId87t
バギーの駄目な空気感を再現するのは大変そうだなぁ
あと話を展開させるのも大変そうだw

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 23:20:44.12 ID:c9yjlVgS
バラバラと聞いてターンXの方を思い浮かべた
ガンダム史に残る変態の一角ギム・ギンガナムを召喚したらどうなるんだろうかw

「そんなにアンリエッタが好きかぁ!」

294 : 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/05(日) 23:28:19.27 ID:XjCId87t
「絶好調である!!」

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 23:30:03.27 ID:Catnvgrn
>>293
戦場でなぁ! 恋人や女房の名前を呼ぶのはなぁ!
とか
ハルケギニア人ごときがなぁ!
とか
どう見ても悪役だなw


296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 23:32:26.34 ID:jmpQShd9
バラバラババンバンな宙さん召喚なら…
「くそっ、パーツがないから手も足も出ないぜ!」

297 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/05(日) 23:37:17.56 ID:qMo6+bAc
じゃあ「バーラバラバラバラバラバンバー!!」と飯塚昭三ボイスで叫ぶあのお方を。

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/05(日) 23:39:11.19 ID:eaXHHBNr
バラと言えばタキシードを纏ったアムロ声のロリコンを

299 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/05(日) 23:55:44.24 ID:tI7/FI6Q
>>280
メイジと使い魔で中身入れ替わりとかどうだ?

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 00:08:26.07 ID:eTyIlzG5
みなさんそろそろ忍法帖レベルが上がってきたようだから来週には元通りになるかな

301 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/06(月) 00:10:04.61 ID:wCV/YiYu
LV10にならないとスレ立て出来ないって聞いたけど。
末尾のPがPTになってればスレ立ておk。

302 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/06(月) 00:34:36.75 ID:eTyIlzG5
甘えるようで情けないけど、萌え萌えの人ならいざというとき助けてくれると信じてる

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 00:39:14.90 ID:87XefEc9
ここはヒトツ、ロボット8ちゃんからバラバラマンをですね。

ギーシュのゴーレムを違法ロボットとみなして解体!
フーケのゴーレムも解体!

304 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/06(月) 00:39:57.29 ID:5LCKxQ2/
本当か?

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 01:30:16.30 ID:KkqXsyGO
ちっぽけな幸せに妥協していないか?

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 01:33:31.32 ID:PcubdzHd
「五月蠅いゼロの〜」の続きが読みたい
俺的に凄いストライクな百合SSだったから……

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 01:42:52.97 ID:7qxwuqpN
>>299
中の人がギニュー隊長な蛙を召喚してチェンジさせるとか。

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 03:00:03.79 ID:5mjfVNAi
宇宙猿人ゴリを召喚しよう
ハルケギニアを征服するための手始めとして、トリステイン魔法学院をゴリステイン魔法学院にしようと画策
つければだれでもスクウェアクラスになれるという悪のカチューシャをばらまいて学院の生徒を洗脳していく

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 07:16:41.80 ID:B7hAx3KW
劇場版00終了後の刹那を召喚しても銀色に光るただの平民扱いかな
どうせそこらへんの平民を連れて来たんだろと罵られる

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 07:37:48.65 ID:Excs9C2o
銀色に光ってる時点でなんかおかしいと思って調べるんじゃないのか

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 07:59:07.96 ID:fxP7P3hq
あいつらはアドリブもできずに台本通りの台詞しか言えない大根どもって思えばいいんじゃないか? もちろんギャグ扱い前提だがw
サイト召喚してもダンブルドア召喚してもオーク鬼召喚しても「ルイズが平民呼び出したぞ!」以外の台詞がないとか。

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 07:59:33.20 ID:S1NNPZwt
平民ならよくあること

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 08:59:02.25 ID:MYoaK2rR
>>311
オーク鬼判別できないとか流石に目が死んでるわw

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 09:03:32.01 ID:DLryzc6F
クロスSS書くときに相手側のネタバレってどのくらいまで切り込んでいいのかな?
漫画とか小説なら完結してればある程度は大丈夫だと思うけど
ゲームとかはその辺のさじ加減が難しい

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 09:10:08.52 ID:FdYddye7
このスレ覗いててネタバレやめろっていう意見はでないと思う
第一そんなの気にしてたら面白い作品なんかできないぞ

316 :忍法帖【Lv=5,xxxP】:2011/06/06(月) 09:48:42.71 ID:g08h7CvF
現行スレは兎も角、まとめWikiから覗く人って、基本的にクロス先知ってる人だろうし、ネタバレ気にする必要は無いんじゃない。
冗長に地の文で説明されるより既知の体でテンポ良くストーリー展開した方が、知らない読者もクロス先に興味持ちそうだし。

317 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/06(月) 09:52:26.03 ID:55FIRIxV
人気シリーズものの最新作で登場した、あるいは新設定が明らかになったキャラを、
その発売日の前日やら当日に召喚してネタバレしたら問題もあろうが、
んなことやろうとしても確実に練り込みが足りずに失敗するだろうよ。

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 09:52:38.83 ID:O0WV33v9
>>311
沙耶あたり召喚してルイズが平民呼ばわりしたのを見て
周囲「えっ」
ルイズ「えっ」
ってなる展開なら考えた事がある

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 10:09:38.40 ID:UHPVtU1S
>>318
最初からルイズ壊れてるじゃねーかw

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 10:19:12.19 ID:pzPu2DQW
沙耶召喚は前に有ったな
召喚前にルイズが事故でフミノリと同じ症状になってて

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 10:26:06.33 ID:xm30iPeH
「ここは とりすていんまほうがくえんだよ」
「きみは るいずのつかいまとしてしょうかんされたんだ」

322 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/06(月) 10:33:33.00 ID:5OCOxb5Q
せめてテケリさん、いや本人は拙いから彼女のご同輩にしてやってくれ。

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 11:33:10.06 ID:kPHxrtB/
ウォーターベッドになったりクッションになったり浮き輪になったりと大活躍の紳士(ジェントルマン)ですね

324 :雪風とボクとの∞:2011/06/06(月) 12:13:14.02 ID:9CJ7UQWM
忍法帖対策として避難所に投下したので、代理投下をお願いします。

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 12:37:38.52 ID:Xf4RXBVM
>>315
自然な形にするために、物語完結後の状態から連れてこられるなんてよくあること

最近もキリイとか色々あった

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 14:32:35.93 ID:qChP2m0r
遊戯王ZEXALの遊馬召喚を考えたけど、ルイズとかの使用デッキをどうしよう
キュルケ達は属性デッキやテーマデッキで行けるんだけど、やっぱ闇属性とかかな

デッキの全てのモンスターの攻撃力が0……いやでもそれ【ユベル】でも厳しくないか

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 14:43:45.96 ID:xm30iPeH
コルベールは機械族onlyデッキだねっ

ルイズは・・・・・・ガンダールヴを従えるから戦士系主体じゃないかな?
あとはギャンブル的トラップなどの城之内のデッキに近いものがいいとおもうであります

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 14:48:25.18 ID:qChP2m0r
コルベール先生ならヴォルカニックでもいいな
で、キュルケがフレムベルやラヴァルって感じで同系でも差別化は図れる

ギーシュは岩石族か獣族か……?

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 14:49:13.06 ID:VQvQ0sz8
アニメGXに《虚無の召喚術》ってカードが出たから、それは入れたほうがいい

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 15:08:33.22 ID:XI0F3ZIR
むしろ、もう片方の方が……
まあ、あのデュエル脳ではややこしくなるだけかw
虚無とはなんだ?いつ発動する?とか聞くだろうな
それに対して何故かダメージ計算前よ!と返すルイズ
虚無って永続罠あったよな、ダークネスが使ってたカードに

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 15:42:55.68 ID:ffVS9bVU
>>318
むしろそれを呼び出して
ルイズ「ちょなにこれ!!!???」
周囲「ルイズが平民を呼び出したぞ!」
ルイズ「えっ?」
というほうがよりいっそうの狂気が感じられね?

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 16:30:33.39 ID:b0vUS24q
それだと周囲は互いにアレに見えてるんかいな

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 17:47:29.90 ID:qTuqbdmg
遊戯王関連ならおじさんが来たら、やっぱりアルカディアムーブメントの再興もくろむかな
人のコンプレックスにつけいるの得意だからルイズなんかいいカモだろう

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 19:11:46.58 ID:MkvAoaZm
バラバラ・・・・・・・

???「いーでーよーバーラーっ」

335 : 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/06/06(月) 19:22:58.60 ID:oO+HwFhS
>>298
いいや。ここはタキシード仮面のせいで道を踏み外した豊口めぐみの姉御で。

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 19:25:59.87 ID:apJ0RpwJ
>>333
サイコデュエリストならリアルダメージいけるしどこの世界でもやっていけるな

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 19:28:48.12 ID:fpFoQkzc
>>334
???「ハニワ原人全滅だ!」

338 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/06(月) 19:37:05.65 ID:IJlBueVK
>>337
タルブ村には 旧型のビッグシューターがあって、老けたミッチーと再会するんですね!

339 : 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/06(月) 19:40:28.55 ID:JeafHI7K
とりあえず全部全滅だからなぁw
虐殺と言っても過言ではあるまい

340 : 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/06/06(月) 19:43:34.34 ID:oO+HwFhS
>>337
時代は蒼月昇ということなのだろうか?

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 20:12:19.46 ID:TO2IaVor
別にハルケ世界でデュエルしてもいいけど、
作者が一、ニ話で行方不明になるのがすごく目に見える。

342 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/06(月) 20:29:33.03 ID:mkaYeEXQ
ところでゼロ魔って今年中に完結すんだっけ?

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 20:44:16.03 ID:g08h7CvF
ノボルェ

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 20:59:16.91 ID:r+yScXzc
銀魂の坂本辰馬が召喚されたらひたすらルイズがツッコミに回ることになるな
坂本は攘夷戦争時代は剣豪として名前が売れるほどには有名な英雄だったから強いはずだけど原作で戦闘描写が無いからそこが問題か

345 : 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/06/06(月) 21:07:15.59 ID:oO+HwFhS
>>344
いや、ボケ倒すかもしれないアル。中の人的に考えてヨー。

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 21:07:32.52 ID:VMrcxEOl
>>322
でもテケリさん召喚してあまりのおっぱおの主張の激しさに嫉妬するルイズなら見てみたいかも

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 21:10:40.91 ID:WmOFWcpl
絶望先生が面白かったから誰か書いて

348 : 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/06/06(月) 21:11:35.18 ID:JeafHI7K
ところでお前らのwikiにまとめられてる作品ベスト3は?

俺は
1. ゼロのガンパレード
2. ご立派な使い魔
3. ルイズのおとーさん

まぁ好きなのはもっといろいろあるし今は掲載されてないっつのもあるけども

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 21:15:08.59 ID:NPdyq5BB
>>342
 早ければ今年だけれど、それでも年末くらいになりそうだと予想。

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 22:26:31.48 ID:0SlMBGQS
>>348
1.ご立派な使い魔
2.谷まゼロ
3.愛しのシェフィ
4.THE GUN OF ZERO
5.蒼い使い魔

蒼い使い魔だけ完結してない・・・カムバァアアアック!

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 22:35:06.22 ID:lAkpFT8o
>>348
1.花嫁
2.鮮血
3.エデン

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 22:41:31.64 ID:Q0lm/SJg
完結したものだけでまとめると
1.にゃんまげ
2.花嫁
3.使い魔を買いに


353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 22:54:45.20 ID:yRAz0mBf
にゃんまげって?

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 23:07:19.58 ID:Q0lm/SJg
タイトル忘れたけれど、日光江戸村のにゃんまげを召喚する奴があるのよ。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 23:15:05.49 ID:apRukEGH
思いつくのは気さくとご立派と熊の爪かな
最後は完結してないけど

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 23:17:31.20 ID:dCCqkxlV
はっ、ここで自分の作品を書けば読者量が増える……!
今はもうないけど。

今はないモノを含めるなら。
るるる。
鬼作の自転車
ご立派

かな。
イザベラさままじぱないです。
本編で良い結果になった良かったよ……

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 23:29:11.48 ID:avcq6fuj
ご立派様は外せないよなぁw
因みに俺は

1:ご立派
2:ラスボス
3:悪魔、咲夜さん

だな。

358 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/06(月) 23:35:23.06 ID:5OCOxb5Q
>>346
「メイドとしてのスキルも高いし気立てもいい。器量だって良い方だわ。
それにあの能力も凄いの一言ね。竜にも勝るだけじゃなく、ちい姉さまの病気をあっさりと治しちゃった。
――でも、いえ、だからこそ。あのけしからん胸部を何とかしなさいとは言えないの」

で、俺的ベストを挙げるなら
1.ご立派
2.気さく
3.聖剣と、ルイズ

359 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/06(月) 23:36:04.16 ID:55FIRIxV
迂闊にこういうコトやると、掲載されてない作品の作者のモチベがアレなことになるぞ……。

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 23:38:30.25 ID:fxP7P3hq
>>359
ベスト3に絞るから候補から外れるのが大量に出てくるわけだから、
3つにこだわらずに好きな作品は全部並べときゃいいんじゃない?

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/06(月) 23:43:56.22 ID:l2v8J93x
小ネタでおすすめとかある?

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 00:02:41.13 ID:ffVS9bVU
興味があるやつは多いがたいていが完結していないという

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 00:05:52.23 ID:LQwmQvW4
避難所で聞いたほうがいいんじゃないかな

364 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/07(火) 00:11:35.08 ID:50Z8Jndg
ここに来たばっかりの頃は、
自分の興味ある題材とクロスしてる作品か、あとwikiの更新日時が最近のものを中心に良いのがないか探してたなー

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 00:44:17.86 ID:NczsgowW
だから完結してない作品は全部続き待ってるっつってんだろうがっ

366 : 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/07(火) 01:01:14.34 ID:kWxXp3sU
再開希望なら毒の爪の人もなあ。あそこまで来たんだからなんとか終わらせてほしかった。
やっぱ超長期連載を終わらせた黒魔の人はすごい

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 01:02:18.53 ID:6cEJh4f6
毒の爪は典型的なオナニー小説

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 01:04:13.92 ID:kWxXp3sU
>>367
そういう発言は毒吐きでやるのがマナー

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 01:05:24.33 ID:6tvfqLFg
> 毒の爪は典型的なオナニー小説
批判するぼくちゃんかっこいいってオナニーですね。

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 02:24:57.37 ID:IXxapGpm
反射的に批判を叩くのも良くないと思うけどな。
原作知らずに楽しんでたくちだが、
毒の爪が連載当時こんなのジャンガじゃないって意見を多く聞いたし、
キャラを知る原作ファンからは、レイプされたと思われる出来だったんだろうな。

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 02:38:24.91 ID:waj7odbg
最悪のパターンは、クロス先の設定をまともに知らない上に、ゼロ魔もろくに読んでいないというどうしようもないやつ


いやなにがしたいんだよ一体w

372 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/07(火) 02:46:15.15 ID:NZ0C0LtN
良く分からないもの×全く知らないもの=一話で更新停止する作品


アニメと原作で細部違うところが有るが
どっちをベースにしたら良いんだろうな、そんな変わらんけど

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 03:05:02.13 ID:+WZqLjHM
SSで得た二次創作知識と思いつきが合わさって最強に見える
特に後先考えてないその場限りの「〜してみた」系の軽いノリなんだろう

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 03:58:53.14 ID:l6McqiS2
一つSSを考えたので、投下します。
クロス先はゴスデリという18禁ゲーム(エロシーンは無いのでご安心を)で、
召喚するのは本編終了後の不可咲貴路とローことファルシュ・ドロレス・ヴァレンタインです。

4:00になったら投下します。

375 :GOTHIC DELUSION ZERO 第1章:2011/06/07(火) 04:00:52.54 ID:l6McqiS2
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン!我の運命に従いし、"使い魔"を召喚せよ!」

その日、トリステイン魔法学院では使い魔召喚の儀式の真っ最中であった。
使い魔召喚の儀式とは、この魔法学院に通う生徒達が2年へ進級するにあたって行われるものである。
同時に彼らのパートナーである使い魔を決める大事な場でもあるのだ。

使い魔は生涯をかけて主を守り、導き、そして共に歩む。
故に、使い魔召喚は神聖な儀式として、代々執り行われてきたのである。

そして、今その使い魔召喚を行っているのは桃色がかった髪の少女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールであった。
ルイズが召喚の魔法『サモン・サーヴァント』の呪文を唱え、杖を振ると目の前に小さな爆発が起きる。
だが、もくもくと上がる煙が消え去っても、そこには何も無かった。

「また失敗かよ!!」
「何回目だっけ?」
「さあ?もう10回は軽く超えるんじゃないの?」

周りの級友たちの声がルイズの耳へと入る度に、彼女は腹を立て、ムキになって呪文を唱える。
そしてまた爆発を起こし、その回数だけを重ねていく。
そんなことの繰り返しに、周りの級友たちも流石に煽りだけではなく、本気の抗議の声を浴びせかける。

「いい加減にしろ!!」
「一体、何時までやってんだ!!」
「もう止めちまえ!!」

他の級友たちは既に使い魔を召喚し終え、契約まで済んでいた。
未だに召喚すら出来ていないのはルイズただ一人だけであった。
学院の教師の一人でこの場を監督しているコルベールはそんなルイズを見て、思わずため息を吐く。
コルベールはこの学院内ではルイズの努力を認めている数少ない人物であったが、流石に今の状態のまま続けていても埒が明かないと思い始めていた。

「……ミス・ヴァリエール。このまま続けていても同じことの繰り返しだ。今日のところは次の召喚を最後にしようじゃないか」
「……え?」

ルイズはこのコルベールの言葉に少なからずショックを受ける。
とうとう自分は見限られてしまったのだと。
彼女も彼女でコルベールのことを多少は信頼していたのである。
そんな信頼している教師から遂に最後通告を出されてしまった。
自分の不甲斐無さに思わず下唇を噛む。

(……させなきゃ。絶対に次で成功させなきゃ!!)

ルイズは強迫観念とさえ言えるほどの自己暗示をかけると、スッと目を閉じた。
そして意識を最大限に集中させ、呪文を唱え始める。

「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン!宇宙のどこかにいる私の僕よ!神聖で美しく、そして強力な使い魔よ!私は心より求め、訴えるわ!我が導きに応えよ!」

杖を振った瞬間、今までにない程の大爆発が目の前で起きた。
物凄い爆風が巻き起こり、思わずルイズは二、三歩後ずさってしまう。
しかし、その鳶色の目を閉じることは無く、大量の煙で覆われた場所をしかと見つめる。

(私の……私の使い魔!!)

ドラゴンやグリフォンとまではいかなくてもいい。
猫や犬……果てはネズミやカエルだって構わない。
ただ、そこに自分が召喚に成功したという証があって欲しいと願いを込めて凝視していた。

やがて、煙の膜が徐々に薄くなるにつれて、中に何かの影が見え始めた。

376 :GOTHIC DELUSION ZERO 第1章:2011/06/07(火) 04:02:53.22 ID:l6McqiS2
そのシルエットから察するに、そこそこ大型の生物のようである。

(やった……やったわ!!)

それまでの過程はともかく、召喚が成功した。
そして、使い魔もそこそこ大物である可能性が高い。
ルイズは湧き上がる喜びの感情を隠すことが出来ずにニヤけていた。

だが、その喜びも束の間であった。
煙が晴れて、その中の正体がハッキリすると、ルイズの顔が凍りつく。
級友たちの中の一人がするどくその正体を見とめると、大きな声を上げた。

「……ゼロのルイズが、平民を召喚したぞーーーーー!!」

その言葉が切っ掛けとなり、周囲に笑い声が巻き起こる。
中には、直接的にルイズを馬鹿にしたようなことを言ってのける者もいた。
だが、それらの言葉はルイズには届くことは無かった。
彼女は彼女で目の前の現実を受け入れきれずにいたのであった。

(何よ、これ?嘘、でしょ?え?)

何度目を擦って確認しても、そこにいるのは仰向けに倒れた平民と思われる傷を負った男。
身の丈はコルベールくらいあり、何やら上下にボロボロの黒い服を着ている。
髪型も特に癖っ毛ということは無く、セットしている様子も無く、ただストレートに伸ばしているだけ。
長過ぎず、短過ぎず、といったところか。
多少茶色掛かっているが、基本的には黒い髪である。
ここハルケギニアでは黒い髪というのは珍しく、ここトリステイン魔法学院でも使用人の中に一人該当する人物がいるくらいである。
だが、珍しいだけで存在はしているのだ。
顔は目を閉じてはいるものの、至って平凡。
特に美男子というわけでもない。

これがルイズの呼び出した使い魔の姿であった。
全身に傷を負ってはいたものの、致命傷という風には見えず、また普通に息をしている為、治療は後回しにすることとなった。

「……さあ、ミス・ヴァリエール。『コントラクト・サーヴァント』を」

コルベールは無慈悲にルイズへとそう告げる。
少しの間、その男を見つめていたルイズではあったが、すぐにコルベールへと向き直り、必死の形相で言った。

「ミスタ・コルベール!お願いです!!『サモン・サーヴァント』をやり直させてください!!」

しかし、コルベールは無言で首を振る。
更にルイズが食い下がると、コルベールは困ったような顔で言った。

「ミス・ヴァリエール……残念ながら『サモン・サーヴァント』のやり直しは許可出来ない。『サモン・サーヴァント』は神聖な儀式なんだ。やり直すということは始祖ブリミルへの冒涜にもなる」
「そんな……!?でも、平民を使い魔にするなんて聞いたこともありません!!」
「それでもだ。……分かって欲しい。それにもう一度『サモン・サーヴァント』を行って成功させる自信があるとでも言うのかい?」

最もな疑問であった。
此度の成功の前には、数多の失敗があった。
ルイズ本人でさえ、再び『サモン・サーヴァント』が成功するとは思っていなかった。

377 :GOTHIC DELUSION ZERO 第1章:2011/06/07(火) 04:03:53.91 ID:l6McqiS2
だが、それでも変えたかった。

彼女が望んでいたのは普通。
例え、ネズミやカエルだったとしても、それで良かったのだ。
ルイズは生まれてこの方、系統魔法をまともに成功させたことが無く、その為に周りから浮いてしまっていた。
せめて他で補いたいと、筆記などの実技以外の部分で好成績を修めても、その現状は変わらなかった。
それならば、使い魔だけは他の者と同じようなものでありたい。
そう願い、成功させたと思ったら、その使い魔が人間……それも平民である。

耐え難い事実。
それを受け入れるくらいなら、始祖ブリミルに背いてでももう一度召喚をしたかった。

だが、それが出来る筈もないのだということも頭のいい彼女には分かっていた。
暫くの間、コルベールと問答をしていたが、それも切り上げて、ルイズは渋々倒れている平民の男の元へと足を向ける。
そして、男の顔の側まで来ると、観念したかのように『コントラクト・サーヴァント』の呪文を唱え始めた。

(もう背に腹は変えられない。それは分かっている。でも……)

迷いを抱えたまま、半ば棒読みで『コントラクト・サーヴァント』の呪文を紡ぐ。

「……我が名はルイズ・ フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔となせ」

そうして、男の唇に自らの唇を重ねようとした。
その時であった。


「やめろ!!!!」


突如、舌足らずな子供のような、だが何処か威厳を感じる声が辺りに響いた。
その声に思わずルイズは男の唇に触れる寸前に止めてしまう。

コルベールや級友たちは声の正体を探して辺りを見回していた。
すると、再びその声が今度はルイズに向けて放たれた。

「たかみちはわたしの遂<ミニオン>だ!おまえのつかいまなどにはけっしてならない!!」

ルイズはその声の方へ目を素早く向けた。
他の者たちが声の正体を見失っているのとは対照的に、ルイズにはその声の主のいる場所がすぐに分かっていた。

視線を向けたそこには一人の小さな少女が立っていた。
美しい髪と満月のように丸く大きい瞳。
そして、まるで何処かのお嬢様だとしか思えないゴシックロリータの服装。

今、目の前で倒れている男の知り合いにしては、あまりに不釣合いな存在に見えた。

ルイズは少しムッとした表情で少女へ問い質した。

「……アンタ誰よ?一体何なの?」

少女はそんなルイズの視線をしっかり受け止め、寧ろルイズが怯みそうになるぐらいに強く睨み付けたまま言った。

「私の名はロー。ファルシュ・ドロレス・ヴァレンタインだ。ゴシックハートは<決して錆びぬ思い>。最上なる高貴、揺るぎなき誇りを掲ぐ<星の揺籃>の血と名を継ぎし者なり!!」

378 :GOTHIC DELUSION ZERO:2011/06/07(火) 04:08:58.64 ID:l6McqiS2
1話目はこれで終了です。
各章のサブタイトルも原作風にしたかったのですが、入り切らないかもと思って省きました。

8MBくらいの容量ですが、他の人と比べると少し短いですかね?
短いのであれば、次はもっと長くするように努力します。

ちなみにゴスデリの正式タイトルは『ゴスデリ-GOTHIC DELUSION-』と言います。
なので、タイトルにGOTHIC DELUSIONの方を使わせて頂きました。

これからも不定期ではありますが、こうしてまたちょくちょく投下したいと思います。
なので、見かけたら生暖かい目で見守って下さるとこれ幸いです。

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 04:29:50.09 ID:NczsgowW


380 : 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/06/07(火) 10:31:00.68 ID:c2yI0io4
サブタイ入れたいなら本文に入れればいいんじゃない?

長さとして短めなのは確か
もっと長い人もたくさんいるけど15MBぐらいで普通じゃないかな?
とはいっても長さよりも話の切り方の方が重要だと思う

召喚シーンだけで終了しないようにがんばってください

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 11:34:56.57 ID:1WZVJM+g
>>372
原作もアニメも使いたいところ使えばいいじゃない。丸写しじゃなきゃいい

382 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/07(火) 12:22:19.74 ID:50Z8Jndg
話が長くなったら、各話のサブタイをかぶらないように考えるだけで一苦労。
だから俺はサブタイを付けてません。

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 12:38:58.24 ID:XlbcvETX
俺はクロス先に則ってサブタイを付けています、考えるだけで一苦労。
気に入ったサブタイがあればそのまま本編から拝借する時もある。
クロス先の事だけど、サブタイをつけたのは一体誰なんだろうか、気になって夜しか眠れない。

384 :忍法帖【Lv=6,xxxP】:2011/06/07(火) 12:47:31.52 ID:69Rek4cc
>>382,>>383
作者様投下待ってます

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 15:26:38.43 ID:GqWuJ12f
サブタイはネタが尽きた時に途方にくれそうだなw

386 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/07(火) 18:16:53.25 ID:waYd8/Tx
>>380
>15MBぐらいで普通じゃないかな?
一話あたり750万字とかハードル高過ぎワロタwwwww


387 : 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/06/07(火) 18:53:53.33 ID:c2yI0io4
確かにそうだ
MBじゃなくてKBだったw

388 : 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/07(火) 19:00:17.39 ID:bvnF/jK5
私はぱっと思いついたサブタイから、イメージを膨らませて話を作っていくことがあります
原作のサブタイをもじることもまあしばしば

ところで皆さんは書くのにどんな文章ソフトを使ってますか?
私は最初からパソコンに備わってたワードパッドを利用してますが

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 19:47:10.66 ID:QtOPpN3b
一太郎orメモ帳

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 19:51:40.81 ID:yVhQ6k2w
(´д`)Edit

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 19:54:54.23 ID:n3Q8d7CF
メモ帳

392 : 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/07(火) 20:01:14.65 ID:PFnIXCUt
ワード。

俺はサブタイをあるものにちなんで決めることにしてたからタイトル名を考えることで悩みはしなかったけど、
一話から最終話までサブタイをどれに割り振るかで結構悩んだ。
しかも4、5話書いてから話数が足りない上に同じサブタイを使ってることに気付いたからほんと困ったww

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 20:03:06.59 ID:kx+gWA+Z
メモ帳人気ですね、でもたいていのパソコンにメモ帳とワードパット両方備わってるのに、なぜ性能の低いメモ帳のほうが人気なんでしょう?

394 : 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/06/07(火) 20:10:44.97 ID:c2yI0io4
ワードパッドは中途半端だからじゃないかなぁ?
微妙に重いしワードやら一太郎とは機能の充実ぶりに格段の差がある

そんな俺はサクラエディタとterapad
そしてサブタイはつけてない

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 20:11:42.84 ID:waYd8/Tx
ぶっちゃけ文章書くだけなら性能の良し悪しは大して影響しないからな
何を選ぶかは完全に個人の嗜好だ

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 20:26:01.61 ID:82AFGqEw
ときめきメモリアル・葉鍵SSのキャラクターの名前をメモ帳で

エーベルージュ、センチメンタルグラフティ2、初恋ばれんたいん スペシャル、Canvasのキャラクターの名前で変えながら

SSを読んだがSSの大部分が違和感のためつまらない。

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 20:27:37.65 ID:kx+gWA+Z
>>395
なるほどー、でも有料ソフトを入れる余裕なんかないからワードパッドでいいか

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 20:48:54.80 ID:NczsgowW
メモ張は立ち上げが早いのがいい

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 20:59:13.67 ID:oeQmZOxY
HALO4発売決定を記念して、どうか最後の希望の続きを・・・・・・

400 : 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/06/07(火) 21:10:34.84 ID:c2yI0io4
サクラエディタもterapadもフリー
白地に黒文字だと目が痛くなるのでそこら辺を変更できるやつがよかった
あとサクラエディタは左右分割表示ができるから違う部分を見直しながら書いたりもできる

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 21:11:02.15 ID:v/TP95nL
>>388
WZ5を愛用し続けてます。
Win7にしたときに7にアップグレードしようと思ったけど微妙で…

402 :萌え萌えゼロ大戦(略) ◆E4H.3ljCaE :2011/06/07(火) 21:12:54.47 ID:v/TP95nL
ということで、進路クリアなら『雪風とボクとの∞ ∞11』の代理を21:15ごろから行います。

403 :雪風とボクとの∞ ∞11@代理:2011/06/07(火) 21:15:14.33 ID:v/TP95nL
「雪風とボクとの∞(インフィニティ) ∞11」

 皆さんご存知のように10月1日は眼鏡の日であります!(ブリミル暦5997年 ハルケギニア眼鏡関連団体協議会が制定)
「さあ始まるぞ、タバサ!」
「……え……何が……」
 三成・タバサが手を取って駆け出していった先では……、
「年に1度のメガネスキーフェスティバルさ!!」
 屋台が多数建ち並び、大勢の若者達が異様なまでの熱気を放って盛り上がっていた。

「……メガネスキーフェスティバル……」
「めがね汁」「めがねすくい」といった珍妙な屋台の数々を、タバサは困惑の表情で見渡して尋ねる。
「……って……何でノーウェで……」
 タバサ達の現在位置……すなわちメガネスキーフェスティバル会場は、トリスタニア中心部にあるノーウェ公園。
 都市の中心部にありながら閑静な雰囲気を持つこの場所なら確かに大規模な催しの会場に最適だが、参加者達の雰囲気からしてそれだけではなさそうだ。
「それはここが聖地だからさ」
「……ワルド子爵……」
 いつの間にか2人のすぐ傍にいたワルドが、爽やかな笑みを浮かべフェスティバル会場の由来を語り始める。
「ここノーウェ公園ノ=ズバノシ池に存在するめがねの碑。この地こそ我々メガネスキーの聖地なのさ!
 さらにガリア・セント=マルガリタ修道院内眼鏡之碑、ロマリアの海上都市アクレイア・眼鏡橋等ハルケギニア各地の眼鏡ゆかりの地で、同志達が眼鏡の日・10月1日を祝っているのだ!」

404 :雪風とボクとの∞ ∞11@代理:2011/06/07(火) 21:16:41.92 ID:v/TP95nL
「年に1度の宴にようこそ、めがねっ娘を愛する同志達よ」
 集まった参加者達の前で壇上に立って話し始める三成。
(……何でミツナリが司会を……)
 参加者達の中で疑問に感じるタバサにはお構い無しといった様子で、式典らしきものが進められていく。
「さて、今更説明する事ではありませんが……、ただ今9時50分。あと11分で10/01の10:01。皆様お待ちかね、アレが始まります」
「うおーっ! 待ちかねたぞー!」
「……え……何……何が始まるの……」
「ME・GA・NE!!」
 三成のその言葉と共に、タバサにはわからないこれから始まる「何か」への喜びに参加者達が大きなどよめきを挙げた。
「その前に、ハルケギニアメガネスキー協会会長・ビダーシャル様からのご挨拶です」
 三成に促されて壇上に上がった老エルフを、参加者達が盛大な拍手で迎える。
「え〜、このようなよき日にめがねっ娘の……う、うぐ……」
 そこまで言ったところでビダーシャルの目に涙が浮かび、思わず彼は手で顔を覆う。
「会長?」
「会長が感極まってしまったようです。しばらくお待ちください」
 参加者達の間にざわめきが起こり、やがてその中からビダーシャルを励ます声が起こる。
「頑張れ会長ー」
 声に励まされてビダーシャルは三成と頷き合い、再度口を開く……が、
「め……」
 その一言を発した次の瞬間、ビダーシャルの顔面からは涙・鼻水がとめどなく溢れ出し、彼はそのままむせび泣いて挨拶など望めない状態になってしまった。
「会長、ありがとうございました!!」
「よくわからないけど何かが伝わったぜ、会長ー!!」
 ビダーシャルの激情に応えるかのように、参加者達も涙を流しつつ大歓声を上げた。

405 :雪風とボクとの∞ ∞11@代理:2011/06/07(火) 21:18:01.54 ID:v/TP95nL
 するとそこに、武装した衛兵の一団が現れた。
「おいっ、爆破予告をしたのはお前達か!?」
「爆破予告!?」
「何だそれ?」
 騒然となる参加者達の中に入る、1人の男の奇妙な点を三成は見逃さなかった。
「むっ!」
 その男は困惑する参加者達の中ただ1人冷静に……しかもかすかな笑みを浮かべていて、何より彼が掛けている眼鏡のレンズ越しに見える輪郭線は本来ならばありえない一直線になっていたのだ。
「レンズの歪みが無い! そいつ伊達眼鏡だ!」
「何、さては貴様が……」
 たちまちのうちに取り押さえられる伊達眼鏡男。
「なぜこんな事を」
「まさか貴様、我々の宿敵レコン・タクトの者か!?」
 3人がかりで押さえつけられても伊達眼鏡男は余裕の笑みを崩す事無く、
「ふふふ……、これで貴様らは終わりだ……ごふっ」
 そう言い残して何かを噛み砕いたかと思うと、激しく吐血して息絶えた。
「こいつ奥歯に毒を!!」
「何て奴だ!!」

406 :雪風とボクとの∞ ∞11@代理:2011/06/07(火) 21:19:41.91 ID:v/TP95nL
 一方三成の方はというと、腕時計を確認して焦りの色を濃くしていた。
「くっ、まずい! あと1分で10:01!! めがねチックマジックアワーの時間だ!!」
「……だから何なの……それ……」
「今衛兵に手間取るわけにはいかん」
「ど、どうすればいいんだ?」
 困惑の表情で質問するタバサの声にも耳を貸さず、三成達参加者は刻一刻と自分達に迫ってくる衛兵達を見据えていた。
「ここは僕に任せろ」
「ワルド子爵」
 そう一言言って1歩前に出るワルド。
「こんな事もあろうかと、持ってるだけで捕まるマル秘召喚されし書物を僕はいつも身に付けている! 僕があえて捕まって時間を稼ぐ!!」
 ワルドがはだけた上着の裏側には、『お兄ちゃんのたて笛』『はじめてのかんきん』『めがみるく』『めがねのクリーム煮』『ランドセル十番勝負パート3』……と、
題名だけでやばい内容とわかる物から題名から内容がわからないだけに余計やばく感じる物まで、多種多様な召喚されし書物が収められていた。
「……いつも身に付けてるって……ワルド子爵……」
「さらば友よ!!」
「……ワルド子爵〜……」
 絶叫しつつ衛兵隊の群れの中に突入していったワルドに、タバサは涙を浮かべて手を伸ばす。
「10:01まであと10秒! ついに始まるぞ!!」
 腕時計を確認した三成の絶叫に応え、参加者達がカウントダウンを開始する。
「9!」
「8!」
 多数の参加者達が、
「7!」
 衛兵達に取り押さえられたワルドが、
「6!」
 顔中から涙と鼻水を溢れさせたビダーシャルがカウントダウンしていく。
「5!」
「4!」
 参加者達の足踏みは大地を揺るがし、
「3!」
「2!」
 参加者達が突き上げる拳は空を引き裂かんばかりだった。
「……何……いったい何が始まるの……」
「1!」
 そしていよいよその時が来た!

407 :雪風とボクとの∞ ∞11@代理:2011/06/07(火) 21:21:08.94 ID:v/TP95nL
「……はっ……」
 そう叫んでタバサは飛び起きた。
「……って、夢オチなの!? それで結局何が始まるのよ!」
「……はうっ……」
 自身のツッコミが鋭く決まったものの、まだ終わっていない事を予感するルイズ。
「あっ、まさか夢だけど実は夢じゃないってオチじゃないでしょうね?」
「何を言っとるんだ、君は」
 咄嗟に後ずさったルイズに三成は呆れた視線を向け、タバサも困惑の表情で眺めている。
 と、その拍子にルイズは後方を歩いていたワルドと激突してしまった。
「あ、ごめんなさい」
 謝罪したルイズだったが次の瞬間、
 ――バサバサバサッ
 ワルドが着ている上着の中からは、『黒縁味比べ』『ザ・縦笛』『体育座りスペシャル』『乳搾り○学生』『ランドセルマスタージョウ』……と、
題名だけでやばい内容とわかる物から題名から内容がわからないだけに余計やばく感じる物まで、多種多様な召喚されし書物が落下していた。
「ワルド子爵?」
 タバサもワルドも硬直する中、ルイズはひきつった表情でようやくその一言だけを口にできた。

408 :雪風とボクとの∞ ∞11@代理:2011/06/07(火) 21:22:22.24 ID:v/TP95nL
以上投下終了です。
wikiにはこちらで投下しておきます。
---- ここまで ----
以上、代理投下でした。
3カ所ほど『行が長すぎます』と叱られたので、勝手ながら改行させてもらいました。

409 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/07(火) 22:25:02.72 ID:mxoob182
インフニティの作者様、萌え萌えの作者様、乙であります。

ところで忍法帖Lv8でもスレ立て無理とかどういうことなの。
またリセットあったら次まで間に合わないんじゃ…

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/07(火) 22:57:43.38 ID:s59sDdWJ
>>407
初めて読んだがこれは斬新過ぎるw

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/08(水) 12:04:06.18 ID:R/Y5Z8D/
インフィニさん萌え萌え作者さん乙です。
ごめん悪土さんの持ち物大体理解できたorz

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/08(水) 16:25:47.40 ID:mBahhnvd

この世界のルクシャナは叔父にメガネを強要されたりしてるんだろうな

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/08(水) 18:51:50.65 ID:ehAd3nf2
>>411 よう俺・・・

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 04:59:28.43 ID:IVPnE4O4
とらドラの高須竜児が召喚されたら、才人よりルイズとの相性は良さげな気がする。
もっとも、初対面時に恐れられまくるのはお約束。

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 08:01:42.96 ID:p9Fs9v2j
大河にルイズのセリフ当てても違和感ない件について討論したいんだが

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 08:05:54.28 ID:NV3x4108
えむえむのブタロウでも無問題
銀英伝のユリアンとシャナの悠二はどうなんだろ?

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 08:22:17.92 ID:/rVlS+Ui
>>414
平民の目つきが悪いくらいでビビる連中かよwww
むしろ初期状態での同情票を失うわ

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 09:06:34.11 ID:HKQl4WGk
別の所でゼロ魔ss書いてるんだけど、
このスレでクロスもの書くときって、主軸をどっちに置くかのバランスが難しいね

個人的にはクロスさせる時はクロス先を描きたいと思って書くから
ゼロ魔側中心にすると、じゃあクロスする必要ないなあって思うし
かといってクロス先中心にするとゼロ魔を蔑ろにしていると思われかねないしで難しい

419 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/06/09(木) 09:21:20.65 ID:D7K79lIE
つかクロスSS書くのにどっちかを中心に描いたらクロスの意味なくなるだろ
クロス元とクロス先が組み合わさることで物語が生まれるっつのが醍醐味じゃないのかな?

異物が混ざることでバタフライエフェクトが発生し
物語が変化していくのが面白いと思うんだが

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 09:43:34.34 ID:HKQl4WGk
という楽しみ方もあるし、単純にクロス先のキャラがゼロ魔世界でどう活躍するかを見たいってのもある
俺はどちらかというと後者なんだよな
無論、書くときは極力ゼロ魔側がただの噛ませにならないようにしてるけどさ

421 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/06/09(木) 09:47:01.69 ID:D7K79lIE
まぁそうなるとクロス先のキャラの強さで変わっちゃうよな
キャラの性質にもよるだろうけど

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 10:05:06.49 ID:p9Fs9v2j
バタフライエフェクトいいたいだけちゃうんか

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 10:18:31.89 ID:PZXFI9PK
>>416
ユリアンは地味にイケメンの上、おさんどん能力高いからなぁ

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 10:33:29.33 ID:yWqGppGZ
ユリアンと聞いて褌一丁の色黒マッチョマンが真っ先に浮かんだんだが…
あの人を使い魔とかは無理だよなープライドが高過ぎるもん。

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 11:36:19.66 ID:xlK+6OsC
>>422 これも運命の石の扉の選択なのだよ、エル・プサイ・ コングルゥ。

426 : 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/09(木) 12:08:27.29 ID:HLZPUw4e
ユリアンと聞いて真っ先にウルトラの星の王女(一応)が思い浮かんだ俺は、多分異端。

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 12:10:42.28 ID:PofV07fU
>>423
でも下手したらサイト以上に頑固だから使い魔になるのにとことん抵抗しかねない

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 12:40:19.19 ID:FMTAPD/c
こち亀の中川を召喚
カードで買い物しようとして壮絶に滑るか
両さんに教わった庶民の暮らしを実践しようとしてルイズに止められるか

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 14:29:08.33 ID:cdGxMCP2
ユリアンと聞いて空の軌跡のユリアさんが思い浮かんだ

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 14:30:33.88 ID:VFOeR2Cn
シノンの開拓民がどうしたって!

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 14:47:17.28 ID:gxM4i6Nm
EDの一つだと男爵になるな

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 16:27:05.22 ID:B1AQ0F2g
>>414
「ゼロのエンジェル」再開キボンヌ

433 : 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/06/09(木) 19:34:31.81 ID:+19YyACc
顔だったらMr.2ボン・クレーを召喚してほしいな

「ここはどーこなのよぉ! ジョーダンじゃないわよぉ!」
 
「使い魔?いいわ、マゼランに殺される寸前のところ助けてもらった恩、オカマは義理がたいのよぉ!んがーはっはっは!」
 
「見なさい。この世界に来てからメモリーした。世界一変な目、鼻、口、頭。これを見ても立ってられるかしら?笑い転げなさい。マネマネモンタージュ!」
「いや、それまんまマリコルヌじゃん」

434 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/06/09(木) 19:47:42.03 ID:5hpsz4SQ
>>427
オカリン召喚してもなー
サイトとは絶対異なる展開とは思うけれど、戦闘展開には期待がもてない。

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 19:50:45.60 ID:m8FJMYMo
>>434
ミョズになって中二病全開の頭脳戦やりそうなイメージ

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 19:54:33.74 ID:4ZxrTxHr
>>434
おまけとして、セレセブ、バイト戦士、ゲルマユがついて来ます。

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 20:04:32.31 ID:p0uMHpB1
ネタに詰まったときはPCの裏手側にある可動式本棚を見つめるが
今日は「われらホビーズ ファミコンゼミナール」が目に留まった
この場合は逆召喚のほうが良いだろうな

・・・肝心の中身はとんと浮かばんのだが

438 : 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/06/09(木) 20:09:54.17 ID:a+CUsTpv
書くときはやっぱある程度ギャグ書かないと読んでて飽きるよなあ。
と、最近気付いてギャグ要素入れるようにした

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 20:20:54.12 ID:7sxGNj1+
>>438
ギャグとか、滑るのが怖くてかけんわ

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 20:33:10.80 ID:15TMJxmN
>>439
シリアスで滑る方が恐ろしい

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 20:45:01.71 ID:PHJftvxP
SFの香りがするヤツ読みたい
オレンジ色の続きはもうないのかな?
あと舵輪のやつ

442 : 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/06/09(木) 20:52:19.73 ID:D7K79lIE
オレンジ色は俺も好きだったなぁ
待ち遠しいぜ

443 : 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/06/09(木) 21:06:39.17 ID:VeJEnD6A
>>441
にじファンの「継ぐもの」ぐらいにSF色の濃いヤツが書ければなぁ・・・と思うけど、
自分には 無理。

444 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/06/09(木) 21:12:21.53 ID:5hpsz4SQ
yosi! ここはカ〜レンジャーを召喚しようぜ。

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 21:15:53.66 ID:EC+y/NTa
使い魔になる代わりに劇団に入らせるわけか

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 21:19:56.42 ID:0Aslp1n9
1つの出会いが、2つの恋に進み、3つのふるえる心が、優しい音色を奏でた。

と聞いて。
ハルケだと超能力ってどういう扱いになるんだろうな

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 21:43:06.48 ID:E2EnrwsU
>>433
マゼランが来たら・・・契約のキスでルイズが毒にやられて死ぬからダメか
正直強さなら三大将と同レベルと言って過言じゃないし性格も真面目な人と言えば真面目なんだが
能力が強力すぎるのも考えもんだな

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 21:56:43.79 ID:6/UlX0UM
でもフーケのゴーレムとは相性悪そうだな

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 22:03:17.94 ID:VeJEnD6A
>>448
ドルドルの蝋のように 撥水性があれば、ある程度持つかもしれないが
普通の土なら 毒が染み込んだら溶かされてアウトなんじゃ?

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 22:56:19.61 ID:6/UlX0UM
>>449
溶けるったって一瞬で溶けて無くなる訳じゃないし、あのサイズの踏みつけとかだったら関係ないと思う
森の中で無差別攻撃するような人でもないと思うし

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 22:56:25.03 ID:1O/C/abf
>>447
 そういや、あの儀式は毒ヘビとか口許に毒を持ってる奴を召喚した時のこと
想定してんのかね?
 ここでは何召喚しても大抵コルベールはあっさり契約させようとするけど、
せめて見たことない生き物が出てきたら毒の有無くらいは確認せんかいと思う。

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 22:57:45.34 ID:QcewnbNt
>>451
そもそも監督に教師がついてるのは、危険な生物が出てきた場合に対処する目的もあると思うんだがなあ。

453 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/09(木) 22:59:48.29 ID:3y0Nfs34
>>446
モノにもよるが、見栄えのするものなら「杖が無いという理由」で先住魔法と一括りにされると思われる。
透視とか予知とかは…どうだろ。まず信じられない所からだと思うが。
そもそも異能の分類その物が存在しない気がしないでもない。

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 23:02:51.89 ID:wHe9e1QT
>>452
殆ど形骸化してる決まりなんだろうな
まあハルケギニアって色々な生き物いるから、それこそ余程変なのじゃないと気にせずチューじゃね?

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 23:23:34.09 ID:DW5PVwX9
かめはめ波も先住魔法に入るのかな

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 23:30:17.01 ID:EC+y/NTa
トリックじゃないかね

457 : 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/09(木) 23:47:20.63 ID:ItbwxBtn
10万ドル“ポン”とくれたよ

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 00:45:41.75 ID:NY3qr8pa
ワンピースと聞いてひとつ思いついた。
海賊王の右腕レイリーを召喚というのはどうだろう。
VSフーケでルイズが覇王色の覇気を発現→覇気について教える。
覇気を扱えるルイズとか、どうよ?

自由の象徴である海賊としてのレイリーとハルケギニアの貴族社会の対立とか
けっこう面白いと思う。

459 : 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/06/10(金) 00:55:26.73 ID:8kwIEFda
7万の大群とか普通に倒せそうだから困る

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 01:00:30.07 ID:RI+t9hGf
覇王色の覇気ならお母様の喰らい慣れてるだろうな

461 :忍法帖【Lv=8,xxxP】:2011/06/10(金) 01:07:00.61 ID:BmMsbn1R
直近に烈風がいたなw

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 01:10:46.80 ID:81xzBaMz
 タイムスリップして騎士姫時代のカリーヌにルイズらが会うとかのネタは意外にないな。

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 01:21:36.69 ID:jMWu0n8P
>>462
偽物呼ばわりされて、仮面剥ぎデスマッチとかやった後に、薄々本物と気づいていたとか言い出すんですね。

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 02:30:16.34 ID:SnbtTJ+K
>>463
なにその究極のメイジタッグ編

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 03:47:27.33 ID:cNyAAlhU
ゼロ魔本編×ゼロ魔スピンオフのクロスについての話題はこのスレでいいのかね?
それとも【IF系】もしゼロの使い魔の○○が××だったらスレ?

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 03:54:35.57 ID:Vd4NElQk
限りなく近いけど
こことはちょっぴり違う気がするな
ゼロ魔の範囲内だけに収まってるから

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 04:45:09.73 ID:BxpgcQVk
スピンオフってカリン外伝くらい?
タバサは時間軸同じだし
ゲーム版とかのキャラ持ってくるならこのスレでもまぁいいかもしれない

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 05:20:02.42 ID:Ku1yN5VR
漫画版のサイトを召喚みたいなクロス?
上記のクロスだと何も変わらないが

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 05:26:53.51 ID:zAxtAGxe
>>462
アライブ付録の小冊子にそのネタが使われた小説あったぞ。
買い逃してしまったんで詳しい内容はわからんが、
「過去へいく箪笥」なるマジックアイテムが登場。

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 08:34:35.23 ID:aWP/YgA3
カリンちゃんが才人にやられちゃうんだっけ?

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 08:46:40.13 ID:cNyAAlhU
>>468
才人だと何も変わらんから、漫画版のルイズを召喚とかはどうか。

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 08:50:15.84 ID:cNyAAlhU
471追記
長編はスレチ確定だろうけど、小ネタならアンリエッタ召喚とかあるし。

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 08:50:55.21 ID:ab7XQuCQ
>471
「ゼロのちゅかいま」ぐらいの改変が無いと厳しいだろう

474 : 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/06/10(金) 10:50:07.75 ID:OMNYjj8M
ゼロ魔のキャラを召喚だとスレチになるんじゃねぇかな?
外伝もスピンオフもゼロ魔の世界観のキャラだからIFスレでいいんじゃない?

475 :462:2011/06/10(金) 13:28:16.23 ID:81xzBaMz
 時間移動する能力とかアイテムがある作品とクロスしたらって感じで書いたんだけど、
言葉足らずで伝わりにくかったですね。
例:DR.スランプのタイムくん

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 15:38:18.35 ID:B0TCutDr
戦国自衛隊から自衛隊召喚。

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 16:10:42.44 ID:qiaWdUfT
タイムワープ能力ね

メカキングギドラを召喚

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 16:16:06.23 ID:cNyAAlhU
ここは朝比奈みくるで。
そして行ったきりTPDDの不具合(笹の葉ラプソディの如く)で帰れなくなる、と。

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 16:17:02.48 ID:udm0Zm4m
キテレツ君で

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 16:25:25.35 ID:NhnV1feg
マテリアルパズルのグリン王子とか。ゼロクロもちょうど締めに入ったし。

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 17:09:34.24 ID:k8RGnlRr
既出だろうけど中の人繋がりで銀魂の神威とか
虚無繋がりでBLEACHのウルキオラとか召喚したらやっぱり完全なる原作破壊になるよな

482 : 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/06/10(金) 17:20:29.78 ID:OMNYjj8M
原作破壊が書きたいなら別んとこで
そうしない風に話を作るのが腕の見せ所だろ

あとsageて

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 17:22:08.37 ID:q8/2mMun
河豚は素人がさばけば中毒を起こすが、一級の板前がさばけば絶品の料理になる
原作破壊になるかならんかは食材ではなく、書き手の腕しだいだ

484 : 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/06/10(金) 17:57:24.85 ID:5ZhaLJei
>>483
つまり、ふぐマンを召喚すればいいのか

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 19:44:40.98 ID:084TzG+f
>>476
戦国自衛隊って最初は近代兵器で無双するけど、皆最終的にひどい死にかたすんだっけ
書いてるうちに作者が鬱になりそうだなw

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 19:59:12.39 ID:vVFt0Zls
日本列島を住人ごと召喚
しかし、出現した場所が海の上だったため召喚したことに気付かず
ルイズは留年してしまうのだった

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 19:59:41.38 ID:udm0Zm4m
補給が続かないからな

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 19:59:52.80 ID:rGlb/PyS
>484
徳弘正也の?ww
知ってる人どれだけいるやらww

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 20:22:57.48 ID:FcBCJ4T/
>>486
ある。
つ[レッドサン・ゼロ・メイジ]
http://blog.goo.ne.jp/sppw6739/e/ce5c55d65424dd5f2eeaf7dd3e57e50d

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 20:23:52.78 ID:vQxmANo1
今オブリをプレイ中なんだが、
オブリビオンからグレイプリンスを、とか脳みそがはじき出した。
半オークだから外見はアレだが、そこらの貴族より紳士だし、
実力も申し分ないからそれはそれで大丈夫そうかなあ、とか思った。
問題は自分の出生の真実を知っているかいないかだけど。
あの人、出生の真実を知ると無抵抗で殺されちゃうのよね・・・・・・

まあそれはそれとして、マーティン陛下の更新をいつまでも待っております。

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 20:34:19.75 ID:CoQpBFX7
>>486
豊田有恒「タイムスリップ大戦争」だね。

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 20:43:21.78 ID:NY3qr8pa
>>484
くっそ…こんなのでwwwww

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 21:11:14.50 ID:F3a9LaTK
>>日本列島を住人ごと召喚

大きすぎてあれだから池袋を限定召喚でいいや。
黒人のロシア人が寿司屋の客引きをしている。

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 21:28:00.77 ID:yHHXDTyV
過去なんどか見かけたけど
タイムネタだったら刹那零を召喚して・・・
小ネタ前後編くらいがちょうどいいかな

>>日本列島
しかしそこはエリア11だった、しかもスパロボのウド混じり!!

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 21:31:09.56 ID:wvRTg2e6
時間移動か。
タイムマシンC204型の出番だな。

それがシュタインズ・ゲートの選択だ。
エル・プサイ・コンガリィ。

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 21:58:36.15 ID:084TzG+f
>>493
偶然池袋にいなかったせいで情報屋がハブられるんですね

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 22:07:16.72 ID:hqp2y8dS
タイムマシン……MDTターミナルからデンプシー、ニコライ、タケオ、リヒトーフェンの
変人4人組がゾンビを追いかけてハルケギニアにやってくるのか……

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 22:09:13.30 ID:koHHifzk
地球と間違えて仮面ライダーBLACK RXのクライシス帝国から召喚できそうな奴って誰かいるかな?

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 22:22:02.54 ID:1AypY/rG
>>498
霞のジョーでも呼べ
マリバロンでもいいけどw

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 22:27:44.50 ID:jdhbj6Uk
ハルケギニア最強の使い魔戦士とか名乗りかねないシュバリアンさんは鉄板だが
怪魔異生獣大隊ナンバーワンのパワーの持ち主たるバルンボルンとか


501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 22:35:01.58 ID:2fc7sTc/
バルクホルンに見えて「お姉ちゃん召喚か!」と思った

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 22:41:36.70 ID:dL+YEXSd
ここまでほむほむなし
マジカル88式地対艦誘導弾はこの世界じゃオーバースペックだしなぁ…

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 22:55:29.37 ID:F3a9LaTK
>>502
錬金耐性もなければ弾の補充もできないから対7万だと途中で力尽きそうだな。

時止めは強いけど魔女か魔獣倒さないと魔力補給できないし、戦闘が魔女特化しすぎて
人間やメイジ相手だと力押しになりそうだし。

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 23:00:08.25 ID:VJCAMkbv
>>503
時間停止と巻き戻し「しか」できないから小細工するしか手が無いっていうwwww
こうなったら平城京エイリアンの術を使わざるを得ない!

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 23:06:22.31 ID:6MMDf57g
>時間停止と巻き戻し「しか」できないから小細工するしか手が無いっていうwwww
まて、その為のガンダールヴだ
でも時間停止とガンダールヴは反則級の組み合わせだな

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 23:08:43.97 ID:XnCyppG4
タイムマシンに乗ったセルの幼虫を召喚


507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/10(金) 23:13:56.03 ID:jdhbj6Uk
時間停止に金縛りも使えるギニュー特戦隊グルドを召喚

508 :nanja:2011/06/10(金) 23:43:31.00 ID:RHG1dyg6
>>日本列島を住人ごと召喚
そういえば小ネタで秋葉原電気街を召喚っていうのがあったな。

509 : 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/06/10(金) 23:54:51.06 ID:a3uD2Ipz
nanjaって何じゃ

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 00:26:03.54 ID:5D9RGMVZ
あ・れ・は なんなんじゃ 忍者忍者〜

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 00:37:56.90 ID:8+dIHHUG
忍者戦隊・カクレンジャ〜♪

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 00:38:04.65 ID:5D9RGMVZ
>>502
「私の戦場はここじゃない」→即召喚前まで巻き戻しで話が終わってしまう件について

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 01:20:41.93 ID:KFuQK64j
時間停止といえばラッシュロッドを忘れちゃならない

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 01:35:17.24 ID:Zor3JvyV
まどかのキャラはソウルジェムの穢れをどう対処すればいいのだろうか

515 : 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/06/11(土) 01:36:14.57 ID:0YKeNS5d
でも時間操作とか空間操作って、主人公が使う技じゃないよね。

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 02:07:58.78 ID:rDVMZvxN
パタリロって時間移動や時間停止できたよな
えらい昔だからうろ覚えだけど

517 : 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/06/11(土) 02:11:01.46 ID:+RXyXQLz
レベル8以上だったら使い魔は四代目の代理投下を5分後から始めます
>>515
大長編でもその手使えばドラえもん無敵なんだけどね

518 :使い魔は四代目 代理:2011/06/11(土) 02:17:40.35 ID:+RXyXQLz
教室にルイズに続いてリュオが入った瞬間、悲鳴に近い大きなどよめきが起こった。そして、主人の動揺が伝わったか、或いは本能で危険を察したか、動物や幻獣の入り混じった使い魔達も落ち着きをなくし、怯えたり、唸り声を上げたり、と教室の騒がしさに拍車をかける。
それを無視し、ルイズは悠然と席に着いた。当然のように、リュオもその隣に座る。

「ル、ル、ルイズ!?何でそいつが、ここに…!」

ぽっちゃりした少年が、震える声でやっとそれだけを問いただした。後は、声にならない。それに対して、ルイズは何を分かりきった事を、といった態度で

「はぁ?使い魔だから授業に同行して来たに決まってるじゃない」

と、事も無げに答えただけだった。その答えに、教室に大きな衝撃が走る。一部始終を見届けていたタバサとキュルケは別にして、ルイズがあのドラゴンを使い魔にすることが出来るなどと思う者は皆無だったせいである。

「な、なんであんなの使い魔にしてんだよ…」
「嘘だろ?どう考えたって実力以上だろ…悪魔に魂でも売り渡したか?」
「…ああ、分かった。あいつはルイズなんかじゃない。もっとおぞましい、ノレイズとかいう何かなんだよ…」

などという囁きがあちこちで交わされたが、面と向かってルイズやリュオに事情を問いただす度胸のある者はいなかった。

リュオはそんな様子をしばし愉快そうに眺めていたが、

「ぐははははっ そんなに怯える必要は無いぞ。昨日のアレは冗談じゃと言うに。
まぁ仲良くやろうじゃないか、ん?」

その言葉にも、怯えを含んだ視線が向けられただけだった。大多数の者にとってはリュオが正体を現した時の衝撃がトラウマになっているようだ。
教室を見渡し、それを確認すると、リュオは大して気にした様子も無く続ける。

「なんじゃなんじゃ、反応が薄いのう…まともに話ができそうなのはキュルケとタバサだけかい」
「おほほほ、光栄ですわリュオ様。でもまぁ、無理もありませんわね。ああ無様を晒しては、恥という物を知っていれば、なかなか気軽に近づけるものではありませんわ」

余裕の笑みで、辛辣な事を言うキュルケに、彼女を恨みがましい眼で見る者が幾人か出たが、キュルケは全く動じた様子は無かった。それどころか、席を立つと、挑発するかのようにリュオの後ろの席に悠々と陣取った。

「折角ですし、後ろの席に座ってもよろしいかしら、リュオ様?」
「うむ、無論構わんぞ」

「ちょっと、何こっちに来てるのよ」
「安心なさいルイズ。貴方に用はないわ。リュオ様に名指しされたのですもの。良い機会だと思わない?」
「何の機会よ…まぁ、邪魔をしないなら勝手にすればいいわ」

ルイズは正直面白くなかったが、席が指定されているわけでもないので、それ以上は何も言わなかった。やがて、ふくよかな中年女性が入ってきて、教壇に立った。

519 :使い魔は四代目 代理:2011/06/11(土) 02:20:50.33 ID:+RXyXQLz
「皆さん。春の使い魔召喚は大成功のようですわね。このシュヴルーズ、こうやって春の新学期に様々な使い魔たちを見るのがとても楽しみなのですよ」

その言葉を受け教室を見渡してみれば、フクロウや猫、蛇といった動物がいた。サラマンダーやマンティコアのような幻獣もいた。なるほど、その言葉通りに教室内には様々な使い魔がいた。
そこで、シュヴルーズは言葉を切った。教室を見渡し、視線がリュオで止まる。
彼女はオスマンからルイズがリュオを召喚した事は聞いていた。が、オスマンがコルベール以外の教師に説明したのはルイズが遠方のかなり高位のメイジを召喚したので、事情を説明して協力を要請し、
使い魔になってもらっている、という事だけであった。無論、竜族の王など言う言葉は口にしていない。

「なぁに、話してみればなかなか気さくなお方じゃわい。堅苦しいのは好かんと言っておられたし、普通にしておれば問題ないじゃろう。…とはいえ、言うまでもないが無礼の無いように頼むぞ」

などとオスマンは気楽に言ってのけたが、だからといって、はいそうですかと気軽に話しかけられるものではなかった。オスマンから見てさえも相当高位のメイジとあっては尚更である。

「始めまして。私はシュヴルーズと申します。貴方がミスタ・リュオ…ですね?なんでも遠方からいらした高位のメイジだとか。
昨日はかなり高度な変身の魔法を使われたと聞いておりますわ。よろしければ後でご教授願いたいものですが」

なるほど、昨日の事は変身の魔法という事にするのか。どこまで通じるかは分からぬがまぁ悪くない案だ、後でドラゴラムを披露してその設定を補強しておくか、
などと内心思いながらリュオは挨拶を返した。

「リュオじゃ。あー、シュヴルーズよ。持ち上げてくれるのは有り難いが、昨日の竜変化の呪文…ドラゴラムじゃが、それほど高度な呪文というわけではないぞ。
勿論ひよっこには無理じゃがな、まぁ珍しいというわけでもないのじゃ。さて、教授するのは構わんが、わしの使う魔法はお主等の魔法とはちと系統が違うようじゃから、
この地でわしの知識がどれほどおぬしらの役に立つかは分からん。そういう意味で余り期待せんで貰いたいな。」
「…はぁ、珍しくも無いんですか?リュオ様の来た地は凄腕のメイジが多いのですわね…」

半ば呆然とシュヴルーズは呟く。そのやり取りを聞いた生徒から様々なざわめきが漏れる。

「変身の呪文じゃ、しょうがないな」
「あの時呪文唱えていたっけ?」
「ってか、あの存在感は変身の呪文じゃ出せないだろ?」
「馬鹿、一流のメイジだからこそあの存在感を作り出せるんじゃないか」
「てか、フェイスチェンジはスクウェアスペルだろ?…じゃぁ、凄腕ってのも納得するしかないよなぁ」

フェイスチェンジという顔を変えるスクウェアクラスの呪文が存在する事もあり、高度な変身の呪文を使った、という話は若干の疑問を抱く者もいたが、それなりに受け入れられたようだった。
そして、それを受け入れたものは、スクウェアクラスでも顔を変える程度の変身がやっと、という事から、全身を凄まじい威圧感を持つドラゴンに変化させたリュオの実力を推し量り、嘆息するのだった。
だが、その事は別の疑問を産む事となった。当然といえば当然の感想ではあるのだが、

「…いや、だから何でそんな凄腕のメイジがルイズなんかの使い魔になるのよ?」

と、いう事である。そして、もっとも有りそうな答えを口にしたのが、先程のぽっちゃりした少年だった。

520 :使い魔は四代目 代理:2011/06/11(土) 02:22:25.35 ID:+RXyXQLz
「ルイズ!本当は召喚できなくって、金でメイジを雇ったんじゃないのか!」
「…!違うわ!きちんと召喚したもの!昨日リュオにやり込められたからって言い掛かりはやめてよね」

ルイズは反射的に言い返していた。やっとの思いで成功させたサモン・サーヴァントであり、加えて使い魔にするには色々問題はあるにせよ、リュオの実力は申し分ない。これ以上無いという位だ。
ルイズにとっては魔法で初めて他人に誇れるような成功をしたのである。他の事はともかく、それを否定される事はルイズにとって許しがたい事だった。メイジを雇うなら人並みでいいからもっと扱いやすいのを選ぶわよ、と思わなくはなかったが。

「何だと?ああ、認めてやるさ!確かに見事にしてやられたよ。けどな、そんなメイジがなんでゼロのルイズの使い魔になるんだよ!
嘘付きめ。本当はサモン・サーヴァントが出来なかったんだろう」
「ミセス・シュヴルーズ!侮辱されました!風邪っぴきのマリコルヌが私を侮辱しました!」
「誰が風邪っぴきだ!俺は風上のマリコルヌだ!ゼロのルイズは名前もまともに覚えられないのか!」
「あんたのガラガラ声はまるで風邪でもひいてるみたいなのよ!」

譲れない点を付かれたルイズ、怒りの収まらないマリコルヌ。激昂した両者は収まりそうになかった。大部分の生徒は昨日の事もあり、口には出さないがマリコルヌに同調していた。
その険悪な空気を収めるべく、シュヴルーズは、手にした小ぶりの杖を振った。すると、立ち上がっていたルイズとマリコルヌがすとんと席の上に落ちた。それを見計らい、

「ミス・ヴァリエール、ミスタ・マリコルヌ。みっともない口論はおやめなさい」

と、二人を諌めた。そこに、のんびりとした、だが、底冷えする声が響いた。

「全くじゃ。ルイズ、そこらで良いじゃろ。落ち着くのじゃ。さて、…小僧、わしが、金で動くと申したか」

リュオがマリコルヌを睨み付け、鋭さを増した声で言った。それだけで、全員が教室の温度が一気に下がったような感覚を味わった。その空気に耐えられず余計な事を言ったマリコルヌに

(馬鹿、とっとと謝罪しろ)

と、さっきまでとは真逆の念を込められた全員の視線が集中する。
当のマリコルヌは、リュオの視線とその空気に当てられて

「う…い、いや…」

とだけ呟くのがやっとであった。

「ふん、満足に文句も言えぬなら最初から口を開くでないわ。…ああ、済まなかったなシュヴルーズとやら。構わずに授業を再開してくれ」

細めていた眼が元に戻ると、それだけで教室内の一気に下がっていた気温が元に戻ったように皆に感じられた。

こいつには逆らわないでおこう。全員の心が一つになった瞬間であった。

「…えー、ミス・ヴァリエールは何とも心強い使い魔を召喚したものですね…ともあれ、お友達をゼロだの風邪っぴきだの呼んではいけません。わかりましたね?」

オールド・オスマン。早速心が折れそうです。内心でそう呟くと、冷や汗をぬぐいつつ、シュヴルーズは授業を開始した。

521 :使い魔は四代目 代理:2011/06/11(土) 02:24:17.69 ID:+RXyXQLz
「さて、私の二つ名は赤土。赤土のシュヴルーズです。土系統の魔法をこれから一年、皆さんに講義します」

そう前置きして、シュヴルーズは、土系統の魔法の基本である錬金の講義を始めた。そして、実際に、魔法で出現させた机の上の数個の小石をピカピカ光る金属に錬金して見せた。
それに尋常ではない反応を見せたのがキュルケである。身を乗り出して

「ゴ、ゴールドですか?ミセス・シュヴルーズ!」

と、尋ねていた。

「ふむ…どこの世界でも女は金やら宝石に眼が無いんじゃなぁ」
「否定はしないけど、キュルケを基準にしないで頂戴ね」

キュルケの勢いに若干引き気味に呟いたリュオに、苦々しくルイズは答えた。
キュルケに対するシュヴルーズの答えは、落ち着いた物だったが、若干誇らしげであった。

「違います、ただの真鍮です。ゴールドを錬金出来るのは知ってる人も多いと思いますが、スクウェアクラスでないといけません。私はただのトライアングルにすぎませんから、残念ですがゴールドは無理ですわね」

アレフガルドでも錬金術の研究は行われている。が、金ではないとはいえ、こうも易々と他の金属に錬金できる術者はそうはいないだろう。どうやら、他の分野ではともかく、錬金術に関してはこの地はアレフガルドより数歩上を行っているようだ。
そう判断し、素直にリュオは賞賛と質問を口にした。

「ふむ、見事な物じゃな。色々な金属が錬金出来るのじゃろうが…金の他にも希少な…そうじゃな、ミスリル銀やオリハルコンなども錬金出来るのかね?」
「残念ですが、私は真鍮が精々ですわ。先程ミス・ツェルプストーに答えたようにトライアングルですので。さて、金はともかく、そのような金属を錬金したメイジは知りませんわね。そもそも錬金するにはその対象を良く知らねば無理ですわ。
そういった意味でもオリハルコンのような金属を錬金出来るメイジがいるとも思えませんが」

シュヴルーズは、そのような伝説上の金属を錬金する事は出来ない、とは思ったが、リュオのいた所は凄腕のメイジが多いようだし、もしかしたらそのような錬金を成功させる土メイジもいるのかもしれない、と思い直し、無難な返答をした。

「…ふむ、ということは、ロトの剣があればオリハルコンを錬金する事が出来るかもしれんのか」
「ミスタ・リュオ。ロトの剣とは?今の話からするとオリハルコンで出来ているような印象を受けましたが?」
「印象も何も、その通りじゃが?」

事も無げに言い放ったリュオに、シュブルーズの目が見開かれる。生徒達の間からも、小さなどよめきが起きた。

「何と…オリハルコンで出来た剣が実在するのですか?」
「勿論じゃ。もっとも、国宝級の業物じゃから、わしが持ち出せる物でもないのじゃがな」
「…まぁ、それはそうでしょうね。しかし、興味深いお話でしたわ。授業の後で詳しくお話を伺ってもよろしいですか?」
「うむ、構わんぞ…ん?何じゃ?」

鷹揚にシュヴルーズに頷いたリュオは、くいくい、と袖を引かれたのでルイズの方を見た。
興味津々といった風にルイズが小声で話しかけてくる。

「ちょっとリュオ。今出てきたロトの剣って…あの、ロト?」
「ああ、昨日話した、そのロトじゃ。アレフがわしの曽祖父を倒した時に使っていたのがそのロトの剣じゃよ」

その答えを聞いて、ルイズは昨日リュオから聞いた話に思いを馳せていた。伝説の勇者アレフ。あの竜王をたった一人で打ち破ったというリュオの世界の英雄。しかもその剣はオリハルコンで出来ていたという…
本当、どこまでも規格外の勇者よね、とルイズは溜息混じりに思った。まぁ、確かにそんな剣でもなきゃ竜王に立ち向かえるとも思えないけど。これって確実にイーヴァル「とても興味深いお話ですわリュオ様。後で詳しく聞かせていただけませんか?
特に、そのロトの剣の話を」…イーヴァルディの勇者以上なんじゃないかしら?ああうっさいわね、これだからツェルプストーの女は…

ぼんやりとそんな事を考えていたのが運悪く、シュヴルーズの目に留まった。すぐに厳しい声が掛けられる。

522 :使い魔は四代目 代理:2011/06/11(土) 02:25:08.82 ID:+RXyXQLz
「ミス・ヴァリエール。ミスタ・リュオの話に非常に興味をそそられるのは私も同じですが、今は授業中ですよ。集中してもらわねば困ります」
「す、すみません。ミセス・シュヴルーズ」

恐縮するルイズは、「あらぁ、怒られちゃったわねぇ」と、キュルケの楽しそうに呟く声を聞き、カッとなったが、流石に構っていられる状況ではないので何とか押えた。

「謝罪は行動で示してもらいます。この小石を、貴方の望む金属に錬金して見せなさい」
「えっ」
「「「「「えっ」」」」」

シュヴルーズの言葉に、ルイズとキュルケを始めとした一同の反応がハモった。そのまま気まずい沈黙が訪れる。

ルイズは立ち上がらず、困った様にモジモジするばかりだ。見かねて、シュヴルーズが問いかける。

「どうかしたのですか、ミス・ヴァリエール?」

「ええと…先生、危険です。止めるべきです」

困った顔のキュルケのその言葉にクラス一同が頷く。

「…うっさいわね」

ルイズの反論にもいつもの元気がなかった。

「…危険?何故です?」
「先生は、ルイズを担当するのは初めてでしたよね?」
「ええ。しかし、彼女が努力家だということは聞いています。さあ、ミスヴァリエール。気にせずやるのです。失敗を恐れていては何も出来ませんよ」
「…ルイズ、お願い、やめて」

シュヴルーズはあくまでやらせるつもりだと見たキュルケが、顔面蒼白でルイズに懇願する。しかし、それが悪かった。

「…やります」

キュルケに対する反発心か、ルイズの背中を押す形になってしまったのだ。困ったキュルケは、教壇へと歩き出すルイズを見つつ、最後の望み…リュオに頼った。

「リュオ様、お願い。ルイズを止めてくださる?」
「…まぁ、無理じゃな。ああなったらもう言う事を聞かんのはキュルケも良く分かっとるんじゃないかな?
ま、失敗なくして向上無しじゃよ」
「それは、そうですけど…仕方ありませんわね。退避行動を取らせていただきますわ」

そう言うと、キュルケは机の下に潜り込んでしまった。

「まぁ昨日召喚された時も爆発するのは見たが…いつもそんなにひどいのかね?」
「もう慣れましたけどね。かなり、ですわよ」
「…ふむ?早まったかのぉ…」

などとは言いながら、リュオは興味深くルイズを見守る。教壇では、シュヴルーズが

「ミス・ヴァリエール。錬金したい金属を強く心に思い浮かべるのです」

と、ルイズにアドバイスしていた。
いよいよか、とリュオは考える。昨日のルイズの、或いは今のキュルケの言葉通りならば、爆発が起きるはずだ。しかし、呪文に失敗したから爆発する、というのはどういうことなのだろう。
発動しなかったり、暴走したりといった事ならまだ理解は出来るのだが。それに、昨日ルイズが見せた爆発。あれはイオ系の爆発とはまた違った感じがしたが…

ルイズが手に持った杖を振り上げた。目をつむり、短くルーンを唱え、杖を振り下ろす。
そして。

爆発が起こった。

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 02:26:31.51 ID:+RXyXQLz
代理以上です。長すぎる行がありましたので、何箇所か改行して投下しました。

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 02:34:46.56 ID:BxfZDDXY
四代目の人乙
代理の人も乙

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 02:49:20.20 ID:PIMivE2L
つかよんと代理の人乙
呪文は3までの種類なんだろうか

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 02:53:46.57 ID:4vK6FPYY
>>514
虚無のエネルギー源が負の感情なので虚無魔法使うと浄化されるよ的な設定なら思い付いたことある

527 :代理:2011/06/11(土) 04:01:10.72 ID:G1ZxUg/V
これより避難所の代理投下を行います。
予約がなければ始めたいと思います。

528 :代理 GOTHIC DELUSION ZERO:2011/06/11(土) 04:04:35.54 ID:G1ZxUg/V
ローは怒っていた。
自身の不甲斐無さと突如起こった理不尽に。

それは、ほんの少し前のこと。
ローは襲撃者たちの周到な罠に落ちてしまっていた。
学校を戦場にされ、大好きな不可咲貴路や吹摘遥を自分たちの戦いに巻き込んでしまう。

襲撃者たちはその時のローよりも圧倒的に強く、戦えば敗北。
ひいては死さえも覚悟しなければならなかった。
だが、勇気を振り絞ってローと共に戦った貴路の機転。
そして、二人とは別の場所で襲撃者の一人を食い止めた遥の奮闘。
更には襲撃者たちの誤算など、いくつもの要素が重なり、何とか彼らを退けることが出来た。

傷だらけになりながらも、ローたちの平穏は守られた。
……その筈であった。

そう思った矢先に、ローたちの目の前にまた新たな敵が現れた。
その名はファルシュ・レイミア・ヴァレンタイン。
今のローと同じようなゴシックロリータの服を着た美しき少女。
彼女は襲撃者たちをも超える圧倒的な力を以って、ローと貴路をあっさりと打ちのめす。
その上、彼女はローが一番信頼していた伯爵を映像ではあるが、その場に連れて来ていた。

突然現れた伯爵が告げたのは、残酷な真実とローを見捨てることであった。

伯爵への絶対の信頼をいとも容易く打ち砕かれたローは絶望し、その場から逃げ出した。
それは、大好きな貴路を敵……レイミアから遠ざけるという意味も含まれていた。

ローはそのまま死ぬつもりであった。
生きる意味も支えも全て失い、何も残らない空っぽな小さき少女の命は今にも消えてしまいそうであった。

だが、そんな彼女を救いに来たのは貴路であった。
貴路は告げる。

自分がローの支えになると。
ローが辛い時、苦しい時には必ず自分が傍にいると。

泣いている子には何をしてあげられるか?

その答えを貴路はローへと告げたのだ。
自らの意思で。

それは、人間であることを捨てる選択でもあった。
ローはその優しさを受け入れたいと思いつつも、躊躇いがあった。
巻き込んでしまえば、貴路が危険な目に遭ってしまう。
もしかしたら死んでしまい、二度と会えなくなってしまうかも知れない。
そう思うと、自分の気持ちとは裏腹にローは貴路の申し出を断るようなことを口走っていた。

だが、貴路にとってはそんなことはどうでも良かったのだ。

あの夜、トランクの上で寂しそうに座るローに声を掛けたのは、決して同情などでは無い。
ここへ繋がる運命の始まりだったのだ。

かくして、貴路はローの遂<ミニオン>となり、ローと共にレイミアと改めて対峙する。
その戦いは儚くとも厳しく、悲しくとも優しいものであった。

死闘の末、レイミアを討ったローは彼女のあまりにも救いの無い死を悲しみ、そして自身の運命へ立ち向かおうと決意する。
……事件が起きたのはその直後だった。

529 :代理 GOTHIC DELUSION ZERO 第一章後編:2011/06/11(土) 04:07:11.81 ID:G1ZxUg/V
目の前に突如謎の鏡が現れたのである。

「な、なんなのだ、これは!?」

先の戦いにて疲弊していたローであったが、また新たな敵の攻撃かと警戒し、鏡を調べようとした。
そうして鏡へ触れた瞬間、ローの体は鏡の中へ吸い込まれる。

「うわあああ」
「ロー!!」

貴路はローへと手を伸ばして鏡から引き離そうとするも、それが出来なかった。
ローの遂<ミニオン>となり、人外の力を手に入れた貴路ではあったが、鏡がローを引っ張る力は物理的なものでは無いらしく、力を込めても彼女が鏡の中へ吸い込まれるのを止めることが出来ない。
そして、そのまま一緒に飲み込まれてしまった。



これが、少し前の出来事である。

鏡の中で気を失っていた二人ではあったが、先にローが目を覚ました。
顔に当たる草がちくちくしてむず痒い。
ぼんやりとした意識のままゆっくり体を起こして周りを見回すと、何処かの広場にいるようであった。
鏡の中へ入った時のことはよく覚えてはいないが、中にいる間は変な感じがしていたことは覚えていた。
その感じがしないということは今ここは鏡の中では無いのだろうとローは思った。

「……たかみち?」

意識がハッキリしていくにつれて、ローは一緒に鏡の中へ入った筈の貴路の姿が何処にも見えないことに気付いた。
慌てて気を集中し、貴路を探す。
遂<ミニオン>になった貴路とローはとても深い繋がりを持っている。
それを利用すれば、貴路の姿を探すことは不可能ではないだろう。

(たかみち……たかみち……!!)

ローは不安だった。
そして、恐れていた。
貴路を失うことを。
貴路が自分の傍からいなくなってしまうことを。

ローは遥のことを思い出す。

自分よりも長い間、貴路のことを強く想っていた遥。
ローは遥のその想いを知った時、自分は彼女に勝てないと悟った。
彼女から貴路を奪い、遂<ミニオン>にすることは不可能だと確信した。

その夜、ローは泣いた。
悔しくて、切なくて、悲しくて、ローは涙を流した。
だが、ローは遥が好きだった。
そんな風に真っ直ぐ貴路を想える遥が大好きだった。
だから自分は貴路から身を引こうと決心した。
それは、幼い彼女が初めて経験した失恋でもあった。

しかし、その遥では無く、出逢って僅かな時間しか共にいなかった自分を貴路は選んでくれた。
貴路は何時でも自分の傍にいてくれると言ってくれたのだ。
胸も無い、料理も出来ない、想いの強さも遥には及ばない。
そんな自分でいいと。
受け止めてくれると言ってくれたのだ。

530 :代理 GOTHIC DELUSION ZERO 第一章後編:2011/06/11(土) 04:10:09.34 ID:G1ZxUg/V
(たかみち!!)

『ロー……』

「……!!たかみち!!」

心の経路が繋がり、貴路の呟くような声が聞こえる。
それと同時に、彼の居場所も特定出来た。
今、ローがいる場所とそれ程離れてはいないみたいだ。

「プライス<鞄>!!」

ローが呼ぶと、彼女と同じ大きさぐらいのトランクが独りでに車輪を回しながらやって来る。
どうやら、ローの持ち物もこの世界へ持ち運ばれたらしい。
ローはプライス<鞄>の上に華麗に飛び乗ると、そのまま貴路がいると思われる場所まで急いだ。
すると、何やら人だかりが出来ているのが見えて来る。

(あのなかに……たかみちがいる!!)

ローはスピードを緩めることなく、そのまま人だかりの中へと突っ込んだ。

「うわあ!!」

突如背後から襲って来た何者かに、何人かが思わず道を開ける。
その隙間を突っ切り、ようやくローは貴路の姿をその目で捉えることが出来た。

(いた……)

貴路がそこにいた。
それだけでローの中に安堵と嬉しさが湧いて来る。
自らの声で呼び掛けようとしたその時、ローは見た。

一人の少女が何やら怪しげな力を纏いながら、貴路へキスをしようとしているところを。

「やめろ!!!!」

気が付くと、ローは考えるよりも先に叫んでいた。

嫌だった。
少女の唇を通して、貴路に怪しげな力が干渉することよりも。
自分では無い、他の誰かに……それも全く知らない人間に貴路の唇を奪われてしまうことの方が嫌だった。

ローの胸の中が雑音で支配される。

我侭。
嫉妬。
独占欲。

今のローの心情を言葉で言い表すならば、そのようなものが適切だろう。
そう言えば、遥が貴路へモーションをかけていた時も同じような気持ちになったことをローは思い出した。

ローの叫びに、少女は貴路の唇に触れる直前で動きを止めた。
すると、同時に少女に纏っていた怪しげな力も雲散していったのが見えた。
ローは一先ずホッとした後、少女の纏っていた力について考えた。

キス……。
そして力……。

531 :代理 GOTHIC DELUSION ZERO 第一章後編:2011/06/11(土) 04:13:08.70 ID:G1ZxUg/V
考えられる可能性はいくつかある。

治療。
毒。
使役。
などなど。

もしも治療の為に行おうとしていたならば、少し悪いことをしたなとローは思う。
だが、ふと耳に入った周囲の者の言葉に、思わずハッとなる。

……平民の<使い魔>。

使い魔。

この状況でその言葉は貴路のことを示すのだろうとローは察する。
そして使い魔という言葉が文字通りの意味だとすれば先程少女のしようとしていたことは……。
ローは色濃く浮かび上がった敵意を少女に抱く。

「たかみちはわたしの遂<ミニオン>だ!おまえのつかいまなどにはけっしてならない!!」

貴路は自分のものであると、そう宣言する。
相手に立場をはっきりとさせる為とは言え、自分のものだという表現をローは好まなかった。
貴路の意思は貴路の意思だし、いくら自分の遂<ミニオン>でも貴路には貴路でいて欲しいと思っている。

だが、だからこそ他人が勝手に手を出すのはローには許せなかった。
貴路がローの遂<ミニオン>になるまでにどんな紆余曲折があり、どれだけの想いが犠牲になったか。
それを考えれば、今目の前の少女がやろうとしていたことがローにとっては悪意にしか見えなかった。

「……アンタ誰よ?一体何なの?」

少女はローを睨みつけて来る。
だが、ローは怯まない。
寧ろ、それよりも更に強い視線を向け、そして胸を張って名乗り上げる。

「私の名はロー。ファルシュ・ドロレス・ヴァレンタインだ。ゴシックハートは<決して錆びぬ思い>。最上なる高貴、揺るぎなき誇りを掲ぐ<星の揺籃>の血と名を継ぎし者なり!!」

この名とゴシックハートを告げたのは、先のレイミアとの戦いの時以来であった。
まだそれから1時間と経っていない筈なのに、何故か遠い昔のことのように感じる。

「わたしはなまえをなのった!おまえのなまえはなんだ!?」

ローは少女へ問い返す。
敵であれ何であれ、まず相手のことを知らなければならない。
少女はわなわなと震えながらも、上ずった声で怒鳴り返して来た。

「わ、私はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ!」
「ルイズか。ルイズはなぜ、たかみちをつかいまなどにしようとしたのだ!?」
「たかみち……?もしかしてこの平民の男のこと?……別にしたくてしようとしたわけじゃないわよ!!」
「したくもないのに、たかみちにキスしようとしたのか!?」
「仕方ないじゃない!!それが『コントラクト・サーヴァント』のやり方なんだもの!!」
「したくないのであれば、しなければよいであろう!!」
「そういうわけにはいかないわよ!!使い魔を召喚して契約出来なければ進級出来ないんだもの!!」
「召喚……?そうか、ローたちをすいこんだかがみはおまえのしわざか!!」

ローは合点がいくと同時に更に怒りを募らせる。
ここが何処かは分からないが、あの場所からここへ来たのは目の前の少女が原因だという。
レイミアと戦った後の心身の傷もまだ癒えず、またこれからのことも考えなきゃならなかったのに。
無論、迂闊に鏡へ触れてしまったローの過失もあるのだが、そもそもあのルイズという少女が召喚を行わなければこんなことにはならなかったのである。

532 :代理 GOTHIC DELUSION ZERO 第一章後編:2011/06/11(土) 04:16:27.21 ID:G1ZxUg/V
「アハハハ、ゼロのルイズが使い魔に反抗されてるぜ!!」

二人のやり取りを傍から見ていた周囲の者たちの中の一人が心無い野次を飛ばす。
すると、ローはその者に向かって、声を張り上げた。

「かんけいないものがくちをだすでない!!」
「は、はぃ……」

ローの気迫に押されたのか、野次を飛ばした少年は思わず口ごもりながら意気消沈する。
ローは再びルイズへと向き直る。

「ローとたかみちをいますぐもとのばしょへもどせ!」
「無理よ!!」
「なぜだ!?」
「無理だからよ!!」

ルイズもかなりムキになっているらしく、このままでは埒が明かないとローは思った。
その時であった。

『ロー』

ローの心の中に聞こえた優しい声。
それは、間違いなく不可咲貴路の声に他ならなかった。

『た、たかみち!?めが……さめたのか』
『うん、もう大丈夫だよロー』
『よかった……』
『心配かけてごめんね、ロー』
『ううん、しんぱいなんかしていないぞ。たかみちがわたしのそばからいなくなるなどありえんからな』
『……うん、そうだね』

心の経路でお互いに会話を交わした後、貴路がゆっくりと起き上がる。
先程まで倒れていた男が目を覚ましたのを見て、周りが更に色めきだった。
目の前の少女もびっくりしたような表情をして貴路を見ている。
貴路はローへ向き直ると、優しく微笑みかけた。

「ロー」
「たかみち!」

ローは周りの目など気にせず、貴路の胸へと飛び込んだ。
そうすることで、貴路が確かにここにいるのだということを直接肌で感じたかったのだ。
そんなローを貴路は優しく抱き止めてくれた。

貴路の匂い。
貴路の温度。
貴路の感触。

その全てがそこに貴路がいるということをローに教えてくれる。

「たかみち……」

ローはもう一度貴路の名を呼んだ。
貴路は何も言わず、ローの髪を撫でる。
何時までもこうしていたかったが、そういうわけにもいかないことはローも理解している。
心の経路を通じて、貴路も大体の状況は飲み込んでいるようだ。

貴路は少女へ話し掛ける。

533 :代理 GOTHIC DELUSION ZERO 第一章後編:2011/06/11(土) 05:50:49.28 ID:G1ZxUg/V
「ルイズ……ちゃんだっけ?」
「……!!な、何よ!?」

突然名前を呼ばれてルイズは驚くが、それでも強気な態度は崩さない。
そんな彼女を見て、貴路は困ったように笑った。

「……そんなに怖い顔しなくても大丈夫だよ」
「誰が怖い顔しているのよ!!」
「めのまえにいるではないか」

返す刀で怒鳴りつけるルイズの言葉にローがそう口を挟むと、周囲の者たちはどっと笑いだした。
ルイズはプルプルと体を震わせている。

『ロー、そんなこと言ったら駄目だよ』
『だって……』
『だって、じゃないよ』
『むぅ〜』

貴路が心の経路で嗜めると、ローは頬を膨らませて不満を露にする。
その様子を愛しげに見つめた後、視線をルイズへと戻す。

「ローが失礼なことを言ってごめんね。……改めて聞くけど、君は僕をどうしたいんだい?」

貴路がそう問い掛けると、ルイズは即答する。

「『サモン・サーヴァント』で呼び出されたんだから、アンタは私の使い魔に……」
「使い魔ってのはどういうことなのかな?」
「使い魔は使い魔よ!!主である私の為に何でもし、主である私を守る為に戦うの!!」
「なるほど……僕がそれになって欲しいのかい?」
「そうよ!さっきからそう言ってるじゃない!貴族に仕えるのは名誉なことなのよ?」
「それは本心かい?」
「違うわよ!!……し、仕方ないじゃない!!出て来たのがアンタなんだし!!」
「仕方ないから、僕を使い魔にするのかい?」
「だってそうしないと進級出来ないんだもん!!」

ルイズは先程ローに問い掛けられた時と同じような言葉を口にする。
貴路はそこまで聞くと、静かに首を振った。

「……僕は君の使い魔にはなれない」
「どうしてよ!!」

ルイズは声を荒げる。
それは、この日一番の怒声だった。
だが、貴路は怯むことなく、真っ直ぐルイズの瞳を見つめながら言った。

「君が僕を本当の意味で必要としていないから」
「……!!」

その言葉にルイズはショックを受けた。
確かに自分が欲しかったのは使い魔である。
だが、目の前の男が欲しかったわけでは無かった。
相反する思いがルイズの中に存在する。

「……」

何か言ってやりたかったが、言葉が出て来ない。

534 :代理 GOTHIC DELUSION ZERO 第一章後編:2011/06/11(土) 05:53:31.57 ID:G1ZxUg/V
結局何も言い返さずその場に立ち尽くしていた。

貴路はそんなルイズを一瞥した後にローの手を取ると、無言でその場から立ち去ろうとした。
すると、先程までこちらを静観していた中年の男が口を開いた。

「……ミス・ヴァリエール以外の者は皆使い魔と一緒に自室へ戻って下さい」

中年の男の言葉に周囲の者たちはブーイングの声を上げる。
しかし、中年の男は再び同じ言葉を繰り返した。
その言いようの無い重圧に負け、一人また一人と寮の方へ戻る者が出て来る。
やがて、広場には中年の男に、ルイズ。
そしてローと貴路だけが残った。
それを確認すると、中年の男は軽く咳払いをした後、貴路たちへと話しかけた。

「私、この場の監督をしているジャン・コルベールと申します。あなた方は何処へ行かれるおつもりですか?」
「……さあ、分かりません」
「失礼ですが、あなたたちはこの辺の地理に明るく無いのでは?」
「そうですね。何せ急にここへ連れて来られましたから」
「でしたら、下手に動き回るのは危険です」
「でしょうね」
「……それが分かっていて、ここを出るのですか?」
「はい」

貴路はきっぱりと言った。

「あの子の使い魔……でしたっけ?それにならないのであれば、僕たちはここにいることは恐らく出来ないでしょうから」
「……そんなに小さい子を連れて、当ても無く彷徨うおつもりですか?」
「ローならだいじょうぶだぞ。たかみちがいっしょならばなにもこわくなどない!」

ローが胸を張ってコルベールへそう宣言をする。
それは強がりでも何でもなく、本当にそう思っているのだとコルベールは感じ取る。
この二人の信頼感はちょっとやそっとのものでは無い。
貴路はコルベールに向かって、深々と礼をした。

「心配してくれて有難うございます。……でしたら厚かましいことを承知で一つお聞きしてもよろしいでしょうか?」
「……何でしょうか?」
「本当に元の場所へ戻す方法は無いのでしょうか?」
「……今のところは、としか言えません」

『今の』ところは。
もしかしたら、探せばあるのかも知れないということだろうか。
微かながらも希望はあるのだと、貴路はその言葉から理解する。

「……有難うございます。ついでにもう一つよろしいでしょうか?」
「……聞くだけ聞きましょう」

自分たちを呼びつけた責任を多少なりとも感じているのか、コルベールは貴路たちを邪険に扱うようなことはしなかった。
きっといい人なんだろうな、と貴路は思った。
周囲の子供たちやそれらを見る彼の目から察するに、コルベールという男は恐らく教師なのだろう。
それも、きっと生徒思いのいい教師。
自身も教師だから何となくそれが分かった。
今はもう教師としてはいられない体になってしまったのだが。

貴路はルイズの方へ目をやると、そのまま彼へ言った。

「あの子に、もう一度チャンスを与えてあげて下さい」

535 :代理 GOTHIC DELUSION ZERO 第一章後編:2011/06/11(土) 05:55:59.12 ID:G1ZxUg/V
「……え?」

貴路の言葉に真っ先に反応したのはルイズであった。
意外そうな顔でルイズは貴路の顔を見つめている。
自分を拒絶した者が、自分の身を案じてくれたことが不思議だったのだ。

「何で、アンタ……」
「……確かに僕は君の使い魔にはなれない。僕はローの遂<ミニオン>だし、仮にそうじゃなくても、君が望まないのであれば、やはり僕は君の使い魔にはならなかったと思う」
「……」
「だから、その罪滅ぼしというわけじゃないけど、君が納得するまでやらせてあげたいんだ」

しかし、コルベールが貴路の言葉に首を振った。

「『サモン・サーヴァント』のやり直しは許可出来ない」
「何故です?」

貴路が尋ねると、コルベールは残念そうな顔で答える。

「『サモン・サーヴァント』は神聖な儀式だ。それをやり直すなど始祖ブリミルへの冒涜に繋がる」
「どうしてだ?」

今度はローがコルベールへ尋ねた。

「どうしてやりなおしたらだめなのだ?」
「ですから、それは始祖ブリミルへの……」
「うそだ。おまえはルイズにやりなおしをさせてやってもよいとかんがえているだろ」
「……!!」

コルベールは目の前の少女を思わず見つめる。
その丸く大きい満月のような瞳には、自分の全てが見透かされていそうで何処か抗い難いものを感じる。

「ローに嘘はつけませんよ」

貴路はローの肩へ手を乗せ、それだけ言った。
それが事実であることをコルベールは悟る。
このままだと、他に暴かれたくないことまで暴かれてしまいそうで、コルベールは思わずローから視線を逸らしてしまった。
それから眉間に皺を寄せた後、ため息を一つ吐いてから少女に向けて言った。

「……ミス・ヴァリエール。もう一度だけチャンスを与えよう。もう一度『サモン・サーヴァント』を行ってみたまえ」
「コルベール先生!?」

ルイズはこの日一番の驚きを見せる。

536 :代理 GOTHIC DELUSION ZERO 第一章後編:2011/06/11(土) 05:58:11.34 ID:G1ZxUg/V
『サモン・サーヴァント』が神聖な儀式であることはルイズも知っている。
だからこそ、コルベールがやり直しを認めたことに強い驚きを感じたのであった。

「よろしいんですか?」
「……私はどうかしていた。大切なのは仕来りではない。未来ある子供たちの方が大切じゃないか」

そう言ったコルベールの顔は実に晴れやかだった。
まるで憑き物でも落ちたみたいに。
そのコルベールの表情を見た貴路はまるで自分のことのように嬉しくなっていた。

『うれしそうだな、たかみち!』
『うん。他人とは言え、やっぱり人が人を正しく導く姿を見るのは嬉しいよ』
『そうか。たかみちがうれしいとわたしもうれしいぞ!』
『有難う、ロー』

二人はルイズのやり直しが認められたのを確認すると、そのまま学院を後にした。



その後、ルイズはもう一度だけ『サモン・サーヴァント』を行い、これを成功させる。
そこに現れたのはまたも平民で、しかも今度は同年代の少年であった。
二回続けて人間、それも平民を呼び出したルイズは悟った。
これが自分の運命なのだと。

その後『コントラクト・サーヴァント』を無事に終わらせ、人間の使い魔を得た。
使い魔の名は平賀才人。

ルイズと才人。
ローと貴路。

この二組の主従が再び出会うのは、そう遠くない未来であった。

537 :代理 GOTHIC DELUSION ZERO:2011/06/11(土) 06:00:49.97 ID:G1ZxUg/V
これで1章は終わりです。
今後は二組の主従の対比という形で進めていきたいと思います。

規制が解除されるまで待とうとも思ったのですが、
どうにも待ちきれなくて…。

538 :代理:2011/06/11(土) 06:02:05.47 ID:G1ZxUg/V
代理投下は以上です。
何故か途中て書き込めなくなり、
少し中断してしまいました。
申し訳ありませんでした。

539 :忍法帖【Lv=9,xxxP】:2011/06/11(土) 07:26:51.96 ID:BxfZDDXY
乙乙

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 08:36:38.88 ID:kgBHkZLv
乙!乙!

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 09:34:05.27 ID:o/WWHYXD
>>514
異世界なのになぜか普通に魔女が出現。グリーフシードも落とす。
そして別のキャラがQBを召喚していた事実が発覚

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 10:08:41.70 ID:3lSFaIQV
>>538
乙です

響良牙を呼んで二人で獅子ホウコウ弾発射

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 12:26:30.19 ID:5aadI1XC
アルビオンに行こうとしたら持ち前の方向音痴で聖地に辿り着いてしまった良牙であった

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 12:37:05.87 ID:QH8Ah+J3
フーケのゴーレムを指先ひとつでダウンですね、分かります。

>>542
ルイズだったら猛虎高飛車の方がスッキリしないか?

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 12:55:48.14 ID:d1lBFxuP
爆砕点穴は先住扱いされるのか否か

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 13:11:00.48 ID:Lx1kanh2
それよりはバンダナカッターやらの暗器の方が不思議がられない?

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 13:22:08.27 ID:8+dIHHUG
ルイズが爆発で地面に穴空けるたびに温泉が湧き出す

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 15:35:21.06 ID:pO1THYQP
そして誰かが何かに変わる

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 16:33:46.03 ID:nMRnwgLc
あいやー、その泉は昔、魔法の使えないメイジが溺れた言う悲劇的伝説アルよ!!

零溺泉

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 17:59:53.02 ID:M2AdXoMR
>549
パンスト太郎のように、力を得るため自分から泉に入る男も居る。
……ハーフエルフであることを隠せるからとテファが、女性同士なら警戒が緩むだろうとオスマンが、髪が戻るなら女になってもいいからとコルベールが、性癖を満たすためにマリコルヌが自分から溺れる姿を連想してしまったのですが。

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/11(土) 18:20:59.43 ID:KFuQK64j
つまり、聖地が呪泉郷

552 : 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/06/11(土) 20:58:38.66 ID:z4lAJx7R
>>547
クレしん的に考えるならば
温泉でシンクロナイズドスイミングをして特殊な力をルイズが得るのか

553 : 忍法帖【Lv=8,xxxP】 :2011/06/11(土) 21:02:33.92 ID:z4lAJx7R
狂死朗2030から狂死朗とバベンスキー召喚

志野と会えなくなってどうなるかな…

554 : 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/11(土) 21:06:53.98 ID:GhlPeoYk
水を被ると虚無魔法が、お湯をかけると系統魔法が使えるとかチート過ぎだな。
もっとも、巨乳のメイジに変身できる泉ならルイズが勇んで飛び込むだろうね。

そんな泉、あったらマッハで埋め立てられるとは思うが。

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 00:43:43.33 ID:jR24B1qw
でも、呪泉郷だとマジでエルフや魔法使いが溺れた泉がありそうなんだよな。
阿修羅やオオダコが溺れた泉もあったし。

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 00:46:43.44 ID:JpBQLJGt
阿修羅が溺れて
サムソンティーチャーに助けられて

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 01:24:10.25 ID:K3MxbNQs
>>556
息子殺しのフラグが立ちます。

558 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/06/12(日) 02:45:55.25 ID:SpTKIJQD
鰻と白鳥を持って牛に乗った雪男が溺れた泉、なんてのがあるくらいだしなぁ。

559 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/06/12(日) 03:28:00.28 ID:9iEyK3US
>>550
が、そう思うようにはいかないのがお約束

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 09:06:42.02 ID:GQVvwT23
>552
シルフィードを追いかけながらのシンクロナイズドフライングをするコルベールとギトーか。

561 :ウルトラ5番目の使い魔  ◆213pT8BiCc :2011/06/12(日) 12:40:49.97 ID:y157w+hX
皆さんこんにちは、ウルトラ5番目の使い魔、48話投稿開始します。
さるさん回避もいつもどおりに、10分後にはじめますのでよろしくお願いいたします。

562 :ウルトラ5番目の使い魔 48話 (1/13) ◆213pT8BiCc :2011/06/12(日) 12:50:54.44 ID:y157w+hX
 第四十八話
 さらば、古の古戦場よ
 
 深海怪獣 ピーター
 菌糸怪獣 フォーガス 登場!
 
 
 アーハンブラ城を跡形もなく呑み込み、巨大キノコはとうとう全高一千メートルにまで成長を果たした。
 その威容は文字通り天に届き、人類が作り上げたいかなる構造物よりも高く、巨大であることを誇る。
 砂漠に浮かぶ、生きた要塞。そこに近づく愚か者は、何万何十万の大軍であろうと、ひとひねりに死の制裁を与えられるに違いない。
 だがまだ勝負はついていない。この星には、まだ我らのウルトラマンAが残っている!
 大地に深く根を張り、一都市をも飲み込めるほどに巨大化したフォーガスに対し、エースは捨て身の作戦に打って出た。
 
「フォーガス、これ以上この星をお前の身勝手な進化のための道具にはさせない。お前が菌類から進化した
生命体だというのなら、大量の水がなくては生きていけないだろう。この地底湖から追い出してやる!」
 
 熱エネルギー放出の必殺技・『ボディスパーク』で、エースはフォーガスが根を張る地底湖に高熱を叩きこんだ。
 外部からの攻撃が一切通じないほど強大化したフォーガスを倒すためには、エネルギー源となる水源から切り離すのみだ。
莫大な水量を誇る地底湖から奴を追い出すためには、湖の水そのものをフォーガスが吸収できないように変えるしかない。
だがそれは、エース自身の命をも削りかねない捨て身の賭けでもある。
「おのれぇ、地底湖の水を自らのエネルギーで沸騰させるとは恐ろしい奴。しかし、それほどの熱量を放出し続けては
貴様のエネルギーも長くは持つまい」
「確かに、私のパワーは残り少ない。だが! 私は絶対にお前には負けない。私の肩には、この星の何億という生き物たちの
命がかかっているんだ!」
 ボディスパークは、かつて雪男超獣フブギララに冷凍にされかけたとき、一瞬で凍結を解除したほどの熱量を発生させられる。
しかし、地底湖の水量は膨大で、フォーガスが根を張っている近辺だけでも何十万トンとある。それでも、光の戦士としての
使命と、この美しい星と人々への愛を力に変えてエースは燃える。体を燃やし、心を燃やし、ルイズや才人もエースを支えてともに燃える。
「わたしの生まれ育った国を、あんたなんかのエサにさせてたまるもんですか!」
「おれだって、この世界は好きになったんだ。ルイズに負けてられっか! エース、おれの力も使ってくれ!」
 二人も、自分たちの双肩に世界の命運がかかっていることを知っている。自分の生命力がエースの力になるなら安い代償だ。
 あとでめちゃくちゃ疲れるかもしれないが、そんなものぐっすり眠ればすむことだ。
 ボディスパークの超高熱で地底湖の水を沸きあがらせようとするエースの攻撃で、地底湖へ血を吸うように延びてきていた
フォーガスの根がしおれはじめてくる。だが、フォーガスもその高熱に耐えようと根の密度を増して、なお地底湖の水分を
吸い上げようと試みる。

563 :ウルトラ5番目の使い魔 48話 (2/13) ◆213pT8BiCc :2011/06/12(日) 12:52:50.25 ID:y157w+hX
 世界の救済か破滅か、更なる進化か枯死か、互いはそれぞれの存在をかけて戦った。
 
 そして、地下深くでの死闘は地上にも影響を与え始めていた。
「きゃっ! な、なに地震!?」
「違う。地下でウルトラマンとフォーガスが戦ってるんだ。ルクシャナ、近くだったら精霊の力も少しは効く。蛮人たちを
捕まえていろ、崩れる砂丘に飲まれたら終わりだぞ!」
「わ、わかったわ!」
 ビダーシャルとルクシャナは、まだ大半がフォーガスの支配下に置かれている地から、なんとか力を引き出して、自分たちの
周りの砂が流されないように固定した。
 砂漠は地の底からの振動によって激しくうねっている。砂は流れて脈動し、流砂が波打つ砂漠はまるで海のようだ。
「わぁぁーっ! ちょ、ルクシャナこれ大丈夫なの?」
 暴れ馬の背に乗っているような感覚に、ルクシャナにしがみついているエレオノールは思わず彼女の耳元で悲鳴をあげた。
「うるさーいっ! 私だって必死なのよ。二人も抱えて流砂の上でバランスをとるなんてはじめてなんだから」
「恐れ入ります。だから、絶対に離さないでくださいね!」
 ロングビルも、ルクシャナから離されれば永遠に死体すらあがらないことを理解しているので必死にしがみつく。
エレオノールにしても、自分の『フライ』だけでは一人分も重量を支えられないから、恥を放り出してルクシャナに頼るしかない。
 なお、ティファニアはビダーシャルに守られている。ティファニアは、つい先ほどまで自分の心を奪おうとしていた相手に、
複雑な思いがないわけではない。それでも、あまり愉快な思い出はないとはいえ、しばらくともに過ごして、彼が無愛想で
あっても誠実な人であると思っている。
「しっかり掴まっていろ。手を離したら命の保障はしない」
「は、はいぃ」
 目をつぶって恐怖に耐えながら、ティファニアは「この人は信じられる」「この人は守ってくれる」と自分に言い聞かせ続けた。
エルフに対して揺らいだ自分の憧れと信頼。でも、才人やルイズたちはエルフと人間とだってわかりあえるということを
教えてくれた。なら、わたしももう一度エルフを信じてみよう。
 
 だが、砂漠の激震はさらに大きくなり、まるで台風の海の上のように悪化していく。精霊の力のコントロールもしだいに
利かなくなっていき、二人のエルフの力をもってしてもついに限界が訪れた。
「叔父さま。も、もうだめっ!」
「ルクシャナ! くそっ、こんなところで」
 先住魔法が解除され、ルクシャナたちは流砂の中に放り出された。
 悲鳴をあげるまもなく、液体同様となった砂はあっというまに五人を飲み込んで沈めていく。もがいても、もがくだけ早く
沈んでいくだけで役に立たない。
 あっというまに首まで砂に埋まり、口元、目元まで砂が押し寄せてくる。

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 12:53:37.85 ID:Bq/gd+zo
支援

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 12:53:50.01 ID:+lChYjHM
ウルトラ支援

566 :ウルトラ5番目の使い魔 48話 (3/13) ◆213pT8BiCc :2011/06/12(日) 12:54:04.96 ID:y157w+hX
「死ぬっ!」
 もはやこれまでかっ! 誰もが絶望したそのときだった。
 突然、無重力感を味わっていた足に重さの感覚が戻り、そのまま押し上げられるような圧迫感を感じた。
 錯覚ではない証拠に、視界のはしまで来ていた砂がだんだん下のほうに離れていき、体や手足が砂の上に出てくる。
「なに? どうなってるの……」
 砂海の中にいきなり地面が現れたような出来事に、ロングビルは呆然と言葉を漏らした。
 見ると、引いていく砂の中からエレオノールやビダーシャルたちも現れる。彼らも多少砂を吸い込んでむせているだけで、
命に別状はなさそうだ。
 そして、完全に引いた砂の中から現れたゴツゴツとした地面。いや、うろこで覆われた皮膚を持ち、その大きな背中に
自分たちを乗せている生き物が姿を見せたとき、ティファニアは満面の笑みに顔を染めて、才人から教えられた名を呼んでいた。
「ピーター! あなたが助けてくれたのね」
 なんと、砂の中から現れたのは、ティファニアがかわいがっていた、あのピーターだった。流砂がはじまったときに離れ離れに
なってしまって、もうだめかと思っていたが、砂の中を泳いで無事だったのか。しかも砂漠の直射日光を浴びたせいで全長が
二十メートルを超えるくらいにまで巨大化している。
 一同を乗せたピーターは、アーハンブラ城、すなわちフォーガスから離れるように泳ぎだした。その体格によって増大した
浮力で、流砂の上をたくみに泳ぐさまはまるで船のようである。ルクシャナは、砂を全身からこぼしながらピーターの上で小躍りした。
「すっごいわ。砂の中を泳げるなんて。こんなことアリィーのシャッラールだって無理よ。世の中には、まだまだいろんな生き物がいるのね」
 好奇心の塊のような彼女には、こんな状況でも楽しく映るらしい。しかし、事象におびえて調べることをしなければ、発展も
進歩もありはしない。ルクシャナは、たとえ人からなんと言われようとも、思うままに一直線に突き進んでここまできた。そうして、
誰もたどりつくことのできなかった数多くの発見と、未知の知識を得る喜びを得つつある。可能性とは勇気を持って自分の道を
切り開くこと、よりよき未来、すなわち進化はそこにある。
 このピーターだってそうだ。本来海洋生物であったピーターは、砂漠に住める体はしていない。にもかかわらず、流砂に
巻き込まれて、生命の危機に瀕したことで砂中を泳ぐ術を身につけてしまった。こういった例は、低地の草地を食物としていた
動物が、干ばつなどで草地がなくなってしまったとき、それまで一切できなかった木登りをし始めることなどいくつも実例がある。
生き物には元々、生き延びるために自らを変えていく機能が備わっているのだ。
 生物はこうして、何度も訪れた大絶滅の危機を乗り越えてきた。困難に直面したとき、自らを鍛え上げて乗り越えていくこと。
これもまた進化だ。進化とは、こうして一歩ずつゆっくりと、あるときは痛みに耐えながらおこなわれていくものだ。
 急ぐ必要はない。急がなくとも、自然は必要なときになったら進化を促してくれるし、生き物にはそれに対応する力がある。
 しかし、自然に従わない人為的な急激な進化はひずみを呼び、多くの命を危険にさらす。自然を征服せんものとして破壊を
繰り返し、地球を滅ぼしかけた、うぬぼれたかつての人類のように。まして、自分ひとりのために多くの命を生贄にしようと
企むフォーガスの進化は絶対に認めるわけにはいかない。
 砂漠の揺れはさらに激しくなり、地中から柱のようにフォーガスの菌糸が飛び出してくる。一本でも軽くピーターを串刺しに
できそうなくらい巨大さだ。エレオノールはひやりとしながら、眼鏡についた砂を拭き取っているロングビルに言った。

567 :ウルトラ5番目の使い魔 48話 (4/13) ◆213pT8BiCc :2011/06/12(日) 12:55:21.00 ID:y157w+hX
「フォーガスが苦しんでるのね。地底で、ウルトラマンがフォーガスの水源を攻撃しているに違いないわ」
「でしょうね。でなかったら、ここまで巨大化したやつが苦しむ理由がないわ」
「ええ、直接見るのはこれで何度目かになるけど、すさまじい力の持ち主よね……お願い、勝って。ウルトラマンA」
 エースは何度だって奇跡を起こしてきた。今度だって、きっと彼は勝ってくれる。始祖ブリミル、どうかウルトラマンAに加護を。
 エレオノールは、心の中でかつてハルケギニアを救うために命をかけた、ひとりの”人間”に対して心から祈った。
 そして同時に、はぐれてしまったルイズの無事も願った。本来ならば、この状況で生きているとはとても思えないけれど、
虚無の力の継承者に選ばれた運命を持つあの子が、こんな簡単に命運が尽きるとは思えない。必ず帰ってきてよ。あなたの
干からびた体をお母さまやカトレアのもとに持って帰るなど冗談ではない。
 ただ、もう片方のほうはどうでもいい。むしろサソリのエサになれとエレオノールはけっこうひどいことを思った。
 祈りが人知を超えたものに届くかどうか、確かめる術はない。けれど、人事を尽くしたあとの人間にできることは祈ることしかない。
「彼は必ず勝つわよ。私たちの未来が、こんなところで途切れてたまるものですか」
 眼鏡をかけなおし、ロングビルはピーターの頭にしがみついているティファニアを見てつぶやいた。
 こんな生き物を友達にしてしまうとは驚いた子だ。でも、彼女がピーターと仲良くなってなければ、今ごろは全員砂の底で
ミイラになっているだろう。助けに来たつもりが逆に助けられてしまうとはふがいない。私はいつもそうだ。
 彼女の胸中には、以前ホタルンガから助けられたときの記憶が蘇っている。あのときも、死に瀕した私はウルトラマンAや
おせっかいな連中に助けられている。一人で生きて、なんでもできると思っても、肝心なときにはいつも誰かに助けられてばかりだ。
 でも、それでいいのかもしれないとも思うようになってきた。人間ひとりの力なぞ、しょせんそんなものだ。誰かに頼るのは
恥ずべきことではない。私は私にできることを精一杯やりつくした。だから、私たちの未来はあなたに託す、ウルトラマンA!
 
 未来を望む人間たちの思いを受けて、エースは限界を超えて戦い続ける。
「なぜだ! なぜそこまでエネルギーを放射して力尽きないのだ!?」
「言ったはずだ。私にはこの星の命運がかかっている。そして私には、お前にはない仲間の支えがある。それがある限り
限界なんてありはしない!」
 地底湖の水が水蒸気爆発を起こしそうなくらいに煮えたぎる。地底の巨大な圧力に封印されて、気体に変わることの
できない高温の水が対流を起こして、地底湖は火にかけられた卵の中身のように荒れ狂った。
 天井の岩がはがれてどこか遠くへ流されていき、フォーガスの根も次々と千切れ飛ぶ。
 もはや、フォーガスが地底湖から水を吸い上げることは不可能になっていた。そして、水源を絶たれたことによって地上の
フォーガスにも影響が出始めた。
「見て、お化けキノコが枯れていくわ!」
 ピーターの頭からティファニアが叫んだ。全長一キロにも達していた巨大キノコの傘がしぼんでいき、しおれてどんどん
低くなっていく。明らかに、水分の欠乏を起こしている症状だ。砂漠では、何もしなくても空気中に水分は蒸発し続けていき、
人間でも水分補給をしなければほんの数時間で脱水症状を起こして死に至る。まして、ここまで巨大化したフォーガスは
表面積も広大であるから奪われていく水分も膨大だ。

568 :ウルトラ5番目の使い魔 48話 (5/13) ◆213pT8BiCc :2011/06/12(日) 12:56:46.45 ID:y157w+hX
 そして、フォーガスがこうなったということは原因は一つしかない。真っ先に合点したエレオノールが興奮して叫んだ。
「ウルトラマンAが、フォーガスの水源を破壊したに違いないわ。見なさいよあいつのざま、まるで塩をかけられたナメクジじゃないの」
「ミス・エレオノール、その発言は淑女としてどうかと思いますけれど?」
 平気でナメクジとか言う淑女は社交界にはいないだろう。ロングビルは忠告したけれど、内心は彼女にほぼ同意していた。
ものには時と場合があり、始終礼儀正しくしていても仕方がない。もっとも、ルクシャナのように公も私もまったく態度を改める
気のないのも困ったものなのであるが。
「完全に吸い上げる水と、失われていく水のバランスが崩れてるわ。これならいける、いけるわよ!」
 すでに勝利を確信してはしゃぐ彼女は、まるで子供のようだ。ビダーシャルは平静を装っているように見えるが、ティファニアが
ちらりと横顔を見たところ、なにやら悩んでいるように見えなくもなかった。たぶん姪の将来を心配しているのだろう。
 
 気がつけば、砂漠の揺れも収まってピーターも砂の上に上がっている。どうやら、地底に広がっていたフォーガスの菌糸も
力を失ったようだ。ならば、残るはあのデカブツのみ!
 しかし、大きくしおれたといっても巨大キノコはまだその巨体の威容を残している。巨体を活かして内部に水分を溜め込んで
持久戦に持ち込まれたら、いわば種が残るようなものなのでいずれ奴は復活できるだろう。
 あと一発、駄目押しの一撃がほしい。
 その瞬間、砂漠が爆発して銀色の影が地中から飛び出した。
「ウルトラマンA!」
 地底から姿を現したエースの無事な姿を目の当たりにしたとき、歓声に近い声が一同の間から響いた。
 すでにカラータイマーは高速で点滅し、エース自身も大きく消耗しているのがわかる。だが、エースは疲労を感じさせない
くらい力強く飛び、フォーガスの頭上に静止すると右手を高く上げた。
「ヘヤッ!」
 エースは右手の人差し指と中指を立てた。その指の間に白い閃光がきらめき、強烈無比な熱光線が放たれる。
『ドライスパーク!』
 砂漠の日光さえ陽気に感じられるような熱射が巨大キノコを照らし出す。かつて河童超獣キングカッパーの頭上の皿を
干上がらせた乾燥光線が、フォーガスに残った最後の水分をも絞り出していく。
 巨大キノコは見る見る小さくなり、とうとう傘が砂漠に崩れ落ちて砂煙をあげた。
「やったわ!」
 もうフォーガスには水分は残っていまい。ここまで完全に乾燥させられたら、細胞が破壊されてしまうから再度水分を得た
としても再生は不可能だ。この星を取り込もうと画策したフォーガスの野望は、この星自身の自然によって打ち砕かれた。
 だがそのとき、朽ち果てようとしている巨大キノコの内部から十数メートルの大きさのクラゲ状の物体が飛び出した。そいつは
悲鳴のような音をあげながら、一直線に空の上へと飛んでいく。
 もしかして、あれは。目の前を通り過ぎていったものの正体に思い当たったルイズは、とっさに叫んだ。

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 12:57:40.83 ID:nbC0Xy+E
支援

570 :ウルトラ5番目の使い魔 48話 (6/13) ◆213pT8BiCc :2011/06/12(日) 12:58:22.67 ID:y157w+hX
〔追って! 今のがフォーガスの本体よ!〕
〔よし!〕
 逃げていくフォーガスを追ってエースは飛んだ。あっという間に成層圏を突破して、空の色が青から黒に変わっていく。
 奴め、宇宙まで逃げていくつもりか。エースは追いすがるが、すでに大量のエネルギーを消費しているために徐々に離されていく。
 追いつけない。そう思ったとき、エースにフォーガスがテレパシーで語りかけてきた。
〔ウルトラマンA、今回は私の負けだ。だが、私はまだあきらめたわけではない。宇宙のどこかで今度こそ惑星を、いや星系ごと
同化するほどの進化を成し遂げて、いつの日かこの星も吸収するために戻ってきてやる!〕
 その瞬間、力が失われかけていたエースの全身にかっと炎が宿った。
 
「ふざけるな!」
 
 まだ宇宙のどこかの星を自分の欲のための犠牲にするつもりか。これで、わずかでも見逃してやろうと思っていたのも消えた。
どこの星に行こうとも、破壊と不幸を撒き散らすこいつを逃すわけにはいかない。
 エース、才人、ルイズの心が一つとなる。
 高空に達したことで太陽光が強くなり、瞬間的にエネルギーを吸収したエースの体が強く発光した。
 
”太陽よ、ありがとう……お前が与えてくれたこの力で、お前の子供であるこの星は守ってみせる”
 
 意識を集中したエースは、エネルギーを解放して空間を歪めた。光速を超え、一瞬のうちにフォーガスの前へとテレポートする!
『瞬間移動能力!』
 かつて危機に瀕したGUYSを救うために、地球から月まで移動したこの技ならば、わずかな距離のテレポートなど造作もない。
 逃げ場を失ったフォーガスの前に立ちふさがったエースは、一切の容赦を捨てて宣告した。
「フォーガス、私はこの宇宙に生きるすべての生命の自由と幸福を守る。この宇宙から去れ!」
「まっ、待て!」
 今さら命乞いをしても遅い。改心するのならばいくらでもチャンスはあった。それを放棄して、あくまでも侵略をあきらめないので
あれば、もはや是非もない。
 エースは心を鬼にして、最後のエネルギーを怒りとともに撃ち出した。
『メタリウム光線!』
 至近距離からの一撃が寸分の狂いもなく命中し、フォーガスの細胞を破壊していく。宇宙空間では炎は燃えないが、代わりに
余剰のエネルギーが膨れ上がってフォーガスを包み込んで逃がさない。
 そして、もう二度とフォーガスが蘇らないように、どこの星も歪んだ進化の犠牲とならないように、フォーガスはその細胞の
すべてを完全に焼き尽くされて爆発した。

571 :ウルトラ5番目の使い魔 48話 (7/13) ◆213pT8BiCc :2011/06/12(日) 12:59:59.31 ID:y157w+hX
「やったわ!」
「思い知ったか!」
 燃え上がる炎に照らされて、エースの中でルイズと才人はともに歓声をあげた。
 フォーガスの最期、もはや細胞片の一つも残らずに燃え尽きたフォーガスが復活することはないだろう。
 ただ、戦いが終わってみればフォーガスも哀れな奴だったとも思う。
 進化、より自分を高めていこうとすることは生命にとって重要なことだ。人間のみならず、生き物はみなそうやって過酷な
自然と戦って強くなってきたし、そうしなければ滅びていた。奴は、その本能に誰よりも忠実であっただけ、奴にとっては
この星の生き物は、孤島や深海で何万年も同じ姿で生き続ける生きた化石のように見えたのかもしれない。
 しかし、やはりフォーガスのやり方は性急で自己中心的すぎていた。勝利に湧く二人に、エースは静かに告げた。
「二人とも、フォーガスは確かに悪だった。しかしこれから人間が……いや、人々の心の奥にはそれぞれ自分のために、
他人を犠牲にしようとするフォーガスが住んでいる。それを覚えておいてほしい」
「え……?」
 才人とルイズは、思いがけないことを語るエースに言葉をすぐに返せなかった。
「金持ちになるために人を騙す。名誉、名声、地位、権力……ただがむしゃらにそれを目指して、あげく悪を働く人間も
数多くいる。しかし、他者を省みずに、ただ欲望を満たすためだけにそれを手に入れたといても決して幸せはこない。
それは人間を見下して、歪んだ進化を妄信したフォーガスとなんら変わらない」
「……」
 炎が消えうせ、フォーガスの灰が宇宙塵となって舞い散っていく。塵は、奴が我が物にしようとした星の周りを回り続けて、
いずれは引力に引かれて地表に落ち、ただの土へと返るだろう。星と一体化しようとした奴にとっては皮肉だが、願いが
かなったことになる。
 だが、人類も心を失って愚かな進化をたどれば、やがて滅びの道を歩み、宇宙に漂う塵として終わるだろう。
 未来は常に不確定。当然、不確定であることは滅びの未来の可能性もある。しかし、可能性はひとつではないことを、
これまでに数多く学んでいたルイズは力強く言った。
「でも、わたしたちがいる限り、ここを絶対にそんなふうにはさせない。フォーガスがバカにしたハルケギニアのみんなだって、
何度も絶対無理な戦いを乗り越えてきてる。それが進歩じゃないなんて、絶対に言わせないわ!」
 子が親を慕うように、生まれ故郷に誇りを持つ、ルイズが昔から持っていた気高さだ。ただ、昔と違うことは誇る対象が
トリステインという漠然とした"国"から、人間、大地、空、そこにあるすべてのものに変わっていることだろう。
 振り返ると、眼下には青く輝く美しい惑星が広がっている。
 ルイズの故郷……いまだ名もなき惑星。地球によく似た、生命にあふれた水の惑星。
「この星空の向こうに、どんな優れた文明を持つ星があっても、一番きれいなのはわたしたちの星だわ。わたしたちは、
ここに生まれた幸運に甘えないで、ここを守っていく努力をしなければいけない。そうでしょう?」
「そうだな。私も、君たちやこの星の人々の持つ心の光を信じていこう。ただし、これから先、もっと強い敵が現れてくる
だろうけど、どんなに強くなりたいと望んでも、心あってこその力だということを決して忘れてはいけないよ」

572 :ウルトラ5番目の使い魔 48話 (8/13) ◆213pT8BiCc :2011/06/12(日) 13:01:21.92 ID:y157w+hX
 エースの言葉に、才人とルイズはそれぞれの言葉でうなずいた。
 この星の人々は、まだ自分たちが住んでいる星の名すら知らない。けれど、いずれはこの星にもこの星の誰かがふさわしい名前をつけるだろう。
「何回見ても、きれいな星だな」
 才人は、久しぶりに見る星の姿に、宝石の美しさなどはわからないけれど、心からその美しさに見とれてつぶやいた。
 惑星は以前と少しも変わらない姿でそこにあり、地上の騒乱などが嘘のように輝いている。
 だが、人の体の中で悪魔のがん細胞が静かに増殖するように、美しさの陰で星を滅ぼそうとする闇は確実に胎動しているのだ。
「帰ろう。みんなが待ってる」
「ええ」
 戦いは終わった。ウルトラマンAは再びハルケギニアの地に帰る。そこに待つ、次なる戦いに備えるために。
 
 
 フォーガスが引き起こした砂漠の異変はすでに収まり、流砂も消えた砂漠は平穏を取り戻していた。
「おーい、みんなー!」
「あっ! あの子たち。テファ、ちょっと止めて!」
 ピーターに乗って砂漠を後にしようとしていた一行と、才人とルイズは合流した。例によって、よく助かったわねと問われたり、
たまたま流砂の外まで流されたのだとごまかしたりしたが、ともかく全員無事だったことが彼らを喜ばせた。砂まみれで顔や
服がひどいことになっていても、ひどい怪我をしている者はひとりもいない。
 そして、戦いが終わった今、なにより喜ばしい現実が彼らの前に待っていた。
「まあ、なにはともあれ生きていてよかったわ。ルイズは」
「はいはい、どうせおれはお呼びじゃありませんよ」
「そ、そんなことないですよ。サイトさん、助けに来てくれてすごくうれしかったです」
 エレオノールの露骨な態度も、ティファニアのおかげで差し引きはプラスになった。
 そう、おれたちはティファニアを助け出せたのだ。その充実感が疲れを消し飛ばし、はるかに勝る満足を彼らに与えていた。
 アルビオンからここまでは数百リーグを超え、ハルケギニアを端から端まで来たに等しい大冒険だった。しかも、ガリア王国の
王様を敵に回して、この世界最強の種族であるエルフを相手にして、さらわれたたった一人の人間を救い出すなど、普通は
誰が考えても不可能だと思うだろう。
 その不可能を成し遂げた。喜ばないほうがどうかしている。
 ただし、少々問題も出てきたようである。才人は、ちらりとティファニアをじろじろと観察しているルクシャナを見た。
「あの、ルクシャナさん? あまりそんなにまじまじと見ないでください」
「そうはいかないのよ。ハーフエルフなんて希少なもの、これを逃したらまたいつお目にかかれるかわからないじゃない! 
私はあなたに会いたくて、もういろいろと苦労してきたんだから。だからもっと調べさせてよ!」
「きゃっ! ちょっ、寄らないで、さわらないで!」
「だいじょーぶ、怖くないから、すぐ終わるから。ふーん、耳はエルフと同じだけど瞳の形は蛮人と同じなのね。それに……
ここ! あなたすっごく大きいのね。これも混血のせい? ね? ね?」

573 :ウルトラ5番目の使い魔 48話 (9/13) ◆213pT8BiCc :2011/06/12(日) 13:04:02.54 ID:y157w+hX
「ひゃう! も、もまないで! いゃああぁ!」
 ティファニアの嬌声が後ろ頭に響いて、なにやらとんでもないことがおこなわれているようだが才人は見れない。振り向こうと
したならば、目の前のピンク色の鬼からなにをされるか知れたものではないからだ。
 代わりの止め役のはずのロングビルはといえば、疲れがどっと出たのか横たわってぐったりしている。エレオノールは、
その方面に関しては驚くべきことにルイズ以下なので、表情からして声をかけられたものではない。殺される。
 ビダーシャルは、姪っ子の暴虐を押しとどめるべきなのだろうが静観している。いや、あれは止めても無駄だと思っているのに違いない。
 結論として、ティファニアにはしばらくルクシャナのおもちゃになってもらうより仕方ないようだ。しかしまあ、後ろからは
相変わらず「どうしたらこんなに大きくなるの? ね? 作り物じゃないよね?」と、ティファニアのあそこの部分にこだわっている
ルクシャナの声が聞こえてくる。
「ハーフエルフの研究じゃなかったのかよ?」
 才人は、あぐらをかいて面杖をつきながら、ぽつりとつぶやいた。もちろん、ルクシャナに聞こえていないのは承知のうえ。
というより、研究欲の塊に見えたルクシャナにも、そんなところにこだわる女の子らしい面があったのかと感心しているのだ。
 この旅のはじまりに、ルクシャナは才人に、自分のことが気に入らないなら私を観察してみろ、そう言った。だから観察して
みたら、なんともこんなかわいいところもあったとは。いつの間にか、才人の中のルクシャナへの嫌悪は消えていた。
 
 やがて、砂漠をのしのしと歩くピーターの後ろへと、アーハンブラ城は小さくなっていく。城を覆っていた巨大キノコは風化して
塵となっていき、呑み込まれていた丘の風景が戻ってくる。
 その破壊された惨状に、才人は街の人は大変だろうなとつぶやいた。けれどルイズは首を横に振る。
「大丈夫よ。城はあとかたもないし、町もひどく壊れてるけど、人間はそんなにやわじゃないわ。人が戻ってくれば、今度は
町の再建のためにいろんな人が集まってくる。壊れた城だって、資材は高級なものだし見事な彫刻が施されたものもある。
持って行って売り払おうとする商人はわんさかいるでしょうし、城の跡地にはまた誰かが家を建てる。そんなものよ」
「人間って、たくましいな」
 ここが交易地として価値があるなら、いつかアーハンブラはもっと栄える都市となって蘇るだろう。そして、もしも人間と
エルフがはばかることなく手を取り合える日が来たとしたら、アーハンブラは軍事要塞ではなく、平和の象徴として歴史に
名を残すだろう。ぜひそうあってほしいと願いつつ、才人たちは砂漠に蜃気楼のように消え行くアーハンブラに別れを告げた。
 
 
「では、私はここで行く。ルクシャナ、そのものたちの監視は任せたぞ」
「わかってますって。常時目を離したりしませんよ」
 砂漠の切れ目となっている森の端で、才人たちはビダーシャルと別れることにした。ジョゼフが虚無を悪用しようとしている
以上、もはや奴の下には戻らない。彼はこのまま海へ向かい、隠している船を使って海路でいったんサハラに戻ることになる。
帰還後は、ジョゼフとの契約が破談したことなどを報告することになっていた。

574 :ウルトラ5番目の使い魔 48話 (10/13) ◆213pT8BiCc :2011/06/12(日) 13:06:06.18 ID:y157w+hX
「シャイターンの末裔よ。今日はこれで引き上げる。しかし、もう一度警告するが、もしお前たちがシャイターンの門に近づこうと
すれば、我々は全力でお前たちを打ち滅ぼすだろう」
「くどいわねあなたも。頼まれてもそんなものに興味なんかないわよ。それよりも、あなたこそ」
 釘を刺してくるビダーシャルに、ルイズはこっちから釘を刺し返した。ルイズとティファニア、二人の虚無の担い手のことが
サハラに知られれば、大規模な刺客が送られてくる危険がある。特にティファニアはハーフエルフであるがゆえに、余計な
憎悪の対象となりうる可能性が大きい。
「その心配はいらん。お前たちについては『依然不明』とだけ報告しておく。我々の中にも、やや過激な思想を持つ者も
いるのでな。うかつに悪魔の末裔を見つけて放ってきた、などと報告したら私もどうなるかわからん。それは避けたいのでな」
「わかったわ。じゃ、道中気をつけてね」
「ん? あ、ああ」
 拍子抜けするほどあっさりと納得したルイズに、身構えていたビダーシャルのほうが虚を突かれてしまった。しかし、別に
ルイズに悪気があったり無用心だったりするわけではない。
「なに人を変なもの見るように眺めてるのよ。わたしはね、自分の言い出したことに責任持とうとしてるだけ。人間とエルフが
敵同士じゃないって主張したのはわたし、だからわたしはあなたを信じる。それだけよ」
 ルイズの率直だが自信に満ちた言葉に、ビダーシャルはわずかに目を伏せるとゆっくりと答えた。
「自分の言うことに責任を持つ、か。簡単そうに見えて、なかなか実践できるものはいない。蛮人にしておくのが惜しい娘だな」
「ほめてもなにも出ないわよ。それと、あんたにはもうひとつ約束があるんでしょう? それも忘れないでよ」
「ああ、シャジャルのことは調べておく」
 ビダーシャルはそう言うとティファニアを見た。彼女は、相変わらず隙あらば観察してこようとしているルクシャナから
隠れて、ロングビルの陰で様子を伺っていた。
 なお、ピーターは森に入ると外気温の低下で牛くらいの大きさまで小さくなって、さらにルクシャナの魔法で冷却されて、
彼女の頭にちょいと乗っている。ティファニアは、母の名を聞くと恐る恐るビダーシャルの前に出てきて、ぺこりと頭を下げた。
「ビ、ビダーシャルさん。母のこと、どうかよろしくお願いします」
「約束は守る。どうも気になる名前でもあるしな。君こそ、私が言うのもなんだがルクシャナをよろしく頼む」
「あっはい! どうも、お世話になりました」
「……」
 どうもこの連中を相手には調子が狂うとビダーシャルは思う。薬をもろうとしていた相手に、お世話になりましたとは普通は
言わない。それも嫌味ではなく本気で言っているのだから、なおさらである。だからこそ、ルクシャナとはよく合うわけかもしれない。
 適材適所というべきかと、ビダーシャルは内心嘆息した。
「やれやれ、これらのめぐり合わせも大いなる意思のたまものだとすれば、我もやっかいな運命を背負わされたものだな」
「こっちじゃ、そういうのを苦労性というんですよ」

575 :ウルトラ5番目の使い魔 48話 (11/13) ◆213pT8BiCc :2011/06/12(日) 13:07:34.05 ID:y157w+hX
「余計なお世話だ」
 はじめてビダーシャルがいらだたしげに言ったので、人間一同とプラスエルフ一人は揃って爆笑した。
「さあ、帰ろうぜ。行きより帰りが問題だ」
 才人が言って、一行はやってきたガリア王国の方角を見返した。
 残るは帰路、先に帰ったタバサやキュルケ、待ちわびているであろうウェストウッドの子供たちにも早くティファニアの無事を知らせてやりたい。
 しかし、帰路はジョゼフも軍勢を使って妨害してくるかもしれない。果たして突破がかなうか? それでも、帰るためにはやるしかない。
 
 だが、才人たちとビダーシャルが別れようとしたときだった。ふと、砂漠のほうを見たルイズが、空に奇妙なものを見つけた。
「ねぇみんな。あれ、なにかしら?」
「えっ?」
 ルイズの指した先を、一同は目を凝らして見た。なにか、空中に点のようなものが浮かんでいる。鳥……いや、近づいてくるに
つれて、それが鳥よりもずっと大きいことがわかってきた。
「あれは、竜……空軍の竜騎兵だわ!」
 シルエットを確認したルクシャナが叫んで、才人たちは身構えた。さらにティファニアに上着をかぶせて、正体がばれないようにする。
 なぜエルフの軍隊がこんなところに? 理由はわからないが、ともかく虚無やティファニアのことを知られるのだけはまずい。
 ところが、さらに近づいてくるにつれて、その竜騎兵が尋常ではない様子なのが見えてきた。
「なんだ? えらくよたよた飛んでるぞ」
「よく見たら、背中のエルフもぐったりしてるし、あれ落ちるんじゃない?」
 はたして、才人とルイズの危惧したとおりになった。竜騎兵は砂漠を越えたことで力尽きたように森の上に落ちていく。
このままでは、下手をすれば森の木に串刺しになってしまう。ビダーシャルは森の木の精霊に命じて、枝を伸ばして竜騎兵を
受け止めさせ、一行は急いで不時着した竜騎兵に駆け寄った。
「おい、大丈夫か!? おい!」
 墜落した竜とエルフはまだ息があった。両方とも、ひどく消耗しているが傷はないところから、原因は疲労らしい。この砂漠を、
休憩なしで真昼間に横断するとは無茶なやつだ。
 彼は若い男性の兵士で、人間に囲まれていることでいったん狂乱しかかったが、同族のエルフがいると知ってようやく落ち着いた。
「君は本国艦隊の、その所属標は第一艦隊のものだな。私は評議会議員のビダーシャルだ。どうして空軍のものが、こんな場所にいる?」
「おお……ビダーシャル殿……こ、こんな場所で会えるとはまさに奇跡。大いなる意志よ、感謝します」
 彼はかすれた声をようやく絞り出した。水筒の水を飲ませてやると、むせながら飲み込む。エルフの魔法は傷は癒せるが、
疲労までは回復することはできない。ビダーシャルと才人たちは、彼が落ち着くまで待つと、あらためて問い直した。
「どうやら、私に用件があるようだが、なぜ空軍の竜騎兵が危険を冒してやってくるのだ? 定時報告ならば、伝書の
ガーゴイルですませられるだろう」

576 :ウルトラ5番目の使い魔 48話 (12/13) ◆213pT8BiCc :2011/06/12(日) 13:08:55.07 ID:y157w+hX
「はっ! そ、そうでした。た、大変なのですビダーシャルさま。すぐにサハラにお戻りください。テュリューク統領閣下からの
伝言です……竜の巣が……いえ、シャイターンの門が……奪われました」
「な……なんだと!」
 ビダーシャルはいったん我が耳を疑うように硬直し、すぐに声を荒げて兵士に詰め寄った。
「シャイターンの門が、奪われただと!? いったいどういうことだ!」
 兵士の胸倉を掴んで怒鳴りつけるビダーシャルに、常の冷静な姿はない。あまりの剣幕に、才人たちが止めようとしても
治まる様子はなかった。だが、ビダーシャルだけでなく、エルフなら大抵がこうなっただろう。ルクシャナも、取り乱しこそ
しないが顔を青ざめさせている。
「竜の巣は、常に水軍の一個艦隊が監視していたはずだ。それを突破されたというのか!? いったい誰に、誰に奪われたというのだ!」
「あ……悪魔、悪魔です」
「なに……?」
 悪魔……それは、いったいどういう意味だ? あっけにとられているビダーシャルたちに、彼は震えながら語り始めた。
「数日前のことです。いつものように、水軍が竜の巣の周辺を哨戒していたところ。突然、鯨竜が暴れだし……」
 
 竜の巣とは、エルフの地サハラの洋上にある群島である。
 普段はエルフたちもほとんど見返すことはなく、水軍の関係者でもなければ忘れているであろうこの場所で悪夢は始まった。
 エルフの水軍は、鯨竜というクジラに似た生き物を改造した軍艦を使っているのだが、その鯨竜が竜の巣に近づいた
とたんに暴れだしたのだ。
「これは、どうしたことだ! なんとかおとなしくさせろ!」
 艦長が怒鳴っても無駄だった。兵士たちが長年の経験からどうしようとしても、鯨竜たちは暴れ続けて舵が利かない。
まるで、なにかにおびえているようだという報告があがってくるのみだった。
 そして……
「なにかにおびえているだと? この海洋で、この鯨竜艦よりも強いものなど……」
「あるさ、私だよ」
 突然艦橋に響いた声に、艦長や艦橋のクルーが振り返ると、そこには黒いマントを羽織り、黒服と黒い帽子をかぶった
異様な風体の初老の男が立っていた。
 いつの間に!? 艦長たちは戦慄した。この鯨竜艦の艦橋に、こんな奴が現れるのをなぜ誰も気づけなかったのだ。
「貴様、何者だ!? どうやってここに忍び込んだ?」
 クルーたちは銃を男に向け、魔法もいつでも撃てるように身構える。しかし男は、十人近い武装したエルフに囲まれていると
いうのに動じた様子もなく、群島を望んでニヤリと笑った。
「竜の巣……お前たちは、ここをそう呼んでいるな? だが、お前たちはここの本当の価値を知らないようだ。くくくく……」

577 :ウルトラ5番目の使い魔 48話 (13/13) ◆213pT8BiCc :2011/06/12(日) 13:10:49.00 ID:y157w+hX
「な、なにをわけのわからんことを言っている! 貴様蛮人だな。撃て、かまわんから撃ち殺せ!」
 男に得体の知れない恐怖を感じた艦長は射殺を命じた。しかし、放たれた弾丸は一発もその効力を発揮することはなく、
男の直前で壁に当たったようにはじき返されてしまったのだ。
「なっ! これはカウンター!? い、いや……精霊の力は感じない。それどころか、な、なんだこのどす黒い気配は!」
「ふふふ……そんなもので私は殺せないよ。さて、諸君には我が復活の祝いと、世界滅亡の序曲を聞く栄誉を与えよう。
さあ、開幕だ!」
 男が高らかに宣言し、手を空に掲げた瞬間異変は起こった。
 突如、空に暗雲が立ち込め、周囲が昼間だというのにどんどん暗くなっていく。さらに、海は荒れて鯨竜たちは狂ったように叫び始めた。
「あ、雨が……そんな、さっきまで晴れていたのに」
「まさか、天候を操っているというのか! そんなバカな……い、いったい貴様は何者だ!」
 艦長も、クルーたちも恐怖に青ざめて、震えながら男に叫ぶ。そして、男は振り返ると、この世のものとは思えないほど
邪悪な笑みを浮かべて、空に向かって手をかざした。
「我が復活のときは来た! さあ、降り注ぐがいい死の雨よ! いでよ我が怨念の化身! 復讐の使者、超獣よ!」
 空が割れ、真っ赤な裂け目の中に巨大な影が現れる。史上最悪の侵略者が、再びこの惑星に降り立った。
 
 
 続く

578 :ウルトラ5番目の使い魔 あとがき ◆213pT8BiCc :2011/06/12(日) 13:12:05.36 ID:y157w+hX
以上です。支援してくださったお三方、ありがとうございました。
今週でティファニア奪還編は終了です。
そして、ウル魔第二部も前半部が終了です。次回からは後半戦、ハルケギニアを狙う敵との新たな戦いが幕を開けます。
そのため、ここまで読んでくださった皆様に中途ながらお礼を申し上げます。そして、次回からもよろしくお願いします。
 
追伸とお詫び
申し訳ありませんが、来週は作者所用につき休載いたします。

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 13:13:13.04 ID:+lChYjHM
ウルトラ乙

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 13:22:59.25 ID:nbC0Xy+E
乙乙

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 19:07:29.71 ID:awwsUeDc
ちょっと聞きたいんだけど、SS投下した後に
ちょっとストーリー変えたいって思った時、どうしたらいいかな?
ただの誤字脱字の修正じゃなくて、投下後によりよいストーリー考えついちゃった時に
そっちへ修正したい場合とか

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 19:15:23.48 ID:pQLzi065
>>581
ブランチ分けるとか、いったんendマークつけてほむほむよろしく再起動かな。
そこまでしたくないなら現状から徐々に軌道修正する。

583 : 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/06/12(日) 20:29:39.04 ID:vQr+cfMy
>>581
ここのスレだと 大規模なストーリー改定って聞いたこと無いけど、やった作者さんて居るのかな?
そのせいか システム自体が そういう書き換えに対応していないような気がします。
(書き直した分の投下をどうするのか 等)
もし 貴方が自分で
「今後も 変更をかける事があるかもしれない」
と思うのであれば、投下の場を理想郷あたりに変えるのもアリかも。
あそこなら「リセットして書き直します」って書き手も時々居るみたいだし。

584 : 忍法帖【Lv=9,xxxP】 :2011/06/12(日) 22:36:41.85 ID:4i1MEg3S
>>581
無理やりな展開で巻き戻す

例えば
室伏のハンマー投げのハンマーがハルケギニアに!
ハルケギニアは滅んだ

夢越智ってパターンで巻き戻したい場所まで戻る



冗談だぞ!やってもいいけど作風によってはぶち壊しになるぞ!

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 22:52:43.14 ID:GQVvwT23
やりかねないのがまた……

 ・イチロー
 ・ムロフシ
 ・セガール

そして語る事さえはばかられる……

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 23:15:06.37 ID:fuDwO5mY
谷亮子

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 23:25:18.34 ID:+lChYjHM
ハイパークロックアップの出番だな
タイムベントでもいい

588 : 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/06/12(日) 23:32:24.43 ID:SpTKIJQD
やっぱり一端ソードマスターヤマト形式か武士沢レシーブ形式で無理矢理打ち切りにして、
また最初から書き始めるしかないんじゃないの。

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 23:41:13.96 ID:jHgmR8A3
>>585
俺はかなり楽しんで見てたけどな…
ぶっちゃけ面白ければあんまり何とも思わないんだよな

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/12(日) 23:48:14.85 ID:GQVvwT23
それはそれとして、『銀河ヒッチハイクガイド』とクロスするネタを思いついた。

ハルケギニアが実は“ディープ・ブルー”で、メイジは入出力端末。
虚無は“究極の問い”の答えを算出するのに必要な特殊な端末なの。

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 01:06:13.16 ID:AvtC3TuU
銀河ヒッチハイクガイド…か

リアルマン(ガンダ)とリアル・ロールプレイヤー(ミョズ)とルーニー(ヴィンダ)とマンチキン(語るまでもない)
を召喚するというのはどうだ

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 01:17:21.51 ID:twvMJuqp
>>583
小ネタだけど太上老君召喚の話は2通りの結末が併録されてるよ。

593 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 10:45:55.46 ID:74S4oHTj
ハルケ住人は太上老君の無為自然を始めとした思想を知るべき。
アルビオンとかいい例

人間に優劣があるから争いが起きる→なら仮面を被り個性を消せばいい→優劣無し→平和\(^o^)/

結局コードギアスでシャルル皇帝がやろうとしたことってこういうことなんだよね。

594 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 11:04:26.52 ID:o6BOxBKn
>>505
1週目まどか死亡と契約からさかのぼって1ヶ月間限定の時間停止能力だからな。
ちなみに本編終了後のほむらは時間停止使えない。
代わりにまどかの魔法少女としての力を持ってる。

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 11:29:27.11 ID:Im7ISnEx
更新せよ!
更新せよ!
更新せよ!

596 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/13(月) 12:30:33.04 ID:MYCNAH0C
自分でなさい

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 12:42:18.60 ID:8htdlUNx
銀河ヒッチハイクでYAT安心宇宙旅行の面々を召喚、というかYATダブがハルケに落ちてくるってのを思いついた
ギーシュなんか桂さんの可憐さに即コロリといって、あとで戦慄するんだろうな
いやほんと、あのころのNHKアニメは神ばっかりだった

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 12:47:44.54 ID:aSvQU1r6
>>594
時間軸が違うのでまどか世界の1ヶ月はハルケギニアでは1年とか3年とかにするとか。
それか弓使いVerのほむら召喚にするか

話的には時止め出来た方が面白いと思うけど

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 12:50:14.30 ID:EBnx6bZf
現代兵器持ちこみのほうがインパクト出ちゃうのはファンタジーだからしょうがない

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 12:50:29.77 ID:o6BOxBKn
ほむらだとまどかとセットで完結し過ぎててルイズ絡ませにくいんだよなぁ。
杏子の方が動かしやすそうではあるw

601 : 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/06/13(月) 13:10:14.17 ID:ktEP5F0U
現代兵器だと補給の問題が…というお約束があるけど、
個人携行型のレーザー火器だったら錬金でバッテリー回復ウマーだと思った。
TLSを小脇に抱えてとかは無理としても、「破壊の杖」がその手の代物なら
割ととんでもないことになりそうな気がする。

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 13:14:25.75 ID:RQOLXT1B
まどマギのキャラってシナリオの傀儡だから、ゼロ魔に呼ぶほど魅力を感じない

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 13:18:13.16 ID:y2UQuZqj
ケモノガリの楼樹君を……

ワルドがアルビオンつく前に死ぬな

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 14:25:55.00 ID:B7CywUW/
>>597
ふと思ったというか、既出の話題かもしれんけど
他の銀河への移動がそう難しくないほどの文化レベルで異星人とか見慣れてる世界なら
ハルケギニアへ召喚されても、『ここってまだ知られていない未開の惑星かな?』と誤解しそうだな

んで『まあその内、仲間が救出に来てくれるだろ。』と軽い気持ちで使い魔やってたら
後で別の世界だと分かって真っ青になるとかw
いっそ本当に未開の惑星だという事にして話を進めてもいいかも知れんけど

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 14:36:22.30 ID:SVrhQrDM
>>604
もうあるよ

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 14:49:32.40 ID:g5s8HmFT
狂言から太郎冠者を召喚
長編は無理だな

607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 15:08:11.25 ID:LNkwHbsV
砂糖を舐めて怒られる使い魔か

608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 15:26:30.72 ID:W3VEo59f
トリスタニアの城下町で末広がりを買い求めて詐欺師に騙される使い魔ですね


609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 15:38:18.08 ID:b5QO0qyD
砂糖を舐めるのくだりで吉四六さんを思いついた

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 16:21:46.70 ID:2RnZkvLJ
>>605
もうあるどころか
このスレが出来たブームの大元がそれだよね

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 17:03:36.85 ID:D75yMVfB
GODHANDのジーンが召喚されたら
オリビアの次はルイズにこきつかわれるヘタレが見れそう


612 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/13(月) 17:32:19.78 ID:EaLh5sCX
>>604
時空移動が可能な連中にもなるとほんとに助けが来たり自力で帰ったりもするからな
まあゼロ魔でも世界扉で同じことできるんだけど

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 17:55:33.26 ID:lCrK5/yS
ブレイクブレイドを見ていた所為か、ルイズがライガットと重なって見えてしまう……。

アン「遠路はるばる御苦労でしたね、ルイズ。それよりこの椅子をどう思います? 据わりが悪いし腰は痛いしでもう最悪」
ルイズ「……マザリーニ殿。宰相として玉座を嫌う女王ってどう思われます?」
アン「聞こえたわよ、ルイズ。女王侮辱罪で死刑ね」
ルイズ「召喚に応じ、遠路遥々王都まで馳せ参じた忠臣にこの仕打ち! 此度の殿下はかくも暴君でございますわね」


ルイズ「責任……責任なんて、はじめっからわかるはずないじゃない! だって私、私は……ベリッソンの顔さえ知らないものッ!」
タバサ「……こんなところに、彼女がいるはずがない」
コルベール「いいですね、ルイズ。彼を信用してはなりません。怪しい動きを見せたら、迷わず殺しなさい」
カステルモール「部下が死んだのに笑う奴がいるか」
キュルケ「次命令違反したら、そのまな板の胸でも抉り取って豚の餌にするわよ?」
ワルド「ではこうしよう、ルイズ! 君が勝てたら、女王の婿を君に与えてやる!」
サイト「ルイズ……生きて、帰ってきてくれ」
ルイズ「アハハハッ! やったわ……やったわよ、ワルドぉーーーーーっ! 」


……ごめん、徹夜明けで可笑しいんだと思う。ひと眠りしてくるわ。

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 17:58:06.75 ID:y2UQuZqj
オレがざっと思いつくのは提督か……

カイザーは原作終了後なら呼べるな
燃え尽きてるから気性も丸くなっているだろう
そして赤毛のキュルケにあっさり引っ掛かる

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 18:00:51.11 ID:EBnx6bZf
最近のだとBLAME!がまさにそれだったなぁ
世界線に穴あけるどころか、複数本混じり合わせたりをぶっ壊れた船一隻でやってたり
時空移動もとうぜん出来るけれど、情報さえ飛ばせれば、どこででも一から再構成できるからどうでもいいやな世界

>>602
ゼロ魔が所謂キャラ萌のためだけにある作品の部類だから霞むだけで、全体としてみれば珍しくないだろ

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 18:02:57.31 ID:EBnx6bZf
そういえばリングワールドのネタもあったな
都市のこと考えてたら思い出した

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 18:34:42.75 ID:B9wo+ha+
>>614
カイザーと読んだら魔神皇帝な俺
・・・微妙過ぎるな
いっそDrヘルでも召喚して・・・
いや、むしろバードスの杖をジョゼフあたりに授けたら面白いことになりそうかも
ミョズニトニルンに持たせたら使い方分かってあちこちに埋まってる機械獣を自由に操り・・・

蹂躙確定なのでサイトには量産型グレートマジンガー

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 18:39:32.74 ID:TtMmWY00
ヘル、あしゅらは格好だけ見るとメイジと勘違いされそうだなw
マント、ローブに杖持ちだし

619 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 18:42:06.26 ID:amKeDFDc
SFというかフィクションだと単純に長い距離を移動するより
時間移動とか別次元別世界行き来するほうが簡単だったりするからな

620 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 19:16:46.24 ID:74S4oHTj
ゲートくぐらないと言語の問題が…

621 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 19:18:28.04 ID:b5QO0qyD
おれはカイザーよりタイラントのほうがいいな
ルイズが召喚したのは宇宙最強の暴君怪獣、しかしそのときヴァリエール家に伝わる謎の機械が光りだした

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 19:24:20.92 ID:B7CywUW/
どうもタイラントと聞くとバイオしか思い出さんw
命令入力される前の後期量産型(コート着てる奴)召喚して契約
主の命令と命を忠実に守ろうとして、手加減抜きで敵を抹殺しようとするタイラント…

623 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 19:34:25.17 ID:+fECHmjR
>>620
ドラゴンボールのように宇宙人と普通に会話してても違和感ないから、あまり気にしなくても大丈夫だよ


624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 19:36:08.18 ID:B9wo+ha+
タイラントだったら確かにバイオだが
ZOEのOFもいたなぁ
ランナーの顔すら出てないけど
そして外伝のカスタム機はヒロイン専用機

>>618
そして老人とは思えない身体能力はガンダールブ無用でオマケに機械道空手
まぁ真ZEROだと改造済みなんですがね
あとあしゅらは元祖TV版だとバードスの杖から殺人光線出したっけなぁ
機械獣無しで召喚されてもあいつ等だったら問題なくやっていけそうだ
世界征服はともかく

ただし桜多吾作版だと無理っぽい

625 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 20:00:24.11 ID:iI7e1gtj
よし! オクタヴィアちゃんを呼ぼうぜ!

……さやかだとルイズと一緒に暴走する、っていうか普通に仲悪そうだな。

626 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 20:22:04.28 ID:lSfM6M3q
マジンガーだったらヨルムンガンドが恋しだしたりしそうな気もする

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 21:07:43.01 ID:PUBXUewg
いやいや、ここはQBでしょう。やはり。
ルイズでもいいけど、タバサが召喚しても面白いだろうね。うん。

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 21:23:00.04 ID:FLE7dfpX
>>627
どっちが呼ぼうとも、100%確実にQBの甘言に乗る→やがて魔女化して破滅エンド以外ありえねぇけどな

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 21:37:39.68 ID:7lrBCJIf
モッフモフゥのドヒャァッドヒャーッ!
僕と契約してオペ娘になって欲しいんだ!


630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 21:53:07.07 ID:y2UQuZqj
虚無使用→ソウルジェムの濁り解消

……とか?

631 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 22:06:27.01 ID:b5QO0qyD
つまりこれまでの雑談でわかったことは
「QBで長編書くのは不可能」
ってことか

632 : 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/06/13(月) 22:16:57.14 ID:UfhLm7y8
シラカワ博士なんかハルケギニアとラ・ギアスを行ったり来たりして、
オリハルコニウムだのプラーナコンバーターだのをプレゼントしてたな。
あと言葉が通じる点についても、ちょいと強引ではあるが解説してたか。

633 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 22:18:58.34 ID:Ha4rNsjD
トロを召喚する。しゃべる猫だ、と大喜びして契約して部屋に戻ると、どこからともなく
クロとTVさんがやってきて、他のポケビも遊びに来て、毎週ゲームかアニメの紹介を
するお仕事をすることになる。

BAD END
すっかりPS3にハマって落第したルイズは実家に連れ戻されて

GOOD END
いろんなゲームやアニメの世界に出かけていって経験を積んだルイズは
バルキリーに変形して空を飛んだり、タライを召喚したり、雷を落としたりできるようになり、
知り合いになったスネークやライトニング、スペランカー先生と一緒にハルケギニアの
平和を守るために今日も戦うのだ。

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 22:23:23.16 ID:Z0y1S/Cl
ゼロつながりでコードギアスの召喚モノ探したけど、意外と数少ないのな。ルルがもやしっこだからか?
ここはゲームからライを召喚せざるを得ない

635 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 22:26:58.73 ID:HWjyeytR
あいつはチートすぎるから駄目だw

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 22:31:52.06 ID:y2UQuZqj
銀河戦国群雄伝を連想した

637 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 22:34:30.03 ID:cBVuK/Yg
もやしだからダメというのなら
ナイトメアオブナナリーのガチムチなルルで

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 22:40:57.43 ID:Jvh80rvA
>>635
言うほどやりすぎキャラでも無いだろライはw
界隈の創作SSだと俺TUEEEにされがちだけどw

639 : 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/06/13(月) 22:46:10.82 ID:UfhLm7y8
つーかルルを召喚するとしてもどの時点のルルだ?
ゼロレクイエム後だったらやること全部やりきった後だから燃え尽き症候群バリバリで後はもうどうでも良いや状態だろうし、
ナナリーがいる時点だったら何が何でも、それこそギアス使いまくってゼロ魔キャラ絶対遵守させまくってでも元の世界に帰る方法探すだろうし、
一期と二期の間の記憶封印状態だったらルルなりの処世術でのらりくらりやりそうだし。

……うん、こいつクロスさせにくいな。

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 22:55:23.25 ID:i5TXyjsW
>>620
時空レベルで移動するやつに言語の問題なんて些細なもんだろたぶん

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 22:55:57.55 ID:B9wo+ha+
まとめに残ってないけど
レクイエム後のルルが前向きにハルケギニアを”優しい世界”にしようとしている小ネタが前にあったな
学院に来たジョゼフとチェス打つやつ

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 23:08:23.07 ID:Z0y1S/Cl
>>641
なんかしらんが、タバサ&ルルーシュVSジョゼフ&シュナイゼルって対決が思い浮かんだ

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 23:11:02.49 ID:3xIz16wv
ゼロレクイエムの最後のところでスザクと一緒に召喚されるのをどっかのサイトで見たな

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 23:32:58.83 ID:n6X8YxYr
ここはブリタニア皇帝召喚ww

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 23:34:29.21 ID:/+Ik5U7H
>>636
だんだん非情な性格になっていくのが怖い主人公だな
あの人は強さ的にも七万戦で無双できるくらいにはあるから困る

646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 23:45:13.42 ID:i5TXyjsW
段々非情で無双・・・霧亥ェ・・・

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 23:53:29.94 ID:o1ByI5xL
非情じゃない感情豊かなときにはいきなり切れ出したり、ニヤニヤしながら銃撃してたような

648 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 23:57:26.71 ID:b5QO0qyD
ジョゼフとチェス打つのが似合うキャラならどんなのがいるだろう?

ダイ大のバーン様
ふしぎの海のナディアのガーゴイル
遊戯王の海馬剛三郎

まだいるかな

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 00:03:08.22 ID:qsSTLFUx
「──諸君!今こそ言おう。……ヴァリエールの姓は悪役を任ずると!」

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 00:04:23.96 ID:oiWHEvOS
>>648
スパイラルの鳴海兄弟辺りも似合いそうだ

651 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 00:46:48.18 ID:PQVdsYow
終わクロはたびたび話題に出てくるけど作品として書かれることはないという――

突然佐山の前から消え失せてしまった新庄。
佐山は各Gの協力のもと、新たな世界Ex−Gとしてのハルケギニアを発見し、
新庄の捜索に向かう。
ルイズが召喚した新庄を佐山が交渉で奪還。
武神にとってはゴーレムとか目じゃないね。

でもそれ以前に交渉劇を書けないと無理か・・・。

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 00:51:52.62 ID:6vp2OTNb
>>649
「サイトが負けたら真打として私が出るわ。相手がごねたら、サイトは使い魔だから人権はないとでも言っておけば完璧ね」

653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 01:16:05.75 ID:gkyx0kY/
世間一般に人気があり、よく雑談にもなるけどSSになることは絶対にないって作品があるよな
さっきのQBしかりなんたりと
まあジェイソンが呼ばれたときにはびっくりしたけど

654 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 01:27:53.58 ID:Fb1PPG83
よく雑談になるってことはそれだけネタ潰しされてるってことだからな

655 : 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/06/14(火) 01:29:07.77 ID:HoRVfopx
>>653
クロスものに限らず大抵のSSは、

ネタを妄想・構想せずにはいられない

それを文章に書かずにはいられない

投下せずにはいられない

ってプロセスを踏むと思うんだが、
最初の妄想・構想は誰でもするけど、それを文章に書き起こすってのは行動力と持続力を必要とするし(文章力なんてのは数をこなせば誰でも身に付く)、
更にそれを投下して人の目にさらすと言うのは、勇気と決断力がいるからな。

656 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 01:45:38.66 ID:gkyx0kY/
最初にSSを書いたのは中学生、まあそのときはパソコンなんかなかったから原稿用紙に書いたけど、しばらく誰にも見せなかったな
その後弟が盗み見してたのに気づいて感想聞いて、おもしろいと言われたときはうれしかったっけ

657 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 02:08:06.14 ID:PJiy18l3
>>656
エタってるSSの続きを早く書くんだ

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 02:12:32.85 ID:gkyx0kY/
>>657
一日ワードパッドで2KBくらいは書けるかな…

659 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/14(火) 02:39:36.11 ID:TUcsth3y
構想中「よし、これこれこうでこうすればきっといいモノになる」

執筆中「うはwwこの話最高すぎるww天才だろ俺www」

2〜3日後「俺何書いてたんだ鬱だ消そう」

の流れ
あると思います

660 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 03:04:07.58 ID:6laphPNx
むしろ落とした後に追加したり書き直したくなる

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 03:50:46.69 ID:9KoXVh40
言語の問題はゲート通過時に、ほんやくコンニャクを食ってるとでも思う事にしてる。
イケメンが生のコンニャクを食ってる姿はシュールだが…

662 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 07:21:02.33 ID:CLj0uyRt
>>659
止めて死にたくなるから止めて

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 07:39:06.97 ID:FIUPIvGt
8月になったら放置してから4年目か……
未だに待ってる人いるのかなぁ

664 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 08:15:35.75 ID:3hEqtb3F
>>659
一晩寝かせると執筆者の脳が冷めるので、そこで推敲はデフォ。

>>663
此所に居るぞ!

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 09:00:49.88 ID:I9pYZNP6
放置して4年……それ位で止まってるのってなんだろ?
俺が待ってるやつかもしれんぞ

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 09:54:52.67 ID:dgtOhnyz
>>651
あんな感じで交渉事を書ける人なんてそうそういないだろうからな
つーか書ける人はまじで尊敬する

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 10:22:11.00 ID:MQnuQa9/
ギャグならともかく言語の問題って原作の基本設定にもつながるものなのに、
そうやすやすとスルーしていいものなの?

それを気にさせない面白さがあれば別だけどさ。

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 10:51:00.63 ID:oHWcuzlR
死にまくったディアボロとか、敗北した後の大統領とか、吉良とかDIOとかのjoJoの悪役をルイズが召喚したら

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 11:01:01.40 ID:aVr5y+ho
>>648
塔矢行洋とか海原雄山なんか似合うと思う

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 11:50:56.72 ID:j9pO/l+y
なんだっていい!更新止まった作者を励ますチャンスだ!うおおおおおおおおお!!

671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 12:04:59.31 ID:54z5zsgH
>>668
奇妙な使い魔スレにあるな

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 12:07:24.84 ID:aVr5y+ho
投下した作品を誰も上げてくれなくて、自分で上げるときってめっさ落ち込む
っていうか俺それで心折れた

二本くらい放置して・・・・・・・もうどれくらいになるか・・・・・・

673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 12:32:02.95 ID:I9pYZNP6
>>667
次元を渡るのが珍しくない様な文明だったら、未知の言語でもあっという間に解析しちゃうだろ
ソラリスの海とコミュニケーションするわけじゃないし

674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 13:08:01.28 ID:nYhyI/pI
軽く区切りこそつけてるけど、放置してどれくらいたつっけあははははははははははは

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 13:18:20.58 ID:Ttb6TJX/
>>667
アニメと原作の時点で若干適当感が…

676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 13:22:40.38 ID:csBjVSsn
遺伝子見ただけで、言語基体がどうので、言葉の違いは問題ない発言するくらいが超文明

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 13:30:35.86 ID:wyTa8S5Q
言語の問題なんて考えるだけヤボと思うがな
ふしぎの海のナディアなんて、明らかなフランス人が日本語のダジャレをガンガン言ってたんだぞ

>>672
よし、作者さんたちへの応援をしよう
つかよんの人、乙でした。わしが金で動くのか? って竜王の孫のせりふがかっこよかったです

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 14:45:36.42 ID:PJiy18l3
>>672
ダチョウ倶楽部並のにぎやかしと云われたこの俺にタイトルだけでも教えてごらん

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 15:24:31.80 ID:i07YtqtC
>>650
次第に弱って行く歩を遊び相手を喪わぬ為に助けようと足掻き始めるジョゼフとな?

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 16:27:33.02 ID:3hEqtb3F
言語関係はスルーした方が良いかも。
正規の召喚ではなさそうな佐木少尉はどういう扱いなのか、という所もあるし。

>>677
俺も俺も。
戦闘妖精さんの脱線(?)具合、実は大好物です。

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 16:48:04.73 ID:lY05fyMP
>648
氷室将介とか。

駒の声を聞き、思わずとった駒をチェス番の上に置くジョゼフ。
「ジョゼフさん、使いなよ。この俺を使いなよ」

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 16:48:41.34 ID:UVkN8uZM
このスレでやる必要がなかったけどな>戦闘妖精
オリキャラで行ったほうが・・・人目を引かないか

>>677
ヤボもへったくれもないだろ
考える必要も作品によってはある

683 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 17:05:39.99 ID:oYWDaFDb
>>682
じゃ、かまわないからお一人で存分に考えていてくれ

クロちゃんの人、破壊の王子の活躍楽しんでます

684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 19:19:47.08 ID:6Ui7lPau
>>648
HELLSINGのデブ連れてこい

685 : 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/06/14(火) 19:19:52.12 ID:0N177PoK
>>682
相変わらず戦闘妖精は、好き嫌いが分かれるな。
でも 雪風である必要は無くとも、「このスレでやる必要が無い」とは思わなかったけど。

言語の問題は
>考える必要も作品によってはある
なら その作品に限って話を進めて欲しい。
今までのレスだと、全ての作品に対して言ってるように感じたから。

俺も応援。
ちょっと前にラスボスさんが帰ってきて、避難所じゃ魔砲少女の人から近況報告があった。
あとは、アプトムの人〜、待ってますよぉ!

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 19:19:53.41 ID:6laphPNx
魔王伝の続き…………基本スペックの差はともかく……能力的にはバランス取れていないことも無いのに……

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 19:30:46.49 ID:4GbJmvng
続きを読みたいのは沢山有るが今は最後の希望の続きが一番気になる…

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 19:32:58.98 ID:2Gaepn5b
リマスターだけかと思ったら4発売決定でござる。


689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 19:36:40.94 ID:ZFdbxRBc
ムジュラの仮面と才人と妖精が召喚された話が好きだな

シルフィードがガンダールヴとして活躍できるのはいつだろう?
手の部分にデルフくくりつけとけば飛行速度upするとかありそうだがw

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/14(火) 19:53:34.11 ID:lY05fyMP
>686
その人なら理想郷で短編いろいろ書いてたぞ。
リクエストしてみたら。

691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 01:08:36.55 ID:Zvauf995
三つの二つ名一つのゼロの続きが楽しみです
決闘後にギーシュがあれほど哀れになったのは聖帝さま以来だった

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 01:12:12.83 ID:mGWR8DDn
何でもいいから完結させてください
計画性のない人間は社会に出てもやっていけませんよ

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 01:19:37.45 ID:CS46cSOq
色んなSSあるが決闘でギーシュに負けるキャラとかいた?

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 01:25:00.19 ID:8BFw6iTY
ギャグ路線で負けてたり、剣を抜かせたからお前の勝ちだ的なこと言い出すキャラとかは居た
真面目に敗北喫するのはいないんじゃないかな

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 01:30:16.33 ID:Zvauf995
ご立派さまが負けているよ

696 : 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/06/15(水) 01:34:37.30 ID:L9WnNsrv
ご立派様のアレはカウントして良いのかw

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 01:35:45.85 ID:xv6PIeGY
ADの力を借りても負けてギブアップした有野課長がいるな
1回だけじゃなく数回負けてる

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 01:38:23.03 ID:EaXeSntL
いい勝負して負けるのとか読んだことあるな
なんだったか忘れたけど

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 01:55:24.26 ID:Zvauf995
ギーシュとの決闘は勝つかいい勝負するのが一般だけど、他のパターンもたまにある

・決闘シーンをはしょる
・決闘を受けない。もしくはギーシュをなだめて終わる
・負ける
・ギーシュ以外のキャラが戦う

たいてい勝つからたまにこういうのがくると印象に残りやすい

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 02:38:58.63 ID:9qgdF0Vv
ギーシュに負けるようだとその後の展開が大変だからな

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 02:42:25.88 ID:dsjJ+Y6b
ごく稀にギーシュをあの世に送っちゃうパターンもあるよな

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 02:48:29.63 ID:Rbu0nLBb
プロシュートの兄貴は、すでに行動を終えていたな

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 03:12:16.49 ID:Zvauf995
別にギーシュがいなくても多少の改変でストーリーは作れると思うけど

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 04:05:48.85 ID:MpjktyWC
アヌビス神とかもギーシュにもワルドにも負けてる

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 06:02:11.74 ID:e9R8cexz
ジョジョ関連はスレチ
>>698
ラスボスだった使い魔だな

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 06:03:07.15 ID:PdlBp0Xe
ユーゼスが分けてたな
Dはルイズが決闘してそれを助けていた

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 08:57:22.05 ID:vMa6hFQk
ギーシュは殺されるのを除けばホロの時が一番ひどい目に有ってると思う
ルイズ達にまで手を出してタバサを孕ませた女の敵扱いされて女子総出でフルボッコ

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 08:57:50.35 ID:M3YAKyp/
アクマの人はそもそも戦ってすらいなかったなw
というか続きはマダデスカー

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 10:56:19.28 ID:Nj5Uoool
闘わせる理由と闘わせた際に「やりすぎない」工夫が大事だよな
どう考えてもシカトしそうなのでものちの展開の都合上戦闘が必要だったり、戦いそうでもやりすぎてとんでもないことになる危険性をはらんでたりするのが多いから

可愛くなったクジン人やDみたいにルイズにやらせる手とか、一見やばそうで現代常識からするとボケ老人みたいなところがあるキリイみたいなのとか
まあいろいろやり方はあるけれど

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 11:07:34.56 ID:fxdosa7b
商店会の人の回避しつつ持ち上げて、その後の商売に繋げようとするのは良かったな

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 11:50:12.99 ID:vr0ydm/m
もう決闘させずにその場でギーシュにワンパンして黙らせたらええねん

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 12:07:26.22 ID:VDsfV3yE
ギーシュがひびって決闘撤回するのってなかったか?

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 12:16:30.85 ID:NLoDzy6E
>>712

1.怖気ついても周りが煽るからそうさせてくれない。
2.気付いた頃には時既にお寿司
3.逃げられない。現実は非常である。

714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 12:18:17.12 ID:Nj5Uoool
4.口が動く前に攻撃された。普通の人間の降伏速度の限界

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 12:31:01.80 ID:wbwB+/dP
「決闘?俺は面倒が嫌いなんだ」

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 12:47:47.71 ID:L4jGAknK
5,杖を落とすまでが決闘。現実は非情である。




アビスへようこそ。現実は面倒である。

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 13:24:16.21 ID:MpjktyWC
>>705
スレチつってもここの派生元スレだからな
他の2ch外を唐突に持ち出すのが毎度毎度通ってる現状でする突っ込みかって話し

718 : 忍法帖【Lv=1,xxxP】 :2011/06/15(水) 13:43:35.53 ID:5EkiZWEB
ギーシュ戦に限らず、原作キャラと戦って勝つのはいいけど、その勝たせ方に一工夫せにゃならんから難しいのよね。
例えばゴーカイジャーのマーベラスあたりが召喚されたとして、
変身もしないで銃でズドンズドン、はいワルキューレ全滅しましたじゃツマランし、
かと言ってゴーカイチェンジしてやっぱり圧倒的に倒すのでも、よくあるパターンになるし。

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 13:51:52.29 ID:MmRhxabF
決闘して妙に意気投合したのもあったな
確かシャンゼリオン召喚だったか

……中の人が同じな王蛇だと、ストレス発散相手なのにw

720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 13:59:08.67 ID:fTUCQsst
ゴルゴム三神官を呼んでハルケを征服してもらいたい

721 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 14:12:25.87 ID:phetlqNf
何故かルイズが決闘するっつーパターンもあるな

ブータのひと、かむばっくキボンヌ

722 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 14:19:39.17 ID:Ccqu/23V
マリコルヌやモンモランシーが決闘した場合もあったっけ

赤い獅子の人の復帰に今でも期待

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 14:20:33.27 ID:phetlqNf
>>720
そのとき ふしぎなことがおこった!

でルイズがてつをを召喚してしまうのですね、わかります

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 14:37:15.98 ID:LOGsLSA+
何故かRXの方が来ちゃうのか。ライドロンなら単独でも来れそうだ。

関係無いけどRXをゴルゴム風に言うとサンサンになるのかなとか考えてしまった。(太陽のムス子的に)

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 15:13:48.58 ID:MmRhxabF
>>722
流石にキュルケとタバサはまだないか
タバサはともかく、序盤のキュルケって結構余計な事言ってるから
癇癪持ちの女性キャラなら決闘してもおかしくない

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 15:36:26.29 ID:uL30YEpS
>>718
どうせ勝つなら、ただ勝つんじゃなくて
「一本取る」ような勝ち方がいい
そのキャラの持ち味を生かしてほしいな

727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 16:08:05.55 ID:4iGkHsfu
・チェス、ポーカーなど
・闇のゲーム
・格ゲー

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 16:33:09.68 ID:5eqGdr/m
ブリミル=創世王

729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 17:08:23.09 ID:e9R8cexz
シャーリー相手だとギーシュの方が先に謝ってたな

730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 17:46:32.33 ID:Ccqu/23V
>>725
ギーシュ戦に引き続いてってパターンならあったな。サウザー様のやつとか

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 18:29:03.46 ID:8BFw6iTY
毒の爪はタバサと決闘してたな

732 : 忍法帖【Lv=12,xxxPT】 :2011/06/15(水) 18:53:39.25 ID:cWYiAtXl
>>725
ちょっと違うが、「ゼロの花嫁」で、
ルイズ・キュルケ・タバサVsその他大勢 の大乱闘やってなかったけ?

733 : 忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2011/06/15(水) 19:38:32.26 ID:2tNI3tar
俺的に印象深かったのはアバン先生のやつかな
いちゃもんつけてきたマリコルヌに貫禄勝ち

734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 20:24:56.78 ID:WVPRVx6S
マリコルヌと決闘したのならパピヨン召喚のがあったな。
あれはいろんな意味でマリコルヌが可哀想だったwww

735 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 20:40:16.41 ID:x/DWYziq
食堂の時点でギーシュをボコボコにするような作品って無いの?
皆わざわざご丁寧に決闘受けてるけど、キャラによってはその場でやっちゃった方が自然な場合もあると思うし

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 20:49:08.46 ID:ioXW6bP5
ギーシュ戦は召喚されたキャラの戦闘能力のお披露目の場でもある。序盤の見せ場。

そこまではどの作品も読むけど
そこまで読んで肌に合わなければそれ以降は読まないようにしてる。

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 21:26:48.46 ID:cWYiAtXl
>>735
食堂でいきなり喧嘩始めるようなキャラって
「周りに被害が出ても気にしない 短気で粗暴な」タイプ?
それに あんまり強くもなさそうだし。
(実力が天地ほども離れていれば そもそも殴る気にもならないのでは?)

それなりに強い バトルマニア系だと、「決闘だ!」と言われれば、喜んでその舞台に上がるだろうし。
「鬱陶しいから 黙らせよう」ってタイプなら、一撃で決めるだろうから ボコボコって感じではないなぁ。

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 21:31:08.69 ID:dsjJ+Y6b
まぁギーシュは正論言われてボコボコにされて顔真っ赤にした挙句に使い魔に決闘挑んじゃうような子だから

ある意味ではボコボコだろうな

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 21:50:57.41 ID:4gMVhIj9
ペルソナの完二は胸倉を掴み上げてロクテンマオウだったな

740 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 21:55:36.60 ID:U8gw81l+
>>737
ペルソナシリーズの誰かが食堂でおっ始めた事があったはず。

それと、天地どころじゃない程開きのあるカオスヒーローからは
表に出ろと食堂の外にブン投げられてた。

741 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/15(水) 22:12:34.34 ID:5EkiZWEB
決闘そのものの内容も大事だけど、決闘後のフォローって言うか、やり取りみたいなのも大事だよね。

742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 23:34:54.94 ID:Kzpuev4S
決闘決闘って…

社長の人いつかえってくるんだよちくしょう
早く社長とジョゼフのガチデュエル見たいんだけど

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/15(水) 23:43:06.05 ID:njB7e54k
社長やってたころはドゥローレンが最新カードだったんだよな。時代の移り変わりを感じるぜ

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 03:32:36.72 ID:196oXclI
フォローと言えば、腕を蒸発させられた最近のボコボコギーシュは、何の音沙汰もないな
一命を取り留めたかどうかくらいはないのか

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 03:38:42.40 ID:wEa3MIXZ
エタッタがエンジェル伝説は、決闘のシーンがみたかったなあ。
あのあと、ギーシュが第2の竹久になるのは、確実なんだろうが。

746 :忍法帖【Lv=1,xxxP】:2011/06/16(木) 05:02:29.97 ID:lMBdK3kB
ルイズは良子か

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 05:23:08.81 ID:fMKstlzj
ギーシュの喉を潰して降参させずに杖も手から離さないようにくくりつけボコボコにするサドはいませんか

748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 06:58:21.26 ID:61P33qEF
>>746
あのノリだとシエスタ

749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 08:12:46.25 ID:6uDEhQII
>>747
一度は考えたけど、つまらないのでボツにした。

そんな危険人物は召喚されないと思うし、
何より眠りの鐘を使われて終わりじゃないかな?

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 08:19:12.89 ID:ifPMQMLY
ドモンの場合、ギーシュのみならず生徒全員をおしおきして廻ったのがあったな。
あれはあれで乱闘と言えば乱闘か(ワンサイドゲームだが

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 09:09:27.05 ID:Ue2TkPWr
ギーシュを殺したり必要以上に痛めつけるようなキャラなら
召喚直後にまずルイズへ暴行を加えると思う
龍騎の浅倉なんかはそのパターンだし、そういうキャラならまず憎しみと暴力がルイズへ向くだろ

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 09:35:33.93 ID:K/RZ8+L1
一方、魔砲のなのはさんはギーシュに教導をしていた。

753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 09:49:05.70 ID:lMBdK3kB
中身は白い悪魔だからな

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 11:45:48.54 ID:u/bTQdwW
元祖白い悪魔の中の人喚ぼうぜ

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 12:23:57.75 ID:tZXYF2E1
白い恋人なら……

756 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 12:24:26.89 ID:uVAPolw9
>>754
初期のアムロ呼んじゃうと誰にもぶたれないまま調子に乗りそうだw

757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 12:26:56.51 ID:CqSIzGZ7
じゃあボンズリで

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 12:29:07.01 ID:DfzMc5Xr
どこをどう間違えたのかフーケのゴーレムに搭乗して戦うアムロ
ファンネルがわりにタバサ+シルフィード、ビームライフルがわりにキュルケも搭載

759 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 12:49:10.25 ID:lMBdK3kB
「僕が一番ゴーレムを上手く使えるんだ!」

760 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 13:06:28.31 ID:OdChHm/c
見せてもらおう、新しいゴーレムの性能とやらを

761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 13:09:56.83 ID:61P33qEF
「圧倒的じゃないか、我が軍は」

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 13:37:21.87 ID:P61mpejF
ビダーシャル
「虚無の発動を見たいといいながら……わたしは破廉恥な男なのかもしれん」

763 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 13:38:03.02 ID:/Tu5UeT7
「ぜ、全滅? 7体のワルキューレが全滅? 3分も経たずにか?」

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 13:41:53.84 ID:CqSIzGZ7
才人と一緒にてつをが川に捨てたサタンサーベルを召喚
ビルゲニアでも使えるんだからガンダ補正でどうにかなる筈
デルフは涙目だが

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 13:50:03.30 ID:6uDEhQII
?「ゴーレムではない。ゴレームだ!」

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 14:26:23.82 ID:P61mpejF
ゴーレム・・・・・・・・その名を聞くと「ブルーフレンド」を思い出す
ゴーレムじゃなくてドーレムだけど

「ホントノコトガイイタイ」
「モットハナシガシタイ」
「サヨナラ」            今思い出しても泣ける! まさかあのシーンスパロボで再現されるとは思わなんだ

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 14:29:10.45 ID:JDTTUyhs
ガーゴイルじゃないよ
アンドロイドだよ

768 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 14:48:53.31 ID:XlhAUOjX
ガーゴイル「ネモくん」

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 17:15:44.04 ID:7Qht+Onh
三分で全滅はヨルムンガントだろ、数も近いし
そしてア・バオア・クー並みに要塞化されて、艦船とそこから飛び出すゴーレムが取りつくアルビオン

>>751
初対面でヒロインの髪を毛根から引き抜くようなキャラなら当然ルイズの髪も引き抜くし
帰還のカギを握っているわけだから殺さないまでも、人を平気で殺すようなキャラはルイズも殺さんばかりの勢いで脅すよな

770 : 忍法帖【Lv=13,xxxPT】 :2011/06/16(木) 18:01:34.68 ID:RbHu7BVS
ルイズに危害加えるやつならニャル子さんの真尋が地味にアレ
命救ってもらったっていうのにメシ食って話聞かないってだけで初対面の女の子にフォークつきさすからな

771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 18:09:08.49 ID:8kVZPTQG
>>762
どっちかっちゃワルドっぽいなぁ、そのポジは
聖地の実態=始祖の虚無を知るために破廉恥にも寝返り

>人を平気で殺すようなキャラはルイズも殺さんばかりの勢いで脅すよな
最近スパロボ参戦したペールゼンファイルズからのコチャックは
小ネタでルイズも調教を諦めたけどな
・・・コチャックだけだったからああだけど、他の四人も召喚されてたら・・・
『なーんだ、異能生存体じゃなかったのは結局キリコだけかぁwwww』
瞬間移動はモナドで経験済みだし、多少の不条理は飲み込んで生存を喜び合う光景が

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 19:26:45.00 ID:I9bv3Ixc
DQN召喚して蹂躙ヘイトしたいならなろうに行く事をオススメします
シコールも基地亥もイラネ

773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 19:27:20.48 ID:Ue2TkPWr
コチャックの中の人はデルフやスカロンの中の人と同じだったな


今日さや侍観てきて、意外と良かったから、働くおっさん劇場から野見隆明を召喚!
っていう小ネタをチラッと考えてみた
あの人、柔道経験者だし、意外とギーシュに勝てそうw

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 19:34:00.28 ID:gjqvKbDw
>>747

瀟洒な使い魔で参ったを言おうとするギューシュに往復ビンタをエンドレスでし参ったを言わせないならあったな。

775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 19:58:07.94 ID:mcWdrySK
>>747
GS美神のGS試験でそんな感じのクノイチが居なかったか

776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 20:01:46.36 ID:77SzlyKQ
使い魔はメイド様

777 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 21:32:23.10 ID:OLFKfDkd
「使い魔じゃない!桂だ!」

778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 21:33:57.96 ID:KbMoqbJa
>>770
それに関しては女の子と知り合った経緯とその初対面の女の子がニャルラトホテプであることも考慮すべきだ

779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 21:41:13.84 ID:mXxf3EKw
>>777
いいから黙って自爆してろ

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 21:44:20.47 ID:8kVZPTQG
>>774
必死に呪文唱える敵をハンマーでぶっ叩いて魔法使う前に倒す伝説の勇者マッドケンちゃんこと国宝ケンイチを思い出した


781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 21:52:47.72 ID:6P7reQi3
ゼットンやベムスターは魔法を吸収できたりするのかな?

782 : 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2011/06/16(木) 21:55:43.32 ID:V5XR6ypW
作者次第

783 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/16(木) 22:03:32.88 ID:rmL/hSDi
そもそもゼットンは吸収じゃなくて反射だ

784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 22:28:43.42 ID:APi37Q9U
吸収つーと金羊将軍ミナトンとか
明らかに人外で強そうな見た目だし、爆発に巻き込んでも平気そう

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 22:32:07.09 ID:fLwaQ87w
>>783
パワードゼットンなら吸収。

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 23:04:27.79 ID:6P7reQi3
ふーむ。じゃあバルンガが空に居座ったら魔法が使えなくなるかな
もっとも普通に火を焚いたりもできなくなるだろうけど

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 23:07:30.09 ID:Ebz55jB2
>>784
ミナトンさんはカバー裏で優しいおっちゃん設定あるから契約さえ出来ればルイズをしっかりフォローしてくれそう

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 23:08:19.53 ID:9L7QTTM4
>>747
虚無界行

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 00:30:47.53 ID:VPAs2Xnt
アルタのいいともスタジオごとタモリ召喚でテレフォンショッキングinハルケ
ルイズはカタカナで名前長い人扱い
花はシャナやアルフォンスやナギからで、電報は来ておりません展開

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 01:56:54.64 ID:8hoSLOY8
「「「「「「「そーですねー」」」」」」」

791 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 04:51:31.73 ID:8NzD0BFY
>>735
確かHELLSINGのヤンを召喚した奴ならあったぞ
ギージュが普通にボコられてた

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 10:39:07.72 ID:rPQU3DME
野蛮なキャラが相手のときのギーシュは同情を禁じえないな

793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 11:06:27.31 ID:IZIdO5vI
銀魂のハタ皇子が召喚されたら皇子からすれば珍獣だらけである意味天国だけど間違ってもシリアスな話にできないな

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 11:25:38.51 ID:DG1hVnse
提督の時はギーシュはなだめる側だったな

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 12:09:21.67 ID:rPQU3DME
>>794
ラストシーンのときのギーシュは見る影もなかったけど
でもガリア組をすっきりと救ってくれたのはいい。特にミョズさんが幸せになってる(登録外の話だけど)

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 12:46:59.11 ID:WAIh+XYa
>>792
大抵ギーシュの方がやられるからそう言えるだけで、
いきなり変な世界に連れ去られた上に、野蛮な貴族のガキ相手なんかをしなくてはならなくて同情を禁じ得ないとも言える

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 12:59:21.62 ID:tNyxUWAL
普通はそうだよな
殺されでもしたらさすがに哀れだがw

798 : 忍法帖【Lv=3,xxxP】 :2011/06/17(金) 13:02:26.01 ID:aJfbgnpA
つーかギーシュ決闘時の才人って、
ワルキューレにボコられて死ぬ二、三歩くらい手前まで行ってなかったっけ?

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 13:12:21.45 ID:bPRc1niM
死にそうではなかったと思うけど、腕の骨も折れてたし結構重症だったな

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 13:23:11.17 ID:GmoUbHUJ
じゃあサイトというか主人公サイドと決闘するキャラがギーシュ以外ってあったっけ?
私ァ思いつかんのだが

801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 13:25:16.59 ID:Td2MHiZX
>>786
奴だと風石とかの魔力も吸収できそうだな
そうすれば例の天変地異も起きる事はないがそのかわり二度と魔法に頼れなくなる…

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 13:39:06.72 ID:GmoUbHUJ
>>800
自分で書いといてナンだがマリコルヌっつーのあったな

>>786
バキューモンだったら・・・・・・・ハルケギニアオワタ

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 13:42:15.25 ID:mgrrtx0x
>>800
原作だとキュルケだったかに焼かれた奴とかが戦ったことがなかったか?

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 13:42:55.36 ID:ELZkYbaS
>>800
マリコルヌ、ヴィリエのパターンは2、3回ずつ見たな。

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 13:48:14.12 ID:mgrrtx0x
重力制御系の技術があるだけで、相当ハルケの魔法の根幹部分の解明とか干渉とか出来るんじゃないだろうか
何も無いところから無限エネルギー()してるほどのファンタジーな理屈があるわけでもないっぽいし

質量保存無視するほどのことがあったとしてなかったとしても、そこまで凄い目に見える結果を見せてるわけでもないんだけどね

>>802
それはハルケギニアどころか周囲一帯の銀河系レベルの破壊だろw

806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 14:03:59.57 ID:+bsS/pOt
流石に重力と精神力には何の関係もないと思うんだ

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 14:22:49.97 ID:R6cKskeb
何か凄い独自の謎の技術観でもお持ちなんだろう

808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 15:15:28.23 ID:WAIh+XYa
重力も精神力も無意味だ馬鹿ども、設定なんかないんだからな

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 15:25:23.21 ID:tNyxUWAL
まあとても優れた科学の前では魔法だろうが何だろうが吸収されるのは間違いないが、常に作中描写すら移ろいまくりなこの作品ではそういうのを書くのは無理だな

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 15:46:00.57 ID:GmoUbHUJ
そうそう、「ゼロの使い魔」はテファのおっぱいと
タバサのぺたぱいを愛でる作品なのですから難しい考えなんかしなくてよし

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 16:02:30.72 ID:+bsS/pOt
ルイズ、イザベラ、モンモンがゼロ魔の3大おっぱいだと思う

812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 16:18:28.50 ID:5tAMyhs5
避難所のアサクリさんのセリフを借りるなら

『真実はなく、許されぬことなどない』
この教えは自由を意味するものではない、世界をあるがままに見よ。
作者たちよ、賢くあれ

まさに至言

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 16:27:12.79 ID:GmoUbHUJ
>>812
まったくもって同感
しかし設定マニアとして生まれ持った業が思考実験を止められない
>>810は自分自身に向けた言葉なのです

814 :ぷり見る:2011/06/17(金) 16:48:23.88 ID:8hoSLOY8
貧乳を愛でよ
その先にこそ真理がある

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 16:55:34.64 ID:NwgdFer3
ギーシュさま!あなたの苦院エリカでーす!

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 19:33:21.65 ID:ByaRDvFA
>>777
うるせーヅラ。いいからエリザベスとニャンニャンしてろ

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 20:58:44.71 ID:WYMie9FW
>>814
「バスト88cm以下は女として認めねぇ」

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 21:11:44.12 ID:wDbjzHte
72「くっ」

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 23:26:01.44 ID:ij7tW3ou
「おっぱいという軽々しい表現では
母性と愛情に溢れる女性の象徴に対して失礼だろう。
乳房だ。乳房と呼べ」

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 23:27:52.31 ID:ByaRDvFA
>>817
屋上

821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 23:39:23.84 ID:ERiMIKSN
至高の胸のドブスだったらお前らはどうするんだ?

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 23:52:26.89 ID:U1+8P8aS
一番重要なのは中身だろ

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 00:32:51.87 ID:ooH73A0x
どうした、怖いのか>>820
銃なんか捨てて、かかってこいッ!


824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 01:39:10.05 ID:HNSQU1DB
ほかに投下する予定の人がいなければ、1:50から三重の異界の使い魔たちの代理投下いきます

825 :三重の異界の使い魔たち 代理:2011/06/18(土) 01:51:31.36 ID:HNSQU1DB
〜第9話 勇気と闘いと覚醒と(前編)〜

「ふぁーぁ……」
 午前の授業が全て終わると、才人は大きく欠伸をした。
「ほとんど寝てたな、お前」
「結局、起きてたの最初の授業だけだったね」
 それに、ムジュラの仮面とナビィが呆れた声を掛けてくる。
「先生たちが、苦虫を噛み潰した顔をしてた」
 更には、ご主人様たるタバサにまで言われてしまった。流石にばつが悪くなってきて、誤魔化しの
ように頭を掻く。
「やっぱり、井戸で顔洗っただけじゃ目覚めきれなくてさ」
 あいまいな笑みを浮かべながら、才人は続けた。
「魔法の授業なんて面白そうだし、俺もできたら起きてたかったんだけど」
 溜息を1つつく。地球では受けられるはずがない、魔法に関する学問。好奇心の強い才人としては、
それを寝過してしまったのは結構な無念だった。
 タバサは、そんな才人を呆れた風に一瞥するが、特に言及はしなかった。無関心な様子に寂しい
ものはあるが、眠い理由を聞かれても困るので今はありがたい。

「まあ、お陰で午後は寝ないで済みそうだよ」
「また寝るようなら、ニワトリの声でも聞くか?」
 皮肉っぽくムジュラの仮面が言えば、ナビィがくすくすと笑う。
「なんだよ、ナビィまで笑うことないだろ」
 憮然とする才人に、ナビィは答えた。
「ごめんね。ちょっと思い出しちゃって」
「? 何を?」
 未だ羽を小さく震わせながら、青い妖精は続ける。
「サイトの名前、多分コジローと同じ系統の名前でしょ」
「ああ……って、ナビィの世界にもそういう名前の人がいるのか?」
 異世界にも、日本風の名前の人物がいるらしい。そう思うと、外国で日本のものを見る様な
感慨が湧いてきた。

「ううん、ヒトじゃなくてニワトリ」
「なんでだよ!」
 かと思いきや、続いた言葉にがっくりとくる。その一方で、タバサが何かを考える様な仕種で
才人を見やる。
「……ニワトリにつける名前?」
「だから、違うって!」
 妙な誤解をするタバサに、日本人を代表して否定した。すると、タバサは納得してくれたらしく、
小さく頷く。その動作はなんとなく小動物を思わせ、少し心が和んだ。それからすぐに、彼女が
ノートに何事かを書いているのは、気にしないことにしよう。

「まあ、とにかく昼食だな」
 ずっと寝ていたせいか、それほど空腹感はない。しかし、厨房の方へ近づく程に香ってくる
かぐわしい匂いに、食欲が湧いてくるのを感じた。

「ヒラガ、オレは別行動させてもらうぞ」
「は? なんで?」
 怪訝とムジュラの仮面を見返す。
「オレはどうせ飯は食わないからな。昼休み中は、ここを色々見て回りたい」
「ワタシも一緒に行く。ムジュラと一緒で、ご飯食べないし」
 ナビィにまで別行動を申し出られ、才人はぼやいた。
「おいおい、俺1人かよ」
 これまでずっと使い魔3名で行動を共にしていたので、少し寂しくなってくる。目敏くそれに気が
ついたムジュラの面が、意地悪気な光を眼に宿した。
「なんだ? 心細いか?」
「な、誰がっ」

826 :三重の異界の使い魔たち 代理:2011/06/18(土) 01:52:55.15 ID:HNSQU1DB
 図星を刺され、才人は思わず言い返した。負けず嫌いの性である。それにナビィがまたも小さく
笑い、タバサまでもがぽつりと呟いた。
「寂しがり屋」
「違うっての、ったく」
 さっきから、からかわれっぱなしだ。なんとなく面白くなくて、つい言い返すように口を開く。
「大体、寂しがり屋ったらタバサだって」
「?」
 そこまで言うと、才人は慌てて言葉を切った。昨夜、両親を呼びながら泣いていた、タバサの
寝言。あれを聞いていたと知られたら、かなり面倒だ。
「な、なんでもないなんでもない! ほら、タバサはあっちの貴族用の食堂だろ! 俺はあっち
だから!」
 誤魔化し混じりに、タバサの背をアルヴィーズの食堂へと押し出す。そして、自分は逃げる様に
厨房の方へと駆けだすのだった。

「こんちはー」
「あ、サイトさん!」
 厨房のドアをくぐると、真っ先にシエスタが気付いてくれた。洗い物をしていた手を拭い、
笑顔で駆け寄ってくる。
「よ、シエスタ」
「こんにちは、サイトさん。ナビィさんとムジュラさんは?」
「ああ、あいつらは飯食わないからさ。別行動だよ」
 そうなんですか、とシエスタは頷いた。
「昼飯もらえる?」
「はい、用意できていますよ」
 言うなり、シエスタは才人をテーブルへ案内してくれた。そこには、焼きたてのパンと熱々の
シチューが、香ばしい芳香を立ち昇らせている。
「お、昨日と同じシチューか」
「ええ、お嫌でしたか?」
「いや、全然。美味そうだよ」
 言うが早いか、才人は席に着いた。次いで、手を合わせた「いただきます」もそこそこに、
スプーンを手にしてシチューを口にする。
「うん、やっぱり美味い!」
 一口飲むや否や、感嘆の声を上げた。昨日夕食に出されたものと少し味が違う気がするが、
それでも十分に美味だ。
「ふふ、よかった」
 すると、何故かシエスタが照れたように笑う。
「実は、今日の賄い、私が担当なんです」
「え? じゃあ、このシチュー」
「私のお手製ですよ」
 言って、シエスタは悪戯っぽく胸を張ってみせた。そうすると、清楚なメイド服の下にある
だろう、彼女の二つの丘が強調されてしまう。健康な青少年である才人は、それを見逃したりは
しなかった。

――シエスタ、結構着やせするタイプ?


827 :三重の異界の使い魔たち 代理:2011/06/18(土) 01:56:42.69 ID:HNSQU1DB
 1人眼福を得ていると、シエスタが首を傾げた。
「サイトさん?」
 不思議そうに自分を見つめる彼女に、ようやく我に返る。
「いや、なんでもないよ!」
 言って、食事を再開する。なにか、さっきから誤魔化してばかりだ。少し自己嫌悪でへこんで
いると、シエスタが声を掛けてくる。
「サイトさん、随分綺麗な食べ方をされるんですね」
「ん? そう?」
 聞き返してみれば、黒髪のメイドは頷いてみせた。
「はい、なんだか、貴族のご婦人みたいな食べ方です」
「ゴフジン……男じゃなくて?」
「はい、貴族の男性の方は、食事は自由に食べておられますし」
 へえ、と才人は相槌を打つ。才人としては、それほど行儀良くしていたつもりはなかったのだが。
ただ、西洋風のこの国では、スープやシチューの様な汁ものは、音をたてたらまずいだろうと
気を付けていただけだ。
 しかし、シエスタの話からして、こちらではそういう食事のマナーがあまり重視されていない
らしい。妙に気張っていた自分が、少し莫迦らしくなった。
「あ、いえ! サイトさんの食べ方が変だっていうんじゃないんですよ!? どっちかっていうと、
行儀よく食べれてすごいなって思いますし!」
「あはは、ありがと」
 慌ててフォローするシエスタに苦笑すると、ふと気がついた。

「あれ? シエスタや他の人らは? 食べないの?」
 見れば、テーブルに着いているのは才人だけだ。他は、誰も昼食をとっていない。そういえば、
朝食や昨日の夕食も食べていたのは自分だけだった気がする。
 怪訝としていると、シエスタが苦笑を洩らした。
「私たちはまだ仕事中ですから。食事に入れるのは、貴族の方々が食事を終えられてからです」
「そうなのか」

828 :三重の異界の使い魔たち 代理:2011/06/18(土) 01:58:04.11 ID:HNSQU1DB
 言われて、納得する。食事時といえば、厨房が最も忙しい時間帯のはずだ。コックたちは
追加注文やら何やらに対応しないといけないだろうし、シエスタたちメイドは配膳で忙しいだろう。
調理場の方を見てみれば、やはりマルトーたちがせわしなく動き回っていた。喧騒をたてている
わけではないが、その光景は戦場と例えて差し支えあるまい。何故今まで気付かなかったのかと、
才人は軽く自分に呆れた。ムジュラの仮面に、鈍いといわれても仕方がない。

「それでは、私も仕事に戻りますね」
「あ、うん」
 答えるものの、才人はなんとなく居心地が悪くなった。日本人的真理というべきか、人が
働いている傍で休んでいると、どうも落ち着かないのだ。
「シエスタ!」
 だからだろう、気付けば彼女の背に声を掛けてしまっていたのは。
「はい、どうしました?」
「あのさ、これ食い終わったら、何か手伝うよ」
 振り返ったシエスタにそう言えば、メイドの少女は不思議そうな顔をした。
「いえ、サイトさんは使用人じゃありませんし、そんなことされなくても」
「んー、まあ、そうなんだけどね。なんとなく、皆が働いてる中、飯食ってるってのも……」
 言いながら、自分の言葉が変であることを自覚していく。本来、厨房で働いているわけではない
才人が、シエスタたちに気兼ねする道理はないのだから。しかし、理屈と感覚は別だ。
 この微妙なそわつきをどう伝えたものかと才人が悩んでいると、不意にシエスタが小さく笑う。
「今朝のことといい、サイトさんは親切ですね」
「え? いや、そんな」
「判りました。それじゃあ、お言葉に甘えちゃいましょう」
「お、おう、任しとけ!」
 とりあえず、胸を軽く叩いてやる気を表現。それに、シエスタはお願いしますね、と微笑む。
そして、一礼の後に去っていく彼女の背を見送ると、とりあえず食事を再開することにした。

「んで、ケーキ配りか」
 ケーキの乗った盆を持ちながら、才人は独りごつ。才人に任された仕事は、シエスタのアシスタントだ。
才人がケーキを配り、シエスタがお茶の給仕をしている。

829 :三重の異界の使い魔たち 代理:2011/06/18(土) 01:58:45.86 ID:HNSQU1DB
 シエスタがお茶を注ぐ横に立ちながら、才人は軽く周りを見てみた。そこで、シエスタの言葉が
正しかったことを知る。
 貴族の、生徒たちの食事は、才人が思っていた程優雅なものではなかった。女子の方はまあまあ
綺麗に食べているものの、男子の方はこれといったマナーを感じさせない。普通に食器で音を立てて
いるし、こぼしたりもしている。ぶっちゃけひどかった。こちらの世界では、テーブル・マナーが
まだ確立されていないのかもしれない。
 軽く呆れていると、少し離れたテーブルにタバサが座っているのが見えた。キュルケが時折
話しかける横で、ほとんど黙々と料理を口に運んでいる。
――ご主人様にはサービスとか、やってもいいもんかな?
 盆の上の、心持ち大きいケーキを見ながら、そんな考えが浮かんだ。

「うわっ!?」
「あっ、すんません!」
 そうやって気を散らせていたのがよくなかったのだろう。手が滑って、ケーキをテーブルに
落としてしまった。更にいえば、そこから飛び散ったクリームが、直前の生徒の服を汚してしまった。
「何をするんだ、平民! 貴族の衣を汚すとは」
 憤慨する生徒に才人は頭を下げようとするが、その前に生徒が何かに気付いた様な顔をする。
「ああ、よく見れば、雪風が召喚した平民か?」
 嫌味っぽい笑みを浮かべたその生徒は、いやらしい声で才人に聞いてきた。
「はい、そうですけど」
 小莫迦にした様な言葉に少しむっとするが、悪いのは自分の方なので素直に応える。すると、
その生徒は嘲りの態度を強めた。
「ははは、まったく。平民を召喚するだけでもお笑い種なのに、配膳も満足にできない無能が
使い魔というわけだ」
 眉間にしわが寄っていくのを感じる。失態を犯したのは確かだが、ここまで侮辱することはない
だろう。その上、タバサのことまで莫迦にしているのが余計気に入らない。
「他の使い魔も変な仮面に妙なホタル。メイジのパートナーたる使い魔を呼び出す神聖な儀式だと
いうのに、3体も呼び出すなんて真似をしただけでは飽き足らず、呼び出したものはおかしなもの
ばかり。全く、何を考えているのやら」
――それはタバサのせいじゃないだろ!
 思わず、そう叫びかけた。すんでにこらえられたのは、心配そうに自分を見るシエスタの顔が
見えたからだ。それとともに、どうやらこの生徒は、自分というよりもタバサに悪意を抱いて
いるらしいと気が付く。
 このまま黙っていていいのか、主人への悪口くらいは何か言い返すべきじゃないか、と才人は
悩むが、次に発せられた言葉に、全てが吹き飛んだ。

「所詮、親の顔も知らないだろう庶子のやることというわけだ」

 その次の瞬間、その生徒の顔面に赤い液体がぶちまけられる。
「てめえ、今何て言った」

830 :三重の異界の使い魔たち 代理:2011/06/18(土) 02:00:03.21 ID:HNSQU1DB
 次いで、ゴブレットを片手にした才人が口を開いた。その声の低さは、自分でも驚くほどだ。
 一方、ワインを顔いっぱいに浴びたその生徒は、しばらく呆然としていた。しかし、やがて何が
起きたのか理解したらしく、激昂する。
「貴様! 今、自分が何をしたか判っているのか!?」
 椅子から立ち上がって睨みつけてくるが、才人は全く怯まない。ケーキの盆をテーブルに置くと、
皮肉っぽく肩をすくめてみせた。
「莫迦みたいに大口開けてのたまってるから、のどが渇いたんじゃないかと思ってね」
 挑発するように、軽口をたたく。基本的に負けず嫌いな才人は、気に入らない相手にはつい喧嘩腰に
なってしまうことが多いのだ。悪い癖だとは思っているが、今この瞬間にはありがたい。
 片や、相手はその反抗的な態度に一瞬訝しむが、すぐに大仰に腕を広げて呆れた風に言った。
「流石はあの庶子の使い魔だ。貴族に対する礼儀をまるで心得ていないとは」
「タバサは関係ねえだろうが!」
 怒鳴るが早いか、相手の胸倉に掴みかかる。それだけ、この生徒の言葉は許せない。相手の方も、
乱暴に才人の手を振りほどき、眼を怒りで爛々と光らせる。

「どうやら、少し礼儀というものを手ほどきする必要があるようだ」
 気取った風に髪を掻きあげ、嫌味な生徒が杖を突きつけてきた。
「少し躾(しつけ)をしてあげよう。君の主では、満足にできそうにないだろうしね?」
 相変わらずタバサへの侮辱も含める相手に怒りが募るが、今はとりあえず黙っておく。喧嘩を
売ってきたというのなら、好都合だ。思い切り殴り飛ばしてやる。
「ここでやるのか?」
「ふん、伝統あるアルヴィーズの食堂を、平民ごときの血で汚せるか」
 鼻で笑いながら、相手は杖を懐にしまった。まずワインまみれの顔拭けよ、と少し思ったのは
内緒だ。自分がぶっかけたのだが。
「ヴェストリの広場でやるとしよう」
 皮肉気に才人を一瞥すると、その生徒は踵を返し、食堂を出ていった。
「おい、なんだか面白いことになったな!」
「昼休みは決闘ショーだ!」
「無礼で無知な平民ね、懲らしめられればいいわ」
 一拍おいて、周囲がざわめきだす。そこから感じ取れるものは、好奇や興奮といった感情ばかりだ。
自分の喧嘩が見世物扱いされて癪(しゃく)に障るが、それはまあいい。今は、あの嫌味ったらしい
男を殴るのが先決だ。

831 :三重の異界の使い魔たち 代理:2011/06/18(土) 02:01:42.99 ID:HNSQU1DB
 才人は喧嘩相手の後を追うべく、意気も高らかに食堂を出ようとする。しかし、不意に誰かが
腕を掴んできた。見れば、シエスタが青い顔で自分を見つめてくる。
「こ、殺されちゃう……」
「え?」
 言いながら、いやいやをするようにメイドの少女は首を横に振った。その瞳には、うっすらと
涙さえ浮かんでいるようだ。
「行ったら、サイトさん、殺されちゃいますよ!」
 先程よりも強い声で、シエスタは訴えてくる。それを聞くと、自然と笑みが浮かんだ。
「いや、大丈夫だよ」
「大丈夫なんかじゃありません!」
 震えながらも、シエスタが叫ぶように言う。
「貴族を本気で怒らせたら……」
 尚も自分を止めようとする彼女に、今度は苦笑が漏れる。シエスタの様な可愛い女の子が心配して
くれるというのは嬉しいが、幾らなんでも大げさすぎる。
 あんないかにも温室育ちといった風情の相手に負ける気はしない。才人もそんなに強いわけでは
ないが、それでもあんな軟弱そうなぼんぼんが自分よりも強いとは思えなかった。
 以上、自身の主観では負ける要素がないため、才人に喧嘩を止める意思はゼロだ。その旨を
シエスタに伝えると、今度は何故か恨めし気な眼で見られてしまった。
「サイトさんの莫迦っ!」
 次いで、耳許で思い切り怒鳴られてしまう。耳鳴りがキーンと響く中、シエスタは何処かに走って
行ってしまった。

「なんなんだよ……」
 耳を叩きながらぼやいていると、今度は小柄な影が自分の前に立ちふさがる。
「ん、タバサ?」
 呼んだ通り、そこに立っているのはタバサだ。隣には、キュルケも立っている。
「見てた」
「見てたって、さっきの?」
 聞いてみれば、タバサはこくりと頷いた。
「行っちゃダメ」


832 :三重の異界の使い魔たち 代理:2011/06/18(土) 02:08:48.81 ID:HNSQU1DB
「なんだよ、タバサまで」
 今度は、主にまで制止を受ける。自分はそこまで弱く見えるのだろうか。可愛い女の子2人に
侮られ、才人は苦笑を通り越して憮然とする。
「貴方では勝てない」
「いや、勝てるよ、あんなひょろそうなの!」
 そんな怒りも何処吹く風と続けるタバサに、思わず語気を強めた。すると、キュルケが呆れた様に
溜息をつく。
「サイト? 自信がおありみたいだけど、どう戦うつもり?」
 才人は首を傾げた。
「どうやってって、やっぱ先手必勝っていうか、一気に殴りかかるつもりだけど」
 そう答えると、キュルケはますます呆れたとばかりに肩をすくめた。
「サイト、私たちは何?」
「はあ?」
「いいから答えて」
「いや、魔法使いだろ……あっ!?」
 言ってみて、才人ははっとする。すると、目の前の2人はまた溜息を零した。

「判るでしょ? 私たちはメイジ、もちろんさっきのあいつもね。当然、決闘には魔法を使って
くるわ。魔法を使えない貴方に、勝てるのかしら?」
 言われて才人は口をつぐんでしまう。頭に血が上って、そのことを失念していた。メイジの魔法は
空を飛ぶ“フライ”や錬金、ディテクト・マジックくらいしか知らないが、それでも攻撃的な魔法は
色々あるだろう。さもなければ、シエスタがあそこまで怯えるはずはない。

833 :三重の異界の使い魔たち 代理:2011/06/18(土) 02:09:55.16 ID:HNSQU1DB
 不安が湧いてくるのを察してか、タバサがまた口を開いた。
「謝った方がいい。それで解決する」
「いや、でも……」
 反論しようとするも、タバサに見つめられると言葉が出ない。自分が不利だからといって、あんな
相手に頭を下げるのは嫌だ。そう言いたいのだが、何やら自分を見る青い瞳が放つ威圧感がそれを
許さなかった。その上、考えてみると元々は自分が悪いのだ。
 謝った方がいいのかという考えと、負けたくないという想いが葛藤し、声を出すに出せずにいる。
そうして口をもごもごさせていると、やがてタバサの次の言葉が耳に届いた。
「私も謝る」

 瞬間、才人は目を見開く。
「ま、待てよ! なんでタバサまで謝るんだよ!」
「貴方だけでは多分納得しない。私も謝れば気は済むと思う」
 淡々と言うタバサ。その瞳には、何の感情も感じられない。しかし、才人にはタバサの言葉が
信じられなかった。
――俺のせいで、タバサが謝る? あんな奴に?
 それを考えると、才人は頭がすっと冷めていくのを感じた。同時に、この上なく熱くなっていく
ことも。
「やっぱ、俺行くよ」
 途端、タバサから送られる視線が迫力を増した。よくも表情を動かさずに鋭さを増せるものだ。
 変なことに感心している間もなく、タバサが聞き返してきた。
「どうして?」
 無機質な、それでいて冷たい声が鼓膜を震わす。思わず息を飲むが、それでも才人は言い放った。
「あいつは、タバサを庶子って言った」
 それが答えだとばかりに、才人はタバサを真っ直ぐに見つめ返す。

 “庶子”――それが正式な夫婦から生まれたわけではない子どもを指す言葉であることくらいは、
才人も知っていた。だからこそ、その発言が許せなかった。
 才人は、タバサのことを知らない。会ったばかりの、この小さな少女のことを、何一つ。何処で
生まれ、どんな風に育ってきたのか。どんな暮らしをして、何をしてきたのか。
 そして何より、どんな家族と過ごしてきたのか――才人は、全く知らないのだ。
 けれど、タバサは昨夜泣いていた。父のことを思いながら、母のことを呼びながら――両親の
ことを夢に見ながら、泣き続けていた。
――そんなタバサを、あいつは庶子って言った……!
 才人は、タバサのことを知らない。本当に庶子なのか、違うのか、それすらも。しかし、知っている
ことも確かにある。タバサが、夢に見る程、両親のことを考えているのだということを。昨夜見たあの
涙は、両親のために流した涙であることを。
 それを知っているからこそ、知ったからこそ、あの貴族から逃げるわけにはいかない。

834 :三重の異界の使い魔たち 代理:2011/06/18(土) 02:10:37.69 ID:HNSQU1DB
「確かに俺は魔法使えないよ」
 言いながら、才人はタバサの頭を撫でる。
「だけど、絶対に勝つから。心配するなって」
 きっぱりと言い切り、小さく笑ってみせた。確かに、魔法が使える相手の方が有利かもしれない。
けれど、どっちに分があるかは、この際関係なかった。重要なのは、自分があの貴族を許せないと
いうことだ。それさえはっきりしていれば、不思議と不安は消えていった。ムジュラの仮面による
力の昂りを経験し、気が大きくなっていることも、その一因だろう。
 一方、そう言われたタバサは、無言のまま才人を見据えてきた。その様子は無表情ながら、何処か
戸惑っているようにも見える。
「好きにして」
 ややあって、小さな呟きが聞こえてきた。それにキュルケが驚き、タバサに振り返る。
「おう!」
 一方で、主の許可を得た才人は力強く答えて見せた。次いで、拳を握ってヴェストリの広場へと
向かう。
 自分の小さなご主人様を侮辱した相手に、その償いをさせるために。



「あっ、ちょっと、サイト! ……行っちゃったか」
 キュルケが言う通り、才人は既に食堂を後にしていた。それを見てとれば、キュルケが気遣わしげな
目を向けてくる。
「タバサ、いいの? 相手はラインのメイジよ、サイトに勝ち目があるとは思えないけど」
 心配そうな親友の声に、短く答えた。
「危なくなれば止める」
 そう言うと、キュルケはまた肩をすくめた。

 そう、キュルケの言う通りだ。才人が喧嘩を売った相手は、一応ラインクラスのメイジ。平民の、
それも武術の心得なんて何もないだろうサイトに、勝算があるわけはない。あの勝つという言葉も、
何の根拠もない戯言にすぎないはずだ。


835 :三重の異界の使い魔たち 代理:2011/06/18(土) 02:12:12.91 ID:HNSQU1DB
――でも……
 それなのに、タバサはそうだと断じることができなかった。状況を考えて、サイトが勝てる確率は
無に等しいのに、何故かそう言い切ることができなかった。
――どうして……?
 自分に問い掛けてみる。自分も、勝ち目のない戦いに身を置く身だから? だから勝利を信じる
彼の姿を、否定したくない? 違う気がした。それもあるのかもしれないけど、きっと大事なのは
そこじゃない。では、一体何故なのだろうか。
 答えを出せないまま、我知れず髪へと手を伸ばす。さっき、サイトが撫でた辺りの髪を。
「……」
 無言のまま、髪をいじる。その行為に、何か意味があるわけではない。ただ、それを直前に
触れた者の温もりが、微かに残っている気がした。
「諸君、決闘だ!」
 才人がやってくると、相手の貴族はそう宣告した。途端、周囲のギャラリーたちが大いに沸く。
昨日、ムジュラの仮面の力を試したヴェストリの広場は、決闘の噂を聞いた生徒たちで溢れていた。
あの時の淋し気な雰囲気とは、大違いだ。
 ちなみに、昨日作ったクレーターは、ちゃんと埋め直してある。

 そして、観客たちが作る円の中で、ついに才人は相手と対峙した。
「おやおや、遅いから逃げだしたかと思ったけれど、どうやら逃げる知恵もなかったようだね」
 相変わらず毒を吐く相手に、才人は負けじと言い返した。
「待たせて悪いと思う程の相手でもねーし」
 吐き捨てる様に言ってやれば、相手は眉をひそめながら杖を取りだす。
「つくづく口が減らないな。これだから下賤な平民は」
 ぶつぶつ言いながら、嫌味な相手は大仰な仕種で得物を振って見せた。
「平民ごときに名乗ってやるのもどうかと思うが、これも作法だ。僕の名はヴィリエ・ド・ロレーヌ。
君に躾を施してあげよう」
 言うが早いか、相手の生徒、ヴィリエの方から、徐々に風が吹き始めた。ねっとりした感じの、
嫌な風だ。それを受けながら、才人はルーンの刻まれた左手を掲げ、同じく名乗りを上げる。
「雪風のタバサの使い魔が一、平賀才人! 行くぜ!」

〜続く〜


836 :三重の異界の使い魔たち あとがき 代理:2011/06/18(土) 02:14:38.96 ID:HNSQU1DB
 以上、今回はここまでです。

 と、いうわけで、ヴィリエ・ド・ロレーヌ対平賀才人の決闘と相成りました。
タバサがメインヒロインなので、決闘相手ならギーシュよりむしろこいつでしょう。

 才人が決闘に応じた理由は、“泣いていた女の子を莫迦にしたから”というものに
なりましたが、いかがでしょうか?
 原作でもけっこう熱い性格なので、何かに苦しんでいる女の子に対し、その何かに
ついて莫迦にしたら、きれるんじゃないかと。
 原作でルイズの失敗を莫迦にしたのは、あの時はいつもの失敗だからそれほど落ち
込んだ様子を見せてなかったからじゃないかと自己弁護。

 次回はシエスタ視点からスタートです。

837 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 02:28:33.17 ID:FXFScVDs
作者さん代理の人乙

838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 09:37:11.28 ID:e3Fi/bBX
ルイズがミザリィを召喚したら……
バッドエンド確定か

839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 09:43:56.42 ID:4BMXikCo
アウターゾーンは基本的にろくでもない奴はろくな結末を迎えないからなぁ
改心しても逝ってしまった元ヒーローもいたけど
女版喪黒福蔵だしなぁ
初期ルイズじゃ・・・まぁなんとかならねーかな

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 10:05:50.17 ID:nJ8BnIDZ
更生の余地のある子供は割と助かってる気がする
ルイズの年齢で子供って言えるかな

>>787
原作的に、火・風・水メイジには無敵だけど
ゴーレムの質量攻撃やディスペル、デルフ(壊れるかも知れんが)で攻略できる辺りバランスはいいのかもな

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 13:19:52.86 ID:116zhW3B
てs

842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 13:25:04.09 ID:BZ/6/OPR
大神龍召喚…
無理だないろいろとw

843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 13:37:34.33 ID:TBSUX67H
いろいろ強キャラ喚ばれてるけど、コモンサーヴァントってそういうキャラも連れて来れるほど強力な魔法なんだろうか

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 13:41:17.77 ID:8grCyhak
そんな事、俺が知るか!

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 14:58:37.92 ID:0INL5Yrm
シェンロン召喚
マリコルヌがギャルパンを言うのが先かルイズが魔法を使えるように言うのが先か・・・

846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 15:00:21.16 ID:L5hMFgEc
>>845
?「力のない者が、ウロウロするな!」

847 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/18(土) 15:12:17.66 ID:A+tudjA9
さあ、願いを言え〜って、たしかもう小ネタであったね。

848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 15:31:00.69 ID:wiB4H36l
>>843
強キャラ召喚はむしろ基本じゃね?
原作との違いを出しつつ途中から入るバディ・ムービー要素を満足させる為には、強キャラが一番王道だから仕方ない。
それにクロス先のキャラを原作終了後で出せば召喚のタイミングという問題も解決できる。

コモンサーヴァント? そんな魔法知らんがな。

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 15:31:51.88 ID:tWdxPYEl
>>846
そういえば、スパロボシリーズのどれかで、トレーズ閣下が
『レコンキスタ』って作戦の指揮を執ってたことがあったような。

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 15:50:28.26 ID:Mo/c6C5z
Fだな

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 15:58:12.21 ID:eBoI5JBC
アニメ「C」のアセットを召喚して公爵家の資金力を武器に戦うルイズ

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 16:11:17.08 ID:7lUA683w
強キャラ以外を呼んだら、サイトとの行動の差別化が厳しくなる
サイトと同じでもいいけど、それだと楽しく読ませるのは辛くなるし
書く方にとっても読む方にとってもそっちのほうが都合がいい

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 16:13:55.67 ID:tWdxPYEl
>>850
そうでした。ありがとうございます。
で、閣下召喚のSSは まだ無かったっけかな。

死にかけた状態ならいざ知らず 普段の格好なら、身なりといい物腰といい 
どう見ても 『唯の平民』とは思われないだろうし、
ギーシュ戦で勝利した後には 学園じゅうに『エレガント教』が蔓延しそう。
剣の腕でもワルドを軽くあしらい コルベールと組んでトンデモメカを製作。
(自力でエピオンを製作した方ですから)
ジョゼフ相手にチェスで勝ち、その上で「私は 敗者になりたい」とか言い出したり。

チートすぎて かえって扱いづらいか?

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 16:25:11.89 ID:98Rc13g9
紳士よりは愚民を書いてる方が書き易いのは世の常である まる

855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 16:27:56.02 ID:NmIJlWvX
>>852
キャラを強さだけでしか考える事ができなけりゃそりゃそうなるわな
その程度で面白く書くこと考えられないならそりゃ書かないほうが良いわな
読む方の都合はどんなのでも面白ければ読む

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 16:47:52.62 ID:bXKnAIM0
まとめWIKIにルイズが逆に異世界に飛ばされるって奴もあるけど
飛ばされるとしたらどんな所がおもしろいんだろ。
お嬢様キャラとか一匹狼みたいなのに拾われるとかだろうか。

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 16:52:32.34 ID:7lUA683w
噛み付かれてるのかはよく分からないが、強キャラ呼ばれるのが多いのはそういう理由だと思うよ
サイト以下の強さで楽しませる作品にするなら結構大変だし
誰も面白い面白くないなんて語ってないんだからムキになんなよ

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 17:02:57.85 ID:40hAyYVP
自作した3D美少女を交換できるTeatime新作『放課後かすたむ☆たいむ』登場!
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TEATIMEオフィシャルページに設立される
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http://a-draw.com/contents/uploader2/src/a-draw1_5448.jpg
http://a-draw.com/contents/uploader2/src/a-draw1_5458.jpg
http://a-draw.com/contents/uploader2/src/a-draw1_5450.jpg
http://a-draw.com/contents/uploader2/src/a-draw1_5452.jpg
http://a-draw.com/contents/uploader2/src/a-draw1_5453.jpg
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859 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 17:06:27.86 ID:bT8AyCQU
>>853
旧シャア板のクロスSSスレで昔召喚されてたような。たしかエタったけど。

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 17:07:19.73 ID:5/yEnB3o
>>836
作者さん乙
まあ確かに初期タバサも裏ではルイズ以上に酷い事言われてそうだな
実力があるんで表立っては侮辱できないだけで

……ある意味凄い実力主義な世界だな
魔法が使えないと家柄とか関係無しに侮辱されて当然というのは
(普通の創作物ではボンクラ息子でも周りからチヤホヤされるって展開が大半だし)

つーかキュルケが、喧嘩売った理由聞いたら
才人差し置いて自分が決闘の場に赴きそうだw

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 17:08:01.08 ID:Eb5TZtYE
カスタム少女を召喚するとは新しいな…

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 17:30:18.05 ID:JK2BY/9l
変幻自在のカス子…

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 17:49:06.11 ID:MJuEFpGC
あらゆる面においてサイトのかませとして召喚はありだろうか
でもヘイトじゃないよ、芸人的な弄られておいしいポジションだよ

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 17:50:00.18 ID:wiB4H36l
カスタムレイド4からカス子召喚を考えたことが無いと言ったら嘘になる。
戦闘経験あるしヒーロー願望あるから頑張ってくれると思った。
でも、名前とか容姿とかどうするかで挫折した。

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 18:01:25.68 ID:t1BPuCHW
平賀才子

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 18:25:47.82 ID:FXFScVDs
ルイ・レオパルド・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 18:27:46.35 ID:Mxf7Uh0i
>>863
野球部出身の才人を勝手にライバルに定めて、アルビオンでもシエスタと入浴中でも
一切空気を読まずに勝負を挑んでくるストライク男

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 18:45:27.58 ID:8kdTHP06
もしもルイズがドラッカーの『マネジメント』を召喚したら

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 18:54:40.33 ID:sIs63GJC
サンデル教授召喚。
「さあ、正義の話をしよう」

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 19:03:37.44 ID:0INL5Yrm
正義氏は自然エネルギー利権をねらっているよね。

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 19:10:04.34 ID:wiB4H36l
召喚されし書物
「 What Every Man Thinks About Apart From Sex 」

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 19:18:53.45 ID:3tOh6sl1
>>853
たとえチートでも、めちゃくちゃ面白そうだな。

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 19:31:16.20 ID:Eb5TZtYE
ギャンブル漫画からの召喚は出来ないものか…

ワシズ様とか蛇を除いて戦闘能力皆無だから無理か…

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 19:36:54.80 ID:ar3KHJK+
別に「戦闘」をする必要はないだろう
うまいことギャンブル勝負に持ち込ませれば
それが難しくもあるけど

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 19:37:36.24 ID:nQe4h+vF
カイジ召喚を参考にしたらどうだ

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 20:05:17.45 ID:bT8AyCQU
>>873
???「麻雀打ちに戦闘能力がない? おかしなことを言うものだ」
鳥の骨「あ、あなたたちは?!ロシア共和国首相閣下に第41代アメリカ合衆国大統領閣下!」

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 20:05:30.93 ID:Eb5TZtYE
>>874
そうだな、
ハルケギニアの世界に麻雀が普及している設定にすれば行けるか

>>875
カイジ召喚の奴はEカードだったな

麻雀に限らず、トランプとかなら設定的に無理がないのかな?

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 20:11:17.30 ID:7uORm300
「御無礼ロンです」
「背中が煤けてるぜ」
「これは爆牌だ」
「天下統一ツモォ!」
「狂気の沙汰ほど面白い…!」

「づがーん」

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 20:12:21.73 ID:7uORm300
ハルケギニアにはトランプはないがトランプに似たものがある
外伝でタバサがポーカーみたいなギャンブルしてたやつ

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 20:15:49.74 ID:TBSUX67H
>>874
タバサに召喚させて外伝の賭博場へどうぞ

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 20:32:31.88 ID:98Rc13g9
轟盲牌とライジングサンが得意の小泉さんを召喚するんだ

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 20:33:24.13 ID:B4tosgi+
ザン・ザ・ザン?

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 20:55:30.65 ID:Mxf7Uh0i
斬山刀
猪々子はヘボギャンブラーか

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 20:58:16.76 ID:8kdTHP06
斬艦刀?

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 21:21:03.79 ID:4BMXikCo
阿吽斬魔?

886 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 21:21:41.84 ID:0INL5Yrm
斬?

887 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 22:07:14.97 ID:Ok8KO/NF
別スレになっちゃうがジョジョのダービーだったら何でもギャンブルに出来る
コップに酒いれてコインを投入して先にこぼした方の負けとか肉を投げてシルフィードがどっちを先に食うかとか

888 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 22:32:03.67 ID:5LPtEd86
>>838
 ミザリィの耳って一般人には見えないけど、メイジはどうなんだろ。
見えたらエルフ扱いだな。

889 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 22:38:22.83 ID:Mxf7Uh0i
ミザリィが与えるのは試練で、愚かな行動とれば死より恐ろしい報いが待ってるけど、
最後まで正しい心を貫けたら死んだ妻を取り戻せたりと幸福がやってくるよ
評価ができない謎の女だから詳しくはわからんなあ

890 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 22:42:39.62 ID:rOUmYgbZ
>>838
バッドendとは限らないよ
大怪我を負い弱っている時に自分を慕っている少年に看病してもらっている
大怪我していても自分の事を大切に思っている者がそばにいると回復が速くなるとか
>>888
一般人でも弱っていれば見えるよ
魔物退治用に特殊な加工が施された武器か
何十何百という大量の人間の悪意を凝縮した【何か】がいるけど

891 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 23:53:24.69 ID:5LPtEd86
 そういや、以前あったアウターゾーンの話は結局前振り以降音沙汰ないな。
まとめに登録もされてんのに。

892 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/18(土) 23:55:44.26 ID:Dmq86+gV
>>891
ああいうのが続いたから萌え萌えさんが全登録止めたんだろうね。
登録されるとモチベーション上がるけど、出落ちまでは面倒見切れないよね。さすがに。

893 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 00:03:23.98 ID:cyxo7CK4
小ネタの登録とかは暇なときにやってるけど、作品名のない名無しや、元ネタや召喚キャラを明記してくれてないのは登録できないからこまる

894 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 00:35:54.66 ID:i1Po8Yx3
三国無双の司馬昭召喚

895 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 01:08:26.87 ID:cyxo7CK4
恋姫無双からだったら呂布こと恋がガチだろうな
シルフィードやヴェルダンデともすぐ仲良くなって、もふもふが学院のジャスティスになっていく…


896 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 01:34:13.35 ID:Jo9euWpc
>>895
その場合ガンダールブじゃなくてヴィンダールブにすべきだな。
つか元からチート能力だからガンダにする理由がない。

897 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 01:47:02.63 ID:ZvM8zvgY
ヴィンダールブにした場合ゼロ戦どうするかで結構悩みそうだな
そこが腕の見せどころなわけだが

898 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 01:49:37.57 ID:wBnEcxvY
短いけど働くおっさん劇場から野見さん召喚で、小ネタ考えてみた。

899 :働くゼロ劇場:2011/06/19(日) 01:50:49.63 ID:wBnEcxvY
野見「ワンランク上のおっさんは、立派に使い魔の仕事をこなすー!」


ルイズ「あんた誰?」
野見「えーっと、の、野見、隆△□×」
ルイズ「え?最後何?聞こえなかったんだけど?」
野見「野見隆明です!」
ルイズ「あんた、感謝しなさいよね。貴族にこんなことをされるなんて、普通は一生ないんだから」

チュッ

松本「(笑)見てみぃ、野見の顔」


ルイズ「いい?使い魔は主人を守らなきゃいけないの。でも、アンタ弱そうだから無理よね」
野見「えー私、野見隆明は…………柔道経験者なので…………これから…………ごsnj……護身術を勉強させますので、一緒にがんばりましょう!」
ルイズ「ゴシンジュツって何なの?」
野見「私がセクハラ上司をやりますので、ルイズさんはOLの役をやって下さい」
ルイズ「へ?」
野見「(グラスを持ったフリをしながら)今日は本当にお疲れ様でした、本当に乾杯!!」
ルイズ「え?か、乾杯?」
野見「ぐへへへ、お嬢さんいい胸してんじゃねーかよー」
ルイズ「え?キャッ!ちょ、ちょっと何処触ってんのよ!?」
野見「いいじゃねーかよーえー?(ルイズを押し倒す)」
ルイズ「キャー!!」
野見「いいじゃねーかよー、減るもんじゃないし」
ルイズ「こ、この変態……!!」
野見「……(すくっと立つ)」
ルイズ「……へ?」
野見「あ、あなた何やってんの!?ぜ!?え、しっかりやらないと!!本当にこれじゃダメでしょ!?」
ルイズ「な、何言ってんの?」
野見「え!?これで女性のアレ、皆どうなるの!?全然逃げてないじゃない!!」
ルイズ「ええっ!?」
野見「本気になってやってくれないと、こっちも、ね!!」
ルイズ「……ハイ」
野見「女性が見てるんだからね。しっかりやってくれないとね、本当に」

900 :働くゼロ劇場:2011/06/19(日) 01:52:02.50 ID:wBnEcxvY
 


野見「ルイズさん。今度は私がOLの役をやりますので、ルイズさんは私にセk……セクハラをする上司をやって下さい!」
ルイズ「え?え?」
野見「もっときびきび動いて下さい!」
ルイズ「え、あ、はい」
野見「(グラスを持ったフリをしながら)乾杯!!」
ルイズ「え?か、乾杯……」
野見「いやー。美味しいわ。このサワー美味しいわねえ」
ルイズ「……あ、えっと、こ、これでいいの?(野見の体に触れる)」
野見「!いやーだー、やめてよー」
ルイズ「……」
野見「やめてーやめてよー、やめなさいよ!!」
ルイズ「キャッ!!」
野見「(ルイズの腕を極めながら)もう、本当に止めなさいよ!いい加減にしないと逮捕されるわよ!」
ルイズ「イタタタッ!!」
野見「もう、セクハラ何やってんのよあなた!!」
ルイズ「イタタタッ!!は、離して……」
野見「止めなさい!!(ルイズの腕を離す)」
ルイズ「い、痛いわ……」
野見「ふとって!」
ルイズ「へ?」
野見「ルイズさん、これが護身術なの。ちゃんと真面目にやらないと大変なの!」
ルイズ「あ、え?……ごめんなさい」
野見「聞いてるの?ルイズさん!」
ルイズ(私の方が御主人様なのに……)
野見「もー、本当に。これから頑張っ」


このSSでは、おっさんを募集してはおりません。
決して集まらないで下さい。

901 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 01:54:06.47 ID:wBnEcxvY
本当はもうちょっと長く作ったけど、後半部分が全然面白くなかったので
バッサリカットしちゃいました

スレ汚しごめんなさい

902 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 02:00:51.37 ID:cyxo7CK4
>>897
ゼロ戦出さなきゃいいだけの話だけだと思う
タルブにやってきたのは無印で一行の死を遂げた人とか、いまだ真名をもらえない人とかリストラされた姉妹とかいっぱい候補がいる

903 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 02:44:51.74 ID:5N5zhgr2
>>902
ゼロ戦、あるいはその代用品を用意出来ない場合タルブ戦がかなり不利になるって言うか
最悪詰むのがネックだけどな。


904 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 02:55:43.43 ID:cyxo7CK4
別に地上からエクスプロージョン撃ってもいいと思うが
敵に近づく必要あるなら、ヴィンダだったら敵のドラゴンを手なづけてゼロ戦の代わりにすればいい

905 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 03:02:10.36 ID:G3E/Qvec
>>904
ワルドのグリフォンを2巻で寝取って、そのまま3巻の空中戦を頑張ってもらう
という展開を思いついたが、移動速度がネックだった・・・

906 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 03:02:11.45 ID:CCQ+UaGl
ミョズだったら?

907 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 03:07:16.06 ID:cyxo7CK4
>>906
宝物庫を漁ったら便利な魔法道具を見つけたという展開
もしくはタバサがなにかの任務で手に入れたけど使い方がわからなかったアイテムをもらう
召喚された書物のようにキュルケあたりからおさがり
コルベールの実験室で拾った

ルイズたちが魔法道具に触れる機会が少ないからアイテム集めをオリジナル展開で入れる必要があるだろうな
不可視のマントでも手に入れたら100パーセント安全にエクスプロージョン発射可能

908 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 03:08:42.35 ID:Jo9euWpc
>>902
というか公孫賛とか普通に使えるよね。
特化した能力はないけど全ての能力が平均して高くて領主もやってた人なんだから
呂布や関羽といったチート能力者を喚ぶよりもずっと面白そう。

909 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 03:14:51.31 ID:wBnEcxvY
うへえ、SS投下したのにスルーッスか!?
いや、別に感想を求めてるわけじゃないけど、
何か酷評されるより辛いというか・・・

何かいけないことしたみたいで、ちょっと悲しくなりました
もう寝ます、おやすみなさい

910 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 05:10:14.87 ID:+b+ypml2
たぶん、みんな元ネタを知らなかったんだと思うよ 乙
もちろん俺も知らなかった

911 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 05:26:55.84 ID:Z8uQVkTG

ガキの使い…か?


まぁ時間も時間だしな

912 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 06:13:16.10 ID:m+LOPL0u
>>909
小説の体を成してない台本形式で書くからスルーされる
まあ原因はそれだけに留まらんだろうが

913 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 06:34:11.02 ID:2yoi/AGS
「投下してもいいかな?」ぐらいやんなさい

914 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 07:28:22.65 ID:+vCRxjjV
>>908
そこで憤死したSD玩駄無の方からですね……


なんでだろ、ジョゼフに召喚されて一緒にシスプリしてる小館様とか
テファに召喚されて国盗り始めるお館様ががが

915 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 08:43:23.51 ID:+zRv4C8P
>>914
アニキのアニキマジ憤死

916 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 08:47:24.43 ID:ewHY3g1M
呂布を召喚したらウェールズの所に陳宮が転がり込んでそうだな。
本人もよく解らんうちにアルビオンで行き倒れてた所を、敗走中のウェールズに拾われましたとか…

そんで「積み荷は硫黄だったぞ」「これで一矢報いる事が出来ますな」とかやってる隣で、船から降りてきた呂布を見て「りょ、呂布殿〜〜〜〜っ!!」と…

917 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 08:49:13.01 ID:n74cs2rM
>>909
いや、単なるネタカキコにしか見えんぞ。
SSなら元ネタ明記とかそれなりの体裁を整えてくれよ。

918 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 10:06:08.76 ID:AOPAa8ju
ルイズが召喚したものによってルイズ自身が全体のストーリーに出なくなるのはあり?

ルイズが聖闘士星矢の海龍(シードラゴン)の鱗衣を召喚したのち、すぐに海底に引き籠もる。
話を進めていくのが天魁星メフィストフェレスのジョゼフで。


シードラゴンのルイズにギャラクシアンエクスプロージョンを撃たせるのを書いてみたい。
「見なさい、銀河の星々の砕ける様を!!」
ルイズが両腕をあげると、ルイズの背景が宇宙空間となり
「ギャラクシアンエクスプロージョン!!」


そういえば、元々の海龍も先代双子弟も引きこもっていた……。

919 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 10:24:25.45 ID:Kp2sDoAj
それでまともなストーリーにする自信があるのなら別に止めない

920 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 11:33:21.56 ID:JWNFE5jR
ヒッキーはともかくニートならジャック・アトラス召喚なんてどうかな

921 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 12:00:14.66 ID:qS3tMn+e
>>916
魂ィィィィイイ!!

922 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 12:02:46.27 ID:OAAyKF/B
>>920
彼はキングだから貴族連中は全員地にひれ伏してジャックの言う事を聞いてダークシグナー神輿みたいなのをやったりするんだね
もちろん歯向かうヤツにはアブソリュートパワーフォース

923 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 12:13:44.07 ID:c2yVFIrM
ラインハルト・フォン・ローエングラムで充分だ……
と思ったが、アルビオンお使いイベントで、アンリエッタと揉めるな
コイツに限らず銀英伝キャラのほぼ全員

924 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 12:15:28.28 ID:JWNFE5jR
>>922
そりゃ元キンじゃないほうのジャックだ

925 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/19(日) 12:16:19.00 ID:VNeL3cIL
>>918
つーかギャラクシアンエクスプロージョンはジェミニの技であって、
シードラゴンの技はホーリーピラーだぞ。手代木版の話だけど。

926 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 12:23:40.18 ID:m+LOPL0u
キングでジャックと聞くとテキサスマックを思い出すんだが

927 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 12:29:42.67 ID:zlRoMpzD
ミーニマカセナサーイ

エセ米国人風なキャラ付けはスパロボ設定だっけ?

928 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/19(日) 12:42:45.47 ID:VNeL3cIL
>>927
旧シリーズの第四次では、
「実は普通に喋れるけど日本ではアメリカ人はこういう風に喋らないといけないから、わざとこうしてる」って設定だった。

929 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 12:56:30.11 ID:WQDGok6v
平伏させるって言うと都城王土が浮かぶけどめだかはチート過ぎてやり辛いの多いな
球磨川なんかはその最たる例か

930 :名無しさん@お腹いっぱい:2011/06/19(日) 13:07:57.79 ID:I+rMLMxc
以前、プロローグを投稿したまま、ほったらかしになっていた『アウターゾーン ZERO』第1話を
投稿します。

931 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 13:10:37.22 ID:rh7fU7KD
>>928
そしてOVAで設定逆輸入されてほんとに似非しゃべりになったよな
ダイナミックプロのスパロボ協力っぷりは色々とすごい

932 :アウタゾーンZERO 第1話・笑う学院長:2011/06/19(日) 13:13:35.61 ID:I+rMLMxc
皆さん、こんにちは。私の名前はミザリィ。アウターゾーンのストーカー(案内人)です。
今日ご紹介するのは、アウターゾーンの一つ、ハルケギニアで起きた出来事です。
公爵家の娘、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。
彼女はメイジ、いわゆる魔法使いでありながら、魔法が使えないというコンプレックスを抱いていました。
召喚の儀式で、何度も失敗を繰り返した末、やっと召喚できたのは見知らぬ少年。
しかも、魔法が使えない『平民』。彼女は愕然としました。
一方、日本から突然召喚された高校生の少年、平賀才人は訳がわからないまま使い魔にさせられてしまいました。
ルイズに仕えろと言われても、納得できるわけがありません。
当然、主人と名乗る少女、ルイズに反発します。
そして……召喚の日の夜更けのことです……。

学院の寮。
ルイズの部屋から喚き合う声が聞こえてくる。
「あんたは使い魔なんだから、黙って言うことを聞いていればいいのよ!」
「だからって殴ることはないじゃないか! さっきからおとなしくしてれば、いいかげんにしろよ!」
「平民のくせに……貴族に逆らう気!?」
「平民も貴族も同じ人間だろ、どうして殴るんだ。まず口で言えばいいだろ」
「教えてあげましょうか……バカ犬のあんたには言っても無駄だからよ!!」
「うわっ!!」
振るわれた鞭を避けようとして、才人は後ろに転倒した。
壁に頭がぶつかった。
鈍い音がした。
崩れ落ちるように才人は倒れた。
「サイト、どうしたのよ?」
しかし、才人から返事はない。
「サイト……!?」
首を掴んでこちらを向かせると、才人の目は大きく見開かれている。
「……じょ、冗談でしょ!? ねえ、起きてよ、起きてったら!!」
ルイズは必死に才人の頬を張ったが、反応はない。
「死んでる……」
才人の首が、ガクリと下を向いた。

結局、この一件は才人に乱暴されそうになったための正当防衛だった、ということで決着した。
召喚そのものは成功しているので、進級は認められることになったが、使い魔を死なせてしまったので、新しい使い魔を召喚しなくてはならない。
召喚のやり直しをする日が決定するまで授業を休ませる、いわば謹慎処分をルイズは言い渡された。
「フン! だから平民の男ってのは軟弱で嫌いなのよ! おかげでえらい迷惑だわ」
ルイズは反省するでもなく、寮の部屋でふて腐れてワインを飲んでいた。

933 :アウタゾーンZERO 第1話・笑う学院長:2011/06/19(日) 13:15:10.34 ID:I+rMLMxc
周囲の目は好意的ではない。
生徒や使用人たちがヒソヒソと、人殺し、使い魔殺しと聞こえよがしにささやいている。
気にしないようにはしていたが、やはり言葉が言葉だけに、耳につく。
「そりゃあ、やり過ぎはあったかも知れないけど……」
その時だった。
[ごめん下さい]
ノックの音に続いて、ドアの向こうから声がした。
「誰よ!!」
[ちょっとお話したいことがありまして]
ルイズが渋々ながらドアを開けると、そこには見知らぬ女性が立っていた。
「な、何なのよあんた」
つり目にウェーブのかかった長い髪。軍の士官服に身を包んだ、豊満なスタイル。
その妖艶な美しさは、キュルケがかわいく見えるほどだ。
[あなたがルイズさんですね?]
「そうよ、だから何!? 私のことを捕まえに来たの!? もう決着がついたはずでしょ!?」
ルイズは喚く。
[いいえ、そうではありません。私はミザリィと申します。トリステイン総合学院の教務をしている者です。あなたを当学院の生徒として招きたいのです]
「トリステイン……総合学院!?」
[あなたを非難する人も多数いますが、あなたの頭脳は素晴らしい。学業成績では常にトップとのことですね。あなたにぜひ来てほしいという学院があるのです]
「私に? 使い魔を殺したこの私に?」
[そうです、当学院は魔法より学業に重きを置いておりまして、あなたのような生徒を求めているのです。興味があればこちらへどうぞ、勉強熱心なあなたにはぴったりの学校ですわ……]
ミザリィはルイズに学院の地図を手渡すと、不気味な笑みを浮かべた。
[よろしければ明日にもどうぞ。いついらっしゃってもいいように、手はずは整えております]
ミザリィは帰っていった。

934 :アウタゾーンZERO 第1話・笑う学院長:2011/06/19(日) 13:16:36.17 ID:I+rMLMxc
「何なのかしら……でも、魔法より学業に重きを置くって……」
そんな学院のことは聞いたこともない。新しくできた学院なのだろうか。
だが、もしかしたら、魔法が使えないことで誰にもバカにされなくなるチャンスかも知れない。
ルイズの好奇心は膨らんでいった。

翌日。
謹慎を破って寮を抜け出し、ルイズは地図に示されたトリステイン総合学院へとやってきた。
「はあ、やっと着いた……」
朝から歩き続けて、もうそろそろ昼になるところだ。
周囲は山奥で、きつい坂道を歩くのは疲れる。
「これが学院……?」
学院を囲む塀は高く、門は固く閉ざされており、監獄のようだ。
門の脇に立っていた門番に要件を告げた。
「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールと申します。ご紹介を受けて参りました」
「そうですか。お待ちしておりました、どうぞ」
ゆっくりと門が開いていく。
ルイズは早足で門をくぐった。

[お察しの通り、彼女は今、アウターゾーンのゲートをくぐり抜けました……さて、彼女はアウターゾーンから無事帰ってこれるでしょうか?]

935 :930:2011/06/19(日) 13:18:19.13 ID:I+rMLMxc
今回はここまでです。

936 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 13:31:47.05 ID:J93ze1oh
オッテュ

937 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 13:36:23.33 ID:J+Ne0J1d
えー一話目からどんだけ無残な扱いーw
サイトもだけどルイズがw

>>929
平伏す・・・

ウィンター『我が前に頭を垂れよ』
・・・プロローグアニメは興奮したんだけどなぁ

938 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 13:43:32.14 ID:c2yVFIrM
サイト…………成仏してね

939 :930:2011/06/19(日) 14:15:43.69 ID:I+rMLMxc
タイトル訂正:アウターゾーンZERO 第1話・笑う学院長

940 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 14:25:59.03 ID:yfASX/b0

あのエピソードか…
オチもやっぱり…

941 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 14:37:46.09 ID:OAAyKF/B
まー初日にサイトが殺されたとしたら例えルイズに非があっても人が見てない以上「サイトがルイズを襲ったから正当防衛で殺した」って事でノーカンで済みそうだよな

そういや変身能力を持ったやつがルイズ殺して死体処分してルイズの代わりに貴族になったりする話とかは有りそうで見たことないな

942 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 14:48:24.68 ID:nlzhiMsw
使い魔殺すのはNG。
なぜなら、気に入らない使い魔を殺して次の使い魔を喚ぶメイジが出てくるから。

ってのは二次設定だっけ、本編設定だっけ

943 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 14:54:08.96 ID:qlzF+JAP
>>941
寄生獣の話がそうじゃなかった?
Wikiにはないけど過去ログにそんなんあったと思う

944 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 15:17:04.34 ID:N+Hr/Ue1
 「もう一人の『左手』」でカメバズーカ召喚したアルビオンの王族がそれやろうとして、
逆に殺された。
 あの作品も面白いところで途切れてるから、続きが読みたい。

945 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 15:19:05.92 ID:Z8uQVkTG
>>942
マダオの使い魔でグラサン思いっきり割ってたけどなwwww

946 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 15:30:30.57 ID:IIOZ5a/f
>>935
乙です

>>940
さあ、どうなるだろ
個人的には元ネタ準拠ENDとそうじゃないENDの両方を見たいと贅沢を言ってみるw

947 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 15:45:02.17 ID:vPPuSykD
ナウシカは殺す以前に来たとたんに死んでたけど
アウターゾーンはSF・ホラー・ファンタジーといろいろあったけど教育ものとしての面が強かったから、初期ルイズがどうなるかは厳しいなあ

948 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/19(日) 16:38:37.29 ID:VNeL3cIL
救いのあるものとないものの差が大きいからな、アウターゾーンは。

949 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 16:48:10.81 ID:IIOZ5a/f
まあ今回のルイズはあのダメ先生と違って少しは悪い事したかと思ってるから
案外違う結末が待ってるかもしれない

ジョゼフだと、喜んで破滅的な結末選びそうだがw

950 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 17:40:55.08 ID:Z8uQVkTG
エロかった記憶しかない

951 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 18:04:10.63 ID:vPPuSykD
自動健全とかくだらない法律なかった時代だったもんね
あ、でも中にはマンガが禁止された世界の話とかもあったな
警察は国民の血税でエロ本の取締りとか、楽な仕事だよ

952 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 18:11:04.44 ID:dWAKeKHZ
久しぶりに500kb行きそうか

>>950
次スレよろ

953 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/19(日) 18:15:23.66 ID:k0d965mI
>948

最悪のENDはやっぱり永遠に車に轢かれ続けるアレかね?

954 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 18:20:20.90 ID:IIOZ5a/f
>>953
そんなのあったのか
まるでJOJOのディアボロみたいだw

955 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 18:22:46.23 ID:8tg+/dB1
時間操作できる腕時計手に入れたんだけど車に轢かれた時に壊れて
延々轢かれる直前に戻るんだっけ?

956 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 18:38:35.44 ID:vPPuSykD
Xファイルみたいな話も多々あったな

957 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 18:40:25.17 ID:Z8uQVkTG
>>952
あぁごめん踏んでたの気が付かなかった

今から立てる

958 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 18:42:05.54 ID:Z8uQVkTG
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1308476470/

まだレベル微妙だったからBytes制限が気になったけど立てられた

959 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 19:07:38.73 ID:JdKjmJL+
>>947
あれは一発ネタだったから、ちゃんと召喚して活躍する話もちょっと読んでみたい>>ナウシカ
でもナチュラルボーンヴィンダールヴとガンダ君で強力過ぎるし、姫姉様の行動原理考えると動かし辛いんだろうな。

960 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 19:08:03.91 ID:v2qcQF43
>>958
乙なのだよ

961 : 忍法帖【Lv=17,xxxPT】 :2011/06/19(日) 19:13:25.29 ID:mCfHFUaT
>>960
P4の番長に似たバスケットマンを思い出した

962 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 19:33:32.48 ID:Kp2sDoAj
>>951
警察って辛い仕事なんだぜ…
真夜中でも検問だのやらされたりさあ…
しかも犯罪者のクソどものせいで真夜中なのになんも悪くない自分が駆り出されるとか納得いかないよなあ
エロ本の取り締まりなんてどうでもほっときゃいーじゃんと個人的に思ってもやらざるを得ないし

教師も不良生徒のせいで休日なのに家庭訪問いかされたりとか
なんでクソガキどものせいで俺が休暇取りあげられるんだよ悪いのはガキどもなんだぞ俺のせいじゃないだろ!
とイライラするが、それでもモンスターペアレンツにもにこやかに対応するのが義務さ
楽な仕事なんて世の中にゃあそうそうないもんだよ

…つーか、児童健全とかくだらない法律無かったっていうけど…今の方がよっぽどエロい漫画多くないか?
少年誌ですら萌えやエロが氾濫しまくって…
今じゃあアウターゾーン見返しても、そんなにすごくエロいようには思えなくなっちまったぜ

963 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 19:45:52.56 ID:vPPuSykD
>>962
そうだったのか、スマン
しかしマンガは昔のほうがエロくない? コロコロやボンボンのエロさはすごかったぞ

964 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 20:01:37.75 ID:MZTSlWYf
>>962
警察がキツい仕事なのは よ〜く知ってるけどさ、
お前さん 何課?
検問や夜中の事件呼び出しなら たぶん地域だし、エロ本取締りは生安だろうし。
教員にも言及してるから どっちも知り合いあたりからの伝聞かな。

(実は 機動隊が、体力以外の点では一番楽)
元 マルピーより。

965 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 20:03:01.96 ID:XDQqp9P0
爆発物処理班とか日本じゃ仕事無さそう。ひょっとしてすごい楽なんじゃねーかな

966 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 20:09:25.83 ID:7I7LZCLE
>>965
空襲のあった都道府県なめるな。
昔呉で放棄された酸素魚雷をくず鉄屋が勝手に解体しようとして爆発させた
被害知らないのか?
今でもどれだけ埋まってると思ってるんだよ。しかも資料も喪失して
道路工事がロシアンルーレットなところだってあるだぜ。

967 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 20:12:49.49 ID:gxSDLRoE
交番の人は大変だと思うよ
万引き犯や徘徊老人とかの対処もしないといけないし

968 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 20:13:34.26 ID:pN8hZrge
>>965
不審物以外でも戦時中の不発弾や抗争での手榴弾等が度々見つかるから結構忙しいと思う

969 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 20:14:43.30 ID:dMPatKr3
なんか違うスレきちまったかとおもったわw

970 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 20:16:22.84 ID:c2yVFIrM
>>963
ToLoveるでもバスタードには負けると思うがね

971 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 20:20:44.32 ID:JWNFE5jR
孔雀王はシリーズごとに露出度は上がっていったが、エロさはどんどん下がっていった
脱げばいいってもんじゃない、エロチシズムが大事なんだ

972 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 20:22:19.27 ID:Z8uQVkTG
>>970
バスタードに手を出したばっかりに虹黒にまで手が伸びた
アレは発禁にすべき、基本エロいし死んでもエロい


クソッタレ

973 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 20:29:42.43 ID:1zIec2T2
>962
教職の身から言わせれば、2次のエロなんて問題起こす不良連中にとっちゃ、プギャーだよ。
見てるだけで馬鹿にされる対象だし、あいつらが、見てるのはもっとえぐい洋ピンや裏ビデオ。

2次萌えを見てる=オタクキモイ、ガキダセエなんでエヴァですら敬遠する。

とはいえすみませんね、うちの連中が迷惑かけてるかもしれないので。

>963
80年代のころはアンドロトリオや、やるっきゃ騎士なんてもんあったな。
チャンピオン系はヤンキー漫画はガチでやっちゃってるのもあったし。
アニメでもロボットモノなのにベットインしてるのもあった。チクビやあそこなんて
少年誌でもでてたのがあった。
今だと絵はエロク見えても、よくて前技止まりだからな。
裏山いけば、エロ本が落ちてる時代だったよ。

974 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 20:34:53.08 ID:qqOYtGFV
ttp://s.cyrill.lilect.net/uploader/files/201007192148180000.jpg

975 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 20:35:41.28 ID:kfCuAGe4
アウターゾーンで印象に残ってるのはちょっとの期間恐竜の時代にワープしちゃった子供が成長後は
「人類がすべき事は自然を大事にして手を加えないことではなく自然をコントロールする事だと思うんです」みたいなの言ってたヤツだな
人類が自然をコントロールできるようになるのはまだまだ遠い事だろうけど本当にそんなことが出来るようになれば自然環境も地球も救われる気がする

976 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 20:48:37.43 ID:fNKGkR4r
>>970
昔ってのはもっと前の話だぜ。たぶん。少年誌で幼女の筋は当たり前だった。

977 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 20:55:25.08 ID:2m2Xq1er
>>975
自分はレッドキャップとかの妖精の話かな。
妖精ってメルヘンな感じだけど、伝承とか見るとガチでああいう手合いが多くて困る。

978 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 21:19:30.01 ID:i0GNzjX3
神話とか童話って結構怖いの多いよねw

979 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 21:47:51.94 ID:N+Hr/Ue1
 水木しげるの妖精画談見ると、オーグルとかモンスターっぽいのも妖精の一種と
して扱われてますな。つーよりも、ファンタジーにでてくるモンスターって神話系
以外は大抵妖精か。

980 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 21:51:02.05 ID:JWNFE5jR
はぁ〜さっぱりさっぱり

981 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 22:18:26.66 ID:m+LOPL0u
ぶっちゃけ妖精って、西洋妖怪って言い換えても通じるような連中のことを指すんだがね
ゴブリンとかトロールとかも妖精のカテゴリに入るわけだし

……ちなみにムーミンもトロールだったりするのは、知る人ぞ知る豆知識

982 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 22:29:04.86 ID:hZ608R/K
名前がムーミントロールだしね

ちなみにトトロもトロール

983 : 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/19(日) 22:36:44.91 ID:VNeL3cIL
>>975
個人的には月に行く話が好き。
それと最近は睡魔をコーヒー豆で飼いたくて仕方がない。

984 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 23:50:13.49 ID:v2qcQF43
うめええええええええ

985 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 23:51:34.29 ID:v2qcQF43
がいああああああああ

986 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 23:52:04.77 ID:v2qcQF43
すててこおおおおおお

987 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 23:55:57.24 ID:qlzF+JAP
最近までセイレーンを船乗りを惑わすってエピソードから人魚的な姿と勘違いしてたんだが、あれって鳥みたいな姿なのな
危うく間違えるところだったわ。やっぱうろ覚えで書くのは良くないな

988 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 23:56:26.42 ID:lYGOLCAH
>>982
トトロはツァトゥガじゃなかったか?

989 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/19(日) 23:59:08.48 ID:5wjpgTpz
>>985
>>987
ガイア+セイレーン
つまりラグドリアン湖の底にセレファイス海溝へのワームホールが開くということですか

990 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/20(月) 00:01:44.35 ID:7I7LZCLE
>>987
ニーベルングの指環のラインの魔女はそんな感じだね>人魚

991 : 忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/06/20(月) 00:09:37.07 ID:D4VfIOhn
俺、忍法帖レベルが上がったら最新話投下するんだ……。

……って、何Lvまで上げりゃいいんだったっけ。

992 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/20(月) 00:11:10.71 ID:YyGYZ2Ru
6なら大丈夫だと思うぜ

993 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/20(月) 00:32:52.16 ID:qdXLF2+3
裸で正座して待ってます・・・投下・・・

994 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/20(月) 00:36:11.29 ID:POKFJFLr
埋め、そういやさっきCMでジェットモグラを見た

995 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/20(月) 00:41:07.93 ID:89Mc0s/s
うめぼしでんか

996 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/20(月) 00:46:19.18 ID:0WvWQ1dO
埋めまくり

997 : 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/20(月) 00:53:34.75 ID:JeMhjqUO
今何LVだっけ

998 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/20(月) 00:54:08.77 ID:89Mc0s/s
とっとと埋めるんだよ

999 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/20(月) 00:55:37.23 ID:89Mc0s/s
全力で埋め

1000 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/20(月) 00:55:48.32 ID:89Mc0s/s
1000ならルイズとタバサは一生無乳

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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